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信用金庫の100周年で地域企業100社を残す|企業史・事業承継を活かした記念事業

信用金庫の100周年記念事業を考えるとき、多くの場合、最初に思い浮かぶのは「当金庫100年の歩み」かもしれません。

創立100周年記念式典を開く。

100年史を作る。

歴代役員や職員の歩みを振り返る。

地域への感謝を伝える。

記念動画を上映する。

記念品やキャンペーンを用意する。

それは、100周年の節目として大切なことです。

しかし、信用金庫の100周年を考えるなら、もう一つの発想があります。

信用金庫自身の100年史だけでなく、地域企業の歴史と未来を残すことです。

信用金庫は、地域の企業、商店、工場、生産者、創業者、後継者とともに歩んできた金融機関です。

つまり、信用金庫の100年は、地域企業の100年とも重なっています。

だからこそ、100周年を「当金庫の歴史を語る年」だけにせず、「地域企業100社の未来を残す年」にすることができます。

創業100年企業。

三代続く商店。

廃業危機から復活した会社。

若手後継者が継いだ会社。

新しく地域で起業した人。

地域に必要な小さな会社。

こうした企業や事業者を、写真、記事、短編動画、Web特設ページ、記念誌、式典映像として残す。

それは、信用金庫のPRにとどまりません。

地域経済全体の記録であり、事業承継の入口であり、次の100年に残す企業アーカイブになります。

この記事では、信用金庫の100周年で地域企業100社を主役にする記念事業について、企業史、事業承継、後継者インタビュー、短編動画、Web特設ページ、記念誌、周年式典への展開まで解説します。

信用金庫の100周年は、自分たちの100年史だけではもったいない

信用金庫の100周年では、自金庫の歩みを振り返ることが大切です。

創立の経緯。

店舗網の変遷。

地域とともに乗り越えてきた時代。

役職員の努力。

取引先や地域の方々への感謝。

こうした内容は、100周年記念誌や周年動画に欠かせません。

ただし、信用金庫の100周年を自分たちの歴史だけで終わらせるのは、少しもったいないです。

信用金庫の歴史は、地域企業の歴史と重なっている

信用金庫は、地域の中小企業や個人事業主、商店、工場、生産者、創業者と深く関わってきました。

資金繰りを支えた会社。

創業時から伴走した店。

設備投資を応援した工場。

世代交代を支えた企業。

販路開拓を一緒に考えた事業者。

地域に残すべき仕事を守ってきた取引先。

信用金庫の100年を語るなら、こうした地域企業の歩みも欠かせません。

信用金庫の100年史は、地域企業の100年史でもあります。

100周年を地域企業の記録に開く

100周年記念誌を「当金庫100年の歩み」だけにすると、主役は信用金庫になります。

もちろん、それも必要です。

しかし、100周年を地域企業に開くと、記念事業の意味が変わります。

地域企業100社の物語を残す。

取引先の歴史を写真と記事で紹介する。

後継者の声を動画にする。

地域に必要な小さな会社を記録する。

そうすることで、100周年は信用金庫だけの節目ではなく、地域経済全体の節目になります。

信用金庫は主役ではなく、記録する支え役になる

この企画で大切なのは、信用金庫が前に出すぎないことです。

信用金庫の実績紹介だけに見えると、単なる取引先紹介になります。

そうではなく、地域企業を主役にします。

信用金庫は、その物語を残す支え役になる。

この立ち位置にすると、100周年記念事業が地域に受け入れられやすくなります。

100周年を「地域企業100社の未来を残す年」にする

信用金庫の100周年を、地域企業100社の未来を残す年にする。

これは、単なる広報企画ではありません。

地域の企業史を残し、事業承継や創業支援につなげる記念事業です。

100社を選ぶ意味

100周年だから、100社を取り上げる。

この数字は分かりやすく、記念事業として伝えやすいです。

ただし、大切なのは数合わせではありません。

100社を選ぶことで、地域経済の多様さを見せることができます。

  • 長く続いている老舗企業
  • 地域の暮らしを支える商店
  • 技術を持つ町工場
  • 農業・林業・漁業など地域資源を扱う事業者
  • 若手後継者が挑戦する会社
  • 新しく創業した事業者
  • 地域に必要なサービス業

100社を通して、地域の産業地図を見せることができます。

企業を紹介するだけで終わらせない

地域企業100社を紹介する企画は、単なる会社紹介で終わらせると弱くなります。

大切なのは、その企業の歴史と未来を残すことです。

  • なぜ創業したのか
  • どのような時代を乗り越えてきたのか
  • 地域とどのように関わってきたのか
  • 今、どのような課題があるのか
  • 次の世代へ何を残したいのか
  • 後継者は何を変えようとしているのか

ここまで聞くことで、100社アーカイブは事業承継や地域経済の記録になります。

周年広報が地域経済全体のPRになる

地域企業100社をWeb特設ページやSNSで紹介すると、信用金庫だけでなく、取引先企業自身も発信しやすくなります。

掲載された企業がSNSで紹介する。

家族や社員が共有する。

地域の人が「あの店も載っている」と読む。

行政や商工団体が取り上げる。

結果として、100周年広報が信用金庫のPRではなく、地域経済全体のPRになります。

なぜ信用金庫と地域企業アーカイブは相性がいいのか

地域企業アーカイブは、信用金庫と非常に相性が良い企画です。

理由は、信用金庫が地域企業の近くにいる金融機関だからです。

地域企業との関係性がある

信用金庫は、地域企業と日常的に接点があります。

融資や預金だけでなく、経営相談、事業承継、創業、販路開拓、補助金、採用、人材紹介など、さまざまな課題に関わっています。

地域企業の物語を残すうえで、この関係性は大きな強みです。

事業承継の入口になる

企業の歴史を聞くことは、事業承継の入口にもなります。

創業者の思い。

先代が守ってきたもの。

後継者が変えたいこと。

将来の不安。

こうした話を聞く中で、事業承継の課題が見えてくることがあります。

企業アーカイブは、単なる記録ではなく、次世代への対話を生むきっかけになります。

地域の小さな会社を可視化できる

地域には、全国的には知られていなくても、暮らしや産業を支えている小さな会社があります。

修理を担う会社。

地元の食を支える店。

高齢者の生活を支えるサービス。

地域の仕事を長年続けてきた職人。

こうした会社は、地域にとって大切なインフラです。

信用金庫の100周年でそれらを記録することは、地域の価値を可視化する取り組みになります。

地域企業100社に選びたい会社

地域企業100社アーカイブでは、単に規模の大きい企業や有名企業だけを選ぶ必要はありません。

むしろ、地域経済の多様さが伝わるように選ぶことが大切です。

企業のタイプ 残すべき内容 100周年事業としての価値 事業承継へのつなげ方
創業100年企業 創業の経緯、時代ごとの変化、地域との関係 地域経済の歴史を伝えられる 長く続く経営の知恵を後継者へ共有する
三代続く商店 家族経営の歴史、店主の思い、常連客との関係 地域の暮らしと商いの記憶を残せる 次代の店主候補や承継希望者に魅力を伝える
若手後継者 継ぐ決意、先代との関係、これから変えたいこと 地域企業の未来像を見せられる 後継者同士のネットワークづくりにつなげる
新規創業者 地域で起業した理由、最初の苦労、目指す未来 次の100年の地域経済を象徴できる 創業支援や融資相談、販路支援へつなげる
廃業危機から復活した会社 危機の内容、支援の経緯、再建後の姿 地域企業を守る意味を伝えられる 事業再生・承継支援の重要性を伝える
地域に必要な小さな会社 地域で担っている役割、利用者の声、事業の課題 数字だけでは見えない地域インフラを可視化できる 支援や後継者募集、地域協力へつなげる

このように分類しておくと、100社選定の偏りを避けやすくなります。

大企業だけではなく、地域に必要な小さな会社まで含めることが、信用金庫らしい企画になります。

創業100年企業を残す

創業100年企業は、信用金庫の100周年企画において象徴的な存在です。

信用金庫と同じように、時代の変化を乗り越えて地域で続いてきた企業だからです。

創業の経緯を聞く

創業100年企業を取材する場合は、まず創業の経緯を聞きます。

  • いつ、どこで創業したのか
  • 創業者はどのような人だったのか
  • なぜその事業を始めたのか
  • 当時の地域にはどのような需要があったのか
  • 創業時から変わらない考え方は何か

創業の話は、企業の原点を伝える重要な要素です。

時代ごとの変化を残す

100年続いた企業は、必ず時代の変化を経験しています。

戦後の復興、人口変化、産業構造の変化、道路や交通の変化、デジタル化、後継者問題。

そのたびに何を変え、何を守ったのかを聞きましょう。

これは、他の地域企業や後継者にとって学びになります。

続く会社の知恵を次世代に渡す

創業100年企業の取材では、単なる美談ではなく、長く続くための知恵を残すことが大切です。

  • お客様との関係づくり
  • 家族経営の難しさ
  • 資金繰りの考え方
  • 地域との関係
  • 変えてきたこと、変えなかったこと

こうした内容は、地域の若手経営者や後継者にとって価値のあるアーカイブになります。

三代続く商店を残す

三代続く商店は、地域の暮らしの記憶を持っています。

大きな会社ではなくても、地域にとって欠かせない存在です。

店と地域の関係を聞く

商店の場合、商品やサービスだけでなく、地域との関係が重要です。

常連客との関係。

近所の人との会話。

子どもの頃から通うお客さん。

地域行事との関わり。

こうした話は、数字には出にくい地域価値です。

家族経営の思いを残す

三代続く商店では、家族経営ならではの物語があります。

先代から受け継いだこと。

家族で意見がぶつかったこと。

店を続けるか迷った時期。

次の世代へ何を渡したいか。

こうした話を残すことで、商店の歴史が立体的になります。

小さな商いを地域資産として見せる

三代続く商店は、単なる小売店ではありません。

地域の人が集まる場所であり、暮らしの記憶を支える場所でもあります。

100周年記念事業として商店を記録することは、地域の生活文化を残すことにもつながります。

若手後継者の声を残す

地域企業100社アーカイブで特に重要なのが、若手後継者の声です。

事業承継は、信用金庫にとっても地域にとっても大きな課題です。

継ぐ決意を聞く

若手後継者には、継ぐまでの葛藤があります。

  • なぜ継ごうと思ったのか
  • 一度は別の道を考えたのか
  • 先代との関係はどうだったのか
  • 地域に戻ることへの不安はあったのか
  • 継いでから何に苦労したのか

こうした言葉は、同じように悩む後継者に届きます。

これから変えたいことを聞く

事業承継は、単に先代の事業をそのまま受け継ぐことではありません。

若手後継者には、変えたいこともあります。

新商品。

販路開拓。

SNSやWeb活用。

働き方改革。

新しい顧客層への挑戦。

後継者の未来像を聞くことで、地域企業のこれからが見えてきます。

後継者同士のネットワークにつなげる

若手後継者を100社アーカイブで紹介するだけでなく、後継者同士の交流会や勉強会へつなげる方法もあります。

同じ地域で事業を受け継ぐ人たちがつながることで、相談、協業、新規事業、共同発信が生まれる可能性があります。

信用金庫がこの場を作ることは、事業承継支援として大きな意味があります。

新規創業者を残す

100周年記念事業では、長く続く企業だけでなく、新規創業者も主役にできます。

なぜなら、新規創業者は次の100年の地域経済を象徴する存在だからです。

地域で起業した理由を聞く

新規創業者には、地域で起業した理由があります。

地元に戻ってきた。

地域課題を解決したい。

空き店舗を活用した。

地域資源を使いたかった。

家業とは別の挑戦を始めた。

その理由を聞くことで、地域の未来が見えてきます。

最初の苦労を残す

創業直後の苦労は、あとから振り返ると貴重な記録になります。

  • 資金調達
  • 店舗探し
  • 顧客づくり
  • 商品開発
  • 家族の理解
  • 地域との関係づくり

これらを残すことで、これから創業する人にとって参考になる資料になります。

創業支援の実例として活用する

新規創業者の物語は、信用金庫の創業支援の実例にもなります。

ただし、信用金庫の支援実績を前面に出しすぎる必要はありません。

主役は創業者です。

信用金庫は、その挑戦を支えた伴走者として紹介する程度が自然です。

地域に必要な小さな会社を残す

地域企業100社アーカイブでは、地域に必要な小さな会社を意識的に取り上げることが大切です。

規模は小さくても、地域の暮らしや産業を支えている会社があります。

数字に出にくい価値を残す

売上や従業員数だけでは見えない価値があります。

高齢者の生活を支える店。

地域の修理を担う職人。

地元の食文化を守る事業者。

学校や地域行事を支える会社。

こうした会社は、なくなって初めて地域にとっての重要性が分かることがあります。

100周年記念事業として記録しておく価値があります。

利用者や地域の声を入れる

地域に必要な小さな会社を紹介するときは、会社側の話だけでなく、利用者や地域の声も入れると伝わりやすくなります。

  • 長年通っているお客さん
  • 近隣の事業者
  • 地域団体
  • 学校や自治会
  • 家族や社員

周囲の声を入れることで、その会社が地域で果たしている役割が見えます。

後継者募集や協力者募集につなげる

地域に必要な小さな会社の中には、後継者や人手に悩んでいる会社もあります。

企業アーカイブを通じて、その仕事の価値を伝えることで、後継者募集、採用、協力者募集につながる可能性があります。

単なる紹介ではなく、地域で残したい仕事を可視化することが大切です。

100社アーカイブの作り方

地域企業100社アーカイブを作るには、取材対象、掲載形式、質問項目、撮影方法、公開方法を整理する必要があります。

最初から100社を完璧に作ろうとすると大変です。

段階的に進める設計が大切です。

対象企業を分類する

まず、対象企業を分類しましょう。

  • 創業100年企業
  • 50年以上続く企業
  • 三代続く商店
  • 若手後継者がいる企業
  • 新規創業者
  • 地域に必要な小さな会社
  • 技術や地域資源を持つ企業
  • 廃業危機から再生した企業

分類しておくと、100社のバランスが取りやすくなります。

1社あたりの情報量を決める

100社を扱う場合、1社あたりの情報量を決めておくことが大切です。

すべての会社を長文記事にすると、制作負担が大きくなります。

たとえば、次のように分ける方法があります。

  • 基本掲載:写真1枚+300〜500字の記事
  • 重点掲載:写真数枚+1,000〜1,500字の記事
  • 動画掲載:1〜3分の短編動画
  • 特集掲載:後継者インタビューや創業物語

企業ごとに掲載形式を変えることで、無理なく100社を残せます。

取材質問を共通化する

100社を取材する場合は、質問項目を共通化すると整理しやすくなります。

  • 創業のきっかけは何ですか?
  • これまでで一番大きな転機は何ですか?
  • 地域との関係で印象に残っていることは何ですか?
  • 今、事業で大切にしていることは何ですか?
  • 次の世代へ残したいものは何ですか?
  • これから挑戦したいことは何ですか?

インタビュー質問の作り方は、周年動画のインタビュー質問例も参考になります。

写真・記事・短編動画でどう残すか

地域企業100社アーカイブは、写真、記事、短編動画を組み合わせると伝わりやすくなります。

それぞれ役割が違います。

写真で会社の空気を残す

写真では、社屋や商品だけでなく、会社の空気を残すことが大切です。

  • 代表者や後継者の表情
  • 仕事場の風景
  • 長年使っている道具
  • 商品や技術の細部
  • 店先や工場の外観
  • 地域との関わりが見える場面

写真は、文章よりも直感的に企業の雰囲気を伝えます。

記事で歴史と未来を残す

記事では、写真だけでは伝わらない背景を残します。

創業の話、苦労した時期、地域との関係、後継者の思い、これからの挑戦。

これらを短くてもよいので文章にしておくと、後年に読み返せる企業アーカイブになります。

特に、代表者や後継者の言葉は、将来の事業承継にも役立ちます。

短編動画で人の声を残す

短編動画は、地域企業の魅力を伝えるうえで有効です。

声、表情、仕事の動き、現場の音、商品が作られる様子は、動画で伝わりやすい要素です。

1社あたり1分から3分程度でも、企業の雰囲気は十分に伝わります。

100社すべてを動画にするのが難しい場合は、重点企業だけ動画化する方法もあります。

周年動画については、こちらの記事も参考になります。

事業承継支援につなげる方法

地域企業100社アーカイブは、事業承継支援と相性が良い企画です。

企業の歴史を聞き、後継者の声を残すことで、承継の課題や可能性が見えてきます。

後継者の言葉を残す

事業承継で重要なのは、後継者自身の言葉です。

なぜ継いだのか。

何を守りたいのか。

何を変えたいのか。

先代とどのような対話をしているのか。

地域にどのような価値を残したいのか。

後継者の言葉を残すことで、社内外に承継の方向性が伝わります。

先代と後継者の対話を作る

取材は、先代と後継者が対話するきっかけにもなります。

普段は話しにくい創業の思い、事業の転機、苦労した時期、今後の不安。

取材を通じて言葉にすることで、承継の準備が進むことがあります。

企業アーカイブは、記録であると同時に、対話の場にもなります。

承継課題を見える化する

100社を取材すると、地域企業に共通する課題が見えてきます。

  • 後継者がいない
  • 後継者はいるが経営移行が進んでいない
  • 設備投資に不安がある
  • 採用が難しい
  • 販路が限られている
  • デジタル化が進まない

これらを整理すれば、信用金庫の次年度以降の事業承継支援や経営支援にもつながります。

100周年式典で地域企業100社をどう発表するか

地域企業100社アーカイブは、100周年式典でも大きな見せ場になります。

ただし、式典内で100社すべてを詳しく紹介するのは難しいため、見せ方を工夫しましょう。

式典映像で100社の声をつなぐ

100周年式典では、地域企業の声をつないだ映像を上映する方法があります。

1社ずつ長く紹介するのではなく、短い言葉をつないでいきます。

  • 「この地域で商売を続けてきました」
  • 「次の世代へこの仕事を残したいです」
  • 「若い人にこの技術を知ってほしいです」
  • 「地域の人に支えられてきました」
  • 「これからもこのまちで挑戦します」

このような言葉が重なると、信用金庫の100周年が地域企業全体の記念日として伝わります。

会場展示で見せる

式典会場のロビーに、地域企業100社の写真パネルを展示する方法もあります。

企業名、代表者写真、ひと言コメント、創業年、所在地、QRコードを載せると、来場者が自由に見られます。

QRコードからWeb特設ページへ誘導すれば、式典後も閲覧されます。

代表企業に登壇してもらう

100社の中から、代表して数社に登壇してもらう方法もあります。

創業100年企業、若手後継者、新規創業者、地域に必要な小さな会社など、タイプの違う企業を選ぶと、地域経済の多様さが伝わります。

周年式典の進行表や司会台本については、こちらの記事も参考になります。

周年動画・記念誌・周年サイトへの展開

地域企業100社アーカイブは、周年動画、記念誌、周年サイトと非常に相性が良い企画です。

一度取材した内容を、複数の媒体に展開できます。

周年記念誌に展開する

100社アーカイブは、100周年記念誌の特集として使えます。

すべての企業を同じ分量で掲載する方法もあれば、100社リストと重点企業の特集を組み合わせる方法もあります。

信用金庫自身の100年史に加えて、地域企業100社の物語を掲載すれば、記念誌は地域経済の記録になります。

周年記念誌については、こちらの記事も参考になります。

周年サイトに展開する

Web特設ページでは、100社の情報を検索・閲覧しやすくできます。

  • 業種別
  • 地域別
  • 創業年別
  • 後継者特集
  • 新規創業者特集
  • 動画あり企業

紙の記念誌では掲載しきれない写真や動画も、Webなら載せられます。

周年サイトについては、こちらの記事も参考になります。

資料を保存して次の支援に活かす

100社の取材で集まる写真、動画、音声、原稿、許諾書、過去資料は、貴重な地域アーカイブです。

制作後に散らばらないよう、保存ルールを決めておきましょう。

写真・動画・資料の整理については、こちらの記事も参考になります。

信用金庫100周年・地域企業アーカイブチェックリスト

最後に、信用金庫の100周年で地域企業100社を残すためのチェックリストをまとめます。

企画段階

  • 信用金庫自身の100年史だけで終わらせない方針を共有した
  • 地域企業を主役にする記念事業として設計した
  • 100社を選ぶ目的を整理した
  • 企業アーカイブと事業承継支援をつなげる方針を決めた
  • Web・動画・記念誌・式典への展開を最初から考えた

企業選定

  • 創業100年企業を候補に入れた
  • 三代続く商店を候補に入れた
  • 若手後継者がいる企業を候補に入れた
  • 新規創業者を候補に入れた
  • 地域に必要な小さな会社を候補に入れた
  • 業種・地域・規模に偏りがないか確認した

取材準備

  • 共通質問項目を作った
  • 写真撮影の内容を決めた
  • 動画撮影の有無を決めた
  • 掲載許可・写真使用許可を準備した
  • 取材スケジュールと担当者を決めた

制作・公開

  • Web特設ページの構成を決めた
  • 記念誌への掲載方法を決めた
  • 式典上映動画に使う素材を選んだ
  • SNS投稿計画を作った
  • 企業自身が発信しやすい素材を渡す準備をした

事業承継への接続

  • 後継者インタビューを実施した
  • 先代と後継者の対話を記録した
  • 承継課題を整理した
  • 後継者同士の交流会を検討した
  • 次年度以降の事業承継支援へ引き継いだ

周年後

  • 掲載企業へお礼と公開報告を行った
  • 写真・動画・原稿を整理保存した
  • 閲覧数やSNS反応を確認した
  • 問い合わせや事業承継相談につながったか確認した
  • 100周年後も地域企業アーカイブを更新するか検討した

周年後の整理については、こちらの記事も参考になります。

あわせて確認したい関連記事

信用金庫の100周年で地域企業100社を残す場合は、周年記念誌、周年動画、周年サイト、資料保存、インタビュー、周年事業アイデア、式典進行、周年後の対応をあわせて確認すると整理しやすくなります。

よくある質問

Q. 信用金庫の100周年で地域企業100社を紹介する意味はありますか?

A. あります。信用金庫は地域企業とともに歩んできた金融機関です。自金庫の100年史だけでなく、地域企業100社の歴史と未来を残すことで、100周年を地域経済全体の記念事業にできます。

Q. 100社はどのように選べばよいですか?

A. 創業100年企業、有力取引先だけに偏らせず、三代続く商店、若手後継者、新規創業者、廃業危機から復活した会社、地域に必要な小さな会社などを含めると、地域経済の多様さが伝わります。

Q. 地域企業100社アーカイブは事業承継支援につながりますか?

A. つながります。創業者や先代の思い、後継者の言葉、これからの課題を取材することで、事業承継の対話が生まれます。後継者インタビューや後継者交流会と組み合わせると、承継支援としての意味が高まります。

Q. 100社すべてを動画にする必要がありますか?

A. 必ずしも必要ありません。全社を記事と写真で掲載し、重点企業だけ短編動画にする方法もあります。制作負担と予算に合わせて、基本掲載、重点掲載、動画掲載を分けると現実的です。

Q. 周年式典では地域企業100社をどう見せればよいですか?

A. 式典映像で企業の声を短くつなぐ、会場ロビーに写真パネルを展示する、代表企業に登壇してもらう、QRコードでWeb特設ページへ誘導するなどの方法があります。100社すべてを式典内で詳しく紹介するのではなく、Webや記念誌と連動させるとよいです。

まとめ|信用金庫の100周年は、地域企業100社の未来を残す年にできる

信用金庫の100周年は、自分たちの100年史だけを語る行事ではありません。

地域企業100社の歴史と未来を残す記念事業にできます。

信用金庫は、地域の企業、商店、工場、生産者、創業者、後継者とともに歩んできました。

だからこそ、信用金庫の100年は、地域企業の100年と重なっています。

創業100年企業を残す。

三代続く商店を残す。

若手後継者の声を残す。

新規創業者の挑戦を残す。

地域に必要な小さな会社を残す。

それは、単なる取引先紹介ではありません。

地域経済の記録であり、事業承継の入口であり、次の100年に向けた企業アーカイブです。

100周年を信用金庫のPRだけで終わらせない。

地域企業を主役にする。

信用金庫は、その物語を残す支え役になる。

この発想にすると、100周年記念事業は地域に開かれた企画になります。

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トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、周年式典、周年動画、周年記念誌、周年サイト、記録撮影、ライブ配信、企業アーカイブの発信設計などをサポートしています。

信用金庫の100周年では、式典を成功させるだけでなく、地域企業の歴史と未来をどう残すかを考えることが大切です。

  • 100周年で地域企業100社を紹介したい
  • 取引先の歴史や後継者の声を残したい
  • 企業アーカイブを周年サイトで公開したい
  • 100社の声をつないだ周年動画を作りたい
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そのような段階からご相談いただけます。

100周年を、信用金庫だけの節目ではなく、地域企業100社の未来を残す記念事業として、一緒に整えていきましょう。

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