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周年スローガン・キャッチコピーの作り方|企業事例と決め方を解説

周年スローガンは、単なる飾りの言葉ではありません。

企業のこれまでの歩み、支えてくれた人への感謝、次の時代へ向かう姿勢を、一言で共有するための合言葉です。

創立10周年、50周年、100周年などの節目では、式典、周年動画、記念誌、周年サイト、周年ロゴ、社長挨拶、プレスリリース、記念品など、さまざまな場面で同じメッセージを使うことがあります。

その中心になるのが、周年スローガンや周年キャッチコピーです。

ただし、周年スローガンを通常の広告コピーのように「目立つ」「かっこいい」「売れそう」という基準だけで決めると、周年事業全体の目的とずれてしまうことがあります。

大切なのは、その言葉が会社の歴史や社員の実感、取引先や地域への感謝、次の未来への姿勢とつながっていることです。

この記事では、周年スローガン・キャッチコピーの作り方、10周年・50周年・100周年での言葉の違い、「感謝」「継承」「挑戦」「未来」の使い分け、社員参加や投票の進め方、周年ロゴや動画・式典・記念誌・Webで統一する方法、良い例・弱い例、AIで案を作るときの注意点を解説します。

周年スローガンとは何か

周年スローガンとは、企業や団体の周年事業全体を象徴する言葉です。

創立〇〇周年、設立〇〇周年、開校〇〇周年、団体発足〇〇周年などの節目に、周年事業の方向性やメッセージを短く表すために使います。

たとえば、次のような場面で使用されます。

  • 周年ロゴ
  • 周年式典のタイトル
  • 社長挨拶
  • 周年動画のオープニング
  • 記念誌の表紙
  • 周年サイトのメインビジュアル
  • プレスリリース
  • 社内ポスター
  • 記念品
  • SNS投稿

周年スローガンは、広告コピーとは少し役割が違います。

広告コピーは、商品やサービスを伝えるための言葉です。

一方、周年スローガンは、会社の歴史と未来をつなぎ、社員・取引先・地域・お客様に向けて、会社の姿勢を伝える言葉です。

良い周年スローガンは、外向きの広告コピーである前に、社内の合言葉になります。

一般的なキャッチコピーの考え方を知りたい場合は、こちらの記事も参考になります。ただし、周年スローガンは通常の広告コピーとは役割が違うため、周年事業全体の目的とあわせて考えることが大切です。

なぜ周年にスローガンが必要なのか

周年事業では、やることが多くなりがちです。

式典、動画、記念誌、Webサイト、ロゴ、記念品、社内イベント、取引先向け案内、地域向け発信など、担当者が準備するものは多岐にわたります。

このとき、周年スローガンがあると、事業全体の方向性がぶれにくくなります。

周年事業の方向性がそろう

スローガンがあると、周年式典、周年動画、記念誌、周年サイトなどのメッセージがそろいやすくなります。

たとえば、「感謝」を軸にする周年なのか、「未来への挑戦」を軸にする周年なのかで、作るものの内容は変わります。

言葉の軸が決まっていないと、動画は未来志向、記念誌は歴史中心、式典は感謝中心というように、全体の印象がばらばらになることがあります。

社員が周年の意味を共有しやすくなる

周年事業は、経営者や担当者だけのものではありません。

社員が「今年の周年は何を大切にしているのか」を理解できることが大切です。

スローガンがあると、社員にも周年の意味が伝わりやすくなります。

社長だけが気に入る言葉ではなく、社員が式典や動画の中で聞いたときに、「自分たちの会社の言葉だ」と感じられるかが重要です。

周年事業を社内でどう進めるか、誰を巻き込み、どの部署が関わるかは、スローガンづくりにも影響します。社内体制の作り方については、こちらの記事も参考になります。

社長挨拶や周年動画の軸になる

周年スローガンは、社長挨拶や周年動画の構成にも影響します。

スローガンが「感謝」なら、お客様、社員、取引先、地域への感謝を中心に構成します。

スローガンが「次の100年」なら、過去の歩みと未来への挑戦をつなぐ構成になります。

スローガンが決まっていると、挨拶や映像のメッセージも整理しやすくなります。

周年後のブランド発信にもつながる

周年スローガンは、周年期間だけで終わる場合もあります。

一方で、会社の新しいブランドメッセージや理念、採用広報、Webサイトの言葉につながる場合もあります。

特に、周年を機にロゴ、Webサイト、会社案内、採用資料、パンフレットなどを見直す場合は、スローガンがその後の会社の発信にも影響します。

周年事業全体の進め方や、記念ロゴ・動画・式典・Webをどう組み合わせるかについては、こちらのページも参考になります。

10周年・50周年・100周年で言葉はどう変わるか

周年スローガンは、何周年かによって言葉の方向性が変わります。

10周年と100周年では、伝えるべき重みや時間軸が違うからです。

周年 言葉の方向性 使いやすいキーワード
10周年 感謝、出発、挑戦、これから はじまり、次の一歩、感謝、挑戦
20周年・30周年 成長、継承、次世代、地域との関係 歩み、つなぐ、育てる、地域とともに
50周年 半世紀、感謝、歴史、未来への挑戦 半世紀、感謝、受け継ぐ、未来へ
100周年 一世紀、信頼、継承、次の100年 一世紀、信頼、次の100年、未来への継承

10周年は「感謝」と「これから」が合いやすい

10周年は、まだ若い企業や新しい事業の節目として扱われることが多いです。

そのため、長い歴史を重厚に語るよりも、ここまで支えてくれた人への感謝と、次の一歩への意欲を表す言葉が合いやすくなります。

たとえば、「10年の感謝を、次の挑戦へ」「ここから、もう一度はじまる」などの方向性です。

50周年は「半世紀」と「未来」をつなぐ

50周年は、会社の歴史をしっかり語れる節目です。

創業者、先代、社員、取引先、地域との関係を振り返りながら、次の時代へどう進むかを伝える必要があります。

「半世紀の感謝を、次の未来へ」「受け継いだ想いを、これからの力に」など、過去と未来をつなぐ言葉が向いています。

100周年は「信頼」と「次の100年」が軸になる

100周年は、一世紀にわたり事業を続けてきた重みがあります。

信頼、継承、地域、社会、次の100年といった言葉が合いやすくなります。

ただし、「次の100年へ」だけでは多くの企業に当てはまるため、自社らしさを足すことが大切です。

「感謝」「継承」「挑戦」「未来」の使い分け

周年スローガンでよく使われる言葉に、「感謝」「継承」「挑戦」「未来」があります。

どれも使いやすい言葉ですが、意味が違います。

自社の周年で何を伝えたいかによって、使い分けましょう。

方向性 向いている周年 伝わるメッセージ
感謝 取引先・地域・社員への感謝を伝えたい周年 支えてくれた人を大切にする姿勢
継承 創業精神・理念・技術を伝えたい周年 これまでの価値を受け継ぐ姿勢
挑戦 新事業・改革・若手登用を打ち出したい周年 変化を恐れず進む姿勢
未来 次の10年・50年・100年を示したい周年 これからの方向性や希望
地域 地域密着企業・学校・団体の周年 地域とともに歩む姿勢

感謝を軸にする場合

感謝を軸にするスローガンは、取引先、社員、地域、お客様との関係を大切にしたい場合に向いています。

ただし、「感謝を込めて」だけでは少し一般的です。

誰に、何への感謝なのかを具体化すると、自社らしさが出ます。

継承を軸にする場合

継承は、創業精神、理念、技術、地域との関係、先代からの想いなどを伝えるときに向いています。

事業承継や世代交代と周年が重なる場合にも相性があります。

ただし、継承だけだと過去志向に見えることがあるため、未来への一歩と組み合わせるとバランスが良くなります。

挑戦を軸にする場合

挑戦は、新規事業、DX、若手登用、組織改革、リブランディングなどを打ち出したい周年に向いています。

ただし、「挑戦し続ける」だけでは、何に挑戦するのかが見えにくい場合があります。

挑戦の背景や方向性を、式典や動画、社長挨拶で補うことが大切です。

未来を軸にする場合

未来は、次の10年、50年、100年を示す言葉として使いやすいです。

ただし、「未来へ」だけでは抽象的になりやすいです。

どんな未来へ向かうのか、誰と未来をつくるのかまで考えると、言葉に深みが出ます。

周年スローガンを作る前に整理すること

周年スローガンは、いきなり言葉から考えるよりも、先に周年事業の目的を整理した方が決めやすくなります。

次の項目を確認してから、言葉を作り始めましょう。

  • 誰に向けた周年なのか
  • 何周年なのか
  • 会社の歴史で大切にしてきたことは何か
  • 今回の周年で一番伝えたいことは何か
  • 社員にどう感じてほしいか
  • 取引先や地域にどう見られたいか
  • 周年後も使う言葉か、一年限定の言葉か
  • 周年ロゴに入れるか
  • 動画・記念誌・Webで使うか

この整理をせずに言葉だけを考えると、かっこよくても中身のないスローガンになりやすくなります。

周年スローガンは、言葉のセンスだけで決めるものではありません。

会社の歴史、現在地、これからの方向性を整理したうえで作るものです。

周年スローガンの作り方

ここからは、周年スローガンを作る手順を紹介します。

1. 周年事業の目的を決める

まず、今回の周年で何を伝えたいのかを決めます。

  • 社員への感謝を伝えたい
  • 取引先へ信頼と継続性を伝えたい
  • 地域との関係を示したい
  • 事業承継や世代交代を伝えたい
  • リブランディングの節目にしたい
  • 次の時代への挑戦を打ち出したい

目的が違えば、スローガンの方向性も変わります。

2. キーワードを出す

次に、周年に関係するキーワードを出します。

最初からきれいな言葉にしようとせず、会社らしい言葉を広く集めましょう。

  • 創業時から大切にしてきた言葉
  • 社長がよく使う言葉
  • 社員が大切にしている価値観
  • お客様から言われる言葉
  • 地域との関係を表す言葉
  • 次の時代に向けた方向性

この段階では、きれいにまとめる必要はありません。

素材を集めることが大切です。

3. 避けたい言葉を決める

使いたい言葉だけでなく、避けたい言葉も決めておくと、方向性がぶれにくくなります。

  • 大げさすぎる言葉
  • 他社でも使えそうな一般的な言葉
  • 社員が言うと恥ずかしい言葉
  • 事業内容と合わない言葉
  • 古く見える言葉
  • 英語にしたとき意味が伝わりにくい言葉

特に周年スローガンは、社内外の多くの人が目にします。

かっこよさだけでなく、違和感の少なさも大切です。

4. 方向性を分ける

キーワードが集まったら、方向性をいくつかに分けます。

たとえば、次のように分類できます。

  • 感謝型
  • 継承型
  • 挑戦型
  • 未来型
  • 地域型
  • 社員参加型

いきなり一つに絞るのではなく、複数の方向性で案を作ると比較しやすくなります。

5. 短い案を複数作る

周年スローガンは、長すぎると使いにくくなります。

周年ロゴ、式典看板、動画、Web、記念品などに入れることを考えると、短く覚えやすい方が使いやすいです。

最初は、10案、20案と多めに作り、その中から絞り込むとよいでしょう。

6. 社内で確認する

候補案ができたら、社内で確認します。

経営層だけでなく、社員が見たときに違和感がないかも大切です。

特に社員参加型の周年事業にしたい場合は、候補案への意見募集や投票を行う方法もあります。

7. ロゴ・動画・Webで使えるか確認する

言葉として良くても、実際にロゴや動画、Webに載せると使いにくい場合があります。

  • 周年ロゴに入れて読めるか
  • 動画のオープニングで自然か
  • 式典看板に入れて違和感がないか
  • 記念誌の表紙に合うか
  • Webのメインビジュアルで伝わるか

スローガンは、単独で見るだけでなく、実際に使う場面を想定して確認しましょう。

8. 最終決定する

最後は、経営判断として決めます。

社員投票を行った場合でも、最終決定は経営層や周年事業の責任者が行う方がよいでしょう。

決定後は、なぜそのスローガンにしたのかを社内外に説明できるようにしておきます。

良い周年スローガンの条件

良い周年スローガンには、いくつかの条件があります。

  • 短い
  • 覚えやすい
  • 自社らしい
  • 社員が言っても違和感がない
  • 周年ロゴに入れやすい
  • 式典で読んでも自然
  • 動画やWebに展開しやすい
  • 過去への敬意と未来への視点がある

特に大切なのは、自社らしさです。

どの会社でも使える言葉は、きれいに見えても記憶に残りにくくなります。

会社の歴史、地域、仕事、社員、お客様との関係が少しでもにじむ言葉にすると、周年スローガンとして意味が出ます。

弱い周年スローガンの例と改善の考え方

周年スローガンでよくあるのが、きれいだけれど、どの会社にも当てはまる言葉になってしまうことです。

次のような表現は、悪いわけではありませんが、そのままでは自社らしさが弱くなりやすいです。

弱い例 理由 改善の方向性
未来へ羽ばたく どの会社でも使える 何をもって未来へ進むのかを入れる
感謝を込めて 悪くないが具体性が弱い 誰への感謝か、何年の歩みかを加える
次の100年へ 使いやすいが自社らしさが不足 受け継ぐ価値や地域性を足す
地域とともに 良いが背景説明が必要 地域で何をしてきた会社かを反映する
挑戦し続ける 何に挑戦するのかが見えにくい 挑戦の方向性を示す

改善例

たとえば、「次の100年へ」という言葉は使いやすいですが、そのままだと多くの企業に当てはまります。

そこに自社らしい言葉を足すと、意味が出ます。

  • 受け継いだ技術で、次の100年へ
  • 地域と育てた信頼を、次の100年へ
  • 人を想うものづくりを、次の100年へ
  • このまちと歩む、次の100年へ

少し具体化するだけで、同じ「未来」でも印象が変わります。

社員参加でスローガンを決める方法

周年スローガンは、社長や経営層だけで決める方法もあります。

一方で、社員参加型にすることで、周年事業への関心を高めることもできます。

社内公募を行う

社員から周年スローガン案を募集する方法です。

全社員から自由に応募してもらうことで、現場の言葉や社員の実感を拾いやすくなります。

ただし、自由に募集するだけだと、方向性がばらばらになることがあります。

事前に、今回の周年で大切にしたいテーマを共有しておきましょう。

キーワード募集にする

いきなりスローガン案を募集するのではなく、キーワードだけを募集する方法もあります。

  • 会社らしいと思う言葉
  • これから大切にしたい言葉
  • お客様からよく言われる言葉
  • 創業時から受け継いできた言葉
  • 地域との関係を表す言葉

集まったキーワードをもとに、担当者や制作会社がスローガン案に整える方法です。

部署ごとに案を出す

部署ごとに周年スローガン案を出してもらう方法もあります。

営業、製造、総務、管理、広報など、部署によって会社の見え方は違います。

部署ごとの視点を集めることで、経営層だけでは出てこない言葉が見つかることがあります。

候補案への投票を行う

いくつかの候補案を作ったうえで、社員投票を行う方法です。

投票を行うと、社員が周年事業に参加している感覚を持ちやすくなります。

ただし、人気投票だけで決めるのではなく、経営メッセージや今後の方向性と合っているかも確認しましょう。

採用案の背景を社内共有する

スローガンを決定したら、なぜその言葉にしたのかを社員に共有しましょう。

社員投票を行った場合でも、採用理由を説明することで、納得感が高まります。

スローガンは、決めて終わりではありません。

社員が意味を理解して初めて、周年事業全体の合言葉になります。

社員投票を行うときの注意点

社員参加型の周年スローガン決定は有効ですが、注意点もあります。

人気投票だけにしない

投票数が多い案が、必ずしも周年事業に最も合うとは限りません。

言いやすい、面白い、響きが良いという理由だけで選ばれることもあります。

最終的には、周年事業の目的や経営メッセージと合っているかを確認しましょう。

経営メッセージとずれないか確認する

社員から出た案が良くても、会社の今後の方向性とずれている場合があります。

たとえば、経営層は「挑戦」を打ち出したいのに、社員案が「守る」「変わらない」に寄りすぎている場合です。

社員の思いと経営メッセージの両方を踏まえて調整することが大切です。

ロゴや動画に使えるか確認する

投票で人気の案でも、長すぎたり、読みづらかったり、ロゴに入れにくかったりする場合があります。

最終候補は、実際に周年ロゴや動画のタイトル画面、Webのメインビジュアルに入れた場合を想定して確認しましょう。

ネガティブに読める言葉がないか確認する

言葉によっては、意図しない読み方をされることがあります。

社内では前向きに見えても、社外から見ると違和感がある場合もあります。

特に英語や造語を使う場合は、意味、発音、見え方を確認しておきましょう。

周年ロゴとの関係

周年スローガンは、周年ロゴと一緒に使われることがあります。

そのため、言葉だけでなく、見た目との相性も考える必要があります。

長すぎるスローガンはロゴに入れにくい

周年ロゴにスローガンを入れる場合、長すぎる言葉は読みにくくなります。

名刺、封筒、ポスター、記念品、Webバナーなど、小さく使う場面では特に注意が必要です。

ロゴに入れるなら、短く、読みやすく、視認性の高い言葉が向いています。

日本語か英語かを決める

周年スローガンは、日本語でも英語でも作れます。

日本語は意味が伝わりやすく、社員や地域にも共有しやすいです。

英語は見た目がすっきりし、ロゴや動画に入れやすい場合があります。

ただし、英語にする場合は、意味が正しいか、社員が読めるか、発音しやすいかを確認しましょう。

ロゴだけ独立しても意味が伝わるか

周年ロゴは、単独で使われることがあります。

社内資料、封筒、記念品、SNS画像などにロゴだけが載る場面もあります。

そのとき、スローガンがなくても周年の意味が伝わるか、またはスローガンがあることで意味が補えるかを確認しましょう。

周年動画・式典・記念誌・Webでどう統一するか

周年スローガンは、決めて終わりではありません。

周年事業の各制作物に反映して初めて、全体の一体感が出ます。

式典で使う

式典では、看板、式次第、司会台本、社長挨拶、記念講演、表彰、閉会挨拶などでスローガンを使えます。

ただし、何度も繰り返しすぎると不自然になることがあります。

代表挨拶やオープニング映像など、重要な場面で印象的に使うとよいでしょう。

周年動画で使う

周年動画では、冒頭や最後にスローガンを入れると、映像全体のメッセージがまとまります。

社員インタビューや代表メッセージの中でも、スローガンにつながる言葉を使うと一体感が出ます。

スローガンをそのまま読ませるだけでなく、映像の構成全体で意味を伝えることが大切です。

周年動画の基本的な考え方や構成については、こちらの記事も参考になります。

記念誌で使う

記念誌では、表紙、巻頭挨拶、年表、社員メッセージ、未来へのページなどでスローガンを活用できます。

特に、過去の歩みと未来への展望をつなぐ言葉として使うと、記念誌全体の軸になります。

周年サイトで使う

周年サイトでは、メインビジュアルにスローガンを配置することで、訪問者に周年のテーマを伝えられます。

沿革、代表メッセージ、動画、写真、社員インタビュー、地域との関係など、各コンテンツの見出しにもスローガンの考え方を反映できます。

周年サイトに載せたい内容や作り方については、こちらの記事でも解説しています。

プレスリリースやSNSで使う

周年事業を外部に発信する場合、プレスリリースやSNSでもスローガンを使えます。

ただし、スローガンだけを出しても意味が伝わらないことがあります。

なぜその言葉にしたのか、どのような周年事業を行うのかを合わせて説明しましょう。

周年CMや広告展開で使う

周年スローガンは、周年CMや広告展開にも活用できます。

CMで使う場合は、短く印象に残ることに加えて、映像や音楽、ナレーションと合うかも確認しましょう。

周年CMを作る意味や活用方法については、こちらの記事も参考になります。

AIでスローガン案を作るときの注意点

最近では、AIを使って周年スローガンやキャッチコピー案を作ることもできます。

AIは短時間で多くの案を出せるため、アイデア出しには役立ちます。

ただし、AIが出した案をそのまま使う場合は注意が必要です。

AI案は平均的になりやすい

AIは、多くの会社に当てはまりそうな言葉を出す傾向があります。

「未来へ」「感謝を込めて」「次の100年へ」「挑戦し続ける」といった表現は使いやすい一方で、自社らしさが弱くなりがちです。

AI案はたたき台として使い、会社の歴史や地域性、社員の言葉を加えて編集しましょう。

会社の具体情報を入れて依頼する

AIにスローガン案を作らせる場合は、会社の情報を具体的に入れることが大切です。

  • 何周年か
  • 業種
  • 創業地
  • 大切にしてきた価値観
  • 今回の周年で伝えたいこと
  • 社員向けか、取引先向けか、地域向けか
  • 避けたい言葉

情報が少ないと、どの会社でも使える言葉になりやすくなります。

そのまま使わず編集する

AIが出した言葉は、そのまま使うのではなく、社内の言葉に直すことが大切です。

社員が聞いたときに違和感がないか、社長挨拶で自然に読めるか、ロゴに入れて使いやすいかを確認しましょう。

似た表現がないか検索する

スローガン候補が決まったら、同じ表現や似た表現が他社で使われていないか検索しましょう。

一般的な言葉は完全に避けることが難しい場合もありますが、まったく同じ表現が有名企業や競合企業で使われている場合は注意が必要です。

英語は意味と発音を確認する

英語スローガンを使う場合は、意味、文法、発音、読みやすさを確認しましょう。

見た目はかっこよくても、意味がずれていたり、社員が読みにくかったりすると、周年事業全体で使いにくくなります。

商標・既存企業スローガンに注意する

周年ロゴや商品、広告展開に大きく使う場合は、既存の商標や企業スローガンと重ならないか確認しておくと安心です。

特に、全国展開する企業や大規模な周年プロモーションでは、専門家に確認することも検討しましょう。

あわせて確認したい関連記事

周年スローガンは、キャッチコピー単体で考えるよりも、周年事業全体、周年動画、周年サイト、周年CM、社内体制とあわせて設計すると使いやすくなります。準備段階では、以下の記事もあわせて確認しておくと安心です。

周年スローガン作成チェックリスト

最後に、周年スローガン・キャッチコピーを作るときのチェックリストをまとめます。

目的整理

  • 今回の周年で伝えたいことを整理した
  • 誰に向けた周年かを決めた
  • 感謝・継承・挑戦・未来のどれを軸にするか決めた
  • 周年後も使う言葉か、一年限定かを決めた
  • 社長挨拶や周年動画との関係を確認した

言葉づくり

  • 会社らしいキーワードを出した
  • 避けたい言葉を整理した
  • 複数の方向性で案を作った
  • 短く覚えやすい言葉にした
  • どの会社でも使える表現になっていないか確認した

社内確認

  • 経営層で確認した
  • 社員が聞いて違和感がないか確認した
  • 社員参加や投票を行うか決めた
  • 決定理由を社内に説明できるようにした
  • ネガティブに読める表現がないか確認した

展開確認

  • 周年ロゴに入れて読めるか確認した
  • 式典看板に入れたときの見え方を確認した
  • 周年動画のオープニングに合うか確認した
  • 記念誌の表紙に使えるか確認した
  • 周年サイトやSNSで使いやすいか確認した
  • 似た表現が他社で使われていないか確認した

よくある質問

Q. 周年スローガンは必ず必要ですか?

A. 必ず必要ではありませんが、周年式典、周年動画、記念誌、周年サイト、周年ロゴなどを作る場合は、スローガンがあると全体のメッセージがそろいやすくなります。周年事業の方向性を共有する合言葉として役立ちます。

Q. 周年スローガンは社長だけで決めてもよいですか?

A. 社長や経営層が決めても問題ありません。ただし、社員が聞いて違和感がないか、会社らしい言葉になっているかは確認した方がよいです。社員参加型の周年にしたい場合は、キーワード募集や候補案への投票も有効です。

Q. 周年スローガンは日本語と英語のどちらがよいですか?

A. 日本語は意味が伝わりやすく、社員や地域にも共有しやすいです。英語はロゴや動画に入れやすく、見た目がすっきりする場合があります。ただし、英語にする場合は意味、発音、読みやすさを確認しましょう。

Q. AIで作った周年スローガンをそのまま使ってもよいですか?

A. AI案はたたき台として使えますが、そのままだと平均的な表現になりやすいです。会社の歴史、地域性、社員の言葉、創業時から大切にしてきた価値観を加えて、自社らしい言葉に編集することをおすすめします。

Q. 良い周年スローガンの条件は何ですか?

A. 短く覚えやすいこと、自社らしいこと、社員が言っても違和感がないこと、周年ロゴや動画、式典、記念誌、Webに展開しやすいことが大切です。過去への敬意と未来への視点が両方あると、周年らしい言葉になります。

まとめ|周年スローガンは周年事業全体の合言葉

周年スローガン・キャッチコピーは、単なる飾りの言葉ではありません。

会社のこれまでの歩み、支えてくれた人への感謝、受け継いできた価値、次の時代へ向かう姿勢を共有するための合言葉です。

10周年、50周年、100周年では、言葉の重みや方向性も変わります。

感謝を伝えるのか、継承を示すのか、挑戦を打ち出すのか、未来を描くのかを整理したうえで、自社らしい言葉にしていくことが大切です。

また、周年スローガンは決めて終わりではありません。

周年ロゴ、式典、周年動画、記念誌、周年サイト、プレスリリース、SNS、記念品など、さまざまな場面で統一して使うことで、周年事業全体に一体感が生まれます。

社長だけが気に入る言葉ではなく、社員が聞いたときに「自分たちの会社の言葉だ」と感じられるか。

取引先や地域の人が見たときに、会社の歩みや姿勢が伝わるか。

その視点で言葉を選ぶことが、周年スローガンづくりでは重要です。

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トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、周年式典、周年動画、記念映像、周年サイト、記念誌、プレスリリースなど、周年事業の企画と発信をサポートしています。

周年スローガンは、ロゴや動画、式典、Webサイト、記念誌と切り離して考えるものではありません。

どの言葉を軸にするかで、周年事業全体の見え方が変わります。

  • 周年スローガンやキャッチコピーを決めたい
  • 周年ロゴに入れる言葉で迷っている
  • 社長挨拶や周年動画のメッセージを整理したい
  • 社員参加型でスローガンを決めたい
  • 周年サイトや記念誌まで言葉を統一したい

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