
こんにちわ、合同会社トビガスマル代表の廣瀬です。
映像制作やホームページのご相談を受けるなかで、よくいただくのが「Webサイトって、どれも同じように見えるけど何が違うの?」
というご質問です。
実際、Webサイトと一口に言っても、企業の信頼性を伝えるコーポレートサイトから、商品販売に特化したECサイト、問い合わせ獲得を狙ったランディングページまで目的によって種類も構成も大きく異なります。
目的に合ったWebサイトを選ぶことができれば、ブランドイメージを正しく伝えたり、売上や問い合わせ数を大きく伸ばすことも可能です。
この記事では、目的別におすすめのWebサイトの種類や構成の違い、制作時に注意すべきポイントまで徹底的に解説します。
また、BiNDupやSTUDIOといった制作ツールの活用法や事例もご紹介します。
これからホームページを立ち上げたい方、既存サイトを見直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Webサイトの種類と目的を理解する
なぜWebサイトの種類を知る必要があるのか
Webサイトは“何を目的に作るか”によって、その種類や構成が大きく異なります。
たとえば「会社の信頼性を高めたい」のと「商品を売りたい」のでは、デザインや導線の設計もまったく違うものになります。
目的に合わないWebサイトを選んでしまうと、どれだけデザインが美しくても成果に結びつかず、費用対効果が著しく下がってしまいます。
まずは、それぞれのWebサイトが“何のために存在しているのか”を正しく理解することが、成功するサイト制作の第一歩です。
目的別Webサイトの種類一覧
- コーポレートサイト:会社概要・理念・実績などを伝える
- ECサイト:商品をオンラインで販売する
- サービスサイト:サービスの特徴や強みを伝える
- ランディングページ(LP):1ページで商品・サービスの魅力を訴求し、問い合わせ・購入へ誘導
- 採用サイト:自社に共感する人材を集める
- ブランドサイト:世界観・ストーリーを通してファンを育てる
各Webサイトの成功事例
たとえば、ある地方の建設会社が「採用に困っている」という理由で採用サイトを新設したところ、インターン応募数が前年比の3倍になったという例があります。
また、化粧品ブランドが「世界観を伝える」ことを目的にブランドサイトを強化したところ、Instagramフォロワー数が急増し、指名検索も倍増したという事例も。
このように、目的に合った種類のサイトを作ることは、見た目以上に“成果”に直結するのです。
Webサイトの種類と目的を理解する
なぜWebサイトの種類を知る必要があるのか
Webサイトを「ただ持っている」だけでは、集客や売上、信頼構築にはつながりません。
今やWebサイトは、会社の顔であり、商品の売り場であり、顧客との接点そのもの。
にもかかわらず、目的に合わない構成や内容のまま、「見た目がいいから」「知り合いに頼んだから」という理由でWebサイトを作ってしまい、思うような成果が出ていない企業やお店も少なくありません。
まずは自社の目的と、サイトの種類ごとの特性を正しく知ることで、見た目や機能ではなく“成果”を生むサイト設計ができるようになります。
目的別Webサイトの種類一覧
ここでは、よくある目的と、それに適したWebサイトの種類を簡単にまとめます。
- 信頼性を高めたい → コーポレートサイト
- 商品を売りたい → ECサイト(ネットショップ)
- サービスを詳しく伝えたい → サービスサイト
- 問い合わせや予約を獲得したい → ランディングページ(LP)
- 採用活動を強化したい → 採用サイト
- ブランドの世界観を表現したい → ブランドサイト
Webサイトは「何を目的に、誰に向けて、何を伝えるか」で設計もデザインも大きく変わります。
各Webサイトの成功事例
たとえばある地方の製造業者は、問い合わせを増やすことを目的に、製品紹介に特化したランディングページを新設しました。結果、月間の資料請求数が5倍に増加。
また、小規模な美容室が自店の想いと世界観を丁寧に綴ったブランドサイトを構築したところ、「この店に行きたい」と指名来店が増え、リピート率が80%超えに。
このように、Webサイトはただ“作る”のではなく、目的に合わせて“設計する”ことで結果が変わります。
主要なWebサイトの種類と構成
コーポレートサイト:企業の信頼性を高める
コーポレートサイトは、会社や団体の顔となるWebサイトです。
企業理念・事業内容・沿革・代表挨拶・採用情報・お問い合わせなど、信頼性や安心感を与える情報を体系的に掲載します。
特にBtoB企業においては、営業資料としての役割を果たすこともあり、名刺代わり以上の効果を発揮します。
【基本構成例】
- トップページ(企業イメージ・メッセージ)
- 会社概要
- サービス紹介
- 採用情報
- お問い合わせフォーム
ECサイト:オンラインで商品を販売する
ECサイト(ネットショップ)は、商品を販売するために特化したWebサイトです。
商品を魅力的に見せる写真・説明・レビュー機能に加え、決済・配送・在庫管理などのシステム面も重要です。
Shopify、BASE、カラーミーショップなどのASP型サービスを使えば、比較的低コスト・短納期で構築することも可能です。
【基本構成例】
- トップページ(売れ筋や特集)
- 商品一覧/商品詳細ページ
- カート・決済・マイページ機能
- 利用ガイド・特定商取引法表記
サービスサイト:サービスの魅力を伝える
サービスサイトは、特定のサービスや事業に特化して、その魅力・違い・価値を伝えるサイトです。
「他社との違い」や「導入メリット」をわかりやすく訴求し、資料請求や無料相談などのコンバージョンにつなげる設計が求められます。
【基本構成例】
- サービス紹介
- 導入事例・お客様の声
- 料金・プラン
- よくある質問
- 無料相談・お問い合わせ
ランディングページ(LP):コンバージョンを最大化する
ランディングページ(LP)は、1ページ完結型で特定の行動を促すことに特化したWebページです。
「資料請求」「予約」「購入」「問い合わせ」など、明確なゴールに向けて流れるように設計されています。
とくに広告運用やキャンペーンで高い効果を発揮します。
【基本構成例】
- キャッチコピー(興味を引く)
- 課題の提示・解決策
- 商品・サービスの特徴
- お客様の声・実績
- CTA(行動を促すボタン)
Webサイトの種類を選ぶ上での注意点
目的の明確化
Webサイトを作る前にまずやるべきことは、「何のために作るのか」を明確にすることです。
「とりあえず会社の情報を載せたい」「ネットから問い合わせが欲しい」「商品を売りたい」など、目的があいまいなまま制作を始めると、構成やデザインがちぐはぐになり、成果につながらないケースが多くあります。
目的が明確になれば、おのずと必要な機能や構成が見えてきます。
ターゲット層の選定
どんなに美しいWebサイトでも、見る人の心に刺さらなければ意味がありません。
そのためには「誰に向けて作るのか(ターゲット)」を明確にし、その人たちの視点や課題に寄り添った構成・デザイン・言葉選びが重要です。
たとえば若年層向けのブランドならスマホ最適化が最優先。
一方でBtoB企業の経営者がターゲットなら、信頼感を与える実績や導入事例が重要になります。
SEO対策
せっかく良いWebサイトを作っても、検索結果に表示されなければ存在しないのと同じです。
Webサイトの種類によって、SEOの考え方も変わってきます。
- コーポレートサイトやサービスサイト → 継続的なコンテンツ更新(ブログなど)が有効
- ECサイト → 商品名・カテゴリ名・説明文の最適化が重要
- ランディングページ → 広告との組み合わせでSEOより短期的な集客を狙うことが多い
制作段階からSEOを意識することで、公開後に集客力のあるサイトに育てることができます。
BiNDupやSTUDIOなどのホームページ作成サービス
BiNDupの特徴と活用事例
BiNDup(バインドアップ)は、デザイン性と管理のしやすさを両立した国産のWebサイト作成ツールです。
直感的な操作でページを構成できるだけでなく、フォームやブログ機能、簡易EC機能までオールインワンで搭載されています。
テンプレートのクオリティが高く、デザイン初心者でもプロっぽいサイトを構築しやすいのが大きな魅力です。
【こんな方におすすめ】
- テンプレートベースでスピーディに作りたい
- 更新や管理を社内で完結させたい
- メールフォームや簡易通販機能も併用したい
地方の小さな店舗や個人事業主のコーポレートサイトとしても多数導入されており、実際に「問い合わせ数が増えた」「Instagramと連携して集客できた」などの声もあります。
STUDIOの特徴と活用事例
STUDIOは、ノーコードでモダンなデザインを簡単に実装できる国産のWebサイトビルダーです。
操作感はFigmaやPhotoshopに近く、デザインの自由度が非常に高いのが特徴。しかも、レスポンシブ対応・公開・管理までワンストップで完結できます。
【こんな方におすすめ】
- デザインにこだわりたい
- ノーコードで高度なレイアウトを組みたい
- ブランドサイトやポートフォリオなど“魅せる”サイトを作りたい
実際にSTUDIOで作られたブランドサイトや採用LPが話題となり、「このサイト、STUDIOで作られたんだ」と驚かれるほどの完成度を実現している事例もあります。
SmoothContactで顧客管理を効率化
SmoothContactは、Webサイトに簡単に設置できる高機能な問い合わせフォーム作成サービスです。
無料プランでも基本機能が充実しており、Googleスプレッドシート連携や、スマホ・タブレットに最適化されたデザインにも対応。
フォームからの情報を一元管理できるので、資料請求・イベント申込・相談受付など、幅広いシーンで活用できます。
STUDIOやBiNDupとも併用しやすいため、Webサイトの成果を“受け取る”導線を整えるうえで非常に重宝されるツールです。
まとめ:目的を明確にして最適なWebサイトを
Webサイトは「作って終わり」ではなく、「目的を持って成果を出す」ための強力なツールです。
コーポレートサイト、ECサイト、サービスサイト、ランディングページ──
それぞれの種類には明確な役割があり、使い方を間違えれば思うような結果は得られません。
逆に言えば、自社の目的とターゲットを明確にし、それに適した構成やツールを選ぶことで、Webサイトは“事業の加速装置”になります。
今回ご紹介したようなBiNDupやSTUDIO、SmoothContactなどのサービスを活用すれば、専門的な知識がなくても質の高いサイト制作が可能です。
「何のために、誰に向けて、どんな行動を促したいのか」。
この問いを起点に、あなたのビジネスにとって本当に必要なWebサイトを設計してみてください。
そして、もし迷ったときは──
Web制作や構成のご相談も、トビガスマルでお受けしています。
映像とWebの力で、あなたの事業の“伝わる”をつくる。
私たちは、その伴走者でありたいと願っています。

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