こんにちわ、クセノツヨイ映像制作会社「トビガスマル」代表の廣瀬です。
旅行やちょっとした遠出、日常のVlog。
そうした場面で使うカメラは、スペックの高さよりも「撮り続けられるかどうか」が意外と重要です。
映像制作の仕事をしていると、つい画質や色、表現の幅に目が行きがちですが、
プライベートの記録では、撮影が負担にならないことのほうが結果的に満足度が高くなります。
今回は、そんな日常〜旅行用途でよく比較される
DJI Osmo Pocket 3 と Insta360 GO Ultra を、
実際に使い込んだ視点で比べてみます。
目次
実用アクセサリと運用テクニック
どちらのカメラを選ぶにしても、いくつかのアクセサリを追加することで、撮影の幅がさらに広がります。
また、ちょっとした運用のコツを知っておくと、旅やVlogでの撮影がよりスムーズになります。
GO Ultra 向け:ペンダントマウントとクリップ
GO Ultra を最大限活かすなら、ペンダントマウントやクリップ式のマウントは必須です。
これらを使うことで、両手が自由になり、「いつでも撮れる」という気軽さが生まれます。
旅先での街歩きや、ハイキング中の撮影では特に役立ちます。
Osmo Pocket 3 向け:ワイヤレスマイクとワイドアングルフィルター
Osmo Pocket 3 をより本格的に使いたい場合、
また、ワイドアングルフィルターを使うことで、より広い画角での撮影も可能になり、風景撮影の幅が広がります。
旅行Vlogで「続けやすい」運用のコツ
最も大切なのは、「撮り続けることが苦にならない運用」です。
例えば、カメラをすぐに取り出せる位置に保管する、バッテリーを常に予備で持ち歩く、夜間は自動モードを活用するなど、小さな工夫で撮影が続けやすくなります。
次の章では、この記事を締めくくるにあたって、**「映像の綺麗さ以上に大切なこと」**をまとめます。
どちらもコンパクトで、動画撮影に強いカメラですが、
使ってみると「向いている場面」ははっきり分かれます。
この記事では、スペック表をなぞるのではなく、
- 撮影のテンポはどう変わるか
- 持ち出す頻度が増えるのはどちらか
- 結果として、どんな映像が残りやすいか
といった撮影体験そのものに焦点を当てます。
「どちらが優れているか」ではなく、
「どちらが自分の使い方に合うか」を考えるための比較として、
参考にしてもらえたら嬉しいです。
この記事で比べる2台と、比較の前提
今回比較するのは、以下の2台です。
- DJI Osmo Pocket 3
- Insta360 GO Ultra
どちらも「小型で動画に強いカメラ」として紹介されることが多く、
旅行やVlog用途で候補に挙がりやすい機種です。
ただし、実際に使ってみると、
この2台は似ているようで、役割がかなり違うことが分かります。
なぜこの2台が比較対象になるのか
ポケット3とGO Ultraは、
- コンパクトで持ち運びやすい
- 手ブレ補正が強い
- スマホより一段上の映像が撮れる
という共通点があります。
そのため、
「スマホ以外で、気軽に動画を撮れるカメラが欲しい」
という人が調べていくと、
最終的にこの2台に行き着くケースが多い印象です。
一方で、
撮影スタイルや撮影中の動き
を考えると、向き・不向きははっきり分かれます。
スペック比較ではなく「撮影体験」を軸にする理由
カメラのレビューでは、
解像度、ビットレート、フレームレートなどの数値が並びがちです。
もちろん、それらも大切ですが、
日常や旅行で使うカメラにおいては、
「そのカメラを持ち出したくなるか」
「撮ることが面倒にならないか」
のほうが、結果として重要になります。
どれだけ高性能でも、
バッグの中で眠ってしまえば映像は残りません。
そこでこの記事では、
- 撮影までの動作の少なさ
- 行動を止めずに使えるか
- 撮影を続けやすいか
といった体感的な部分を重視して比較します。
「箱から出して、そのまま使う」前提で比べる
もうひとつ、この記事で大切にしている前提があります。
それは、
買ってすぐ、特別な設定をしなくても使えるか
という点です。
旅行や外出先では、
細かい設定を詰める時間や余裕はあまりありません。
そのため今回は、
- デフォルト設定での操作感
- 特別なアクセサリーなしでの使用感
を基準にしています。
次の章では、
先に全体像を掴みたい人向けに、
ざっくりとした結論を整理します。
ざっくり結論|先に答えを知りたい人へ
細かい比較に入る前に、
「結局どっちを選べばいいのか」を先に整理しておきます。
この2台は、スペックの優劣というよりも、
撮影スタイルそのものが違うカメラです。
GO Ultra が向いている人
Insta360 GO Ultra が向いているのは、
撮影を意識しすぎず、行動の流れの中で動画を残したい人です。
- 移動中や街歩きで、気になった瞬間をすぐ撮りたい
- 両手を空けたまま撮影したい
- カメラ操作に時間を取られたくない
胸マウントやクリップで身につけておけば、
「撮るかどうか」を迷う時間がほとんどありません。
結果として、
日常や旅行の記録が自然に増えていくのが GO Ultra の強みです。
Osmo Pocket 3 が向いている人
Osmo Pocket 3 が向いているのは、
映像の質や表現にもこだわりたい人です。
- 食べ物や小物をきれいに撮りたい
- 人物の表情や質感をしっかり残したい
- あとから色味を調整して仕上げたい
物理ジンバルによる安定感と、
寄り撮影の強さは、
GO Ultra では代替しにくいポイントです。
「撮る時間をつくって撮る」タイプのカメラと言えます。
現実的な最適解は「使い分け」
正直なところ、
どちらか一台で全てを完璧にこなすのは難しいです。
実際の使い方としては、
- 移動中・街歩き・気軽な記録 → GO Ultra
- 食事・人物・作品寄りのカット → Osmo Pocket 3
という役割分担が、もっともストレスが少なくなります。
次の章からは、
この結論に至った理由を、
操作性・撮影体験・映像の違いといった観点から、
一つずつ掘り下げていきます。
操作性と学習コストの違い
旅や日常のVlogでカメラを使うとき、
意外と大きな差になるのが操作性と学習コストです。
「操作に慣れるまでが大変なカメラ」は、
どれだけ性能が良くても、使われなくなりがちです。
GO Ultra は「考えずに撮れる」カメラ
GO Ultra の最大の特徴は、
操作を意識しなくていい点にあります。
基本的な流れはとてもシンプルで、
- 電源を入れる
- 録画ボタンを押す
これだけで撮影が始まります。
スマートフォンや一般的なアクションカメラを使ったことがある人なら、
ほぼ説明不要で扱えるでしょう。
胸マウントやクリップに付けたままでも、
ワンアクションで録画できるため、
「今撮りたい」瞬間を逃しにくいのが大きな強みです。
Osmo Pocket 3 は「理解すると楽しい」カメラ
一方、Osmo Pocket 3 は、
GO Ultra に比べると操作に慣れが必要です。
物理ジンバルを搭載しているため、
- ジンバルの挙動
- 撮影モードの切り替え
- カメラの向きや追従設定
といった要素を理解すると、
撮影の幅が一気に広がります。
ただし、最初のうちは
「今はどのモードになっているのか」
を意識する必要があり、
完全に無意識で使えるようになるまでには少し時間がかかります。
旅先では「考える時間」が少ない
外出先や旅行中は、
- 移動している
- 人と話している
- 周囲の状況を見ている
といった場面がほとんどです。
その中で、
カメラの設定や挙動を考え続けるのは、
意外と負担になります。
その意味では、
迷わず撮れる GO Ultra
理解して使う Osmo Pocket 3
という性格の違いは、
はっきりと分かれます。
次の章では、
この操作性の違いが映像にどう影響するのか、
手ブレ補正の仕組みから掘り下げていきます。
手ブレ補正の考え方|物理ジンバルと電子補正
Osmo Pocket 3 と GO Ultra を比べたとき、
もっとも分かりやすく、かつ決定的な違いが
手ブレ補正の仕組みです。
どちらも「ブレに強いカメラ」ではありますが、
ブレの抑え方がまったく異なります。
Osmo Pocket 3|物理ジンバルがもたらす安定感
Osmo Pocket 3 は、
カメラ部分そのものが動く物理ジンバルを搭載しています。
この方式の最大のメリットは、
映像の解像感が落ちにくいことです。
電子処理で映像を切り取って補正するのではなく、
カメラ自体が水平を保つため、
細かいディテールや輪郭が潰れにくい印象があります。
特に、
- 被写体に近づいて撮る場面
- ゆっくりカメラを動かす場面
- 人物や食べ物を撮る場面
では、
映像の「芯」が残りやすく、
落ち着いた画になります。
一方で、
ジンバル機構がある分、
本体はどうしてもデリケートになります。
GO Ultra|電子補正で成立する身軽さ
GO Ultra は、
主に電子式の手ブレ補正を採用しています。
センサーで動きを検知し、
ソフトウェア処理で映像を安定させる方式です。
この方式の強みは、
- 本体が非常に軽い
- 可動部が少なく壊れにくい
- 胸マウントやクリップ運用がしやすい
といった取り回しの良さにあります。
胸に付けたまま歩いても、
映像は十分に安定しており、
日常記録や移動中のVlogでは不満を感じにくいでしょう。
ただし、
暗所や動きが激しい場面
では、
電子補正の影響で、
細部がわずかに滲んだり、
処理感が見えることがあります。
「どちらが優秀か」ではなく「どちらが合うか」
物理ジンバルと電子補正には、
それぞれ明確な長所と短所があります。
映像の完成度や質感を優先するなら、
Osmo Pocket 3 の物理ジンバルは大きな武器になります。
一方で、
多少の画質差よりも、撮影し続けられること
を重視するなら、
GO Ultra の電子補正+軽さは非常に魅力的です。
次の章では、
この違いがさらに顕著に表れる
暗所・夜間撮影について見ていきます。
暗所・夜間撮影での実用差
日中の撮影では大きな差を感じにくくても、
夜や屋内などの暗い環境では、
カメラの性格がはっきりと表れます。
旅行や外出先では、
- 夜の街を歩く
- 飲食店の中で撮る
- 室内で雰囲気を残したい
といった場面が自然と増えます。
ここでは、
暗所での撮れ方の違いと
使い勝手の差を整理します。
GO Ultra|自動で任せられる安心感
GO Ultra の暗所撮影で強く感じるのは、
自動化の完成度です。
周囲が暗くなると、
特別な操作をしなくても、
自動的に暗所向けの挙動に切り替わります。
そのため、
設定を意識せずに撮り続けられる
という点が、
夜の撮影では非常に大きなメリットになります。
画としては、
- 全体が少し柔らかめ
- ノイズ処理が強め
といった傾向がありますが、
記録用途やVlogとしては十分に実用的です。
Osmo Pocket 3|細部を残せる描写力
Osmo Pocket 3 は、
暗所でもディテールの残り方に強みがあります。
看板の文字、料理の質感、
被写体の輪郭などが比較的はっきり残り、
映像としての完成度は高く感じます。
特に、
- 食事シーン
- 室内での人物撮影
では、
ポケット3のほうが安心して使える印象です。
ただし、
暗所での設定や挙動を把握していないと、
思ったより暗く写る
と感じる場面もあります。
夜の撮影で差が出るのは「考えなくていいかどうか」
暗所撮影での差は、
画質そのもの以上に、
「考えなくても撮れるかどうか」
に表れます。
GO Ultra は、
夜になっても特に意識せず使えるため、
撮影のハードルが下がります。
一方、
Osmo Pocket 3 は、
少し気を配ることで、
より綺麗な映像を残せます。
次の章では、
この使い勝手の差が最も大きく出る
撮影体験と携帯性について掘り下げます。
撮影体験と携帯性|行動を止めないのはどっち?
旅や日常のVlogでカメラを使うとき、
映像の綺麗さ以上に効いてくるのが撮影体験です。
ここで言う撮影体験とは、
- どれだけ気軽に撮れるか
- 行動の流れを止めずに済むか
- 「撮ろうかな」と思った瞬間に動けるか
といった、
体感的な使いやすさを指します。
GO Ultra|身につけたまま撮れる強さ
GO Ultra は、
カメラを身につけた状態で使える点が最大の特徴です。
ペンダントマウントやクリップを使えば、
胸元やバッグに付けたまま撮影できます。
そのため、
- 歩きながら撮る
- 両手を使う作業をしながら撮る
- 会話や行動を中断せずに撮る
といった使い方が自然に成立します。
「撮るために立ち止まらなくていい」
この点は、旅のVlogでは非常に大きな差になります。
Osmo Pocket 3|構えて撮る安心感
Osmo Pocket 3 は、
基本的に手に持って構えるカメラです。
画面を見ながら構図を確認し、
ジンバルの動きを意識しつつ撮ることで、
安定した映像が得られます。
その分、
- ポケットから取り出す
- ジンバルを起こす
- 撮影後に収納する
といった一連の動作が必要になります。
この「ひと手間」は、
映像のクオリティと引き換えですが、
移動が多い場面では負担に感じることもあります。
携帯性の違いは「気持ち」にも影響する
GO Ultra はとにかく軽く、
カメラを持っている感覚がほとんどありません。
「撮らなきゃ」という意識が生まれにくく、
結果として自然な記録が増えていきます。
Osmo Pocket 3 は、
しっかり撮る意識を持って使うカメラです。
どちらが良いというより、
行動を優先したいか、映像を優先したいか
によって評価が分かれます。
次の章では、
この違いが顕著に表れる
音声性能について見ていきます。
音声性能の違い|声を撮るか、空気を撮るか
Vlogや旅の記録では、
映像以上に印象を左右するのが音です。
どれだけ映像が綺麗でも、
声が聞き取りにくかったり、
音がこもっていたりすると、
一気に見づらい映像になってしまいます。
Osmo Pocket 3 と GO Ultra は、
この「音の考え方」にもはっきりとした違いがあります。
Osmo Pocket 3|自分の声をしっかり残したい人向け
Osmo Pocket 3 の大きな強みは、
外部ワイヤレスマイクとの連携です。
DJI のワイヤレスマイクを使えば、
ケーブル接続なしで音声を収録でき、
設定も比較的シンプルです。
自分の声をはっきり、安定して録りたい場合、
この組み合わせは非常に安心感があります。
特に、
- カメラに向かって話すVlog
- 説明や感想をしっかり残したい場面
- 二人での会話を収録したいとき
では、
ポケット3+ワイヤレスマイクの構成が有効です。
「自分の声を主役にしたい」
そんな用途には、Osmo Pocket 3 が向いています。
GO Ultra|その場の空気を自然に残す
GO Ultra は、
本体マイクだけでも十分に実用的な音を収録できます。
カメラの向いている方向の音を拾いやすく、
胸マウントで使うと、
- 自分の声
- 周囲の会話
- 街の音や環境音
が自然に混ざった音になります。
この特性は、
旅や日常のVlogにおいて、
「その場にいる感じ」
を残すのに向いています。
外部マイクを付けなくても成立するため、
準備や取り回しの面でも負担が少なくなります。
音にこだわるほど、運用の差が出る
音質を突き詰めるなら、
外部マイクを使う Osmo Pocket 3 に分があります。
一方で、
カメラ単体で完結させたい場合は、
GO Ultra の手軽さが際立ちます。
どちらが優れているかではなく、
「声を残したいのか」「空気を残したいのか」
この考え方で選ぶと、
後悔が少なくなります。
次の章では、
より現実的な視点として、
耐久性とラフに使える度合いを見ていきます。
耐久性とラフに使える度合い
旅先や日常で使うカメラは、
どうしても取り扱いがラフになりがちです。
ちょっとした衝撃や、
天候の変化、
屋外での砂ぼこりなど、
想定外のシチュエーションは意外と多いものです。
Osmo Pocket 3 と GO Ultra も、
耐久性や取り扱いの気楽さにおいて違いがあります。
GO Ultra|アクションカメラらしいタフさ
GO Ultra は、
元々アクションカメラ系の設計思想を持っています。
そのため、
- 本体が小型でシンプル
- 可動部が少なく壊れにくい
- ある程度の防塵・防滴性能がある
といった点で、
ラフな扱いに強いカメラです。
バッグにそのまま放り込んだり、
多少雑に扱っても、
気を遣わずに済む安心感があります。
「気軽にどこへでも持っていける」
これが GO Ultra の大きな利点です。
Osmo Pocket 3|ジンバル構造ゆえの繊細さ
一方、Osmo Pocket 3 は、
物理ジンバルを搭載しているため、
どうしても繊細な面があります。
ジンバル部分は精密機械なので、
- 強い衝撃
- 砂やホコリの侵入
- 水濡れ
には注意が必要です。
もちろん、
普通に気をつけて使えば問題はありませんが、
「多少雑に扱っても大丈夫」
という GO Ultra の気楽さとは、
少し性格が異なります。
精神的な安心感の違い
耐久性や取り扱いの気楽さは、
使う人の精神的な安心感にも影響します。
GO Ultra は、
「壊れる心配をあまりせずに使える」点で、
旅先でもストレスが少ないカメラです。
Osmo Pocket 3 は、
そのぶん映像の質を追求できる代わりに、
取り扱いには少し気を遣う必要があります。
次の章では、
いよいよ映像そのものの違い、
「綺麗さ」と表現力の差を見ていきます。
映像の“綺麗さ”と画作りの自由度
カメラを選ぶ上で、多くの人が気にするのが「映像の綺麗さ」です。
Osmo Pocket 3 と GO Ultra は、
どちらもスマホより一段上の映像が撮れるカメラですが、
どの要素を重視するかで選ぶべき機種は変わります。
画角の広さは GO Ultra
GO Ultra は、より広い画角で撮影できるため、
周囲の風景を一度に収めたいシーンで有利です。
例えば、
街並みを歩きながら撮る、
広い景色やイベント会場全体を映したい場面では、
GO Ultra の広角さが活きてきます。
寄り撮影・ボケ表現は Osmo Pocket 3
Osmo Pocket 3 は、被写体に寄って撮ることに強みがあります。
食べ物、小物、人物の表情などをクローズアップしたい場合、
背景を自然にぼかしたり、細部までしっかり描写することができます。
「被写体を主役にする撮り方」をしたいなら、
ポケット3 のほうが表現の幅は広がります。
色表現と後処理の自由度
Osmo Pocket 3 は、ログ撮影や10bitカラーに対応しています。
これは、
撮影後に色味を調整したり、
作品として仕上げたい人にとって大きなメリットです。
一方、GO Ultra は後処理前提の撮影よりも、
その場で完結できる手軽さを重視しています。
どちらを選ぶかは、
「撮って出し」で十分か、後から色を作り込みたいかで変わってきます。
次の章では、
こうした違いを踏まえた上で、
シチュエーション別にどちらを選ぶべきかを具体的に整理します。
シチュエーション別おすすめ(実践編)
ここまで見てきたように、Osmo Pocket 3 と GO Ultra は、どちらも優れたカメラですが、それぞれ得意なシーンが異なります。
ここでは、具体的なシチュエーション別に「どちらを選ぶべきか」を整理してみましょう。
街歩き・観光・ハイキング
街中を歩きながらの撮影や、観光地での散策、軽いハイキングなど、**「移動しながらサッと撮りたい」**シーンでは、GO Ultra が圧倒的に便利です。
両手を自由に使え、行動を止めずに撮影できるので、カメラを意識せず旅の流れを記録できます。
夜の飲食店・室内の雰囲気撮影
夜のレストランやカフェ、室内でのちょっとした雰囲気を残したい場面では、Osmo Pocket 3 のほうが細部までクリアに記録できます。
特に料理や内装の質感をきれいに残したいなら、ポケット3 が有利です。
対談・インタビュー・二人Vlog
誰かと一緒に話しながら撮るシーンや、インタビュー形式のVlogでは、Osmo Pocket 3 + ワイヤレスマイクが強力です。
自分の声や対談相手の声をクリアに録音できるので、音声の質を重視する場合はポケット3が向いています。
広大な風景や広角ショット
一度に広い風景をダイナミックに撮りたいときは、GO Ultra の広角さが活きてきます。旅先で「この景色をまるごと残したい」と思う場面では、GO Ultra が頼りになります。
食レポやクローズアップを多用する場合
料理のディテールや小物を美しく撮りたいなら、Osmo Pocket 3 の寄り撮影性能が活躍します。近距離でもピントが合いやすく、背景を自然にぼかして“映える”映像が撮れます。
次の章では、どちらのカメラを選ぶにしても撮影の幅を広げるためのアクセサリや運用テクニックを紹介します。
実用アクセサリと運用テクニック
どちらのカメラを選ぶにしても、いくつかのアクセサリを追加することで、撮影の幅がさらに広がります。
また、ちょっとした運用のコツを知っておくと、旅やVlogでの撮影がよりスムーズになります。
GO Ultra 向け:ペンダントマウントとクリップ
GO Ultra を最大限活かすなら、ペンダントマウントやクリップ式のマウントは必須です。
これらを使うことで、両手が自由になり、「いつでも撮れる」という気軽さが生まれます。
旅先での街歩きや、ハイキング中の撮影では特に役立ちます。
Osmo Pocket 3 向け:ワイヤレスマイクとワイドアングルフィルター
Osmo Pocket 3 をより本格的に使いたい場合、
また、ワイドアングルフィルターを使うことで、より広い画角での撮影も可能になり、風景撮影の幅が広がります。
旅行Vlogで「続けやすい」運用のコツ
最も大切なのは、「撮り続けることが苦にならない運用」です。
例えば、カメラをすぐに取り出せる位置に保管する、バッテリーを常に予備で持ち歩く、夜間は自動モードを活用するなど、小さな工夫で撮影が続けやすくなります。
次の章では、この記事を締めくくるにあたって、「映像の綺麗さ以上に大切なこと」をまとめます。
最後に|映像の綺麗さより大切なこと
ここまで、Osmo Pocket 3 と GO Ultra を、
操作性・撮影体験・映像の違いといった観点から比較してきました。
どちらも優れたカメラであることは間違いありません。
ただし、「どちらが上か」という問いには、
あまり意味がないとも感じています。
なぜなら、
旅や日常のVlogで本当に大切なのは、
映像の綺麗さよりも、「どれだけ撮り続けられるか」
だからです。
どれだけ高性能なカメラでも、
使うのが面倒になってしまえば、
記録は残りません。
GO Ultra は、
身につけたまま撮れる気軽さがあり、
行動を止めずに記録を続けられるカメラです。
日常や移動の中で、
「とりあえず撮っておく」ことが自然にできる。
それは、Vlogにおいて非常に大きな価値があります。
一方、Osmo Pocket 3 は、
しっかり構えて撮ることで、
映像の完成度を一段引き上げてくれます。
食べ物や人物、
雰囲気を丁寧に残したい場面では、
やはり頼りになる存在です。
私自身の使い方としては、
- 移動中や気軽な記録は GO Ultra
- 映像として残したいシーンは Osmo Pocket 3
という使い分けに落ち着いています。
どちらか一台に決める必要はありません。
もし可能であれば、
役割で使い分けることで、
撮影のストレスは大きく減ります。
良いカメラとは、
使う人の体験を邪魔しないもの。
あなたの暮らしや旅のスタイルに合った一台が、
自然に手に取られる存在になることを願っています。
よくある質問(FAQ)
Osmo Pocket 3 と Insta360 GO Ultra、初心者にはどちらがおすすめですか?
操作の簡単さを重視するなら GO Ultra、映像の綺麗さや表現も楽しみたいなら Osmo Pocket 3 がおすすめです。
GO Ultra は電源を入れてすぐ撮れる直感的な操作が強みで、カメラに慣れていない人でも使いやすい設計です。
旅行や日常Vlogならどちら1台で足りますか?
記録目的が中心であれば、GO Ultra 1台でも十分です。
ただし、食事や人物をきれいに撮りたい場面が多い場合は、Osmo Pocket 3 のほうが満足度は高くなります。
手ブレ補正はどちらが優れていますか?
映像の精細さや安定感では物理ジンバルを搭載した Osmo Pocket 3が有利です。
一方、GO Ultra は電子補正ですが、軽量なため移動しながらの撮影では十分に安定した映像が得られます。
暗い場所や夜の撮影に強いのはどちらですか?
細部の描写を重視するなら Osmo Pocket 3、設定を考えずに撮り続けたいなら GO Ultraが向いています。
GO Ultra は自動で暗所モードに切り替わるため、夜の撮影でも扱いやすいのが特徴です。
音声はどちらがきれいに録れますか?
自分の声をはっきり録りたい場合は、Osmo Pocket 3+ワイヤレスマイクが有利です。
周囲の音やその場の雰囲気も含めて自然に残したい場合は、GO Ultra の内蔵マイクが使いやすいです。
胸マウントやハンズフリー撮影に向いているのは?
GO Ultra が圧倒的に向いています。
本体が軽く、ペンダントマウントやクリップで身につけたまま撮影できるため、行動を止めずにVlogを撮れます。
映像編集や色補正を前提にするならどちらが良いですか?
ログ撮影や10bitカラーに対応しているOsmo Pocket 3が向いています。
後から色味を調整したり、作品として仕上げたい場合はポケット3のほうが自由度があります。
耐久性やラフな使い方に向いているのは?
GO Ultra のほうがラフに扱いやすいです。
可動部が少なく、アクションカメラ寄りの設計なので、持ち運びや屋外使用でも気を遣わずに使えます。
結局、どちらを選べば後悔しませんか?
「撮影を負担に感じず、記録を続けたい」なら GO Ultra、
「映像の質や表現にもこだわりたい」なら Osmo Pocket 3 が後悔しにくい選択です。
可能であれば、用途に応じて使い分けるのが最も満足度の高い方法です。
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