周年イベント・式典をまるごとサポート。動画・演出・上映ももちろんお任せいただけます。全国対応。

動画のポン出しとは?式典・イベントで再生バーを見せずに映像を流す方法

式典やイベントで動画を流すとき、もっとも避けたいのは、スクリーンに余計なものが映ってしまうことです。

再生バー。

デスクトップ画面。

通知。

マウスカーソル。

動画ファイルの一覧。

本番中にこうした画面が見えてしまうと、せっかく作ったオープニングムービーや記念映像の印象が弱くなってしまいます。

結婚式、記念式典、周年イベント、講演会、社員総会、表彰式、学校行事、自治体イベントなどでは、動画を決まったタイミングで正確に再生する必要があります。

このように、イベントや式典の進行に合わせて、映像や音声をタイミングよく再生することを「ポン出し」と呼びます。

動画のポン出しは、ただパソコンで動画ファイルを開いて再生するだけではありません。

司会者のキューに合わせて、映像をすぐに出す。

再生バーや操作画面を見せない。

音声を会場のスピーカーに正しく出す。

映像の終了後に次の画面を見せない。

このような細かい準備が必要です。

この記事では、動画のポン出しとは何か、式典やイベントで失敗しやすいポイント、PC再生の注意点、HyperDeck Studioなどの専用機材を使うメリット、事前準備、音声確認、リハーサル、当日の映像オペレーションまで解説します。

動画のポン出しとは

動画のポン出しとは、イベントや式典の進行に合わせて、あらかじめ用意した映像を決まったタイミングで再生することです。

もともと「ポン出し」は、音響の現場で効果音や音源をタイミングよく再生する意味で使われることが多い言葉です。

映像の現場では、オープニングムービー、記念映像、CM、スライドショー、表彰者紹介映像、メッセージ動画などを、進行に合わせて再生することを指します。

式典やイベントではタイミングが重要

動画のポン出しで大切なのは、タイミングです。

司会者が「それでは、記念映像をご覧ください」と言った後、すぐに映像が出る。

オープニングの暗転後、音楽と映像が同時に始まる。

表彰者紹介のタイミングで、該当する映像が流れる。

このように、進行と映像再生が合っていると、イベント全体の印象が整います。

再生画面を見せないことも大切

動画のポン出しでは、映像そのものだけでなく、再生前後の見え方も重要です。

再生バー、ファイル名、デスクトップ、マウスカーソル、通知、プレーヤーの操作画面がスクリーンに映ると、会場の集中が途切れます。

特に、来賓がいる式典や企業イベントでは、見た目の印象に大きく影響します。

音声も含めてポン出しを考える

動画は映像だけではありません。

BGM、ナレーション、インタビュー音声、効果音などが含まれている場合、音声が会場に正しく出る必要があります。

映像は映っているのに音が出ない。

音量が小さすぎる。

マイク音声と動画音声の差が大きい。

こうしたトラブルを防ぐためにも、映像担当と音響担当の連携が必要です。

式典・イベントで動画再生が失敗しやすい場面

式典やイベントで動画を流すときには、思った以上に小さなトラブルが起こります。

事前に失敗例を知っておくことで、対策しやすくなります。

再生バーが映る

最もよくあるのが、動画プレーヤーの再生バーがスクリーンに映ってしまうトラブルです。

再生直後や一時停止後、マウス操作をした瞬間に、画面下部に再生バーが出ることがあります。

会場の大きなスクリーンに映ると、かなり目立ちます。

デスクトップ画面が映る

動画を再生する前に、パソコンのデスクトップ画面やファイル一覧が見えてしまうことがあります。

フォルダ名、ファイル名、個人情報、別案件の資料、通知などが映ると、非常に印象が悪くなります。

通知が出る

パソコンで再生する場合、メール、チャット、OSアップデート、クラウド同期、セキュリティソフトの通知が出ることがあります。

本番中に通知がスクリーンに出ると、映像の世界観が一気に崩れます。

マウスカーソルが残る

フルスクリーン再生をしていても、マウスカーソルが画面上に残ってしまうことがあります。

小さなことに見えますが、会場のスクリーンでは意外と目立ちます。

動画がフルスクリーンにならない

本番で再生したら、動画が小さく表示されたり、余白が出たり、画面比率が合わなかったりすることがあります。

16:9で作った動画を4:3の設定で出してしまうと、上下左右に余白が出る場合もあります。

音が出ない

映像は流れているのに音が出ないトラブルもあります。

原因は、パソコンの音声出力設定、HDMI音声、ミキサーの入力、会場スピーカー、動画ファイル側の音声形式など、さまざまです。

音量が小さい・大きすぎる

動画の音量が小さすぎると、ナレーションやインタビューが聞き取れません。

逆に、マイク音声より動画音声が大きすぎると、会場が驚いてしまいます。

動画ごとの音量差も事前に確認しておきましょう。

式典でのBGM・マイク・動画音声の音量差については、こちらの記事も参考になります。

HDMI接続後に画面が乱れる

パソコンとプロジェクター、スイッチャー、モニターをHDMIで接続したとき、解像度やリフレッシュレートの関係で映像が乱れることがあります。

本番直前に初めて接続すると、調整に時間がかかることがあります。

パソコンがスリープする

再生待機中にパソコンがスリープしてしまうこともあります。

また、バッテリー駆動の場合、途中で省電力モードに入ることもあります。

本番用のパソコンは、スリープ設定、通知設定、電源設定を必ず確認しておきましょう。

動画がカクつく

動画ファイルが重すぎる、パソコンの性能が足りない、再生ソフトとの相性が悪い、ストレージが遅いなどの理由で、動画がカクつくことがあります。

4K動画や高ビットレートの映像をそのまま再生する場合は注意が必要です。

司会のキューより再生が遅れる

映像担当が準備できていないと、司会者の案内後に数秒の沈黙が生まれます。

この数秒は、会場では意外と長く感じられます。

進行台本にキューを入れ、映像担当がどのタイミングで再生するかを確認しておくことが大切です。

終了後に次の動画や画面が見える

動画が終わった後に、プレーヤー画面、次の動画、ファイル一覧、デスクトップが見えてしまうことがあります。

映像の終わり方まで含めて、ポン出しの設計をしておきましょう。

PCで動画を再生する場合の注意点

社内確認や小規模な上映であれば、パソコンで動画を再生する方法でも対応できます。

ただし、来賓のいる式典や一度きりの本番では、PC再生にはリスクがあります。

Windows Media Player・VLC・QuickTimeで再生する場合

一般的な動画再生ソフトでも、動画を流すことはできます。

しかし、再生バー、メニュー、通知、マウス操作、フルスクリーン解除などが見えてしまう可能性があります。

また、複数動画を順番に再生する場合、ファイルの切り替え時に操作画面が見えやすくなります。

PowerPointに動画を入れる場合

PowerPointに動画を埋め込んで再生する方法もあります。

スライド進行の中で動画を流せるため便利ですが、ファイル容量が大きくなったり、別のパソコンで再生できなかったりすることがあります。

動画のリンク切れや音声出力の設定にも注意が必要です。

ブラウザ再生は避けたい

YouTubeやクラウド上の動画をブラウザで再生する方法は、手軽ですが本番向きではありません。

広告、読み込み待ち、通信トラブル、通知、ブラウザのタブ表示など、余計な要素が出る可能性があります。

本番で使う動画は、できるだけローカルデータとして用意しておきましょう。

PC再生でも最低限やっておきたい設定

どうしてもパソコンで再生する場合は、最低限次の設定を確認しましょう。

  • 通知をオフにする
  • スリープをオフにする
  • デスクトップを整理する
  • 壁紙や個人情報が見えないようにする
  • 不要なアプリを閉じる
  • 動画ファイルを本番用フォルダにまとめる
  • フルスクリーン再生を事前に確認する
  • 音声出力先を確認する
  • 予備の動画データを用意する

PC再生を使う場合でも、リハーサルは必ず行いましょう。

HyperDeck Studioを使うメリット

式典やイベントで安定して動画を再生したい場合、専用の映像再生機材を使う方法があります。

その一つが、Blackmagic DesignのHyperDeck Studioです。

HyperDeck Studioは、映像制作やライブ配信の現場で使われるレコーダー・プレーヤーで、動画のポン出しにも活用できます。

再生バーや操作画面を見せずに再生しやすい

HyperDeck Studioを使う大きなメリットは、パソコンのような再生バーやデスクトップ画面を見せずに映像を出しやすいことです。

本番用の映像出力として扱いやすく、スクリーンに余計なものを映したくない現場に向いています。

安定した映像出力がしやすい

パソコン再生では、通知、OSの動作、アプリの不具合、マウス操作などの影響を受けることがあります。

専用機材を使うことで、映像再生に集中した安定した運用がしやすくなります。

スイッチャーや配信機材と組み合わせやすい

HyperDeck Studioは、スイッチャーや配信機材と組み合わせやすい機材です。

会場スクリーンに出すだけでなく、ライブ配信や記録収録の中で映像素材を切り替える場合にも活用できます。

複数の映像素材を順番に扱いやすい

オープニング映像、来賓紹介映像、表彰映像、エンディング映像など、複数の映像を扱うイベントでは、再生順やファイル管理が重要です。

専用機材を使うことで、ポン出し用の素材として整理しやすくなります。

購入前に確認したいこと

HyperDeck Studioは、式典やイベントで動画を安定して再生したい場合に使いやすい専用機材です。パソコンのように再生バーやデスクトップ画面が映りにくく、スイッチャーや配信機材とも組み合わせやすいのが特徴です。

購入を検討する場合は、使用する会場機材、接続端子、対応する動画形式、必要なメディア、音声出力を確認しておきましょう。

なお、毎回すべての機材を購入する必要はありません。

式典やイベントの規模によっては、機材レンタルやオペレーター込みでの依頼の方が向いている場合もあります。

ただし事前準備は必要

HyperDeck Studioを使えば、何も準備しなくても失敗しないというわけではありません。

対応する動画形式、解像度、フレームレート、記録メディア、音声出力、接続先を事前に確認する必要があります。

本番と同じ環境で再生テストを行いましょう。

動画ポン出しのために事前に準備すること

動画のポン出しは、本番当日の技術だけでなく、事前準備でほぼ決まります。

映像ファイル、音声、再生順、台本、会場機材を整理しておきましょう。

動画形式を統一する

複数の動画を流す場合は、動画形式を統一しておくと安全です。

MP4、MOV、ProRes、H.264など、使用する再生機材に合わせて形式を決めます。

形式が混在していると、ある動画だけ再生できない、音が出ない、カクつくといったトラブルが起こることがあります。

解像度を会場に合わせる

動画の解像度は、会場のプロジェクターやスクリーンに合わせましょう。

一般的には16:9のフルHDで作ることが多いですが、会場によっては4:3や特殊な比率の場合もあります。

本番会場の表示環境を事前に確認しておくことが大切です。

音声レベルを揃える

複数の動画を流す場合、動画ごとの音量差に注意しましょう。

1本目は小さいのに、2本目だけ急に大きいという状態になると、会場で違和感が出ます。

ナレーション、BGM、効果音のバランスも確認しておきましょう。

予備データを作る

本番用データだけでなく、予備データを用意しておきます。

  • 本番用メディア
  • 予備メディア
  • PC用の予備データ
  • クラウド上のバックアップ
  • USBメモリやSSDの予備

メディアが読み込めない、データが破損した、別機材で再生することになった場合に備えましょう。

再生順を決める

映像が複数ある場合は、再生順を明確にします。

ファイル名に番号を付けると、当日の混乱を減らせます。

  • 01_オープニング映像
  • 02_社長メッセージ
  • 03_表彰者紹介
  • 04_エンディング映像

ファイル名は、担当者以外が見ても分かる名前にしましょう。

司会台本にキューを入れる

映像を再生するタイミングは、司会台本に明記します。

「映像スタート」「暗転」「音出し」「映像終了後に拍手」「司会再開」など、進行と映像の関係を整理しましょう。

周年式典の進行表と司会台本については、こちらの記事も参考になります。

映像担当と音響担当で確認する

動画のポン出しでは、映像担当だけでなく音響担当との連携が必要です。

映像から出る音を、どの入力に入れるのか。

会場スピーカーにどう出すのか。

配信にも音声を乗せるのか。

このあたりを事前に確認しておきましょう。

式典で記念映像を流す場合の注意点

周年式典や記念式典では、記念映像を上映する場面がよくあります。

記念映像は式典の印象を左右する重要なコンテンツなので、再生方法も丁寧に準備しましょう。

上映タイミングを決める

記念映像をどこで流すかによって、式典の印象が変わります。

開会直後に流すのか、社長挨拶の前に流すのか、来賓祝辞の後に流すのか、閉会前に流すのかを決めましょう。

周年式典で記念映像を上映するタイミングについては、こちらの記事も参考になります。

上映前にスクリーンと音声を確認する

映像データが完成していても、会場で正しく上映できるとは限りません。

プロジェクター、スクリーン、HDMI接続、音響、照明、再生機材を本番前に確認しましょう。

式典会場で記念映像を上映する前の確認項目については、こちらの記事も参考になります。

暗転や照明も考える

映像上映中に会場の照明が明るいと、スクリーンが見えにくくなります。

上映前に少し暗くするのか、完全暗転にするのか、来賓席の手元灯を残すのかを決めておきましょう。

映像終了後の流れを決める

映像が終わった後、すぐに司会が話し始めるのか、拍手を待つのか、次の登壇者を案内するのかを決めておきます。

映像終了後の数秒も、式典の空気を作る大切な時間です。

プロジェクター・スクリーンとの接続確認

動画のポン出しでは、再生機材だけでなく、プロジェクターやスクリーンとの接続も重要です。

入力端子を確認する

会場のプロジェクターやスイッチャーが、HDMI、SDI、VGA、USB-Cなど、どの入力に対応しているかを確認します。

古い会場ではHDMIが使えない場合もあります。

変換アダプターが必要な場合は、予備も用意しておきましょう。

解像度を確認する

映像を出したときに、端が切れる、文字が読めない、上下に黒帯が出る、比率が崩れることがあります。

本番と同じ機材で、動画の見え方を確認しましょう。

音声がHDMI経由か別系統か確認する

HDMIで映像と音声を一緒に送る場合もあれば、映像はHDMI、音声はミキサーに別で送る場合もあります。

会場音響の担当者と、どこから音を取るのかを必ず確認してください。

プロジェクターの明るさも確認する

会場が明るい場合、プロジェクターの明るさが足りないと映像が見えにくくなります。

式典会場でプロジェクターを使う場合は、スクリーンサイズ、会場の明るさ、投影距離も確認しておきましょう。

プロジェクター選びについては、こちらの記事も参考になります。

ポン出し担当者の役割

動画のポン出しでは、担当者の役割を明確にしておくことが大切です。

映像担当が何を見て、どのタイミングで再生するのかを決めておきましょう。

司会台本を見ながら待機する

ポン出し担当者は、司会台本や進行表を見ながら待機します。

「次に流す動画は何か」「どの言葉を合図に再生するか」「動画終了後に何があるか」を把握しておく必要があります。

再生前に映像を頭出しする

本番では、再生ボタンを押すだけの状態にしておくことが理想です。

直前になってファイルを探したり、プレーヤーを開いたりすると、ミスが起こりやすくなります。

音響担当に合図を出す

動画に音声がある場合、音響担当にも再生タイミングを共有します。

動画の音を出すフェーダー、マイクのオンオフ、会場音量を確認しておきましょう。

終了後の画面を管理する

映像が終わった後に、スクリーンへ何を出すのかも担当者の役割です。

黒画面にするのか、ロゴ画面にするのか、次のスライドに切り替えるのかを決めておきましょう。

周年式典や記念式典のスタッフ配置については、こちらの記事も参考になります。

ライブ配信・ハイブリッド配信で動画をポン出しする場合

会場上映だけでなく、ライブ配信やハイブリッド配信の中で動画をポン出しする場合は、さらに確認項目が増えます。

会場スクリーンには映っているのに、配信には映っていない。

会場では音が出ているのに、配信には音が乗っていない。

このようなトラブルを防ぐ必要があります。

会場用と配信用を分けて考える

会場スクリーンに出す映像と、配信画面に出す映像は、同じとは限りません。

会場ではフルスクリーンで見せ、配信では登壇者と資料を切り替える場合もあります。

どの画面をどこに出すのかを、事前に系統図として整理しておくと安全です。

動画音声を配信にも乗せる

動画音声が会場スピーカーから出ていても、配信に入っているとは限りません。

配信用の音声に動画音声が入っているか、オンライン視聴側で確認しましょう。

ハイブリッド配信の音声設定については、こちらの記事も参考になります。

配信用画面の切り替えを確認する

配信では、登壇者カメラ、会場全体、スライド、動画、ロゴ画面などを切り替えることがあります。

動画再生時に、正しく配信画面へ切り替わるかをリハーサルで確認しましょう。

カメラ台数も考える

式典や講演会を配信する場合は、動画のポン出しだけでなく、カメラ台数も重要になります。

登壇者、会場全体、スクリーン、表彰者など、何を見せたいかによって必要なカメラ台数は変わります。

式典配信でカメラが何台必要かについては、こちらの記事も参考になります。

本番前リハーサルで確認すること

動画のポン出しは、リハーサルでの確認が非常に重要です。

本番当日に初めて再生するのではなく、必ず実際の会場・機材・音響で確認しましょう。

映像が正しく表示されるか

スクリーンに映像が正しい比率で出るかを確認します。

文字が切れていないか、黒帯が不自然でないか、明るさが足りているかも見ておきましょう。

音声が正しく出るか

動画の音声が会場スピーカーから出るか、音量が適切かを確認します。

マイク音声との音量差もチェックしましょう。

再生タイミングを確認する

司会者のどの言葉で再生するのか、映像担当がどのタイミングでボタンを押すのかを確認します。

「司会の言葉が終わったらすぐ再生」「暗転後に再生」「BGMが止まってから再生」など、具体的に決めましょう。

終了後の画面を確認する

映像が終わった後に、何がスクリーンに表示されるかを確認します。

黒画面、ロゴ、次のスライドなど、意図した画面になっているかを見ておきましょう。

予備系統を確認する

本番用の再生機材が使えない場合に備えて、予備の再生方法を確認しておきます。

予備PC、予備メディア、予備ケーブル、予備アダプターがあるだけで、当日の安心感が変わります。

動画ポン出しに使う機材レンタル

動画のポン出しを行う場合、毎回すべての機材を購入する必要はありません。

イベントや式典のときだけ、必要な機材をレンタルする方法もあります。

レンタルに向いている機材

  • HyperDeck Studio
  • 映像スイッチャー
  • プロジェクター
  • スクリーン
  • 音響機材
  • HDMI・SDIケーブル
  • 変換アダプター
  • モニター

機材だけを借りる場合と、オペレーター込みで依頼する場合では、安心感が大きく変わります。

機材だけでなくオペレーションも考える

機材を用意しても、誰が操作するかが決まっていなければ本番では使えません。

特に、式典や重要イベントでは、映像担当者を一人置くことをおすすめします。

機材レンタルについては、こちらの記事も参考になります。

料金は構成によって変わる

機材レンタルやオペレーション費用は、利用日数、会場、必要機材、スタッフ人数、設営時間によって変わります。

見積もりを依頼する場合は、イベント内容、会場、動画本数、上映タイミング、音響の有無を伝えると話が早くなります。

動画ポン出しを業者に頼んだ方がよいケース

動画のポン出しは、自社や会場スタッフで対応できる場合もあります。

ただし、次のような場合は、映像オペレーションに慣れた業者へ相談した方が安全です。

来賓がいる式典

来賓、取引先、行政関係者、学校関係者が参加する式典では、映像トラブルが目立ちやすくなります。

再生バーやデスクトップ画面が映るだけでも、式典の印象に影響します。

一度きりの本番

周年式典、記念式典、表彰式、卒業式、発表会などは、やり直しができません。

本番の失敗を避けたい場合は、再生環境をしっかり整えた方が安心です。

複数の動画を流す

オープニング、記念映像、表彰映像、メッセージ動画、エンディングなど、複数の動画を流す場合は、ファイル管理と再生順が複雑になります。

事前に進行表と合わせて整理しましょう。

音響や配信も関係する

動画上映だけでなく、マイク、BGM、ライブ配信、ハイブリッド配信が関係する場合は、音声設計が複雑になります。

映像担当、音響担当、配信担当が連携できる体制を作ることが大切です。

式典の映像上映を業者に頼むべきか迷っている場合は、こちらの記事も参考になります。

動画ポン出しのチェックリスト

最後に、式典やイベントで動画をポン出しするときのチェックリストをまとめます。

動画データ

  • 動画形式を統一した
  • 解像度を会場に合わせた
  • 音声レベルを確認した
  • ファイル名に再生順を付けた
  • 本番用データと予備データを用意した
  • 別メディアにもバックアップした

再生機材

  • 再生に使う機材を決めた
  • PC再生か専用機材かを決めた
  • HyperDeck Studioなどの動作確認を行った
  • 必要なケーブルを確認した
  • 変換アダプターを用意した
  • 予備の再生方法を用意した

会場確認

  • プロジェクターの入力端子を確認した
  • スクリーンサイズを確認した
  • 映像比率を確認した
  • 会場の明るさを確認した
  • 音声をどこに入れるか確認した
  • 電源位置を確認した

進行・オペレーション

  • 司会台本に映像キューを入れた
  • 映像担当者を決めた
  • 音響担当者と再生タイミングを共有した
  • 映像終了後の画面を決めた
  • 本番と同じ流れでリハーサルした

トラブル対策

  • 通知をオフにした
  • スリープをオフにした
  • 予備ケーブルを用意した
  • 予備PCを用意した
  • 予備メディアを用意した
  • 映像が流れない場合の対応を決めた

あわせて確認したい関連記事

式典やイベントで動画を流す場合は、上映タイミング、上映前確認、音量差、スタッフ配置、機材レンタル、配信音声まであわせて確認しておくと安心です。

よくある質問

Q. 動画のポン出しとは何ですか?

A. 動画のポン出しとは、式典やイベントの進行に合わせて、あらかじめ用意した映像を決まったタイミングで再生することです。オープニング映像、記念映像、表彰者紹介映像、メッセージ動画などを、司会者のキューに合わせて流す場面で使われます。

Q. パソコンで動画を再生してもよいですか?

A. 小規模な上映や社内確認であれば、パソコン再生でも対応できます。ただし、来賓のいる式典や一度きりの本番では、再生バー、デスクトップ、通知、マウスカーソル、音声設定のトラブルが起こることがあります。重要なイベントでは、専用機材やオペレーターの手配を検討すると安心です。

Q. 再生バーを見せずに動画を流すにはどうすればよいですか?

A. 事前にフルスクリーン表示を確認し、通知やスリープをオフにし、動画ファイルを整理しておくことが基本です。より安定した運用をしたい場合は、HyperDeck Studioなどの専用再生機材を使う方法もあります。

Q. 動画の音が出ない原因は何ですか?

A. パソコンの音声出力設定、HDMI音声、会場ミキサーの入力、動画ファイルの音声形式、スピーカー側の設定などが原因になることがあります。会場で聞こえる音と、配信に乗る音は別の場合もあるため、必ず本番環境で確認しましょう。

Q. 動画ポン出しは業者に依頼した方がよいですか?

A. 小規模なイベントなら自社対応も可能です。ただし、周年式典、記念式典、来賓のいるイベント、複数動画を流す進行、ライブ配信やハイブリッド配信を伴う場合は、業者に相談した方が安全です。映像再生、音声、スクリーン、配信まで含めて確認できます。

まとめ|動画のポン出しは、映像を流す前後まで含めて準備する

動画のポン出しは、式典やイベントで映像を決まったタイミングに再生するための重要なオペレーションです。

ただ動画を流すだけではなく、再生バー、デスクトップ画面、通知、マウスカーソルを見せないこと、音声を正しく出すこと、司会のキューに合わせること、終了後の画面まで整えることが大切です。

パソコンで再生する方法もありますが、重要な式典や一度きりの本番では、PC再生にはリスクがあります。

HyperDeck Studioなどの専用機材を使うことで、再生バーや操作画面を見せずに、安定して映像を出しやすくなります。

とはいえ、どの方法を使う場合でも、事前準備とリハーサルは欠かせません。

動画形式、解像度、音声レベル、再生順、司会台本、会場のプロジェクター、音響、予備データまで確認しておきましょう。

式典やイベントで流す映像は、会場の空気を作る大切な要素です。

映像そのものの完成度だけでなく、どう流すかまで整えることで、イベント全体の印象が大きく変わります。

動画のポン出し・式典映像上映・機材レンタルでお困りの方へ

トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、式典やイベントでの映像上映、動画のポン出し、ライブ配信、ハイブリッド配信、映像機材レンタル、記録撮影などをサポートしています。

動画を作るだけでなく、当日どのタイミングで、どの機材を使って、どのように流すかまで考えることで、再生トラブルを防ぎやすくなります。

  • 式典で記念映像を失敗なく流したい
  • 再生バーやデスクトップ画面をスクリーンに映したくない
  • HyperDeck Studioなどの機材を使って映像をポン出ししたい
  • プロジェクターや音響との接続が不安
  • ライブ配信やハイブリッド配信の中で動画を流したい

そのような段階からご相談いただけます。

式典やイベントの映像を、作って終わりにせず、本番で確実に届けるために、映像再生・音響・配信・記録まで一緒に整えていきましょう。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

カテゴリーで探す
TOP