
こんにちわ。クセのツヨイ映像制作会社「トビガスマル」代表の廣瀬です。
スクロールが止まらない親指、通知で千切れる集中力──そろそろデジタルデトックスでリセットしませんか?
本記事は“根性論ナシ”で、今日からできる現実的なやり方だけを厳選。24時間クイック版と7日間プログラムの二本立てで、スマホ断食/SNS断ちのハードルをぐっと下げます。
内容はシンプル&実務的。iPhone/Androidの設定(スクリーンタイム/デジタル・ウェルビーイング)、仕事中・休日・旅行のシーン別テク、代替行動の見つけ方、そしておすすめグッズ比較まで。通知の断捨離→ホーム画面整理→時間ブロックの3ステップで、“減らす仕組みが勝手に回る”状態を作ります。
読了10分で24時間実践テンプレ、7日で習慣の土台を。
ダウンロード特典:① 24時間プログラム表(PDF) ② 7日間トラッカー(PDF/Notion) ③ 代替行動リスト。
「集中力を戻したい」「眠りの質を上げたい」「SNSとの距離を整えたい」──そんなあなたのための、実験→検証→継続まで伴走するガイドです。
目次
デジタルデトックスとは?
デジタルデトックスの定義と目的
本記事での定義はシンプル。
意図的に一定時間、デジタル接触を減らし、注意力・睡眠・気分の回復を狙う習慣づくりのこと。
「全部やめる」より、“減らす仕組み”を設計して日常に戻すのが目的です。
- 対象:スマホ/SNS/ニュースアプリ/通知/PCの常時タブ
- 期間:まずは24時間、慣れたら7日プログラムへ拡張
- 方法:設定(スクリーンタイム等)+代替行動(散歩・紙メモ・読書)
用語メモ:「スマホ断食」=短期集中で強めに断つ、「SNS断ち」=SNSを選択的に止める。本記事の「デジタルデトックス」は広義で、生活に戻す設計を重視。
なぜ今デジタルデトックスが必要なのか
- 通知インフレ:メッセ・SNS・カレンダー…常時割り込みで集中が寸断。
- 無限スクロール設計:“終わりのないタイムライン”が時間感覚を奪う。
- 境界の消失:在宅ワークで仕事/私生活の線が曖昧に。
- 夜型化:就寝前の強光&情報刺激で睡眠の質が低下しやすい。
要するに、現代のUI/UXは「開きっぱなしが前提」。だからこそ、“閉じる仕組み”を外部に作る必要がある、というわけです。
デジタルデトックスのメリット・デメリット
メリット | デメリット(リスク) | 軽減策 |
---|---|---|
集中力の回復/作業の深まり | 連絡遅延への不安(FOMO) | 緊急連絡はホワイトリストのみ通知 |
睡眠の質UP/寝つき改善 | 仕事の連絡見落とし | 通知ウィンドウを1〜2回だけ設定 |
気分の安定/比較疲れの軽減 | 反動で“ドカ使い” | 時間制限は緩やかに→段階的に強化 |
対人時間の質向上 | 移動中の暇つぶし難民 | 代替行動(読書・散歩・紙メモ)を先に用意 |
トビガスマルの結論:
デメリットは設計でほぼ無害化できます。
この後の章で、iPhone/Android設定 → 24時間 → 7日の順に、失敗しないやり方を具体的に落とし込みます。
デジタルデトックスの具体的なやり方
スマホの使用状況を把握する(まず“測る”)
最短で成果を出すコツは、いきなり我慢しないで現状を見える化すること。
3日間のベースラインを取り、改善はそこから。
- iPhone:設定 ▸ スクリーンタイム ▸ すべてのアクティビティを確認
─ 1) 1日の合計時間 2) 通知回数 3) ピックアップ(持ち上げ回数) 4) 最多アプリ - Android:設定 ▸ Digital Wellbeing(デジタル・ウェルビーイング)
─ 1) 画面時間 2) 解除回数 3) 通知数 4) ダッシュボード上位アプリ
メモのテンプレ:
「合計◯時間/SNS◯分/ニュース◯分/通知◯件/ピックアップ◯回」
数字にすると「何を減らすか」が自動で決まります。
デジタルデバイスの利用時間を制限する(仕組みで“勝手に減る”)
- アプリ制限:
上位3アプリだけに上限30〜60分を設定。
iPhone:スクリーンタイム ▸ App使用時間の制限/Android:Digital Wellbeing ▸ アプリタイマー - ダウンタイム/就寝モード:
就寝前後の1時間は許可アプリ以外停止に。
iPhone:休止時間/Android:おやすみ時間モード - フォーカス/DND:
仕事・勉強の時間は通知を窓口一本化(上司・家族のみ許可)。 - ホーム画面整理:
1ページ化/SNSはフォルダの2階層に避難/バッジ通知OFF。
つい開く“動線”を物理的に遠ざけます。 - 視覚トリック:
グレースケール(白黒表示)で“魅力”を下げる(アクセシビリティ設定)。
最小セット(5分):上位3アプリに30分/就寝前後1hダウンタイム/バッジOFF。
まずは「夜と朝は静か」を固定化すると体感が激変します。
デジタルデバイスから離れる時間を作る(オフラインを“予定”に)
「空いたらやる」は一生来ません。カレンダーにブロックしてオフラインを確保。
- 24時間クイック版:朝・昼・夜に各30分のオフラインを予約。
例)朝:散歩/昼:紙メモでプラン/夜:風呂+読書。 - 週次ルール:平日:20:00以降はSNS封印/週末:3時間オフラインをまとめ取り。
- 代替活動の先置き:
ベッドサイドは紙の本+アナログ時計、リビングは充電ステーションに集約。
「触らない」を動線でデザインします。 - 物理アイテム:
タイマー(25分ポモドーロ)/ロックボックス(集中3時間)/オフラインイヤホンで通知遮断。
コツは、オフライン→ごほうびオンラインの順番にすること。
“完全断ち”ではなく小さく成功体験を積むのが、継続の最短ルートです。
デジタルデトックスの効果を高めるコツ
デジタルデトックス中の代替活動を見つける
コツは「やめる」を決める前に、“代わりにやること”を先に置くこと。
人は空白が苦手。最初から5分/15分/30分の選択肢を用意しておくと継続しやすいです。
時間 | 屋内 | 屋外 | 移動中 |
---|---|---|---|
5分 | 呼吸3-6法/紙ToDo1個/ストレッチ | ベランダ深呼吸/空を見る | オフラインPodcast/メモ帳で1行日誌 |
15分 | 紙の本5ページ/ドリップ珈琲 | 近所1km散歩/日向ぼっこ | アナログ音楽(DL済)/読書 |
30分 | 料理・掃除のワンエリア完了 | 公園でスケッチ/軽いジョグ | 紙プランニング(週の設計) |
- 先置きの法則:ベッド脇=紙の本+アナログ時計/リビング=充電ステーションで“触らない”動線を設計。
- ごほうび設計:オフライン30分 → 5分だけSNSの順番で、成功体験を可視化。
- 身体を先に動かす:席を立つ→水を飲む→窓を開ける。
行動が先、気分が後。スマホ欲求のピークは90秒で収まります。
テンプレ(印刷OK):代替行動ビンゴ
5分×9マス/15分×9マスを埋めて、1日3マスに○をつける。
7日でビンゴ3列=デトックス定着の合図。
家族や友人に協力してもらう
周囲を巻き込むと失敗コストが下がる=続きます。言い方はシンプルに、でも具体的に。
- ルールの共有:「20:00以降は通知OFF。緊急は電話のみOK」。
家族チャットに固定メッセージでピン留め。 - 場所のルール:家の真ん中に充電ステーション。寝室は機内モードがデフォ。
- 同盟を作る:友人と7日チャレンジ。毎晩「スクリーンタイムのスクショ」を送り合うだけで効果UP。
- 職場の工夫:「11:30/16:30の2枠だけ通知チェック」と宣言。
メッセのステータス文に時間帯を明記。
使えるコピペ文(グループ送信用):
「今週はデジタルデトックス週間。20:00以降は通知OFFにします。緊急は電話ください。朝は7:30に返信します。協力感謝!」
合言葉を決める:家族で「アナログタイム!」と言われたら全員スマホを下ろす。
小さな“遊び化”が、継続の強い味方です。
アプリ&設定で“勝手に減らす”:iPhone/Androidの即効テク
iPhone|スクリーンタイム&集中モードの最短セット
- App使用時間の制限:設定 ▸ スクリーンタイム ▸ App使用時間の制限
└ 上位3アプリに30〜60分/日(まずは緩めでOK) - 休止時間(ダウンタイム):スクリーンタイム ▸ 休止時間
└ 就寝前後1時間は許可アプリ以外を停止 - 許可されたApp&通信相手:スクリーンタイム ▸ 常に許可
└ 家族・緊急連絡先/電話/地図だけ許可(FOMO対策) - 集中モード(フォーカス):設定 ▸ 集中モード
└ 仕事/読書/睡眠を作成 → 通知を人とアプリで最小化
└ ホーム画面を1ページ化し、集中モードごとに表示切替 - 通知の要否ダイエット:設定 ▸ 通知
└ バッジ・サウンド・バナーを“必要最小限”。ニュース/セールはまとめ通知へ - 視覚トリック:設定 ▸ アクセシビリティ ▸ 画面表示とテキストサイズ/色フィルタでグレイスケール
└ 魅力度を意図的に下げると“つい開き”が減る
Android|Digital Wellbeing&おやすみ時間モード
- アプリタイマー:設定 ▸ Digital Wellbeing ▸ ダッシュボード
└ 使用時間上位3つに30〜60分/日のタイマー - フォーカスモード:Digital Wellbeing ▸ フォーカスモード
└ 邪魔アプリを一時停止(グレイアウト)。スケジュールで自動ON - おやすみ時間:Digital Wellbeing ▸ おやすみ時間モード
└ 就寝前後1時間に通知ミュート/画面をモノクロ - 通知の最小化:設定 ▸ 通知
└ サウンド/バイブOFF、重要のみにチャネル分け(メッセ系は会話優先) - ホーム画面整理:1ページ化/SNSはフォルダ2階層目/ウィジェット最小化
- DND(割り込み最小化):クイック設定の“サイレント/通知なし”を時間指定し、例外は家族のみ
共通:ホーム画面&通知の“断捨離テンプレ”
- 1ページ原則:ホームは1画面。SNS/動画/ニュースはフォルダに格納して“ワンテンポ”発生させる
- バッジ非表示:数字バッジは報酬トリガー。OFFで視覚誘惑をカット
- まとめ通知:ニュース/買い物/セールは1日2回の要約へ
- ウィジェットは3つまで:カレンダー/タスク/天気だけに絞る
5分でできる“最小セット”
① 上位3アプリに30分 ② 就寝前後1時間ダウンタイム ③ バッジ通知すべてOFF
まずは夜と朝を静かにするだけで、体感は劇的に変わります。
24時間クイック版:まずは“1日だけ”デトックス
準備:前夜〜当日のスタートダッシュ
- 前夜5分:ホーム画面を1ページ化/不要ウィジェット削除/バッジOFF。
- 許可リスト:家族・上司・顧客だけ常に許可(電話/SMS)。緊急連絡の不安を先につぶす。
- 代替セットを先置き:紙の本・メモ・ペン・アナログ時計をベッド脇へ。触らない動線を設計。
1日のプログラム表(朝/昼/夜)
時間帯 | やること | 設定・道具 | 目的 |
---|---|---|---|
朝(起床〜1h) | 通知ゼロで支度/紙で今日のToDo 3つ | 休止時間を起床後+60分継続/紙メモ | 情報洪水を避けて1日の主導権を確保 |
午前(90分×2) | 集中ブロック→5分だけSNS | 集中モードON/ポモドーロ25-5×3 | “ごほうびオンライン”で反動を防ぐ |
昼(60分) | 外を歩く/紙で午後の設計 | スマホはロッカー or ロックボックス | 身体を先に動かし欲求ピークを越える |
午後(90分×2) | 通知チェック窓を1回だけ開く | メール/メッセは15分で区切る | “だらだら確認”の連鎖を断つ |
夜(就寝前90分) | ブルーライト断ち/紙の読書 | 休止時間ON/画面グレースケール | 睡眠の質を回復、翌日の意志力を貯金 |
よくあるつまずき → 即リカバリー
- ついSNSを開く:ホームからアイコンを撤去し、検索バー経由に。1手増やすだけで“衝動”が減る。
- 連絡が気になる:昼と16:30に15分の通知窓。それ以外はミュートで“予告型の安心”を作る。
- 暇つぶし難民:5/15/30分の代替行動リストを冷蔵庫 or デスクに貼る(先に見える化)。
ミニ目標(達成ライン):① 就寝前90分ノースクロール ② 通知窓は1〜2回 ③ 合計画面時間を前日比−20%。
24時間クリアで、次は7日間プログラムへ。
7日間プログラム:習慣化までのロードマップ
全体像(1週間の設計)
Day | テーマ | キータスク | 成果指標 |
---|---|---|---|
1 | 現状把握 | 上位3アプリの使用時間把握/通知の棚卸し | スクリーンタイムの基準値を記録 |
2 | 通知ダイエット | 就寝前後1時間の休止時間/バッジOFF/許可リスト作成 | 夜のピックアップ回数−30% |
3 | 代替行動① | 5分・15分の代替行動ビンゴを開始 | 1日3マス達成 |
4 | ホーム画面整理 | ホーム1ページ化/SNSはフォルダ2階層目 | 無意識起動−40% |
5 | 集中ブロック | 25-5ポモドーロ×3/通知窓1回に集約 | 合計画面時間 前週比−20% |
6 | 週末オフライン準備 | 家族・友人に3時間オフ宣言/行き先と代替セット準備 | 合意形成&予定化 |
7 | オフライン3時間 | 公園・図書館・銭湯などで丸ごとオフライン | 睡眠・気分スコアの改善を記録 |
Day1–2|トリガー把握&通知の一括最適化
- ベースライン:画面時間/通知数/ピックアップ回数/最多アプリをメモ。
- 通知ダイエット:ニュース・セール・SNSはまとめ通知へ。
家族・上司・顧客だけ常に許可(電話/SMS)。FOMOを先に潰す。 - 休止時間:就寝前後各60分を固定。朝は起床+60分が効果大。
Day3–5|代替行動を“先に置く”&集中ブロック
- 代替行動ビンゴ開始:5分×9/15分×9マスを作り、毎日3マス達成。
- ホーム画面1ページ化:SNS/動画はフォルダ2階層目に避難。
検索バー経由の1手を挟み、衝動起動を減らす。 - 集中ブロック:25-5×3セットを午前・午後に各1回。
通知チェックは昼と16:30の2枠に集約。
Day6–7|週末オフライン3時間で“リセット耐性”を付ける
- 宣言テンプレ:「日曜14–17時は家族でオフライン。緊急は電話だけOK」
- 場所を変える:公園・図書館・銭湯・サウナ・美術館など、電波に手が伸びにくい環境へ。
- 終わりに測る:スクリーンタイムと気分/睡眠スコアを記録。
成果が見えると、翌週も続きます。
週間チェック(○/×でOK):
[ ] 夜&朝の休止時間を守れた
[ ] 通知窓は1〜2回に収まった
[ ] 代替行動を1日3マス実施
[ ] 週末3時間オフラインを確保
達成が3/4以上なら、習慣化は順調です。
次章では、仕事中/休日/旅行のシーン別に“崩れにくい設定と持ち物”を具体化します。
シーン別のやり方:仕事中/休日/旅行
仕事中|“割り込み最小化”で深い集中を確保する
- 通知の窓口一本化:メッセは11:30/16:30の2枠で一括確認。
ステータスに「返信はこの時間帯」と明記(FOMO対策)。 - 集中ブロック:25-5ポモドーロ×3を午前・午後に各1セット。
集中モード+許可リストで上司/家族のみ通す。 - 物理距離:スマホは視界外1mへ。デスクに充電ケーブルを置かない(触る導線を断つ)。
- 画面設計:PCはブラウザ1ウィンドウ運用/常時タブ10以下。
SNS・ニュースはブックマーク削除、検索バー経由にして“ワンテンポ”挟む。
キーワード:仕事中 デジタルデトックス/通知 管理 集中力
休日|家族ルールと“リビング充電ステーション”で緩く続ける
- 家族ルール:「朝食〜9:00/夕食後〜20:00はアナログタイム」と宣言。
合言葉は「アナログタイム!」で全員いったん手を止める。 - 充電動線:家の中心に充電ステーションを設置。寝室は機内モードがデフォ。
- 代替の先置き:テーブルに紙の本/トランプ/ボードゲーム。
ベランダ用に小さな椅子とメモ帳(5分オフの逃げ場)。 - 写真の扱い:撮るのはOK、投稿は夜の15分だけ。編集は翌日に回す。
キーワード:休日 デジタルデトックス/家族 スマホ ルール
旅行|オフライン地図&紙チケットで“電波に強い旅”にする
- オフライン準備:地図は事前にDL、チケットはPDFと紙の二刀流。
旅程はメモに書き出して、機内モードでも見える状態に。 - 通信設計:現地SIM/eSIMのデータ上限を低めに設定。
SNS・動画は夜の30分だけ解禁(ローミング浪費を防止)。 - 持ち物:アナログ腕時計/小型ノート/ペン/紙の地図。
イヤホンはオフライン再生に限定して通知を遮断。 - 写真の誘惑対策:ホーム画面からSNSアイコンを退避。
検索バー経由でしか開けない配置に。
キーワード:旅行 デジタルデトックス/オフライン 地図/紙チケット
崩れた時のリカバリー(60秒):
① 深呼吸3-6法 ×3セット → ② スマホを視界外1mへ移動 → ③ 次の5分代替行動に着手。
“小さく戻す”が、継続の最短ルートです。
おすすめグッズ比較:在宅/外出/就寝前で“仕組み化”する
意思の力より、仕組みで勝つ。デジタルデトックスは道具で摩擦を設計すると続きます。
用途別に“効く”アイテムをまとめました(価格帯は目安)。
比較早見表(目的別)
カテゴリ | 目的 | 向いてる人 | 持ち運び | 静音 | 価格目安 |
---|---|---|---|---|---|
ポモドーロタイマー | 25-5の集中ブロック固定 | 仕事中に通知を断ちたい | ★★★★★ | ★★★★★ | ¥1,000〜3,000 |
ロックボックス | スマホを物理隔離(30分〜数時間) | つい触ってしまうタイプ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ¥3,000〜6,000 |
アナログ目覚まし | 寝室からスマホ追放 | 就寝前のスクロール癖が強い | ★★★★☆ | ★★★★★ | ¥1,000〜2,500 |
紙ノート&ペン | 代替行動(メモ・計画)を先置き | 考え事が多く開いちゃう | ★★★★★ | ★★★★★ | ¥300〜1,500 |
オフライン音楽プレーヤー/イヤホン | 通知ゼロで音だけ | 移動中にスマホを触りがち | ★★★★☆ | ★★★★★ | ¥2,000〜8,000 |
紙の壁カレンダー | 予定を視覚化して“見るだけ”に | 家族でルール共有したい | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ¥1,000〜2,000 |
タイマー(ポモドーロ):25-5を“押すだけ”にする
- 選び方:物理ボタン/無音バイブ/残り時間が一目で分かる表示。
- 使い方:午前・午後に各3セット。休憩5分は紙だけに触れる。
ロックボックス:意志に頼らない最終兵器
- 選び方:30分刻みでカウントダウン式/中が見えない半透明が◎。
- 使い方:午前の深作業/夜の読書タイムに60〜90分。
家族と共同で使うと“遊び化”できて継続率UP。
アナログ目覚まし:寝室にスマホを入れない
- 選び方:秒針が連続秒針(カチコチ音なし)/暗所で見える。
- 使い方:就寝90分前からスマホはリビング充電。
ベッド脇は紙の本+メモ+ペンで“手持ち無沙汰”を消す。
紙ノート&ペン:代替行動の“即応キット”
- 選び方:開きやすいリング/ポケット付。ペンは即書ける油性が◎。
- 使い方:5分の代替行動は「1行日誌/今日の3タスク/思考の吐き出し」。
オフライン音楽プレーヤー/イヤホン:通知ゼロで耳だけ満たす
- 選び方:Bluetooth切替OFFで単体再生OK/物理ボタンで曲送り。
- 使い方:通勤・移動はスマホは鞄の中、音はデバイス側で完結。
購入前チェックリスト:
[ ] 音が静か [ ] ワンボタンで使える [ ] 家族でも共有しやすい [ ] 置き場所が決まる(先置き)
※ アフィリエイトリンクを使う場合は、広告表記を明記して信頼を守ろう。
スターターセット(初日から効果が出る3点)
- ポモドーロタイマー(デスク用)
- アナログ目覚まし(寝室からスマホ追放)
- 紙ノート&ペン(5/15/30分の代替行動リスト同封)
この3点だけで、“触らない導線”と成功体験の頻度が一気に上がります。
効果の測り方&続け方:数字で“効いてる”を可視化する
3指標でBefore→Afterを記録(週1でOK)
指標 | 測り方 | 目安(改善ライン) | 記録例 |
---|---|---|---|
画面時間 | iPhone:スクリーンタイム/Android:Digital Wellbeing | 前週比 −20% | 1日 4h → 3h12m |
通知回数 | 同上(通知数) | −30% | 190件 → 130件 |
睡眠の質 | 起床直後の主観スコア(1–5)/睡眠アプリでもOK | +1ポイント | 3 → 4 |
メモ欄テンプレ:
「週平均:画面3h12m/通知130/睡眠4/5/気分穏やか」
習慣化のコツ:崩れたら“60秒で戻す”
- リセット手順(60秒):深呼吸3-6法 ×3 → スマホを視界外1m → 5分代替行動へ。
- 週1の見直し:日曜夜に「上位3アプリ」「通知窓」「就寝前90分」の3点だけ再調整。
- 季節イベント:連休・出張・繁忙期は“24時間クイック版”に一時回帰して負荷を下げる。
テンプレ配布(無料)
- 24時間プログラム表(PDF)
- 7日間トラッカー(PDF/Notion)
- 代替行動ビンゴ(5分・15分・30分)
トビガスマルの結論:
デジタルデトックスは根性ではなく設計。
設定(仕組み)× 代替行動(楽しみ)× 測定(見える化)の三点固定で、勝手に続きます。
まとめ|“仕組み”で減らす。24時間→7日で体感を掴む
デジタルデトックスは根性では続きません。
設定(仕組み)× 代替行動(楽しみ)× 測定(見える化)の三点固定がコツ。
まずは24時間クイック版で勝てる感覚を作り、7日間プログラムで“反射”を習慣にしましょう。
- 今日やること:上位3アプリに30〜60分/就寝前後1時間ダウンタイム/バッジ通知OFF
- 空白は先置き:紙の本・ノート・タイマーを“手が届く場所”へ
- 数字で確認:画面時間・通知・睡眠を週1で記録(前週比 −20%/−30%/+1pt を目標)
トビガスマル式ひとこと:意志力は貴重品。摩擦と導線をデザインして、勝手に“触らない”環境を作ろう。
よくある質問(FAQ)──現実的に続けるためのQ&A
Q. どれくらいで効果を感じますか?
A. 早い人は24時間で「眠りの深さ」「朝の集中」が変わります。
多くは7日で画面時間が前週比−20%、通知−30%が目安。
Q. 仕事の連絡を逃したくないのですが?
A. 許可リスト(家族・上司・顧客)だけ通知を通し、11:30/16:30の通知窓で一括チェック。
メッセのステータス文に「返信時間帯」を明記すると安心です。
Q. 完全に断つ必要はありますか?
A. いいえ。“勝手に減る仕組み”を作るのが目的。
まずは上位3アプリに30〜60分/日の上限+就寝前後各60分の休止時間から。
Q. スマホ依存っぽいサインは?
- 無意識にSNSを開く(覚えていない起動)
- 就寝90分前にスクロールが止まらない
- 通知が無いのに持ち上げ回数が多い
いずれもホーム1ページ化+バッジOFFで改善します。
Q. 子ども/家族と一緒にやるコツは?
A. 家の中心に充電ステーション、寝室は機内モード。
合言葉は「アナログタイム!」。ボードゲームと紙の本を“先置き”。
Q. グレースケールやロックボックスはやり過ぎ?
A. “効き過ぎ”に感じたら週末だけ使うブーストツールとして運用。
平日は設定ベース、休日は物理アイテムで摩擦を上乗せがバランス良し。
Q. 睡眠はどれくらいで良くなりますか?
A. 就寝前90分ノースクロールを3日続けると体感が出やすいです。
アナログ目覚まし+紙の本の組み合わせが鉄板。

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