初心者でも今日から上手くなる！写真がうまく撮れない人向けの簡単改善ガイド

代表社員　廣瀬高之

こんにちわ、クセのツヨい映像制作会社「トビガスマル」代表社員の廣瀬です。

「なんか写真がうまく撮れない…」
「スマホなのに、友達より下手に見える…」
「カメラ買ったのに仕上がりが微妙…」

現場でもこういう相談は本当に多いのですが、
実は写真が下手に見える原因は “才能” ではありません。

その原因のほとんどは、
構図・光・ピント
という“たった3つの基本”が整っていないだけ。

逆に言えば、この3つを意識するだけで、
プロっぽい写真に一気に変わります。

この記事では、難しい専門用語は抜きにして、
誰でも今日から上達できる「写真のコツ」だけを
わかりやすくまとめました。

スマホでも一眼でもミラーレスでもOK。
これを読めば、「撮れない」から「撮れる！」に変わります。📸✨

1 写真がうまく撮れない理由はたった3つだけ
2 ① 構図：どこを主役にするか決まっていない
3 ② 光：良い光を使うだけで写真がプロっぽくなる
4 ③ ピント：どこに合わせるかで印象が決まる
5 写真が上達する“撮る前の3秒チェック”
6 よくある質問（FAQ）
7 まとめ｜写真は“3つの基本”で必ずうまくなる

写真がうまく撮れない理由はたった3つだけ

「写真がうまく撮れない」「なんか微妙」
——こう感じる原因は、実はとてもシンプルです。

写真が下手に見える理由のほとんどは、
①構図　②光　③ピント
この3つのどれかが崩れているだけ。

逆に言えば、この3つさえ整えば、スマホでも一眼でも
誰でもプロっぽい写真が撮れるようになります。

理由その1：構図が“決まっていない”

構図とは、写真の中で「何をどう置くか」。
ここが定まっていないと、どれだけ高いカメラを使っても
“なんか散らかった写真”になります。

・主役がどこかわからない
・余計なものが写りすぎている
・写真に“視線の流れ”がない

こうした状態が、写真が下手に見える最大の原因です。

理由その2：光の方向が悪い

光は写真の印象を100％左右するほど重要です。
逆光なのか、順光なのか、横から入るサイド光なのか。

光の方向が悪いと、
・顔が暗い
・料理がまずそう
・質感が出ない
・色がくすむ

などの“もったいない写真”になります。

でも光を正しく使えば、
スマホでも一気にプロ感が出るんです。

理由その3：ピントを“どこに合わせるか”を間違えている

ピントは写真の“答え”です。
どこにピントがあるかで、視線誘導も印象も変わります。

・人物写真で背景にピントが合っている
・料理の手前がボケている
・動く被写体にピントが追いつかない

これらはすべて「下手見え」の原因。

しかし、逆に言えば
“ピントの位置さえ意識すれば”
写真は一気に上手くなります。

結論：「構図・光・ピント」の3つだけ伸ばせば写真は上手くなる

高いカメラも、レタッチ技術も、背景ボケも、
この3つの土台が整っていないと意味がありません。

写真が上手い人は、例外なく
構図 × 光 × ピントを正しく扱っています。

次の章からは、
「どうやって構図を整えるのか？」
「光の方向はどう見ればいいのか？」
「ピントの正解はどこ？」
をプロ視点でわかりやすく解説していきます。

① 構図：どこを主役にするか決まっていない

写真がうまく見えない一番の理由は、
「主役（見せたいもの）がどこか分からない」ことです。

構図が整っていないと、
どれだけ綺麗な背景でも、どれだけ高性能なカメラでも
写真は“なんかパッとしない”仕上がりになります。

逆に言えば、主役がはっきりすれば、
スマホでもプロっぽい写真に変わります。

● 三分割構図が最強の理由

写真の基本で最も有名なのが三分割構図です。
画面を縦横3分割して、その交点や線上に主役を置く方法。

人間の目線は、ど真ん中より“ややずれた位置”に置かれたものに
自然と惹きつけられます。

▼ 置くと良いポイント：

人物 → 目の位置を三分割の交点に置く
料理 → 皿の手前を三分割のライン上に置く
風景 → 地平線を下1/3、または上1/3に置く

これだけで、急に“構図が決まる写真”になります。
プロの9割が使っている、万能構図です。

● 背景の“情報量”を整理する

写真が下手に見える原因のひとつは、
背景の情報が多すぎることです。

・後ろがゴチャゴチャ
・余計なものが写る
・色が多すぎる
・視線が散る

これ、すべて“主役が埋もれる”原因です。

▼ すぐできる整理方法：

後ろの不要物を手で避ける
角度を変えて背景をシンプルにする
壁・床・空など「無地」を背景にする

背景がシンプルなだけで、主役の魅力が一気に引き立ちます。
トビガスマルの現場でも、まずやるのは背景の整理です。

● 余白の使い方で写真は上品になる

構図が上手い人は、主役だけ撮っているように見えて、
実は“余白の置き方”が非常に上手です。

余白が少ないと窮屈に見え、
余白が多いとスッキリおしゃれに見えます。

▼ 上品に見える余白の入れ方：

主役の上に「呼吸スペース」を作る
左右どちらかに余白を寄せる
被写体に“動く方向の余白”を取る

例えば人物が右を向いているなら、
視線の方向に余白を作るだけで完成度が上がります。

スマホのポートレートでも簡単に実践できます。

● 結論：構図は「主役を決める」だけで上手くなる

構図の悩みは、突き詰めれば
“主役をどこに置くか” だけです。

・三分割に置く
・背景を整理する
・余白を整える

これだけで、写真は驚くほど良くなります。
次は、写真の印象を何倍も良くする“光”について解説します。

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② 光：良い光を使うだけで写真がプロっぽくなる

写真の上手・下手を決める最大のポイントは、実は光です。
構図よりも、カメラの性能よりも、レタッチよりも、
“どんな光を使うか”で仕上がりが90%変わります。

光を味方にすれば、スマホでもプロのような写真になります。
逆に光の方向が悪いと、どれだけ良い機材を使っても残念な写真になってしまいます。

● 光の方向を知るだけで写真は変わる

まず最初に知るべきは「光の方向」です。

写真の光には大きく3種類あります：

順光（前からの光）：明るく情報がはっきり。初心者向け。
逆光（後ろからの光）：ドラマチック。シルエット向き。
サイド光（横からの光）：立体感が出る。食べ物・人物に最適。

プロカメラマンの多くは、“順光かサイド光”を使います。
逆光は難しいですが、うまく使えば映画のように美しい写真になります。

● 屋内撮影は「窓から45度」が最強

スマホ写真でも一眼でも、屋内で一番美しく撮れるのは
窓から45度の位置です。

理由は：

柔らかい自然光が入る
影がキツくならない
サイド光が自然に作れる

料理・人物・小物など、何を撮っても上手く見えます。
トビガスマルの現場でも「窓45度」は鉄板ポジションです。

● 影の出方をコントロールすると“プロ感”が出る

初心者が見落としがちなのが影のコントロールです。

影が強すぎると「キツい写真」になり、
影が弱すぎると立体感がなく「のっぺり」します。

▼ 影を弱めたいとき
・レースカーテンで光を柔らかくする
・白い紙（レフ板）で反射させる
・照明を壁に当てて“跳ね返った光”を使う

▼ 影を強めてカッコよくしたいとき
・窓際に寄る
・被写体を光に向ける角度を変える
・照明を一点から当てる（映画的演出）

影の調整だけで、写真の印象は劇的に変わります。

● 光の“色”で写真の雰囲気が決まる

光には、色があります。
これを色温度といいます。

暖色（オレンジ）：夕方、室内照明 → 温かい雰囲気
寒色（青）：朝、曇り、日陰 → クールで落ち着いた雰囲気

写真がなんかダサい…と感じる原因のひとつが、
「光の色が混ざっている」ことです。

たとえば、室内のオレンジ照明＋窓の青い光。
これが混ざると、肌の色や食べ物の色が不自然になります。

▼ 解決法

照明を1種類にする
カーテンを閉めて光を統一する
色味が違う場合は場所を変える

光の色を統一するだけで、写真が一気にプロっぽくなります。

● 直射日光より“柔らかい光”が正義

外で写真を撮るときは、
曇りの日・日陰の柔らかい光が最強です。

直射日光はコントラストが強すぎて、
影がカリカリに黒くなり、肌の質感も荒れがちです。

▼ オススメの屋外光

曇りの日 → 絶対にキレイ
建物の影 → 柔らかい
夕方の斜めの光 → 立体的でドラマチック

自然光の扱い方がわかると、写真の完成度が一気に上がります。

● 結論：光を制する者は写真を制す

構図が良くても、光が悪いと写真は微妙になります。
逆に光が良いだけで、スマホでも写真は美しくなります。

・光の方向
・光の強さ
・光の色

この3つを意識するだけで、
“誰でも上手く撮れる光の使い方”が身につきます。

次は、写真の印象を決める最後の要素「ピント」について解説します。

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③ ピント：どこに合わせるかで印象が決まる

写真の“上手い・下手”を決める最後の要素がピント（フォーカス）です。
実はプロの写真が美しく見えるのは、構図でもカメラでもなく、
「どこにピントを合わせているか」が徹底しているからです。

ピントは、写真における答え。
どこにピントがあるかで、写真の意味が変わります。

● 人物写真は「目」に合わせるのが鉄則

人物写真やポートレートで最も大切なのは、
“目にピントを合わせる”ことです。

なぜなら、人間は写真を見るとき、
最初に目を見るからです。

▼ 目にピントが合うと：

生き生きした印象になる
プロっぽい立体感が出る
視線の“出口”が生まれる

逆に目がボケてしまうと、一気に素人っぽく見えてしまいます。
スマホでもカメラでも、まずは目をタップするクセをつけましょう。

● 料理は“手前の一番おいしそうな部分”にピント

料理写真でよくある失敗が、
全体にピントを合わせようとすること。

料理は、手前の“最初に視線が来る部分”にピントを合わせるだけで
驚くほど美味しそうに写ります。

▼ 料理のピント位置の例：

ステーキ → 手前の断面
カレー → スプーンを持ち上げた部分
パンケーキ → フォーク部分 or 最上段

「どこが一番おいしいか？」を意識するのが料理撮影のコツです。

● モノ撮りは“質感が一番伝わる場所”にピント

小物や商品撮影では、
光が当たって質感が最も出る場所にピントを置きます。

たとえば：

アクセサリー → 宝石の輝き部分
時計 → 文字盤 or 針の根元
コスメ → ロゴ or ツヤの出ている部分

モノ撮りは見せたいポイントを“1点”決めるのが大切です。

● ピンぼけを防ぐ簡単テクニック

ピンぼけのほとんどは、次の原因によるものです：

手ブレ
近づきすぎ
暗すぎてピントが合わない

▼ 今すぐできる改善方法：

スマホは両手で持つ（脇を締める）
被写体に近づきすぎない（最低でも10〜15cm）
暗い場所ではライト or 窓際へ移動
タップして「ここに合わせる」を明示する

特にスマホは暗いとピント迷子になりがちなので、
光のある場所に移動するだけでも改善します。

● 結論：ピントの位置を“1点に決める”ことが写真の正解になる

写真がぼんやり見える理由の多くは、
ピントが曖昧で視線が迷子になるからです。

・人物 → 目
・料理 → 手前の一番おいしい場所
・小物 → 質感が出る場所

この「たった1点」を決めるだけで、
写真は驚くほど魅力的に変わります。

次の章では、撮る前にチェックするだけで写真の成功率が上がる
“3秒チェックリスト”を紹介します。

写真が上達する“撮る前の3秒チェック”

構図・光・ピントの解説をしてきましたが、
実際に撮るときは全部を意識するのは大変です。

そこでプロ現場でも使っている、
“撮る前の3秒チェック”を紹介します。
これを毎回するだけで、写真は驚くほど安定します。

① 主役はどこ？（構図チェック）

最初の1秒は“主役をどこに置くか”を見るだけでOK。

▼ チェックポイント：

主役の位置が写真の真ん中に埋もれていないか？
三分割の交点 or ラインに置けるか？
余計なものが映り込んでいないか？

これだけで構図はほぼ整います。

② 光はどこから来てる？（光チェック）

次の1秒は“光の方向”を確認。
これだけで写真のクオリティが別物になります。

▼ チェックポイント：

逆光で顔が暗くなっていないか？
横からの光が入って立体感が出ているか？
光の色（オレンジ／青）が混ざっていないか？

光の方向が整っていれば、スマホでもプロ画質に近づきます。

③ ピント“ここ！”と決めた？（フォーカスチェック）

最後の1秒は“ピントの位置”を確認。
迷ったら、次の位置を選べば一番安全です：

人物 → 目
料理 → 手前の一番おいしい部分
小物 → 質感が出る場所

スマホなら、撮りたい場所を軽くタップするだけでOK。
これだけで写真の“プロっぽさ”が一気に上がります。

● 3秒チェックの効果は絶大

この「構図 → 光 → ピント」の3ステップは、
プロも無意識に行っている習慣です。

逆に言えば、
この3つさえ抑えれば、どんなシーンでも“失敗しない”写真が撮れるようになります。

撮影前のたった3秒で、写真の完成度が劇的に変わる。
これが、写真上達の一番の近道です。

よくある質問（FAQ）

Q1. なぜ写真がうまく撮れないのですか？

原因はほとんどの場合、構図・光・ピントのどれかが崩れているからです。

この3つを整えるだけで、写真はスマホでも見違えるほど良くなります。

Q2. スマホカメラでも本当に上手く撮れる？

はい、スマホでも十分上手く撮れます。

むしろ最近のスマホは補正が優秀なので、
光の方向を理解するだけでプロ級の写りになります。

Q3. どんなカメラを買えば写真が上達しますか？

カメラを変えるより、まずは光の使い方を覚える方が効果的です。

写真の上達は機材よりも“基本の3つ”が優先です。

Q4. 人物写真が微妙になる…どうすればいい？

人物撮影は、まず目にピントを合わせてください。

目さえシャープに写れば、多少構図がズレても“良い写真”に見えます。

Q5. 料理が美味しそうに撮れません。

ポイントは2つだけです：

手前の一番美味しそうな部分にピント
横からの光（サイド光）を使う

これだけで料理写真は驚くほど改善します。

Q6. 室内だと写真が暗いのはなぜ？

室内は光が足りないためです。

窓の近く・45度の位置に移動すると、
自然光で一気に明るく撮れます。

Q7. ピントがいつもボケる…どうしたらいい？

次の3つが原因です：

暗すぎてピントが迷っている
近づきすぎ
手ブレ

解決方法は、光のある場所＋被写体から15cm以上離れることです。

Q8. 写真のセンスって必要ですか？

必要ありません。
写真は構図・光・ピントという“技術の積み重ね”です。

センスよりも慣れの方が圧倒的に重要です。

Q9. 背景がうるさくて写真が下手に見えます。

背景の整理だけで写真は劇的に良くなります。

壁・空・単色の背景を使うか、
撮る角度を少し変えるだけでOKです。

Q10. たくさん覚えるのは無理…もっと簡単な方法は？

大丈夫です。
写真は「撮る前の3秒チェック」だけで上達します。

主役はどこ？（構図）
光はどこから？（光）
ピントは1点？（フォーカス）

この3つができれば、写真は必ず良くなります。

まとめ｜写真は“3つの基本”で必ずうまくなる

「写真がうまく撮れない…」という悩みは、
実はほとんどが構図・光・ピントという3つの基本を押さえるだけで解決できます。

・主役をどこに置くか（構図）
・どんな光を使うか（光）
・どこにピントを合わせるか（フォーカス）

この3つが整うと、スマホでも高価なカメラにも負けない
“プロっぽい写真”が撮れるようになります。

写真はセンスではなく技術。
今日から少し意識するだけで、誰でも一気に上達できます。

そして写真は“正解”よりも“伝えたい気持ち”が大切です。
うまく撮れるようになると、日常がもっと楽しくなり、
「撮りたい」瞬間が増えていきます。

あなたの写真が、これからもっと自由に、もっと思い通りに撮れるようになりますように。📸✨