動画制作・映像制作のご相談なら。岡山を中心に全国対応。

【2025年最新】動画翻訳アプリ・ツール厳選ガイド!YouTube翻訳も

代表社員 廣瀬高之

こんにちは、像制作会社「トビガスマル」代表社員の廣瀬です。
近年ではYouTubeやSNSをはじめ、動画コンテンツを世界中の人々に届ける機会が急速に増えましたよね。「海外の視聴者さんにも自分の動画を観てもらいたい」「グローバルに発信したい」という想いは、私たち映像制作サイドとしても大いに共感するところ。そんなとき、頼りになるのが動画翻訳アプリ・ツールです。

一方で、翻訳といえば昔は文章を翻訳ソフトにかけるだけでしたが、いまや動画の自動字幕生成やAI翻訳が当たり前となり、機能も多種多様。逆に選択肢が増えすぎて「どれを使えばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、トビガスマルが実際に使ってみて「これはイイ!」と思った最新の動画翻訳ツールを厳選してご紹介します。さらにYouTubeでの翻訳方法や、これからのAI動画翻訳の未来についても解説。「動画翻訳って意外とハードルが低いんだ!」と感じてもらえるはずです。ぜひ最後までご覧いただき、ピッタリの翻訳アプリやツールを探してみてくださいね。

動画翻訳アプリ・ツールを選ぶポイント

対応言語数と翻訳精度

最初に注目したいのが、対応言語数翻訳精度です。

対応言語数

例えば英語や中国語など、主要な言語はどのツールでもまずカバーされています。一方、スペイン語やフランス語、アラビア語やロシア語など、翻訳したい対象が広がるほど、対応言語数は重要になります。特に多言語向けにコンテンツを発信したい場合は「自分が翻訳したい言語がちゃんとサポートされているか」を確認しましょう。

翻訳精度

どれだけ多言語を扱えても、翻訳の質が低ければ意味がありません。近年のAI技術の進歩により、文脈や口語表現をかなり正確に訳してくれるツールも増えていますが、得意分野や独自エンジンによる差もあるので要チェック。特に会話調や専門用語の多いコンテンツは、ツールによって仕上がりが大きく変わります。

映像制作会社としては、やはり動画の意図やニュアンスが正しく伝わることが肝心。字幕や吹き替えなど、映像の雰囲気を損なわないレベルの精度を求めるなら、対応言語数と翻訳精度を第一に見極めましょう。

使いやすさと機能性

次に大切なのが、使いやすさ機能性です。

ユーザーインターフェース(UI)のわかりやすさ

たとえ精度が高くても、操作が煩雑で慣れるまでに時間がかかると使う気が失せてしまいますよね。日常的に短い動画を頻繁に翻訳したい場合や、急ぎでプロジェクトを進める場合など、手早く使いこなせるUIかどうかは大切なポイントです。

字幕編集機能や自動タイムスタンプ機能

映像の翻訳では、訳文だけでなく字幕のタイミングやレイアウトも重要。自動でタイムスタンプを付与してくれたり、そのまま編集画面で字幕を微調整できる機能があれば、効率がぐんとアップします。「自分でゼロから字幕ファイルを作るのは大変…」という方にとって、ありがたい存在です。

連携機能

YouTubeやZoom、オンライン会議ツールなどと連携できるかどうかも注目ポイント。映像制作の仕事では、さまざまなプラットフォームで動画をアップしたり、複数の人と共同作業を行う場面が多いので、できるだけシームレスに連携できるかをチェックすると便利です。

料金体系と無料プランの有無

最後に、料金体系無料プランの有無です。

無料プラン

まずは無料プランやトライアルを試してみて、自分に合うか確かめたいという方は多いですよね。最近は一定分数までは無料で利用できるツールも増えています。無料枠でどこまで動画翻訳ができるかをチェックすると、コストを抑えつつ最適なツールを探せます。

有料プラン

仕事でガッツリ使う場合や高精度が必要な場合は、有料プランを検討する必要があります。有料プランでも「月額」「年額」「使用時間/文字数に応じて従量課金」などさまざま。映像制作の規模や頻度、求める機能に合ったプランがあるかどうかを見極めましょう。

コスト面は長期的に見るとバカになりません。私たちトビガスマルも、制作案件ごとに最適なプランを選ぶようにしています。「大きい案件ではプレミアムプランを短期契約して一気に翻訳する」など、使い方の工夫でコストを抑えるのも一つの手ですよ。

おすすめ動画翻訳アプリ・ツール厳選

それでは、ここからはトビガスマル的に「これは使える!」と感じたツールを3つご紹介します。チームで実際に試用してみての率直な感想もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

Notta: AI高精度文字起こし・翻訳ツール

まずは「Notta」。音声の文字起こしに定評があり、同時に翻訳もやってのける万能ツールです。

主な特徴

  • AIによる高精度の文字起こし機能。動画内のセリフを自動でテキスト化
  • 自動翻訳は英語はもちろん、中国語やスペイン語など主要言語をカバー
  • 翻訳結果を即座に字幕として書き出せる機能も備わっている
  •  

    実際に使ってみると、話者の発音が多少訛っていてもけっこう正確に文字起こししてくれました。長い会議動画の翻訳にも便利ですね。無料プランだと使える時間や機能に制限がありますが、短い動画や試してみたい方には十分。映像制作の現場でも「とりあえず自動字幕を作りたい」といった場合に重宝しています。

    zTranslate: 字幕翻訳に特化

    次にご紹介する「zTranslate」は、字幕翻訳に特化したサービスとして人気です。

    主な特徴

  • 他の動画プラットフォームにアップされた既存の字幕を翻訳して表示できる
  • シンプルなUIで、再生しながら翻訳結果を比較しつつ確認可能
  • 字幕付きで外国語学習に活用するケースも増えている
  •  
    zTranslateは細かいレイアウトや字幕ファイルの管理にも使いやすい印象。映像を流しながら自動で字幕が切り替わるので、「字幕のタイミングはそのまま、翻訳だけ切り替えたい」というニーズにうってつけです。個人的には海外のチュートリアル動画を見るときなどにも便利。無料プランでは翻訳回数や長さに制限がありますが、ちょっとした字幕チェックには十分でしょう。

    ビデオキャプション翻訳者:手軽に翻訳

    最後は、その名も直球な「ビデオキャプション翻訳者」。とにかく手軽に翻訳ができる点が魅力です。

    主な特徴

  • アップロードした動画に自動的に字幕生成し、そのまま翻訳
  • 複雑な操作がなく、初心者でも迷いにくいUI
  • 字幕ファイルのエクスポート機能で、他の編集ソフトと連携しやすい
  •  
    ビデオキャプション翻訳者は動画をあまり編集しない方や、シンプルに翻訳字幕を付けたい方にピッタリ。YouTubeよりも社内研修用ビデオや商品のマニュアル動画などに使う場面が多いかもしれません。クラウドベースで完結するので、社内チームやクライアントとも共有がしやすいですよ。

    YouTube動画の翻訳方法

    ここではYouTube動画を翻訳する具体的な方法をご紹介します。最近はYouTube自体が翻訳機能を強化しており、やり方次第ではほぼ手間なく自動翻訳字幕を実装できるんです。

    YouTubeの自動翻訳機能の活用

    YouTubeでは、動画投稿者が字幕をアップロードしなくても、自動で字幕を生成し翻訳する機能があります。

    自動字幕生成

    動画に話し言葉があれば、YouTubeが自動で音声認識して字幕化します。精度は状況によって変化するものの、年々向上しており、簡易的な字幕としては十分役立ちます。

    自動翻訳

    視聴者側が「字幕」設定で自動翻訳を選択すると、日本語や英語などに機械翻訳された字幕が表示されます。投稿者が特別な設定をしなくても、視聴者が自分の言語を選べるというわけですね。

    制作サイドとしては、翻訳の精度をコントロールしにくいデメリットもあるものの、手軽に多言語の視聴者へリーチできる魅力があります。完全放任よりも、動画概要欄で「機械翻訳なので誤訳があればご了承ください」など一言添えておくと印象も違いますよ。

    Chromeの自動字幕機能の利用

    ブラウザのGoogle Chromeには、音声を文章化して字幕を表示する機能があります(Live Caption)。これをうまく活用することで、自動翻訳した字幕を表示する方法もあります。

  • 設定 > 詳細設定 > アクセシビリティ からLive Captionを有効にすると、あらゆる動画の音声がリアルタイムで字幕化
  • 同時にブラウザの翻訳機能と連携すれば、ある程度の自動翻訳も可能
  • ただし現時点(2025年)では、音声認識の精度や対応言語に制限があったり、ブラウザでの設定がやや複雑だったりする面もあります。個人的には「英語が多少わかるけど、念のため字幕がほしい」という時に活用する程度かもしれませんね。

    ChatGPTを活用した翻訳

    今話題の大規模言語モデル「ChatGPT」。実は動画翻訳にも役立つんです。方法は簡単で、

    1.動画のスクリプト(文字起こしされたテキスト)を用意する
    2.ChatGPTに貼り付けて「○○語に翻訳して」と指示する

    これだけ。最新のChatGPTは翻訳精度が高く、意図を汲んだ自然な文章に仕上げてくれます。さらに「この表現は敬体で」「ビジネス口調にして」「視聴者に呼びかけるような文体で」など、トーンや文体の要望にも柔軟に対応してくれるのが魅力。
    ただし、長時間の動画となるとスクリプトも長くなるため、分割して入力するなどの工夫が必要です。私たちトビガスマルでは「ChatGPTで翻訳した後に、人間が最終チェックをする」という二段階方式をよく採用しています。

    AI動画翻訳の未来と展望

    AI翻訳技術の進化

    動画翻訳を支えるのは、日進月歩で進化するAI翻訳技術です。2020年代前半までは「誤訳や文脈のズレが多い」というイメージが強かったかもしれませんが、2025年現在では大きく進化。文脈や業界特有の表現、スラングを把握し始めており、「人間の監修があれば実用レベル」から、だんだんと「人間が細部を少し手直しすれば完璧」レベルに近づいています。

    多言語対応の重要性

    グローバル化が進み、世界中のユーザーが多種多様な言語で情報を得る時代。特にYouTubeなど動画プラットフォームの普及で、文化や言語を越えたコミュニケーションがますます当たり前になってきました。企業や個人が動画を通じて海外にアピールするなら、多言語字幕や吹き替えはもはや必須と言えるでしょう。翻訳ソリューションの向上は「言語の壁」を下げ、より多くの人々がクリエイターの想いを共有できる未来をつくっています。

    今後の動画翻訳の可能性

    今後は、リアルタイム翻訳がさらに進化していくと予想されます。オンライン配信やライブイベントなどで、ほぼ同時通訳レベルの字幕が表示されるようになれば、国境を超えたコラボレーションが一気に広がるはず。トビガスマルでも「海外クリエイターとの共同制作」や「多言語字幕を活用したライブ配信」など、新しい映像表現の可能性を探っています。

    また、AIが翻訳のみならず、映像コンテキスト(場面や表情、音楽など)をもとに「より自然な言い回しを提案する」機能が登場するかもしれません。そうなれば、あらゆる動画が世界中の誰にでも伝わる素敵な時代がやってきますね。

    まとめ
    いかがでしたでしょうか。2025年の今、動画翻訳の世界はAI技術の進歩によって大きく変貌を遂げています。NottaやzTranslate、そしてビデオキャプション翻訳者など、個性豊かなツールが登場し、だれでも気軽に高精度な翻訳字幕を作れるようになりました。さらにYouTubeやChrome、ChatGPTなどを活用すれば、一層多彩なアプローチが可能です。

    私たちトビガスマルは、映像制作のプロとして「映像で伝えたい想い」をグローバルへ届けるお手伝いを大切に考えています。動画翻訳は決して難しいものではなく、適切なアプリやツールを使いこなせば、言葉の壁はどんどん低くなります。ぜひこの機会に、ご紹介したツールを試してみてください。みなさんの映像作品が世界中の人とつながり、新たなファンが増えていくことを願っています!

    この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。わからない点やご質問などあれば、お気軽にトビガスマルへお問い合わせくださいね。私たちと一緒に、映像の未来をもっと面白くしていきましょう!

    コメント

    この記事へのトラックバックはありません。

    関連記事

    TOP