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動画制作は内製化と外注どちらが得?費用・クオリティ・成果で比較してみた

代表社員 廣瀬高之

こんにちわ、クセノツヨイ映像制作会社「トビガスマル」代表の廣瀬です。
「動画制作って、自分たちの社内で作った方がいいの?それともプロに依頼した方がいいの?」
こんな疑問を抱く企業や団体は少なくありません。

確かに、社内で作ればコストは抑えられるし、スピード感も出せる
一方で、プロに依頼すれば高品質な仕上がりや成果につながるノウハウが手に入ります。
どちらが正解かは、目的と状況次第なのです。

イメージするなら──
「本棚をDIYで作るか?それとも大工さんに頼んで作るか?」の違いに近いでしょう。
自作の楽しさやコストメリットもあれば、プロならではの精度や安心感もある。
動画制作もまさに同じで、選び方を間違えると「思ったのと違う…」となりがちです。

この記事では、費用・クオリティ・成果・工数という4つの視点から、
社内制作とプロ依頼を徹底比較していきます。
読んでいただければ、きっと「うちの場合はどちらが得か」がクリアになるはずです。

それではクセノツヨイ私たちトビガスマル流に、
ユーモラスかつ真剣に「内製 vs 外注」の世界を解き明かしていきましょう。

動画制作は社内で作る?プロに依頼する?まず考えるべきこと

動画の目的と用途を整理する

まず一番大事なのは、「動画で何を達成したいのか」をはっきりさせることです。

例えば──
・採用動画を作りたいのか?
・商品やサービスの販促をしたいのか?
・イベントの記録を残したいのか?

目的が違えば、最適な制作方法も変わります
「社内で簡単に済ませても十分」なケースもあれば、
「プロに頼まないと成果につながらない」ケースもあるわけです。

つまり、「動画制作のゴール」を定めることが第一歩です。

誰に・何を伝えたいかを考える

次に考えるべきは、「ターゲット」と「メッセージ」です。

同じ動画でも──
・社内研修用なら、社員に分かりやすく伝わればOK。
・採用動画なら、学生に「この会社いいな」と思わせる必要がある。
・観光PRなら、県外や海外の人に「岡山に行ってみたい」と感じてもらうのが目的。

ターゲットが誰かによって、映像に求められるクオリティや演出は大きく変わります
この段階で方向性を明確にしておけば、社内制作とプロ依頼のどちらが良いか判断しやすくなります。

動画の重要度を見極める

最後に考えていただきたいのは、その動画が「どれくらい重要な場面で使われるか」です。

例えば──
・ちょっとした社内イベントの記録
・SNSに投稿するカジュアルな短尺動画
こうしたものは社内で作るのが効率的。

一方で──
・会社の顔となるPR動画
・新商品を売るための広告動画
・自治体の観光誘致映像
これらは失敗できないので、プロに依頼するのが確実です。

DIYで棚を作るなら多少の歪みも愛嬌ですが、
「会社の顔になる動画」は歪みが命取りになりかねません。
ここを冷静に判断できるかどうかが、成功と失敗の分かれ道です。

社内で動画を作る場合のメリット・デメリット

メリット:コストを抑えやすい/スピード感がある

社内制作の一番の魅力はコストを抑えられる点です。
既にあるPCやカメラを活用すれば、ほとんど費用をかけずに動画を作ることも可能です。

また、スピード感が出せるのもメリットです。
「ちょっと社内イベントを撮ってすぐSNSにアップしたい」など、
思い立ったときにすぐ作れるのは、内製ならではの柔軟さ。

さらに、社内スタッフが撮影・編集を担当するので、
自社の文化や雰囲気を理解している人が作る安心感もあります。
「よそ行きの映像ではなく、内輪の空気感を出したい」ときにはピッタリです。

デメリット:クオリティや専門知識に限界がある

一方で、社内制作には明確な限界があります。
最大の課題はクオリティ
動画は撮影・照明・音声・編集といった専門知識が揃って初めて「プロ品質」になります。

例えば、音声がこもって聞きづらい
照明が暗くて表情が伝わらない
カット割りが単調で飽きられる──こうした弱点が出やすいのが社内制作です。

また、スタッフが兼務で動画を作ると、
「本業が忙しくて編集が止まっている…」という事態になりがちです。
結果として、時間もかかり、成果も中途半端になってしまうリスクがあります。

DIYで家具を作ると「味」は出るけれど、
強度や仕上がりはプロには敵わないのと同じことです。
社内制作には「手軽さ」と引き換えに「限界」があることを理解しておく必要があります。

プロに依頼する場合のメリット・デメリット

メリット:高品質な映像/成果につながるノウハウ

プロに依頼する最大のメリットは、やはりクオリティの高さです。
カメラワーク、照明、音声、編集──そのすべてに専門のスタッフが関わることで、
「伝わる」「惹きつける」映像が完成します。

特に、採用動画や会社紹介動画のように「第一印象を左右する映像」は、
プロ品質でなければ逆効果になる可能性もあります。
「なんだか安っぽい」と思われてしまったら、本末転倒です。

さらに、プロには成果を出すためのノウハウがあります。
「どんな順番で見せれば視聴者が飽きないか」
「どんな演出ならターゲットに響くか」──
これは経験に裏打ちされた技術であり、社内制作ではなかなか再現できない部分です。

デメリット:費用がかかる/社内調整が必要

もちろん、プロに依頼するからには費用が発生します。
規模にもよりますが、数十万円〜数百万円になることも珍しくありません。
「社内で無料で作れるのに、そこまでかけるべきか?」と悩む方も多いでしょう。

また、外部の制作会社と関わる以上、
社内での調整や準備が必要になります。
「誰が担当窓口になるのか」「どんな情報を渡すのか」を整理しておかないと、
プロに頼んでもスムーズに進まないケースがあります。

ただし、これは言い換えれば「プロジェクトを社内で共有できるチャンス」でもあります。
プロと一緒に進めることで、社内の理解や協力体制が強化されるのも事実です。

DIY家具では「まあ多少ぐらついても我慢するか」で済みますが、
動画は会社の顔になる資産
費用や調整の手間をかけても、それ以上のリターンを期待できるのがプロ依頼です。

社内制作とプロ依頼を比較|どちらが得か?

費用面の比較

社内制作は、基本的に人件費+最低限の機材費だけで済みます。
既にスマホやPCがあれば「ほぼ無料」で作れるケースも珍しくありません。

一方プロ依頼は、企画・撮影・編集にスタッフが動くため、
数十万円〜数百万円規模の費用がかかることもあります。
単純に「安さ」で言えば社内制作に軍配が上がります。

ただし、費用対効果を考えた場合、
「安いけれど成果が出ない」動画より、
「高くても成果を出せる」動画の方が最終的には得
になることも多いです。

クオリティ面の比較

クオリティに関しては、圧倒的にプロ依頼が有利です。
照明や音声が整った動画は、それだけで「信頼できる会社」という印象を与えます。

社内制作はどうしても画質や音声の弱さ、編集の粗さが目立ちやすく、
ターゲットによっては「安っぽい」とマイナス評価を受けかねません。

DIYの家具が「味はあるけど強度が心配」なのと同じで、
社内制作は「温かみはあるけど信頼感には欠ける」というケースが多いのです。

成果(リーチ・反応)の比較

動画の目的が「成果」に直結する場合──例えば採用応募数アップや商品の売上増加──、
プロ依頼の方が圧倒的に結果を出しやすいです。

プロは単に映像を作るだけでなく、
「どうすれば見てもらえるか」「どうすれば行動してもらえるか」を熟知しています。
社内制作では、この部分のノウハウ不足がネックになりがちです。

「成果を狙うならプロ」「記録や雰囲気重視なら社内」と考えると分かりやすいでしょう。

時間・工数の比較

社内制作は「安いけど時間がかかる」傾向があります。
兼務の担当者が少しずつ進めると、
「数分の動画に数か月かかる」なんてことも。

一方プロ依頼は、スケジュールに沿って効率的に進行するので、
早ければ1〜2か月で完成することも珍しくありません。

つまり、「お金を節約する代わりに自分たちの時間を使う」のが社内制作、
「費用をかけて時間を買う」のがプロ依頼です。

こんなケースでは社内制作がおすすめ

短尺SNS動画や社内研修用コンテンツ

SNSに投稿する短尺動画や、社員向けの研修・マニュアル動画は、
社内で制作するのに向いています。

なぜなら、これらは完璧なクオリティより「スピード」と「量」が大切だからです。
「今日のイベントの様子をすぐにSNSにアップしたい!」といったニーズは、
外注していると間に合いません。

また、研修用やマニュアル用なら、
多少画質が粗くても内容が伝われば十分
その場で社内スタッフが撮影・編集した方が効率的です。

小規模プロジェクトやスピード重視の場合

「数万円の予算で簡単な動画を作りたい」
「とにかくすぐ必要!」というケースも、社内制作が有効です。

特に、プロに頼むと見積もり・打ち合わせ・撮影と進行に時間がかかるため、
短納期案件では逆に社内の方がスピーディ。

例えば、イベントのダイジェストを翌日に社内向けに配信する、
製品の操作方法を社員が説明する動画を作る──こうした用途は、
内製の方がコスパが良いと言えるでしょう。

社内の空気感や文化をそのまま伝えたい場合

意外と見落とされがちですが、
「内輪感」や「リアルな社風」を伝えるなら、社内スタッフが撮る方が自然です。

プロに頼むとどうしても演出が入り、
「カッコよすぎてうちの会社っぽくない…」となることも。

“素の雰囲気”を出したいなら社内制作が最適です。
採用動画であえてラフな映像を流すことで、
応募者が「等身大で働けそう」と感じるケースもあります。

こんなケースではプロ依頼がおすすめ

採用動画や会社紹介など「第一印象」を決める映像

就職活動中の学生や取引先に向けて制作する採用動画・会社紹介動画は、
まさに「会社の顔」となる映像です。

ここでクオリティが低いと、「信頼できない会社かも…」という誤解を招く恐れがあります。
第一印象でマイナスを与えてしまうのは、致命的。

プロに依頼することで、洗練された映像・的確な演出・的を射たストーリー設計が可能になり、
視聴者に「この会社、いいな」と思ってもらいやすくなります。

観光・商品プロモーションなど成果重視の映像

観光PRや商品・サービスの販売促進を目的とする動画は、
「ただ撮って編集する」だけでは効果が出ません。

プロはターゲットに届く映像表現を熟知しています。
BGMの選び方ひとつで印象が変わり、
演出のテンポ次第で「見てもらえるか」「最後まで見られず離脱するか」が決まります。

プロ依頼なら、広告的な成果につながる映像を作れるのが大きな強みです。

広告運用やマーケティングとセットで考える場合

最近は、動画を作って終わりではなく、
「どう届けるか」「どう成果につなげるか」までが重要になっています。

YouTube広告やInstagramリールなどで配信する場合、
配信設計・ターゲティング・効果測定といった専門知識が欠かせません。
ここまで考えると、内製では限界があります。

プロ依頼なら、制作と広告運用を一体で設計できるため、
「作ったはいいけど誰も見ていない…」という失敗を避けられます。

大規模案件や長期的な活用を想定している場合

全国に向けたプロモーションや、
今後数年間使い続けるブランディング映像などは、
内製のクオリティでは対応しきれないケースが多いです。

プロに依頼すれば、
映像としての完成度に加え、長期的に見ても古びない設計が可能になります。
一度作れば「資産」として活用できるため、
費用対効果を考えればむしろお得になることもあります。

まとめ|「何を目的にするか」で内製か外注かを決めよう

ここまで、社内制作とプロ依頼の違いを徹底比較してきました。
最後にポイントを整理しましょう。

コストとスピード重視 → 社内制作
クオリティと成果重視 → プロ依頼
両方のいいとこ取り → ハイブリッド型

つまり──
「動画で何を達成したいのか」を明確にすることが、最適な選択のカギです。

DIYで棚を作るように気軽に取り組むのも良し。
プロ大工に任せて安心の仕上がりを得るのも良し。
大事なのは、その映像が“どこでどう使われるのか”を冷静に考えることです。

そして、もし「やっぱりプロに任せたいな」と感じたら、
ぜひ私たちクセノツヨイ映像制作会社トビガスマルにご相談ください。
内製支援からフルプロデュース、広告運用まで──
あなたの目的に合った形で映像制作をサポートします。

「動画は社内で作るか?それともプロに依頼するか?」
その答えを一緒に見つけるお手伝いができれば幸いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 社内制作とプロ依頼、どちらが安く済みますか?

A. 単純な費用で言えば社内制作の方が安いです。
スマホや既存機材を使えばほぼ無料で作れます。
ただし、成果まで考えるとプロ依頼の方がコスパが良いケースも多いです。
「安さ」ではなく「費用対効果」で考えるのがおすすめです。

Q. プロに依頼すると納期はどのくらいかかりますか?

A. 内容にもよりますが、1〜2か月程度が目安です。
企画→撮影→編集→修正という流れがあるため、即日納品は難しいです。
短納期案件なら、部分的に社内制作を組み合わせるハイブリッド型がおすすめです。

Q. 小さな会社や個人でもプロ依頼できますか?

A. はい、可能です。
最近は低予算向けプランを用意している制作会社も増えています。
トビガスマルでも、短尺動画から大型プロジェクトまで柔軟に対応しています。

Q. 社内制作とプロ依頼を組み合わせることはできますか?

A. はい、できます。
例えば「撮影は社内で行い、編集だけプロに依頼する」など、
ハイブリッド型を活用すればコストを抑えつつクオリティを担保可能です。

Q. まずは相談だけでも大丈夫ですか?

A. もちろんです。
「内製で進めたいけど不安」「プロに頼むべきか迷っている」
そんな段階でも気軽にご相談ください。
トビガスマルは、単なる制作ではなく“目的に合った最適解”を一緒に考えるスタンスです。

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