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周年式典の進行表と司会台本|開会挨拶・来賓挨拶・記念映像上映の流れ

周年式典の台本を作るときは、最初から司会者の言葉を書き始めるよりも、まず式典全体の流れを整理することが大切です。

基本は、

  • 受付・開場
  • 開会前アナウンス
  • 開会宣言
  • 代表挨拶
  • 来賓紹介・来賓挨拶
  • 祝電披露
  • 周年記念映像の上映
  • 表彰・感謝状贈呈
  • 記念講演
  • 記念撮影
  • 閉会挨拶

という順番で考えると組み立てやすくなります。

ただし、すべての周年式典に同じプログラムが必要なわけではありません。

社員を中心に行う式典なのか。

取引先や来賓を招くのか。

周年動画を上映するのか。

表彰を行うのか。

記念講演を入れるのか。

式典後に祝賀会・懇親会を行うのか。

ライブ配信も行うのか。

条件によって、必要なプログラムや司会台本は変わります。

周年式典の台本は、司会者が読む文章を作るだけのものではありません。

誰が、いつ、どこへ動くのか。

いつ映像を流すのか。

いつ照明を落とすのか。

誰がマイクを渡すのか。

どこで記念撮影をするのか。

こうした当日の動きを一つの流れにまとめることが重要です。

この記事では、周年式典の基本的な進行表から、開会挨拶、代表挨拶、来賓挨拶、祝電、周年動画、表彰、記念講演、記念撮影、閉会、懇親会までの流れと司会台本例を、式典運営・映像上映・ライブ配信の現場目線で解説します。

周年式典の基本的な進行表例

周年式典のみで行う場合は、60分から90分程度で構成するケースがあります。

まずは、次のような流れをたたき台にすると、司会台本やスタッフの動きを整理しやすくなります。

順番 内容 目安時間 確認しておきたいこと
1 受付・開場 30分前~ 来賓・登壇者、配布物、座席、控室を確認
2 開会前アナウンス 2~3分 携帯電話、撮影、配信、資料について案内
3 開会宣言 1~2分 司会者が式典開始を伝える
4 主催者・代表挨拶 5~10分 感謝、これまでの歩み、今後の方針を伝える
5 来賓紹介・来賓挨拶 5~10分 氏名、役職、読み方、登壇順を確認
6 祝電披露 3~5分 読み上げる祝電と紹介順を決める
7 周年記念映像 5~8分 映像、音声、照明、再生タイミングを確認
8 表彰・感謝状贈呈 10~15分 登壇位置、表彰状、記念品、撮影を確認
9 記念講演 30~60分 講師紹介、マイク、資料、撮影・配信許諾を確認
10 記念撮影 10分前後 対象者、並び順、移動導線を決める
11 閉会挨拶 2~3分 御礼、閉会、懇親会への案内を行う

すべてを入れる必要はありません。

小規模な周年式典であれば、代表挨拶、周年動画、表彰、閉会挨拶だけでも構成できます。

一方、取引先や来賓を招く創立記念式典では、来賓紹介、祝電、記念撮影、祝賀会・懇親会への案内まで含めて丁寧に設計しておくと安心です。

進行表・司会台本のたたき台を作りたい方へ

トビガスマルでは、企業・学校・地域団体・ライオンズクラブ・ロータリークラブ・JC・YEGなどに対応した無料ツール「周年式典進行表メーカー β版」を公開しています。

基本情報を入力すると、進行表、司会台本、映像・音響スタッフ向けの技術指示、当日チェック項目を整理できます。

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周年式典の台本は「誰に何を伝えるか」から考える

周年式典の台本を作るとき、最初に考えるべきなのはプログラムの順番ではありません。

今回の周年式典で、誰に何を伝えたいのかを整理します。

例えば、

  • 社員へ感謝を伝えたい
  • 取引先や来賓へこれまでのお礼を伝えたい
  • 会社や団体の歴史を共有したい
  • 創業者やOB・OGの想いを残したい
  • 永年勤続者や功労者を称えたい
  • 次の10年に向けた方針を発表したい
  • 周年動画や記念誌と連動させたい
  • 会場に来られない人にもライブ配信で届けたい

などです。

社員向けなら、代表挨拶、社員表彰、周年動画、未来方針を中心にできます。

来賓・取引先を招くなら、主催者挨拶、来賓祝辞、祝電、感謝状、記念講演など、少し格式を意識した構成になります。

地域や一般の方も招く場合は、活動紹介、展示、トークセッション、映像、ライブ配信などを組み合わせることもできます。

周年式典の進行表は、項目を並べるための表ではなく、「何をどの順番で届けるか」を設計するものです。

招待者・席次を早めに整理する

来賓や取引先を招く式典では、進行表を作る前後で招待者リストと席次も整理しておきます。

誰を招待するのか。

来賓、取引先、社員、OB・OG、地域関係者をどう分類するのか。

祝辞や乾杯をお願いする方は誰なのか。

どの席へ案内するのか。

ここが決まっていないと、受付、来賓紹介、祝辞、記念撮影なども確定できません。

招待者リストや席次の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

受付・開場|周年式典は入場時から始まっている

式典の印象は、開会宣言から始まるわけではありません。

参加者が会場へ到着したところから始まっています。

受付がスムーズか。

会場案内が分かりやすいか。

来賓や登壇者を待たせていないか。

控室への案内はできているか。

こうした部分が第一印象を左右します。

受付で準備しておきたいもの

  • 受付名簿
  • 座席表
  • 来賓・登壇者確認リスト
  • 配布資料
  • 式次第
  • 記念品
  • 名札・席札
  • 会場案内表示
  • 控室案内
  • 駐車場案内

来賓を招く場合は、受付だけでなく、控室や座席まで案内する担当者も決めておきましょう。

また、社長や代表者へ「〇〇様が到着されました」と共有する担当も必要です。

来賓の受付、控室、代表者への到着共有、祝辞をお願いしている方への対応については、こちらの記事に詳しくまとめています。

開会前アナウンスの司会台本例

開会前には、司会者から簡単な案内を行います。

携帯電話。

撮影。

ライブ配信。

資料。

退出方法。

必要な案内を開会前に伝えておけば、式典中の混乱を減らせます。

会場参加者向けの例

本日はご多用のところ、株式会社〇〇 創立〇周年記念式典にご臨席賜り、誠にありがとうございます。
開会に先立ちまして、皆様にお願い申し上げます。
携帯電話はマナーモードに設定いただくか、電源をお切りくださいますようお願いいたします。
また、本日の式典では記録撮影を行っております。撮影した写真や映像は、社内記録および広報等に使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

オンライン配信がある場合

オンラインでご参加の皆様は、音声をミュートにしてご視聴ください。
配信に関する不具合がございましたら、事前にご案内しております連絡先までお知らせください。

ハイブリッド開催では、会場参加者とオンライン参加者の両方へ案内する必要があります。

台本には「会場向け」「オンライン向け」と分けて書いておくと司会者も読みやすくなります。

司会は社内で行うか、プロへ依頼するか

司会台本を作る段階で、誰が司会を担当するのかも決めます。

小規模な社内式典で、内容もシンプルであれば社員が担当することもできます。

一方で、

  • 来賓が多い
  • 登壇者が多い
  • 表彰が多い
  • 周年動画を複数上映する
  • 記念講演がある
  • ライブ配信を行う
  • 時間管理が厳しい

といった式典では、プロ司会者を検討してもよいでしょう。

社内司会とプロ司会者の違いや、依頼した方がよいケースについてはこちらの記事で解説しています。

開会宣言の司会台本例

開会宣言は、周年式典の始まりを伝える場面です。

長く話す必要はありません。

基本的な例

皆様、大変お待たせいたしました。
ただいまより、株式会社〇〇 創立〇周年記念式典を開会いたします。
本日司会を務めます、〇〇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

格式を持たせる場合

本日はご多用のところ、株式会社〇〇 創立〇周年記念式典にご臨席賜り、誠にありがとうございます。
ただいまより、式典を開会いたします。

開会宣言後は、主催者・代表者挨拶へ進むのが一般的です。

主催者・代表挨拶|周年式典の軸になる言葉

周年式典で重要な場面の一つが、代表者の挨拶です。

代表挨拶では、次の4つを基本にすると整理しやすくなります。

  • 参加者への御礼
  • これまで支えてくれた方への感謝
  • 会社・団体の歩み
  • これからの方針・未来へのメッセージ

周年式典では、形式的な挨拶だけではなく、節目として何を伝えたいのかを入れることが大切です。

ただし、長すぎる挨拶は参加者の集中力を下げます。

内容にもよりますが、5分から10分程度を一つの目安として考えます。

代表挨拶の構成例

  1. 冒頭の御礼
  2. 創立から現在までの歩み
  3. 支えてくれた方への感謝
  4. 現在の取り組み
  5. これからの方針
  6. 結び

代表挨拶の文例

本日はご多用のところ、弊社創立〇周年記念式典にご臨席賜り、誠にありがとうございます。

弊社は〇年の創立以来、地域の皆様、お客様、取引先の皆様、そして社員一人ひとりに支えられながら歩んでまいりました。

この〇年間、決して平坦な道のりばかりではありませんでしたが、多くの方々のお力添えにより、本日この節目を迎えることができました。心より御礼申し上げます。

本日の周年を、単なる節目として終わらせるのではなく、次の時代へ向けた新たな一歩としたいと考えております。

今後も、これまで大切にしてきた姿勢を守りながら、より一層皆様のお役に立てる企業を目指してまいります。

代表挨拶を動画として残す場合は、Webサイト、周年サイト、社内共有、採用広報などへの活用も考えられます。

後から使う予定があるなら、音声収録や撮影位置も事前に決めておきましょう。

来賓紹介・来賓挨拶の司会台本例

取引先、行政関係者、業界団体、地域団体などを招く周年式典では、来賓紹介や来賓挨拶を行うことがあります。

来賓挨拶をお願いする人数は、式典の規模に合わせて絞ります。

人数が多すぎると、挨拶だけで式典が長くなってしまいます。

来賓紹介で確認すること

  • 氏名
  • 役職
  • 会社・団体名
  • 敬称
  • 読み方
  • 登壇順

特に氏名と役職は、必ず本人または担当者へ確認しておきましょう。

来賓挨拶の台本例

続きまして、ご来賓を代表いたしまして、〇〇株式会社 代表取締役 〇〇〇〇様よりご祝辞を頂戴いたします。
〇〇様、よろしくお願いいたします。

挨拶後は、

〇〇様、心温まるご祝辞を賜り、誠にありがとうございました。

などと受けます。

祝電披露|全部を読み上げる必要はない

周年式典では、当日出席できない関係者から祝電やお祝いメッセージが届くことがあります。

すべてを全文読み上げると時間が長くなるため、代表的なものだけを読み、その他は名前だけ紹介する方法があります。

祝電披露の台本例

ここで、本日の式典に際しまして、多くの皆様よりご祝電を頂戴しております。
時間の都合上、一部をご披露させていただきます。

祝電については、誰のものを読むのか、順番をどうするのか、全文を読むのか、会場に掲示するのかまで事前に整理しておきます。

祝電の読み上げ順や司会文例、掲示方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

周年動画・記念映像を上映するタイミング

周年式典では、周年動画や記念映像が重要な役割を持ちます。

挨拶が続く式典の中に映像を入れることで、会場の空気を切り替えることができます。

また、文章や挨拶だけでは伝えにくい歴史、社員の表情、昔の写真、未来へのメッセージなどを短時間で共有できます。

周年式典で使われる主な動画

  • オープニング映像
  • 沿革・ヒストリー動画
  • 代表者メッセージ
  • 社員インタビュー
  • OB・OGインタビュー
  • 顧客・取引先からのメッセージ
  • 未来ビジョン動画

周年動画の種類、構成、制作の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

開会直後に上映する

オープニング動画は、式典開始直後に上映すると効果的です。

会場の空気を整え、参加者の意識をステージへ向けることができます。

代表挨拶の前後に上映する

会社の歩みを振り返るヒストリー動画は、代表挨拶の前後と相性があります。

挨拶前なら、会社の歴史を共有したうえで代表者の言葉を聞けます。

挨拶後なら、代表者が話した内容を映像で補強できます。

表彰の前に上映する

社員、OB・OG、取引先などへの感謝をテーマにした映像は、表彰や感謝状贈呈の前に入れる方法があります。

「誰に支えられてきたのか」を映像で共有してから表彰へ進むため、流れを作りやすくなります。

周年動画上映時の司会台本例

続きまして、創立〇周年を記念して制作いたしました記念映像をご覧いただきます。
創業当時から現在までの歩み、そしてこれからの未来に向けた想いを込めた映像です。
それでは、ご覧ください。

上映終了後は、

ご覧いただき、ありがとうございました。
改めまして、これまで弊社を支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。

などと受け、次のプログラムへ進みます。

周年動画の上映で確認しておきたいこと

周年動画は、データが完成していれば安心というわけではありません。

会場で正しく再生できるかを確認する必要があります。

  • 動画ファイルを再生できるか
  • 会場スピーカーから音が出るか
  • スクリーンに正しい比率で映るか
  • 会場後方から文字が読めるか
  • 照明をいつ落とすか
  • 誰の合図で再生するか
  • 映像終了後に何を表示するか
  • ライブ配信にも映像と音声が届くか
  • 予備データがあるか

特にライブ配信を行う場合は、「会場では音が出ているのに配信には入っていない」ということがあります。

本番前のリハーサルでは、会場内だけでなく、オンライン視聴側からも確認しましょう。

動画ファイル、音声、画面、照明、再生機器、司会との合図まで含めた上映前チェックはこちらの記事にまとめています。

表彰・感謝状贈呈の進め方

周年式典では、永年勤続表彰、功労者表彰、取引先への感謝状贈呈などを行うことがあります。

表彰は、受賞者だけのための時間ではありません。

「この会社や団体が多くの人に支えられてきた」ということを、会場全体で共有する時間でもあります。

表彰の基本的な流れ

  1. 司会者が表彰の趣旨を説明する
  2. 受賞者を紹介する
  3. 受賞者が登壇する
  4. 代表者から表彰状・記念品を渡す
  5. 写真撮影を行う
  6. 受賞者が降壇する

人数が多い場合は、全員を一人ずつ表彰するとかなり時間がかかります。

代表者のみ登壇する。

複数人をまとめて紹介する。

表彰状は事前に渡し、式典では代表者のみ登壇する。

など、時間とのバランスを考えます。

表彰の司会台本例

続きまして、永年勤続表彰を執り行います。
長年にわたり弊社の発展にご尽力いただいた皆様へ、感謝の意を込めて表彰状を贈呈いたします。

お名前をお呼びいたしますので、該当の方はご登壇ください。
〇〇部 〇〇〇〇様。

表彰後には、

皆様、今一度大きな拍手をお願いいたします。

などと案内します。

記録撮影を行う場合は、表彰状を渡す瞬間、握手、正面写真など、必要な撮影タイミングも進行表に入れておきましょう。

記念講演・ゲスト企画を入れる場合

周年式典では、記念講演やゲスト企画を行う場合があります。

記念講演は、式典に特別感を加え、参加者に学びや刺激を提供できます。

ただし、「有名な人だから」という理由だけで講師を決めるのではなく、周年の目的と講演テーマがつながっていることが大切です。

周年式典と相性のよいテーマ例

  • 次の時代に向けた経営
  • 地域の未来
  • 業界の変化
  • 人材育成
  • 創業者・OB・OGによるトーク
  • 若手社員による未来提言

記念講演の司会台本例

続きまして、記念講演に移らせていただきます。
本日は、〇〇をテーマに、〇〇様を講師としてお迎えしております。
〇〇様は、〇〇分野で長年ご活躍され、〇〇に関する取り組みでも知られております。
それでは〇〇様、よろしくお願いいたします。

講演終了後は、

〇〇様、貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。
皆様、今一度大きな拍手をお願いいたします。

などと受けます。

講師が遠方にいる場合は、オンライン登壇も可能です。

オンライン講師の映像を会場スクリーンへ出し、講師の音声を会場へ流し、会場からの質問を講師側へ返す必要があります。

オンライン記念講演の準備についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

記念撮影をスムーズに進める

周年式典では、集合写真を撮ることが多くあります。

しかし、意外と時間がかかるのが記念撮影です。

事前に次のことを決めておきます。

  • 誰を撮影するか
  • どこで撮影するか
  • 誰がどこに並ぶか
  • 何パターン撮るか
  • 誰が誘導するか
  • 撮影後どこへ移動するか

記念撮影の司会台本例

続きまして、記念撮影を行います。
恐れ入りますが、〇〇の皆様はステージ前方へお進みください。
スタッフの案内に従って、お並びいただきますようお願いいたします。

社員数が多い場合や、来賓・役員・社員を分けて撮影する場合は、誘導スタッフも必要です。

集合写真の並び順、撮影タイミング、司会からの案内方法についてはこちらの記事に詳しくまとめています。

閉会挨拶の司会台本例

閉会では、参加者への御礼と式典終了を簡潔に伝えます。

式典のみで終了する場合

以上をもちまして、株式会社〇〇 創立〇周年記念式典を閉会いたします。
本日はご多用のところご臨席賜り、誠にありがとうございました。
今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

懇親会へ移る場合

この後、〇時〇分より、隣会場にて懇親会を予定しております。
ご参加の皆様は、スタッフの案内に従ってご移動をお願いいたします。

オンライン配信を終了する場合

オンラインでご参加の皆様も、最後までご視聴いただき誠にありがとうございました。
以上をもちまして、本日の配信を終了いたします。

祝賀会・懇親会へつなぐ場合の流れ

周年式典の後に祝賀会・懇親会を行う場合は、式典とは別に進行表を作ると分かりやすくなります。

式典は格式を意識し、懇親会は少し柔らかい雰囲気に切り替えます。

懇親会の基本例

  • 開宴挨拶
  • 乾杯
  • 歓談
  • 余興・映像上映
  • 中締め
  • 閉宴案内

乾杯は短いプログラムですが、意外と準備が必要です。

誰にお願いするのか。

グラスはいつ配るのか。

司会はどのように紹介するのか。

乾杯の発声後、BGMを入れるのか。

こうした動きを決めておきます。

乾杯挨拶を誰に頼むか、長さ、司会文例、依頼方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

なお、食事中は会場が賑やかになりやすいため、参加者にしっかり見てもらいたいヒストリー動画やメッセージ動画は、式典中に上映する方が向いている場合があります。

司会台本と進行表は分けて考える

周年式典では「司会台本」と「進行表」を同じものとして扱うことがありますが、本来の役割は異なります。

司会台本

司会者が話す文章を中心にまとめます。

  • 開会前アナウンス
  • 開会宣言
  • 登壇者紹介
  • 映像前後のコメント
  • 表彰案内
  • 記念撮影案内
  • 閉会コメント

進行表

スタッフ全体が共有する資料です。

  • 開始時刻
  • 終了予定時刻
  • 各プログラムの時間
  • 登壇者
  • スタッフの動き
  • マイク
  • 映像再生
  • 照明
  • BGM
  • 撮影
  • 配信

小規模な式典なら一つにまとめることもできます。

来賓、映像上映、表彰、講演、ライブ配信などがある場合は、司会台本と進行表を分けた方が共有しやすくなります。

周年式典はスタッフ配置まで決めておく

進行表が完成しても、担当者が決まっていなければ当日は動きません。

例えば、

  • 受付担当
  • 来賓対応
  • 控室対応
  • 司会
  • 進行管理
  • 舞台・登壇誘導
  • 映像操作
  • 音響
  • 照明
  • 記録撮影
  • ライブ配信
  • 記念撮影誘導

などの役割があります。

特に、映像上映では、司会、進行管理、映像、音響、照明が同じタイミングを共有する必要があります。

周年式典に必要なスタッフの役割や、規模別の考え方についてはこちらの記事も参考にしてください。

周年式典でよくある進行ミス

挨拶が続きすぎる

代表挨拶、来賓挨拶、取引先挨拶、祝電披露が続くと、参加者は疲れやすくなります。

挨拶が多い場合は、途中に映像や表彰を入れ、流れに変化をつけます。

映像が再生できない・音が出ない

映像が流れない。

音が出ない。

画面サイズが合わない。

配信に映像音声が乗らない。

こうしたトラブルは、式典全体の印象に影響します。

必ず本番環境でリハーサルを行いましょう。

登壇者の動きが決まっていない

どこから登壇するのか。

マイクを誰が渡すのか。

表彰後どこへ戻るのか。

こうした動きが決まっていないと、当日に会場が止まります。

台本には、司会者の文章だけでなく、人の動きも記載しましょう。

記念撮影に時間がかかる

集合写真は想像以上に時間がかかります。

撮影対象、並び順、撮影場所、誘導方法を事前に決めておきます。

配信参加者への案内が不足する

ハイブリッド開催の場合は、配信URL、開始時間、視聴方法、問い合わせ先、アーカイブの有無を事前に伝えておきます。

小さな備品不足で進行が止まる

HDMI変換がない。

延長コードが足りない。

マイクの電池が切れた。

掲示物が剥がれた。

スマートフォンの充電がない。

こうした小さなトラブルが、本番では大きな負担になります。

式典当日に用意しておきたい緊急備品についてはこちらの記事にまとめています。

周年式典の司会台本・進行表チェックリスト

  • 式典の目的を決めたか
  • 参加対象者を整理したか
  • 招待者リストを作ったか
  • 席次を決めたか
  • 来賓の氏名・役職・読み方を確認したか
  • 司会担当を決めたか
  • 代表挨拶の時間を決めたか
  • 来賓祝辞の人数を決めたか
  • 祝電の読み上げ順を決めたか
  • 周年動画の上映位置を決めたか
  • 映像・音声・照明を確認したか
  • 表彰対象者を整理したか
  • 表彰状・記念品を準備したか
  • 記念講演の講師と内容を確認したか
  • 記念撮影の並び順を決めたか
  • 懇親会への移動方法を決めたか
  • 乾杯担当者を決めたか
  • スタッフの役割分担を決めたか
  • ライブ配信の確認を行ったか
  • 緊急用の備品を準備したか
  • 本番環境でリハーサルを行ったか

周年式典でよくある質問

Q. 周年式典の台本は誰が作るべきですか?

A. 社内担当者が最初のたたき台を作り、司会者、会場担当、進行管理、映像・音響、配信担当と共有して調整する方法が現実的です。周年動画やライブ配信がある場合は、制作・技術スタッフとも早めに共有しましょう。

Q. 周年式典は何分くらいがよいですか?

A. 式典のみなら60~90分程度が一つの目安です。ただし、来賓挨拶、表彰、記念講演、記念撮影などを入れる場合は長くなるため、それぞれの時間を先に決めておくことが大切です。

Q. 周年動画はいつ流すのがよいですか?

A. オープニング映像なら開会直後、会社の歩みを振り返るヒストリー動画なら代表挨拶の前後、感謝をテーマにした映像なら表彰や感謝状贈呈の前などが考えられます。動画の内容と次のプログラムをつなげて決めます。

Q. 司会台本にはどこまで書けばよいですか?

A. 司会者が読む文章だけでなく、登壇者の動き、映像再生、照明、拍手、記念撮影、配信など、司会者が把握しておいた方がよい情報も入れます。ただし、スタッフ全体の細かな技術指示は別の進行表へまとめると見やすくなります。

Q. 祝電はすべて読み上げる必要がありますか?

A. 必ずしもすべてを全文読み上げる必要はありません。代表的なものを数通読み、その他は氏名・団体名のみ紹介する方法があります。届いた祝電の数や式典時間を見ながら調整します。

Q. 記念撮影は式典のどこに入れればよいですか?

A. 式典の最後や閉会直前、懇親会へ移動する前などが考えられます。来賓が途中退席する場合は、それより前に撮影する必要があります。誰を撮るかによって最適なタイミングは変わります。

Q. ライブ配信する場合、台本で注意することはありますか?

A. オンライン参加者への案内、映像上映時の切り替え、会場マイクと配信音声、オンライン登壇者の接続、アーカイブの案内などを進行表に入れます。会場だけでなくオンライン視聴側でもリハーサルを行うことが大切です。

まとめ|周年式典の台本は、当日を動かす設計図

周年式典の台本は、司会者が読む文章だけではありません。

受付。

開会。

代表挨拶。

来賓挨拶。

祝電。

周年動画。

表彰。

記念講演。

記念撮影。

閉会。

懇親会。

これらを一つの流れとして整理し、登壇者、司会者、会場スタッフ、映像・音響スタッフが同じ進行を共有することが大切です。

そして最初に決めるべきなのは、プログラムではありません。

誰に、何を伝える周年式典なのか。

そこが決まると、必要な挨拶、映像、表彰、講演も選びやすくなります。

式典は一日で終わりますが、そこで語られた言葉、上映した映像、撮影した写真は、その後も会社や団体に残ります。

だからこそ、単に時間どおり進めるだけではなく、感謝、歴史、未来が伝わる式典として設計することが重要です。

まずは進行表を作ってみたい方へ

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周年式典進行表メーカー β版を使う

周年式典だけでなく、周年事業全体で何をいつ準備すればよいのかを確認したい場合は、こちらの周年マニュアルもご覧ください。

周年式典の進行・映像・配信でお困りの方へ

トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、企業・団体の周年式典、周年動画制作、記念映像上映、記録撮影、ライブ配信・ハイブリッド配信をサポートしています。

  • 周年式典の進行表を整理したい
  • 司会台本のたたき台を作りたい
  • 周年動画の上映タイミングを相談したい
  • 映像・音響・照明の連携が不安
  • 当日の記録撮影を依頼したい
  • ライブ配信も含めて式典を設計したい

そのような段階からご相談いただけます。

式典内容がまだ固まっていない場合でも、目的、参加者、予定しているプログラムを整理するところから一緒に進めることができます。

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周年事業の進め方

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