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終活革命!? 日本人の選択と決断、アンケートが明かすリアル


「終活」という言葉が社会で注目を集めています。
終活とは、人生の終末期に向けて、自らの意思や希望を明確にし、身の回りの整理や準備を行う活動のこと。
遺言書の作成、医療や介護の計画、財産管理、生前整理などが含まれます。

あなたの「終活」は、家族にとっても重要なテーマとなっています。

女性誌「ハルメク」をグループで発行する(株)ハルメクホールディングス(本社:東京都新宿区)の生きかた上手研究所が、株式会社ハルメクエイジマーケティング(本社:東京都千代田区)と合同で、「終活に関する意識調査」をWEBアンケートで実施し、結果を公開しています。


50~79歳の男女2,000名が対象。

この記事では、アンケート結果をもとに、日本人の終活に対する意識の変化や実践の現状、そして将来展望について詳細に解説します。

この記事の要点(30秒)

  • 終活は「必要と思う」76.8%/実施39.2%でギャップは依然大きい(2023年2月)
  • 「整理・処分」だけでなく、健康習慣・資産運用・会いたい人に会うへと対象が拡張
  • お葬式は家族葬が50.2%と主流に。「お葬式はしない」も24.9%

出典:ハルメク「終活に関する意識調査」(2023年4月11日)

終活は必要と思うが、始められていない

生きかた上手研究所などは、2021年にもアンケートを実施しています。
2021年アンケートでは、「終活を必要」と思う人が約8割いるのに対し、実際に終活を始めている人は4割に満たないことが明らかになりました。
今回のアンケートは、2年間を、また、コロナ禍を経て、終活に対する意識と実態の変化の把握を狙っています。

2021年終活調査と比較して全体構造に変化なし


(出典:終活に関する意識調査
上の表は、今回の調査と、2021年調査の比較です。

今回、「終活は必要だと思う」と答えた人は、全体の76.8%。「終活をすでに始めている」と答えた人は全体の39.2%で、2021年調査と比べて全体構造は変わっていません。
「自分にはまだ早い」「いつかはするが今ではない」と後まわしにする構造はコロナ前、コロナ禍、コロナ後とも変化していませんね。

しかし、女性だけに注目すると、「終活」をすでに始めている人の割合は、2021年調査の37.7%から、2023年調査の43.1%と、5.4ポイント上昇しています。

データで読む「終活」2023のキーポイント

  • 必要派:76.8%実施:39.2%(2021年比で構造は大きく不変)
  • 女性の実施率は37.7%→43.1%へ5.4pt上昇
  • 「健康習慣の見直し」21.6%、「資産運用の開始」20.3%が上位に
  • お葬式は家族葬50.2%、次点「しない」24.9%

出典:ハルメク 生きかた上手研究所「終活に関する意識調査」(2023/4/11 公表)

「必要だと思う終活」「すでにやり終えた終活」に注目すると変化が!

「必要だと思う終活」「すでにやり終えた終活」に注目すると、

  • 健康習慣の見直し
  • 資産運用の開始
  • 会いたい人に会っておく

など、整理や処分が中心だった2021年調査に比べて、見直したり、増やしたり、始めたりすることが増えてきています。

今日からできる|終活チェックリスト

  1. 医療・介護:かかりつけ・緊急連絡先/延命治療の意向メモ(ACP:人生会議)
  2. 財産・口座:金融口座一覧/保険・年金・証券の整理
  3. デジタル:主要IDと復旧手順(パスワードは保管サービスで管理)
  4. 葬儀・供養:希望する形式(家族葬・一日葬・直葬等)/宗派・菩提寺
  5. メッセージ:家族や友人への手紙/ビデオレター台本の下書き

※ACP(人生会議)の話し合いは厚労省が推奨。「誰と」「どこで」過ごしたいかを言語化しておくと意思決定がスムーズです。

終活で「家族への感謝の気持ち」を収録する

また、「残したいコト・モノ」に注目すると、金目のもの、思い出、生きた証をあげる人が多いことも分かります。

男性は、「妻への感謝の気持ち」「自分の努力を孫に考えてもらう」「生きた証」などを、女性は「孫や子供へのメッセージ」「考案したレシピ」などを考えています。
これらは、残された人たちが望むものでのありますね。

男女共通でも「大切な人へのメッセージ」作成は上位にランクインしています。

ビデオで遺す|「家族へのメッセージ」台本テンプレ

下の3ブロックを読み上げるだけで、2〜3分のビデオレターにまとまります。

  1. はじめに:収録日/場所、視聴者(家族・友人)への挨拶
  2. 伝えたいこと:感謝・思い出・大切にしてほしい価値観(1トピック=30秒)
  3. これからへ:葬儀や供養の方針、困った時の連絡先、未来への応援

撮影〜編集は「最期のビデオレター」のプロ品質でサポートします。まずは無料相談から。

新しい終活「最後のビデオレター」

今回のアンケート調査からは「終活は必要と思っているものの、既に始めている人は半数程度」という構造に変化がないことがわかりました。
終活は「自分にはまだ早い」「いつかはするが今ではない」と後まわしにしがちです。
とはいえ、あなたが生きた証や大切な人への感謝の気持ちを伝える準備は、早いに越したことはありません。

弊社では「最後のビデオレター」サービスを提供しています。
お気軽にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

Q. 撮影に最適なタイミングは?

A. 体調がよい日や記念日など、落ち着いて話せるタイミングを推奨。複数回の収録も可能です。

Q. プライバシーや著作権は大丈夫?

A. ご本人・登場人物の同意と、写真・音楽の使用許諾を確認します。公開範囲(家族限定/式場のみ/SNS可)も事前に決めます。

Q. 葬儀での上映以外の使い道は?

A. 法要や家族の記念日、将来の家族へのメッセージとしても活用されます。短尺版の併用も可能です。


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