こんにちわ、クセつよ映像制作会社「トビガスマル」代表の廣瀬です。
SNSでたまに見かける“炎上マーケティング”。
「炎上したほうが話題になるんじゃない?」
「注目されれば勝ちなんでしょ?」
そんな声もありますが……
それ、本当にやる価値ありますか?
たしかに、炎上は一瞬で多くの人の目に触れます。
しかし同時に、信用・ブランド・未来の仕事まで
まとめて燃えてしまうのが炎上マーケの正体です。
一度ネットで燃え上がると、
・検索結果に「炎上」のサジェストが残る
・企業イメージが回復しない
・採用・営業に影響
・誹謗中傷が増える
など、メリットよりダメージのほうが圧倒的に大きい。
だからこそ、
本当に知るべきなのは「炎上マーケの仕組み」と「やると何が起きるのか」。
さらに、炎上させずに注目を集める“健全なマーケティング方法”を理解することが重要です。
この記事では、映像制作・SNS運用にも携わるトビガスマルが、
炎上マーケティングの仕組み・効果・リスク・代わりに取るべき戦略を
プロ視点で分かりやすく解説します。
「炎上は避けたい、でも話題にはなりたい。」
そんなあなたのための必読ガイドです。
目次
炎上マーケティングとは?基本の意味と本来の目的
まずはシンプルに「炎上マーケティングって何なん?」という話から始めましょう。
炎上マーケティングとは、
意図的に炎上(批判・議論・話題)を起こし、認知度を一気に上げる手法のことです。
「燃えてなんぼ」という、かなり攻めたマーケティング戦略ですね。
・炎上は“短期的な注目”を意図的につくる手法
炎上マーケの根本目的は、
「短期間で多くの人の目に触れさせること」。
炎上はSNSで一気に拡散されるため、
広告費をかけずに認知が爆速で広がります。
・炎上と話題化はまったく違う
ここを間違える人が多いのですが、
炎上=悪い話題
話題化=良い方向での注目
炎上は「否定的な感情の拡散」。
話題化は「興味・好意の拡散」。
この違いはとんでもなく大きく、
企業活動に与える影響は真逆です。
・炎上マーケは“話題を作る”方法ではあるが…
確かに、
炎上マーケティングには
「拡散速度は異常に速い」というメリットがあります。
しかし本来、マーケティングの目的とは
・売上
・信頼
・ブランド価値
・ファンづくり
など、長期的な成果を育てること。
炎上マーケはこの目的とまったく噛み合っていません。
● 結論:炎上マーケティングは“注目を得るだけ”で価値は生まない
炎上マーケティングは言ってしまえば、
「爆速で人に知られるが、ほぼ確実に嫌われる」手法です。
認知は増えても、
信頼は減り、ブランド価値はマイナスになり、
長期的には大きな損失につながります。
では、なぜ一部の企業や発信者が炎上マーケを使うのか?
次の章で、その仕組みと理由を深堀りしていきましょう。
なぜ炎上マーケティングが使われるのか?仕組みと狙い
そもそも、なぜ企業や個人の一部は“炎上”という地雷を踏みにいくのでしょうか?
なぜ危険だと分かっているのに敢えて火をつけるのか?
その理由は、炎上がSNSアルゴリズムと非常に相性の良い
「最速で認知を広げる仕組み」だからです。
・炎上は「怒り・批判」という強い感情を引き出す
人間の感情の中でも、
怒り・批判・不快感は行動を引き起こしやすいと言われています。
・引用リポスト
・リプライ
・拡散
・スクショ共有
こうした行動が一気に増えるため、
炎上はアルゴリズム的に「超強い反応」と認識されるのです。
・SNSアルゴリズムは「反応量」によって拡散する
X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、YouTube…
どのSNSにも共通しているのは、
強いリアクション=価値のある投稿と判断される仕組み。
つまり炎上は、
大量の反応を短時間で生み出すため、
アルゴリズムが「これは注目度が高い投稿だ」と誤認し、
結果的にどんどん拡散されてしまいます。
・炎上すると“二次拡散”が止まらない
炎上には連鎖の仕組みがあります。
▼ 炎上時に起こる連鎖反応
- 批判コメントが集まる
- その批判を見た人がさらに拡散
- 第三者がまとめサイト・SNSで話題にする
- ニュースメディアが取り上げる
この「二次拡散 → 三次拡散」の流れが発生すると、
投稿者が止めることはほぼ不可能です。
・悪名は無名に勝る? “短期的な成功例” は確かにある
炎上マーケティングを擁護する声の中には、
「悪名でも名前が売れれば勝ち」という考えがあります。
実際、一時的に話題になり、
アクセス・売上が増えるケースもゼロではありません。
ただし、これはあくまで短期的な成功であり、
長期的にはブランドが崩壊し、ほぼ全ての企業が後悔します。
● 結論:炎上マーケは“アルゴリズムに刺さる”が、ビジネスには刺さらない
炎上マーケティングは、SNSアルゴリズムの構造上、
たしかに拡散しやすい。
しかし、
急激に増えた注目は、一瞬で信用を削り取る両刃の剣。
短期的な話題欲しさに火をつけても、
長期的な信頼・ブランド価値とは真逆の結果を生みやすいのです。
次の章では、炎上マーケティングが実際にどれほど危険なのか、
そのメリットと致命的なデメリットを整理していきます。
炎上マーケティングのメリットとデメリット
炎上マーケティングという言葉を聞くと、
「悪手」「危険」「やめとけ」というイメージが強いですが、
実はごく一部では“成功例”も存在します。
ここではまず、炎上マーケのメリット・デメリットを冷静に整理します。
【メリット】短期的な注目は圧倒的に強い
正直に言うと、炎上は“注目を集める力だけは最強”です。
なぜなら、
- 怒りや批判は行動(拡散)を生みやすい
- SNSアルゴリズムが「反応が多い=価値がある」と判断する
- 批判コメントも全部「エンゲージメント」扱いになる
その結果、
SNS・ニュース・まとめサイトに一気に拡散し、
通常ではあり得ない規模の認知を得ることがあります。
【短期的メリット例】
- アクセスが急増する
- フォロワーが一時的に増える
- ブランド名が一瞬で知れ渡る
- 「なんで炎上したの?」という好奇心でアクセスが伸びる
つまり、炎上マーケは
“数字だけ見れば成功することもある”手法です。
ここまでは、嘘偽りなく事実。
【デメリット】信用・ブランド・未来を全て失う
しかし、炎上マーケの怖さはここからです。
短期的な数字の裏側で、ビジネスに決定的なダメージを与えます。
▼ 炎上マーケの致命的なデメリット
- 信用の喪失(最大のダメージ)
- 一度の炎上が“企業イメージ”として永遠に残る
- 検索すると「炎上」「炎上まとめ」がずっと残り続ける
- 炎上の印象が採用や企業評価にも影響
- クライアント離れ・契約キャンセルのリスク
- SNSアカウントが攻撃される危険
炎上マーケは
「認知を上げる代わりに信用を捨てる」
という、あまりにも割に合わない取引です。
【ビジネス的に最も痛いポイント】検索に“炎上”が一生残る
一度炎上すると、
Googleサジェストに「炎上」がつき、
検索結果にはまとめサイトが並びます。
これは何年経っても消えません。
企業の広報担当者を苦しめる最大の問題がこれです。
【心理的ダメージ】炎上は人間の精神を削る
SNS炎上は、当事者の心に深い傷を残します。
- 誹謗中傷が毎日届く
- 家族や従業員にも迷惑がかかる
- SNSを見るのが怖くなる
「炎上で話題になればOK」という軽いノリで始めた結果、
メンタル崩壊する企業担当者も珍しくありません。
● 結論:炎上マーケはコスパが最悪で、長期的にはほぼ必ず損
炎上マーケは、数字だけを見れば“成功”することもあります。
しかし、ビジネス全体で見るとメリットよりデメリットが圧倒的に大きい。
短期的な認知のために、
ブランド・信頼・未来を犠牲にするのは得策ではありません。
次は、実際の成功例・失敗例から、炎上マーケのリアルを深掘りしていきます。
炎上マーケティングの成功例と失敗例
炎上マーケティングは「危険だ」と言われながらも、
過去には実際に“成功したように見える”ケースが存在します。
とはいえ、それと同じくらい――いや、それ以上に、
大失敗して企業ブランドが崩壊した例も山ほどあります。
ここでは、実名は避けつつ、
炎上マーケが「なぜ成功し」「なぜ失敗するのか」を
構造的に分かりやすく解説します。
【成功例】話題化に転換できたケース(ほんの一部)
炎上マーケが「奇跡的に成功した」と言われるケースには、
ある共通点があります。
▼ 共通点
- 炎上の原因が“軽め”で致命傷ではなかった
- 企業側がすぐに謝罪・改善で火消しできた
- 炎上が“興味”や“好奇心”に変わった
- 商品そのものに魅力があった
例えば――
ある食品メーカーが“攻めすぎた広告表現”で炎上したケース。
最初は批判が殺到しましたが、
商品の品質が高く、
早期対応も良かったため、
結果的に売上が伸びた例があります。
しかしこれは、
商品力・謝罪対応・運の3つが奇跡的に揃った例。
ほとんどの企業はこの奇跡を再現できません。
【失敗例】信用とブランドが完全に燃えたケース(大多数)
失敗のパターンは非常に多いですが、
特に多いのは以下のタイプです。
- 差別的・不適切な表現を広告に使い炎上
- 炎上を利用しようとして火力がコントロールできなくなる
- 謝罪の仕方が悪く“二次炎上”が発生
- 社内のガバナンス問題に発展し経営層の責任問題へ
ある企業では、広告の“不適切表現”が原因で炎上し、
炎上後の謝罪対応が後手に回ったことで
ブランドイメージが地に落ち、売上が激減。
最終的に
・株価下落
・取引停止
・採用への悪影響
など、長期的なダメージが続いたケースもあります。
【炎上マーケの特徴】成功よりも失敗のほうが圧倒的に多い
データ的に見ると、炎上マーケは
成功:失敗=1:9くらいの割合です。
そもそも炎上はコントロールできないため、
成功させようという考え自体が危険と言えます。
● 結論:炎上マーケは“ギャンブル”。失敗の代償が大きすぎる
炎上マーケは、当たれば一瞬でバズります。
しかし失敗すれば、
信用・ブランド・採用・ビジネスの全てを失います。
成功例は奇跡、
失敗例は現実。
健全な成長を目指す企業・個人ほど、
炎上マーケに手を出すべきではありません。
次の章では、炎上マーケが“なぜ危険なのか”を
ビジネス・ブランド・法律面から解説します。
企業・個人が炎上マーケをやると起きる“本当の危険”
炎上マーケティングは「話題になる」だけを見ると、
表面的には効いているように見えます。
しかし、その裏側で起きるダメージは、
想像以上に深刻で、そして長期的です。
ここでは、炎上マーケが企業・個人に与える“本当の危険”を解説します。
① 信頼の喪失(最大のダメージ)
炎上すると、一瞬で認知は広がりますが、
その認知はほぼ100%ネガティブです。
信頼は長い時間をかけて積み上がりますが、
壊れるのは一瞬。
炎上=「信頼を燃やして拡散している」状態です。
特に企業の場合、
一度失った信用は、
広告費数千万を投下しても回復できないことが珍しくありません。
② 検索に“炎上”が残り続ける(最悪の後遺症)
炎上するとGoogleサジェストに
「炎上」「炎上理由」「やばい」などのワードが登録されます。
そしてこれ、
ほぼ一生消えません。
これは企業の採用・営業・ブランド戦略に大きく影響します。
- 求職者が「この会社、大丈夫?」となる
- 取引先が慎重になる
- 株価が下がることもある
- 未来の顧客の信頼獲得に大きな壁ができる
炎上マーケは、
未来のビジネスチャンスを自分で潰す行為なのです。
③ 誹謗中傷・攻撃のリスクが跳ね上がる
炎上により、投稿者(企業・個人)に向けて
大量の批判・誹謗中傷が押し寄せます。
特に個人だと、
精神的ダメージは計り知れません。
- SNSの通知が荒れる
- DMでの攻撃
- 身バレ・住所特定の危険
- 家族へのとばっちり
「話題のために少し炎上を…」という軽いノリでは済まないのが現実です。
④ 法的リスクを抱える可能性(炎上の質による)
炎上の内容によっては、
法的トラブルに発展するケースもあります。
- 名誉毀損・侮辱罪(他者を攻撃した場合)
- 景品表示法違反(誇張広告や嘘の宣伝)
- 著作権侵害(無断使用で炎上)
- 業務妨害(企業や店舗に迷惑をかけた場合)
炎上マーケは“計画的なリスク”ではなく、
予測不能なトラブルを生む危険行為です。
⑤ 社内・チームへの悪影響が大きい
企業が炎上すると、
従業員の士気が下がり、
社内の空気も悪くなります。
- 広報が疲弊する
- 従業員が肩身の狭い思いをする
- 社外の目が厳しくなる
- 採用難に直結する
炎上は“企業全体の問題”になるため、
社内文化をも崩してしまいます。
● 結論:炎上マーケは「注目」と引き換えに“未来の全て”を失う
炎上マーケティングは、
短期的な注目と引き換えに、
ブランド・信頼・採用・売上・心の平穏を失います。
つまり、
最もコスパの悪いマーケティング手法なのです。
次は、炎上させずに注目を集める
健全で効果の高い代替マーケティングを紹介します。
炎上させずに注目を集める“健全な代替マーケティング”
炎上マーケティングは、短期的には注目を集められるかもしれませんが、
長期的には信用を燃やし尽くしてしまう最悪の手法です。
では、炎上させずに“健全に”注目を集めるにはどうすればいいのか?
ここでは、実際に企業や個人が成果を出している王道の戦略を紹介します。
① 「共感」を生むストーリーを発信する
炎上は“怒り”で拡散しますが、
健全な話題化は“共感”で広がります。
ブランドの背景、創業ストーリー、課題へ向き合う姿勢など、
人が「応援したくなる理由」を伝えることで自然と拡散されます。
▼ 効果が高い例
- スタッフの仕事風景(誠実さが伝わる)
- 商品が生まれた理由(共感を生む)
- ユーザーとのエピソード(関係性が見える)
炎上は“嫌われる理由を作る”手法。
ストーリーマーケは“応援される理由を作る”手法です。
② SNSアルゴリズムに合わせた“良いバズ”を狙う
実は炎上マーケが使われる理由は、
「アルゴリズムが反応を重視しているから」。
でも、それは炎上に限った話ではありません。
ポジティブな反応でも同じように拡散されます。
▼ 良いバズを生みやすい投稿
- 役立つノウハウ(保存されやすい)
- 業界あるある(共感されやすい)
- 思わず人に話したくなる情報(シェアされやすい)
- クスッと笑えるユーモア(拡散されやすい)
SNSは“反応の質”も評価するので、
人を傷つけない投稿でも十分拡散されます。
③ 話題になる「仕掛け」を作る(炎上の正反対)
炎上マーケが「ネガティブ感情で話題化する」のに対し、
健全なマーケティングは“ポジティブな興味”を作ります。
▼ 例
- ユニークなアイデア(見た人が驚く)
- 限定キャンペーン(参加性が高い)
- コラボ企画(掛け合わせが新しい)
- 体験型コンテンツ(UGCが生まれる)
「おもしろい!」「すごい!」「かわいい!」
こうした感情も強力な拡散装置です。
④ ファンをつくるマーケティングに切り替える
炎上マーケが一瞬で消える理由は、
“誰もファンになっていないから”です。
ブランドに共感しているファンがいれば、
炎上の火種が落ちてきても周りの人が消してくれます。
▼ ファン化のために重要なこと
- 価値ある情報を継続発信する
- ユーザーと丁寧にコミュニケーションを取る
- ブランドの価値観を明確に伝える
ファン化マーケ=長期的なブランドの貯金。
炎上マーケ=信用の一括焼却。
結果は明白です。
⑤ “ポジティブに燃えるマーケティング”へシフトする
炎上は悪い炎。
でも、人を惹きつける“良い炎”もあります。
それが
「熱量マーケティング」です。
▼ 熱量マーケの特徴
- 本気の姿勢が伝わる
- こだわりへの想いが見える
- 取り組みを応援されやすい
この“ポジティブな炎”は、
人を巻き込み、継続的な支持を生みます。
● 結論:話題を作りたいなら「健全な仕掛け」で勝負すべき
炎上マーケは認知だけを燃やす短距離走。
健全なマーケティングは、信頼を積み上げる長距離走。
短期で一瞬だけ話題になっても、
信用が燃えたらビジネスは続きません。
だからこそ──
炎上しなくても広がる“良い話題の作り方”こそ、現代の正しいマーケティング戦略。
次は、この記事全体のまとめに進みます。
まとめ|炎上マーケティングは割に合わない。未来の信用を守る戦略を
ここまで見てきたように、炎上マーケティングは
「速いけれど、最もコスパが悪いマーケティング」です。
確かに一瞬の注目は手に入ります。しかしその代償として失うのは、
・ブランド
・信頼
・未来の顧客
・採用や取引のチャンス
・SNS上の平穏
と、ビジネスにとって最も大切な資産ばかり。
短期的な数字のために、これらを焼き払う価値はありません。
・本当に価値あるのは“一瞬の注目”ではなく“長期的な信頼”
現代のマーケティングは、
ただバズるだけでは成り立ちません。
ユーザーは企業・ブランドに対して
「誠実さ」「信用」「価値観」を求めています。
だからこそ、一度失った信用は取り戻すのがとても難しい。
炎上マーケは、
ブランドの未来を“注目の炎”で焼却する行為です。
・これからの時代に必要なのは「健全に注目を集める能力」
SNSアルゴリズムや広告の構造は日々変化していますが、
一つだけ変わらないものがあります。
それは、
良いもの・良い行動・良い想いは、人を自然と惹きつけるという事実。
炎上というショートカットに頼るのではなく、
「共感」「価値提供」「ストーリー」「熱量」といった
健全な方法で注目を集めることが、
もっとも長く愛されるブランドをつくります。
● 最後に:炎上マーケを選ばなくても、話題はつくれる
炎上マーケティングが選ばれる理由はシンプルです。
「楽に見えるから」。
しかし実際は、
炎上よりも明るく健全な“話題づくり”のほうが、
企業にとっても、発信者にとっても、はるかに価値があります。
未来のために守るべきは“信用”。
燃やすべきは“ブランド”ではなく、
あなたや企業の“熱量そのもの”です。
今日から、炎上ではなく共感を生むマーケティングへ。
それが、長く愛されるブランドを育てる最も正しい道です。
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