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思わず声が出た嬉しいニュース。哲西中学校の挑戦が受賞という形で評価されました

代表社員 廣瀬高之

こんにちわ、クセノツヨイ映像制作会社「トビガスマル」の廣瀬です。
思わず声が出るような、嬉しいニュースが飛び込んできました。

トビガスマルが授業・制作の現場で支援してきた、
哲西中学校1年生による「鯉が窪湿原」デジタル発信の取り組みが、
このたび安藤財団主催「自然体験企画コンテスト」において、
受賞という形で高く評価されました。

生徒たちが向き合ってきたのは、
地元・新見市が誇る国指定天然記念物「鯉が窪湿原」。

ただ見学するのではなく、
自分たちの言葉と映像で、その価値を“伝える側”になる
その挑戦が、デジタルガイドマップと動画という形になり、
今回の評価につながりました。


引用:公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団のプレスリリース

私たちトビガスマルは、
この取り組みにおいて、
撮影や編集といった技術面だけでなく、
「どう伝えれば、相手に届くのか」
一緒に考える立場として関わってきました。

この記事では、
哲西中学校1年生が取り組んだプロジェクトの内容と、
なぜこの活動が評価されたのか、
そして現場で見えてきた生徒たちの変化について、
支援する立場から振り返ります。

受賞したのは、哲西中学校1年生のこの取り組み

今回、安藤財団主催の「自然体験企画コンテスト」で評価されたのは、
哲西中学校1年生が取り組んだ
鯉が窪湿原をテーマにしたデジタル発信プロジェクトです。

舞台となった鯉が窪湿原は、
岡山県新見市哲西町にある国指定天然記念物で、
希少な動植物が数多く生息する貴重な自然環境です。

この授業では、
単に自然を「見学する」「調べる」だけでなく、

自分たちが学んだことを、どう伝えれば相手に届くのか

という視点を大切にしながら活動が進められました。

デジタルガイドマップと動画による発信

生徒たちが制作したのは、
鯉が窪湿原を訪れた人がスマートフォンで利用できる
デジタルガイドマップです。

QRコードを読み取ることで、
鯉が窪湿原の自然を紹介する解説動画を視聴できます。

映像の中に登場するのは、
生徒たち自身が考案した、

鯉が窪湿原に自生する植物をモチーフにしたオリジナルキャラクター

たちです。

それぞれのキャラクターには、
植物の特徴や生態をもとにした個性が与えられており、
難しくなりがちな自然解説を、
親しみやすく、記憶に残る形で伝える工夫がなされています。

実写映像とイラスト表現を組み合わせることで、
年齢を問わず理解しやすく、
湿原を初めて訪れる人でも楽しめる構成になっています。

キャラクターは生徒がアテレコ。
声だけで参加するという選択も、
「どうすれば伝わるか」を生徒自身が考えた結果であり、
表現方法まで含めて主体的に設計された点が、
このプロジェクトの大きな特徴です。

“体験して終わり”にしない学び

自然体験学習では、
現地を訪れて終わるケースも少なくありません。

しかし今回の取り組みでは、

体験 → 整理 → 発信

というプロセスがしっかりと組み込まれていました。

自分たちが感じたことや調べたことを、
映像や言葉に落とし込み、
「誰かに伝える」形にする。

その一連の流れが、
自然体験をより深い学びへと変え、
今回の受賞につながったと考えられます。

鯉が窪湿原というフィールドの特別さ

今回の取り組みを語るうえで欠かせないのが、
活動の舞台となった鯉が窪湿原の存在です。

鯉が窪湿原は、
岡山県新見市哲西町に位置する
国指定天然記念物であり、
中国山地を代表する貴重な湿原として知られています。

「身近だけど、実は特別な場所」

哲西地域に暮らす生徒たちにとって、
鯉が窪湿原は決して遠い存在ではありません。

一方で、


全国的にも珍しい植物や生態系が残る、非常に価値の高い自然環境

でもあります。

この「身近さ」と「特別さ」のギャップこそが、
今回の学びの出発点になりました。

ただ守るだけでなく「伝える」段階へ

鯉が窪湿原は、
長年にわたって地域の人々に守られてきた場所です。

しかし、

なぜ守る必要があるのか
どんな価値があるのか

を、
外から来た人に分かりやすく伝えることは、
簡単ではありません。

そこで今回の授業では、


「知っている」から「伝えられる」へ

学びの段階を一歩進めることがテーマになりました。

自然体験とデジタル発信の相性

湿原というアナログで繊細な自然環境と、
デジタル技術は、
一見すると相反するものに見えるかもしれません。

しかし実際には、

  • 現地でしか感じられない空気感
  • 映像や音声で補足できる情報
  • QRコードによる直感的な導線

を組み合わせることで、
理解の幅は大きく広がります。

鯉が窪湿原というフィールドは、
「体験」と「発信」を結びつける教材として、
非常に相性の良い場所だったと言えます。

次の章では、
この取り組みの中で
トビガスマルがどのような支援を行ったのかについて、
もう少し具体的に紹介します。

トビガスマルが行った支援について

今回の哲西中学校1年生の取り組みにおいて、
トビガスマルは制作会社としての技術を一方的に提供するのではなく、
生徒と一緒に考え、一緒につくる立場として関わりました。

目的は、
完成度の高い映像を作ることではありません。

「自分たちの伝えたいことを、自分たちの言葉と表現で形にする」
そのプロセスを支えることが、支援の軸でした。

授業・制作現場での関わり方

支援の中心となったのは、
デジタルガイド動画の制作工程です。

具体的には、

  • 撮影の考え方や構図の基本
  • 音声収録のポイント
  • 編集で「伝わりやすくする」工夫

といった、
映像制作の基礎を、生徒にも分かる言葉で共有しました。

ただし、
「こう撮るべき」「こう編集すべき」と
正解を押し付けることはしていません。

どうすれば、見た人に伝わると思う?
という問いを投げかけながら、
生徒自身の判断を尊重する形で進めました。

声だけで伝えるという選択

動画の中で、生徒は映像に直接出演せず、
声のみで解説を担当しています。

この表現方法も、
大人が決めたものではなく、
生徒たち自身が話し合って選んだ結果です。

キャラクターという表現を使うことで、

  • 見る人に親しみやすくなる
  • 内容に集中しやすくなる
  • 表現の幅が広がる

といった効果が生まれました。

トビガスマルは、
そのアイデアを技術的にどう実現するか、
裏側から支える役割を担っています。

「教える」よりも「伴走する」支援

今回の取り組みで大切にしたのは、

完成させることより、考える過程

です。

試行錯誤しながら、

  • 言葉を言い換えてみる
  • 構成を入れ替えてみる
  • 本当に伝えたいことは何かを考える

そうした時間そのものが、
生徒にとっての学びになります。

トビガスマルは、
答えを出す存在ではなく、考える場を支える存在として、
このプロジェクトに関わりました。

クリエイションとは、モノではなく、未来をつくること

今回の取り組みを通して、
改めてはっきりしたことがあります。

クリエイションとは、完成したモノそのものではない
ということです。

映像も、デザインも、CMも、
それ自体がゴールではありません。

私たちトビガスマルは、
企業の仕事に関わるときも、
同じ考え方で向き合っています。


企業にとって、CMそのものがクリエイションなのではなく、
その先にある「企業の未来」をつくることがクリエイション

だと、私は考えています。

どんな企業でありたいのか。
誰に、何を、どう伝え続けていくのか。
その結果、どんな未来を描いていくのか。

それを一緒に考え、形にしていくことが、
私たちの仕事です。

今回の哲西中学校の取り組みも、
完成した動画やデジタルガイドマップだけを見れば、
一つの「制作物」かもしれません。

しかし、その本質は、


生徒たちが「伝える側」に立ち、
自分たちの地域や自然をどう未来につなぐかを考えた時間

にあったと思っています。

その経験は、
受賞という結果があったから価値が生まれたのではありません。

考え、迷い、言葉を選び、形にした
そのプロセス自体が、
すでに未来をつくる一歩だったのだと感じています。

まとめ|この機会に、心からの感謝を込めて

今回、哲西中学校1年生の取り組みが、
安藤財団主催「自然体験企画コンテスト」において
受賞という形で評価されたことは、
私たちにとっても大きな喜びでした。

このコンテストは、
自然体験を通じた学びや気づきを、
どのように社会へつなげていくかを重視する取り組みです。

単なる体験にとどまらず、
企画性・主体性・発信力まで含めて評価される点に、
大きな意義があります。

哲西中学校の生徒たちが行った、
鯉が窪湿原をテーマにしたデジタル発信は、
自然体験とICTを結びつけ、
「伝えるところまでやり切った」点が、
今回の評価につながったのだと受け止めています。

外部の私たちを受け入れてくださった
哲西中学校の先生方、関係者の皆さまに、
心から感謝申し上げます。

また、
真剣に考え、悩み、表現しようと向き合った
生徒一人ひとりの姿勢にも、
多くの刺激をもらいました。

完成した動画やデジタルマップは、
あくまで一つの成果物です。

その裏側にあった、


考える時間、話し合う時間、試行錯誤した時間

こそが、
このプロジェクトの本当の価値だったと感じています。

トビガスマルは、
今回の取り組みを「特別な事例」として終わらせるつもりはありません。

映像やデジタルの力を使って、
人や地域、企業の未来につながるクリエイション
これからも支えていきたいと考えています。

改めて、
このような機会に関わらせていただいたことに、
心より感謝申し上げます。

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