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映像制作ノウハウ

解説動画の作り方|見る人が迷わず理解できる動画設計のポイント

代表社員 廣瀬高之

こんにちは。合同会社トビガスマル代表の廣瀬です。

動画制作のご相談をいただく中で、よくあるのが「解説動画を作りたい」というご相談です。

「サービス内容を分かりやすく伝えたい」
「商品の使い方を動画で説明したい」
「社内研修を動画化したい」
「お客様からよく聞かれる質問を動画にしたい」
「セミナー内容を短く再編集して発信したい」

こうした目的で作られるのが、解説動画です。

ただし、解説動画で大切なのは、情報をたくさん入れることではありません。

見る人が迷わず理解でき、次の行動に進めることです。

解説動画は、文字や写真だけでは伝わりにくい内容を、映像・音声・テロップ・図解・ナレーションを使って分かりやすく伝える動画です。

商品やサービスの説明。

操作方法。

制度や仕組み。

社内研修。

お客様向けの使い方案内。

採用説明。

Webサービスの導入手順。

こうした内容と相性が良い動画です。

しかし、解説動画は作り方を間違えると、ただの長い説明になってしまいます。

説明しているつもりでも、視聴者には伝わっていない。

情報を詰め込みすぎて、最後まで見てもらえない。

専門用語が多くて、初心者が置いていかれる。

動画を見たあと、何をすればよいのか分からない。

このような失敗はよくあります。

この記事では、解説動画の基本から、作成ステップ、台本づくり、編集のコツ、よくある失敗、企業動画や周年事業での活用方法まで、制作現場の視点でまとめます。

解説動画とは何か

解説動画とは、特定の情報や手順、考え方を、映像を使って分かりやすく説明する動画です。

解説動画の特徴は、視覚と聴覚の両方を使って理解を助けられることです。

文字だけでは分かりにくい内容でも、図解、実演、ナレーション、字幕を組み合わせることで、見る人が直感的に理解しやすくなります。

たとえば、

  • サービスの流れを図解で見せる
  • 商品の使い方を実演する
  • 操作画面を録画して手順を説明する
  • 社内ルールをアニメーションで説明する
  • セミナー内容を短く要約する

このような使い方ができます。

解説動画は「説明する動画」ではなく「理解してもらう動画」

解説動画という名前から、つい「説明をたくさん入れる動画」と考えがちです。

しかし、本当に大切なのは説明量ではありません。

見る人が理解できるかどうかです。

作り手側が言いたいことを全部入れても、視聴者が途中で離脱したり、内容を覚えていなかったりすれば、解説動画としては機能していません。

解説動画では、次の視点が重要です。

  • 誰が見るのか
  • その人は何に困っているのか
  • どこまで知っている前提なのか
  • 何を理解してほしいのか
  • 見たあとに何をしてほしいのか

つまり、解説動画は情報を並べる動画ではなく、視聴者の理解を設計する動画です。

解説動画が向いている場面

解説動画は、さまざまな場面で活用できます。

商品・サービス紹介

商品やサービスの特徴、使い方、導入メリットを説明する動画です。

特に、文章だけでは仕組みが伝わりにくいサービスと相性が良いです。

たとえば、予約システム、業務改善サービス、補助金支援、動画制作サービス、オンライン配信サービスなどは、流れを図解すると理解しやすくなります。

操作マニュアル・使い方動画

アプリ、Webサービス、機械、ツール、設備などの使い方を説明する動画です。

実際の画面や手元を見せながら説明できるため、紙のマニュアルより分かりやすい場合があります。

お客様対応や社内教育の効率化にもつながります。

研修・教育動画

社内研修、安全教育、接客マナー、業務手順、制度説明などを動画化する使い方です。

同じ説明を何度も繰り返す必要がある内容は、動画にしておくことで共有しやすくなります。

新入社員研修やアルバイト教育にも活用できます。

採用説明動画

採用活動でも解説動画は有効です。

会社説明、仕事内容、選考フロー、福利厚生、研修制度、キャリアステップなどを動画で整理できます。

求職者が事前に理解しやすくなり、説明会や面談の質を高めることにもつながります。

セミナー・講演会の要約動画

セミナーや講演会をそのまま長時間アーカイブするだけでなく、要点を短くまとめた解説動画に再編集することもできます。

当日参加できなかった方への共有。

SNSでの発信。

会員向けコンテンツ。

営業資料としての活用。

このように、一度行ったイベントを長く活用できます。

周年事業の補足コンテンツ

周年動画は、想いや歴史を伝える映像になりやすいですが、周年事業の中には解説動画が役立つ場面もあります。

たとえば、

  • 周年事業の目的を社内向けに説明する
  • 新ブランドコンセプトを社員に共有する
  • 式典参加者向けに当日の流れを案内する
  • 周年プロジェクトの背景を関係者に伝える
  • 式典後に取り組み内容をWebで紹介する

周年事業では、感動を伝える動画と、分かりやすく説明する動画を分けて考えると、発信の幅が広がります。

解説動画の主な種類

制作現場の視点では、用途に応じて次のように整理できます。

1. 実演型の解説動画

実際に商品やサービスを使っている様子を撮影しながら説明する動画です。

手元の作業、機械の操作、商品の使い方、現場での流れを見せる場合に向いています。

視聴者が「自分でもできそう」と感じやすいのが特徴です。

2. 画面収録型の解説動画

パソコンやスマートフォンの操作画面を録画しながら説明する動画です。

Webサービス、アプリ、管理画面、予約システム、オンライン申請などの説明に向いています。

矢印、拡大表示、テロップを組み合わせると、迷いやすいポイントを分かりやすく伝えられます。

3. 図解・インフォグラフィック型の解説動画

文字、アイコン、図形、グラフ、アニメーションを使って説明する動画です。

仕組み、制度、業務フロー、数字、比較、流れを伝えるのに向いています。

実写では撮りにくい内容も、図解にすることで整理できます。

4. ナレーション型の解説動画

映像や図解にナレーションを加えて説明する動画です。

視聴者が画面を見ながら音声で理解できるため、情報量の多い内容にも向いています。

ただし、ナレーションが長すぎると聞き流されるため、テロップや画面構成とのバランスが重要です。

5. アニメーション型の解説動画

キャラクターやイラストを使って説明する動画です。

難しい内容を親しみやすく伝えたい場合や、研修・教育コンテンツ、サービス紹介に向いています。

実写では表現しにくい抽象的な内容も、アニメーションなら伝えやすくなります。

解説動画の作成ステップ

ここからは、解説動画を作るときの基本的な流れを紹介します。

制作現場では、この流れをさらに実務的に整理して考えます。

ステップ1:目的を決める

まず最初に決めるのは、動画の目的です。

何を解説するのか。

誰に向けて解説するのか。

見た人に何を理解してほしいのか。

見たあとに何をしてほしいのか。

ここが曖昧なまま制作を始めると、情報が散らかります。

たとえば、同じサービス紹介でも、

  • 初めて知る人に概要を伝える動画
  • 導入を検討している人に詳しく説明する動画
  • 契約後のお客様に使い方を説明する動画
  • 社内スタッフに運用方法を共有する動画

では、内容もトーンも変わります。

ステップ2:視聴者の前提知識を整理する

解説動画で大切なのは、視聴者がどこまで知っているかを考えることです。

初心者向けなのか。

すでにサービスを知っている人向けなのか。

専門用語が通じる相手なのか。

社内向けなのか、お客様向けなのか。

前提を間違えると、説明が難しすぎたり、逆に簡単すぎたりします。

解説動画は、作り手の知識量ではなく、見る人の理解度に合わせる必要があります。

ステップ3:伝える内容を絞る

解説動画では、情報を入れすぎないことが大切です。

あれもこれも説明したくなりますが、1本の動画で伝える内容は絞った方が分かりやすくなります。

たとえば、

  • サービス全体の概要を伝える動画
  • 申込方法だけを説明する動画
  • 操作手順だけを説明する動画
  • よくある質問に答える動画

のように、テーマを分ける方が親切です。

1本に詰め込みすぎるより、短い動画を複数本作る方が効果的な場合もあります。

ステップ4:構成と台本を作る

解説動画では、構成と台本が非常に重要です。

基本構成は、次のように考えると分かりやすいです。

  • 導入:何について解説する動画かを伝える
  • 課題:視聴者が困っていることを整理する
  • 解説:手順や仕組みを順番に説明する
  • 注意点:間違いやすいポイントを補足する
  • まとめ:次に何をすればよいか伝える

大切なのは、作り手が説明したい順番ではなく、視聴者が理解しやすい順番に並べることです。

ステップ5:映像素材・図解素材を準備する

次に、必要な素材を準備します。

  • 実写映像
  • 商品写真
  • 操作画面
  • ロゴ
  • 図解
  • アイコン
  • グラフ
  • ナレーション原稿
  • BGM・効果音

素材を集めるときは、著作権や利用規約にも注意が必要です。

フリー素材であっても、商用利用、改変、クレジット表記の条件がある場合があります。

企業動画やWeb公開用の動画では、素材の利用範囲を事前に確認しておくことが大切です。

ステップ6:編集する

編集では、素材を並べるだけでなく、視聴者が理解しやすい流れを作ります。

テロップ。

ナレーション。

図解。

ズーム。

矢印。

間。

BGM。

これらを使いながら、分かりやすく整理します。

解説動画では、編集の派手さよりも分かりやすさが重要です。

かっこいい演出を入れすぎると、かえって内容が頭に入らない場合があります。

ステップ7:第三者に確認してもらう

完成した動画は、作った本人だけで確認しない方が良いです。

特に解説動画では、制作者や担当者には当たり前のことでも、初めて見る人には分かりにくい場合があります。

できれば、実際のターゲットに近い人に見てもらい、

  • 分かりにくい言葉はないか
  • 手順が飛んでいないか
  • 文字は読めるか
  • 音声は聞き取りやすいか
  • 見たあとに何をすればよいか分かるか

を確認します。

解説動画を分かりやすくする編集のコツ

1. 冒頭で何の動画かを明確にする

解説動画では、冒頭でテーマをはっきり伝えます。

「この動画では、〇〇の使い方を3分で解説します」

「初めての方に向けて、〇〇の流れを説明します」

「よくある質問の中から、〇〇について解説します」

このように、最初にゴールを示すことで、視聴者は安心して見られます。

2. 1画面1メッセージにする

解説動画では、1画面に情報を詰め込みすぎないことが大切です。

文字、図、矢印、写真、ナレーションが同時に多すぎると、視聴者はどこを見ればよいか分からなくなります。

1つの画面では、1つの意味が伝わるように設計します。

3. テロップは短く、読みやすく

字幕やテロップは理解を助けます。

ただし、長すぎるテロップは読まれません。

文章をそのまま載せるのではなく、要点を短くまとめます。

4. ナレーションと画面を一致させる

ナレーションで話している内容と、画面に映っている内容がずれていると、視聴者は混乱します。

「ここをクリックします」と言っているのに、画面上でどこを指しているのか分からない。

「3つのメリットがあります」と言っているのに、画面には別の情報が出ている。

こうしたズレをなくすことが大切です。

5. 長くなりすぎない

解説動画は、内容によって適切な長さが変わります。

目安としては、

  • 簡単な操作説明:1〜3分
  • サービス概要:2〜5分
  • 研修・教育動画:5〜15分程度で章分け
  • セミナー要約:3〜10分

が考えやすいです。

長くなる場合は、1本にまとめるより、テーマごとに分けることをおすすめします。

解説動画でよくある失敗

1. 専門用語が多すぎる

作り手にとって当たり前の言葉でも、視聴者には分からないことがあります。

特にお客様向けや初心者向けの解説動画では、専門用語を減らし、必要な場合は言い換えや補足を入れます。

2. 何をしてほしい動画なのか分からない

動画を見終わったあとに、視聴者が何をすればよいのか分からない場合があります。

資料請求してほしいのか。

問い合わせしてほしいのか。

次の動画を見てほしいのか。

実際に操作してほしいのか。

最後に次の行動を示すことが大切です。

3. 情報を詰め込みすぎる

解説動画では、分かりやすくしようとして情報を増やしすぎることがあります。

しかし、情報が多すぎると、視聴者は重要なポイントを見失います。

1本の動画に1つのテーマを意識する方が伝わりやすくなります。

4. 実際の利用シーンが見えない

機能や手順だけを説明しても、視聴者は自分ごととして理解しにくい場合があります。

「どんな場面で使うのか」
「使うと何が楽になるのか」
「誰の役に立つのか」

を見せることで、解説動画はより伝わりやすくなります。

5. 音声が聞き取りにくい

解説動画では、ナレーションや音声の聞き取りやすさが重要です。

映像がきれいでも、音声がこもっていたり、BGMが大きすぎたりすると、内容が伝わりません。

録音環境、マイク、BGM音量、ノイズ処理にも注意が必要です。

解説動画は、営業・採用・研修の効率化につながる

解説動画は、単なるコンテンツ制作ではありません。

うまく活用すると、営業、採用、研修、カスタマーサポートの効率化につながります。

営業での活用

サービス説明を動画化しておくと、商談前に基本情報を共有できます。

営業担当者が毎回同じ説明をする負担を減らし、商談ではより具体的な相談に時間を使えます。

採用での活用

仕事内容や選考フローを解説動画にしておくと、求職者の理解が深まります。

会社説明会の前後で共有したり、採用ページに掲載したりすることで、ミスマッチを減らす助けになります。

研修での活用

社内研修やマニュアルを動画化すると、教育内容を標準化しやすくなります。

新人がいつでも見返せる。

担当者による説明のばらつきを減らせる。

遠隔地のスタッフにも同じ内容を共有できる。

こうしたメリットがあります。

カスタマーサポートでの活用

よくある質問や操作方法を動画化しておくと、お客様が自分で確認しやすくなります。

問い合わせ対応の負担軽減にもつながります。

周年事業でも解説動画は活用できる

周年事業というと、感動的な周年動画や式典映像をイメージされる方が多いかもしれません。

もちろん、周年動画は大切です。

しかし、周年事業では解説動画も役立ちます。

たとえば、

  • 周年プロジェクトの目的を社内に共有する動画
  • 新しいブランドコンセプトを説明する動画
  • 式典参加者向けの案内動画
  • 周年を機に始める新サービスの紹介動画
  • 式典後に取り組みをWebで説明する動画

周年事業は、社内外の関係者に情報を共有する機会でもあります。

感情に訴える周年動画と、分かりやすく伝える解説動画を組み合わせることで、周年事業全体の伝わり方が強くなります。

解説動画でよくあるご相談

Q. 解説動画は何分くらいが良いですか?

A. 内容によりますが、簡単な操作説明なら1〜3分、サービス概要なら2〜5分程度が見やすいです。研修動画のように長くなる場合は、テーマごとに分けて章立てすることをおすすめします。

Q. ナレーションは必要ですか?

A. 必須ではありませんが、内容によってはナレーションがある方が理解しやすくなります。ただし、SNSやWebでは音なしで見られる場合もあるため、テロップだけでも内容が伝わる設計にしておくと安心です。

Q. 実写とアニメーションはどちらが良いですか?

A. 実際の使い方や現場の雰囲気を見せたい場合は実写が向いています。仕組みや制度、抽象的な内容を説明する場合は、図解やアニメーションが向いています。両方を組み合わせることもできます。

Q. 社内研修用の動画も作れますか?

A. はい、作れます。業務手順、安全教育、接客マニュアル、制度説明など、繰り返し説明する内容は動画化すると共有しやすくなります。内容によっては短い動画を複数本に分ける方が効果的です。

Q. セミナー動画を短い解説動画に再編集できますか?

A. 可能です。長時間のセミナーや講演会から要点を切り出し、短い解説動画やSNS用動画に再編集できます。アーカイブをそのまま残すだけでなく、二次活用することで発信の価値が高まります。

まとめ|解説動画は、見る人の理解を設計する動画

解説動画は、情報を分かりやすく伝えるための強力な手段です。

商品やサービスの紹介。

操作マニュアル。

社内研修。

採用説明。

セミナー要約。

周年事業の補足コンテンツ。

さまざまな場面で活用できます。

ただし、解説動画は情報を詰め込むだけでは成果につながりません。

誰に向けて、何を理解してもらい、見たあとにどう動いてほしいのか。

ここを整理することが大切です。

分かりやすい解説動画は、説明を増やすのではなく、視聴者が迷わないように道筋を作ります。

目的を決める。

内容を絞る。

構成を作る。

必要な素材を準備する。

テロップやナレーションで理解を助ける。

第三者に確認してもらう。

この流れを丁寧に進めることで、伝わる解説動画になります。

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  • 商品・サービス紹介動画
  • 操作マニュアル・使い方動画
  • 社内研修・教育動画
  • 採用説明動画
  • セミナー・講演会アーカイブの再編集
  • 周年事業に関連する案内・説明動画

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見る人が迷わず理解でき、次の行動につながる解説動画を一緒に設計していきましょう。

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