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コラム(エッセイ)

「THE RIGHT STUFF」と新見青年会議所の55周年:挑戦し続ける若者たちの物語

こんにちは、合同会社トビガスマル代表の廣瀬です。
この度、新見青年会議所(新見JC)様の創立55周年記念式典オープニングムービーを制作させていただきました。まずはこの場を借りて、55周年を迎えられたこと、そして私たちにこの重要な映像制作をお任せいただいたことに、心より感謝申し上げます。

今回、新見青年会議所様が掲げたスローガンは、「THE RIGHT STUFF」。
この言葉には、単なる周年記念のスローガンを超えた深い意味が込められています。本記事では、「THE RIGHT STUFF」の持つ意味、そしてこの言葉が新見JC様の精神や活動とどのようにリンクしているのかについて、深掘りしていきたいと思います。

新見青年会議所様の創立55周年スローガンは「THE RIGHT STUFF」

「THE RIGHT STUFF」とは?宇宙開発の歴史とつながる言葉

創立55周年の節目に掲げた式典スローガンは「THE RIGHT STUFF」です。
「THE RIGHT STUFF」という言葉を聞いて、まず思い浮かべるのは、アメリカの宇宙開発の歴史を描いた映画『ライトスタッフ(The Right Stuff)』ではないでしょうか。

『ライトスタッフ』は、アメリカの宇宙開発計画「マーキュリー計画」に挑んだ7人の宇宙飛行士の実話を基にした映画です。元々は、著名なジャーナリストであるトム・ウルフ氏が書いたノンフィクション小説が原作であり、この小説の中で「THE RIGHT STUFF」という言葉が初めて使われました。

「THE RIGHT STUFF」の意味とは?

「THE RIGHT STUFF」という言葉には、直訳すると「正しい資質」「適性」といった意味がありますが、映画や小説の中では、宇宙飛行士たちの持つ「未知への挑戦に立ち向かう精神、決して諦めない強い意志」を表しています。

宇宙開発初期の宇宙飛行士たちは、今のような高度な技術や設備が整っていない時代に、命がけで新しいフロンティアへと飛び立ちました。彼らは単なる「優秀なパイロット」ではなく、「未知の領域に挑戦する強い意志を持つ者」こそが「THE RIGHT STUFF」を持つ者だとされていたのです。

この考え方は、まちづくりや地域活性化の活動を行う新見JC様の精神にも通じるものがあると思います。


「THE RIGHT STUFF」と新見青年会議所の挑戦

新見JC様は、1968年(昭和43年)に全国で376番目の青年会議所として誕生しました。以来55年間にわたり、地域の発展を目指してさまざまな活動を展開し、次世代のリーダーを育成しながら、新見市の未来を切り拓いてきました。

そして、55周年を迎えた今年、「THE RIGHT STUFF」というスローガンを掲げ、宇宙をテーマにしたプロジェクトを展開しています。

宇宙開発における「THE RIGHT STUFF」と同じように、メンバーは、新見市という地域社会の未来を切り拓く挑戦者であり、地域の課題に立ち向かう開拓者であると言えます。彼らは単に地域のイベントを企画するのではなく、地域に必要な変革を起こすために挑戦し続ける存在なのです。

「THE RIGHT STUFF」と機動警察パトレイバーの共通点

「THE RIGHT STUFF」という言葉は、宇宙開発の歴史だけでなく、日本のフィクション作品にも登場します。その代表例が、青春群像劇の傑作としても評価の高いSFアニメ・漫画作品『機動警察パトレイバー』です。

おそらく、石田尭庸理事長が自分たちに重ねたものはこちらではないでしょうか?

『パトレイバー』における「THE RIGHT STUFF」

『機動警察パトレイバー』は、人型ロボット「レイバー」が実用化された近未来の日本を舞台に、ロボット犯罪に対処する警察組織「特車二課」の活躍を描いた作品です。

この作品では、第1話のタイトルが「ザ・ライトスタッフ【あっ軽い人々】」、そして最終話のタイトルが「THE RIGHT STUFF―正しい資質―」になっているという特徴があります。

これは単なる言葉遊びではなく、主人公たちの成長を描いたストーリーを象徴するタイトルになっています。

  • 第1話では、「あっ軽い人々」という言葉が示す通り、主人公たちは未熟で頼りない存在として描かれます。
  • しかし、物語が進むにつれて彼らは成長し、最終話では「正しい資質」を持った人物へと変わっていくのです。
  • この構成は、新見JC様の活動にも重なります。青年会議所のメンバーは、最初から完璧なリーダーではありません。しかし、地域の課題に立ち向かい、経験を積みながら「THE RIGHT STUFF」を体現する存在へと成長していくのです。

    「THE RIGHT STUFF」は未来へのバトン

    『パトレイバー』の特車二課の隊員たちは、最初は未熟でしたが、試練を乗り越え、最後には次の世代へとバトンを渡していきます。
    新見青年会議所もまた、55年という長い歴史の中で、先輩たちが築き上げたものを受け継ぎながら、新しい時代を生きる若者たちがリーダーシップを発揮し、地域の未来を形作る役割を担っているのです。

    まちづくりの活動は、一朝一夕で成果が出るものではありません。長い年月をかけて、次の世代へと受け継いでいくことが大切です。


    「THE RIGHT STUFF」を育む新見青年会議所様

    式典では、物故会員へ黙とうをささげたあと、佐藤慶和実行委員長が開会宣言し、石田理事長が挨拶。

    10年後、人類は月での生産活動を開始する。2040年代には千単位、2050年代には万単位の人が月に住む。そして月を起点に人類のフィールドは広がる。この最前線で戦う人の中に、新見市出身者はいるだろうか。JCメンバーは大いなる夢想家であり、徹底したリアリストでなくてはならない。相反するこの2つを育てることがJCの存在意義だと思う

    渋沢栄一にも影響を与えた郷土の偉人・丸川松隠の功績を紹介しながら

    高い志が引き継がれれば、実を結び大輪を咲かせる。55年前と様子は変わった。しかし、チャーターメンバー(創立会員)が思い描いた『明るい社会の実現』という志を次の世代へ引き継ぐことを約束したい


    と決意を新たにされました。

    まとめ:新見青年会議所の「THE RIGHT STUFF」とは

    新見JC様が掲げたスローガン「THE RIGHT STUFF」には、単なる言葉以上の意味があります。

  • 宇宙飛行士たちが新たなフロンティアへ挑戦したように、メンバーもまた、地域社会の未来を切り拓く開拓者である。
  • 『機動警察パトレイバー』の隊員たちが未熟な新人から成長していったように、メンバーも、経験を積みながら「正しい資質」を身につけていく。
  • まちづくりの活動は、次世代へと受け継がれるものであり、「THE RIGHT STUFF」を持つ者が未来へとバトンをつないでいく。
  • 周年式典に関わらせていただくたびに、そのスローガンの奥深さに感動させられます。毎回、言葉の背景にはしっかりとした理念と想いが込められており、ただのキャッチコピーではなく、団体や企業が目指す方向性や姿勢を示すものになっているのです。

    そのため、映像制作を担当する私たちにとっても、「THE RIGHT STUFF」というスローガンをどのように映像で表現するかは、非常に重要な課題でした。単に宇宙をテーマにするのではなく、新見JC様がこの言葉を選んだ背景や、55年の歩みの中で積み重ねてきた想いを正しく解釈し、それを映像に落とし込むことを意識しました

    「THE RIGHT STUFF」を掲げた新見JC様が、どのような挑戦をし、新しい未来を創っていくのか——その歩みを、これからも見守り、映像を通じて伝えていきたいと思います。


    トビガスマルがお手伝いさせていただいた新見青年会議所様の動画

    新見JC様には、度々、動画制作や動画中継のご依頼をいただいております。
    いつもありがとうございます。

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