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ロータリークラブの周年を広報に活かす方法|地域に活動を知ってもらう記念事業

ロータリークラブの周年式典というと、会員、歴代会長、来賓、関係団体、姉妹クラブなどを招き、これまでの歩みに感謝を伝える場を思い浮かべる方が多いかもしれません。

記念式典を行う。

来賓から祝辞をいただく。

記念誌を配布する。

周年動画を上映する。

祝賀会を開く。

それは、ロータリークラブの節目として大切なことです。

しかし、周年をロータリアン同士で祝うだけの場にしてしまうのは、少しもったいないです。

ロータリークラブは、地域でさまざまな奉仕活動を行っています。

青少年支援、奨学金、清掃活動、福祉、健康、防災、国際奉仕、ポリオ根絶、地域団体との連携など、多くの活動があります。

ただ、地域の人にその活動が十分伝わっているとは限りません。

「ロータリークラブという名前は聞いたことがあるけれど、何をしている団体なのかは分からない」

そう感じている人もいます。

だからこそ、周年は広報の機会になります。

会員や来賓が満足したかだけでなく、周年を機に地域でロータリーを知る人が増えたか。

その評価軸を持つことで、周年事業の設計は変わります。

地域向け展示を作る。

奉仕活動紹介動画を上映する。

市民参加企画を行う。

SNSで活動を発信する。

地元メディアに情報提供する。

若手会員のインタビューを公開する。

周年サイトに活動の記録を残す。

こうした取り組みを組み合わせれば、周年は「内輪の式典」ではなく、地域の人にロータリーを知ってもらう記念事業になります。

この記事では、ロータリークラブの周年を広報に活かす方法について、公共イメージ、地域向け展示、奉仕活動紹介動画、市民参加企画、SNS、地元メディア、若手会員インタビュー、会員増強へのつなげ方、周年動画・記念誌・周年サイトへの展開まで解説します。

ロータリークラブの周年は、地域に活動を知ってもらう機会

ロータリークラブの周年は、これまでの歴史を振り返り、関係者に感謝を伝える大切な節目です。

しかし、それだけでなく、地域に対してロータリーの活動を伝える機会にもできます。

「会員が満足したか」だけで終わらせない

周年式典では、会員、歴代会長、来賓、関係者が満足することも大切です。

進行が整っていたか。

来賓対応に失礼がなかったか。

祝賀会がスムーズだったか。

記念誌や記念品がきちんと準備できたか。

これらは基本です。

ただし、周年を広報に活かすなら、もう一つ評価軸を加えましょう。

地域の人に、ロータリーの活動が伝わったか。

ロータリーを知らない人が、少しでも関心を持ったか。

奉仕活動に協力したい人が増えたか。

入会候補者にクラブの雰囲気が伝わったか。

この視点が入ると、周年事業は会員向け行事から、地域広報の機会に変わります。

周年は地域に説明する理由になる

普段からロータリーの活動を発信しようとしても、何をきっかけに伝えればよいか迷うことがあります。

周年は、そのきっかけになります。

「創立〇周年を迎えるにあたり、これまでの奉仕活動を地域の皆さまに紹介します」

「周年記念事業として、地域の方に参加いただける企画を行います」

「これまでの活動を振り返り、これからの地域との関わりを発信します」

このように説明しやすくなります。

公共イメージを高める周年にする

ロータリークラブの周年を広報に活かすとは、単に有名にすることではありません。

地域の人に、ロータリーがどのような思いで活動し、どのような奉仕を行っているのかを知ってもらうことです。

その積み重ねが、公共イメージにつながります。

公共イメージが高まると、奉仕活動への協力者、地域団体との連携、若い世代の参加、会員増強にもつながりやすくなります。

なぜ周年と公共イメージは相性がいいのか

ロータリークラブの公共イメージを高めるには、日常的な発信が大切です。

ただし、日常発信だけでは、地域に大きく伝わりにくいこともあります。

周年は、地域へ活動を伝える大きな節目になります。

周年にはストーリーがある

周年には、歴史があります。

創立から現在までの歩み。

歴代会長の思い。

地域で行ってきた奉仕活動。

支えてくれた会員や家族。

関係団体とのつながり。

これらは、単なる告知ではなく、ストーリーとして伝えることができます。

地域の人にとっても、「このクラブは長く地域で活動してきたのだ」と理解しやすくなります。

周年はメディアに伝えやすい

地元メディアにとっても、周年は取り上げやすい切り口になります。

ただし、「周年式典を開きます」だけではニュース性が弱いことがあります。

そこに、地域向け展示、市民参加企画、奉仕活動の成果、若手会員の声、地域課題への取り組みが加わると、記事や番組にしやすくなります。

メディアに届ける情報は、ロータリー内部の話ではなく、地域にとって意味のある内容にすることが大切です。

周年は活動を棚卸しする機会になる

広報の前に必要なのは、活動の棚卸しです。

過去にどのような奉仕活動を行ってきたのか。

地域に何が残ったのか。

誰を支援してきたのか。

どの団体と連携してきたのか。

周年準備の中でこれらを整理すれば、広報に使える素材が見えてきます。

ロータリーを知らない人には何が伝わっていないのか

周年を広報に活かすには、ロータリーを知らない人の視点に立つ必要があります。

ロータリアンにとって当たり前のことでも、地域の人には伝わっていないことがあります。

何をしている団体なのか

ロータリーという名前は知っていても、実際に何をしている団体なのか知らない人はいます。

地域の人に伝えるときは、抽象的な言葉だけでなく、具体的な活動で見せましょう。

  • 地域の清掃活動を行っている
  • 青少年を支援している
  • 奨学金や留学生支援に関わっている
  • 医療・福祉・防災などの支援を行っている
  • 国際奉仕に取り組んでいる
  • 地域団体と連携している

「奉仕活動をしています」だけでなく、「この地域で何をしてきたか」を見せることが大切です。

誰が参加しているのか

地域の人は、ロータリークラブにどのような人が参加しているのかを知らないことがあります。

経営者、専門職、地域団体の関係者、若手会員、ベテラン会員など、さまざまな人がいることを見せると、クラブの雰囲気が伝わります。

特に若手会員の声は、入会候補者にとって参考になります。

自分に関係があるのか

ロータリーの活動が立派であっても、地域の人が「自分とは関係ない」と感じれば広がりません。

周年広報では、地域の人との接点を意識しましょう。

  • 子どもや若者への支援
  • 地域イベントへの協力
  • 学校や団体との連携
  • 市民参加型の奉仕活動
  • 地域課題への取り組み

自分の暮らしや地域とつながっていると分かると、ロータリーへの理解は深まりやすくなります。

ロータリー用語を地域の人に伝わる言葉へ翻訳する

ロータリークラブの広報で注意したいのは、内部用語です。

会員同士では通じる言葉でも、地域の人には伝わりにくいことがあります。

内部用語は説明を添える

たとえば、次のような言葉は、外部向けには説明が必要です。

  • 例会
  • 卓話
  • 奉仕
  • 職業奉仕
  • 社会奉仕
  • 国際奉仕
  • ロータリー財団
  • ポリオ根絶
  • 米山奨学
  • ローターアクト
  • インターアクト

これらの言葉をそのまま並べるのではなく、地域の人に分かる表現へ置き換えましょう。

言い換え例

ロータリー内の言葉 地域向けの言い換え例
例会 会員が集まり、地域活動や学びを共有する定例会
卓話 地域や仕事、社会課題について学ぶ講話
奉仕活動 地域や社会のために行う支援活動
職業奉仕 仕事を通じて社会に貢献する考え方
国際奉仕 海外の地域や人々を支援する活動
米山奨学 日本で学ぶ留学生を支援する奨学制度

言葉をやさしくすることで、ロータリーの価値が薄まるわけではありません。

むしろ、伝わる言葉にすることで、活動の意味が地域に届きやすくなります。

「ロータリーとは」より「この地域で何をしているか」

外部向け広報では、ロータリーの理念を説明することも大切です。

ただし、最初から理念だけを説明すると、難しく感じられることがあります。

まずは、この地域で何をしてきたのかを見せましょう。

具体的な活動から入ると、ロータリーの考え方も伝わりやすくなります。

周年広報で決めるべき評価指標

ロータリークラブの周年を広報に活かすなら、評価指標を決めておくとよいです。

式典の満足度だけでなく、地域への伝わり方を確認しましょう。

地域に知ってもらえたか

まず確認したいのは、地域に知ってもらえたかです。

  • 展示を見た人数
  • 市民参加企画の参加者数
  • SNS投稿の閲覧数
  • Webページのアクセス数
  • 地元メディア掲載数
  • 問い合わせ数

すべてを厳密に数値化する必要はありません。

ただ、周年後に振り返るための材料を残しておきましょう。

活動内容が伝わったか

来場者や読者が、ロータリーの活動を理解できたかも大切です。

アンケートや感想で、次のような反応があると成果になります。

  • ロータリーが地域で何をしているか分かった
  • 奉仕活動に参加してみたいと思った
  • 若い会員がいることを知った
  • 地域団体との連携に関心を持った
  • 入会について聞いてみたいと思った

会員増強につながる導線ができたか

周年広報は、すぐに入会につながるとは限りません。

しかし、入会候補者にクラブを知ってもらう入口にはなります。

大切なのは、興味を持った人が次に何をすればよいか分かることです。

  • 見学案内を用意する
  • 問い合わせ先を明記する
  • 若手会員の声を掲載する
  • 活動紹介ページを整える
  • SNSで継続的に発信する

周年をきっかけに、会員増強の導線を整えることができます。

地域向け展示を作る

ロータリークラブの周年広報で取り組みやすいのが、地域向け展示です。

式典会場だけでなく、公共施設、商業施設、金融機関、図書館、駅、商工会議所などに展示できる場合もあります。

展示で伝える内容

展示では、ロータリークラブの活動を分かりやすく見せましょう。

  • クラブの歴史
  • 地域で行ってきた奉仕活動
  • 青少年支援
  • 奨学金や留学生支援
  • 国際奉仕
  • ポリオ根絶への取り組み
  • 地域団体との連携
  • 会員の声
  • これからの活動方針

内部資料のように文字を詰め込むのではなく、写真、短い説明、年表、数字、地図を使うと見やすくなります。

「何をしてきたか」が見える展示にする

展示では、クラブの概要だけでなく、具体的な活動を見せましょう。

たとえば、次のような見せ方です。

  • この10年で行った地域奉仕活動
  • 支援した学校・団体・地域活動
  • 奨学生や若者との関わり
  • 国際奉仕で支援した地域
  • 会員が関わったプロジェクト

抽象的な説明よりも、実際の写真やエピソードの方が伝わります。

式典会場だけで終わらせない

周年式典の会場に展示を作るだけでは、来場者は会員や関係者に限られます。

広報に活かすなら、式典前後に地域の人が見られる場所で展示することも検討しましょう。

公共施設、商業施設、学校、図書館、地域イベント会場など、地域の人が自然に見る場所に展開できると効果的です。

奉仕活動紹介動画を作る

ロータリークラブの周年広報では、奉仕活動紹介動画も有効です。

式典で上映するだけでなく、Webサイト、SNS、例会、入会説明、地域イベントでも活用できます。

「ロータリーとは」ではなく「この地域で何をしてきたか」

奉仕活動紹介動画では、理念説明だけでなく、地域で行ってきた具体的な活動を見せましょう。

過去の写真、活動風景、会員インタビュー、支援先の声、地域団体のコメントを組み合わせると、活動の意味が伝わりやすくなります。

動画の構成例

たとえば、次のような構成が考えられます。

構成 内容
冒頭 地域の風景とクラブの創立年
歴史 これまでの歩みと主な活動
奉仕活動 地域・青少年・国際奉仕の紹介
人の声 会員、若手会員、支援先、地域関係者の言葉
未来 これから地域とどう関わるか

周年動画の基本的な考え方については、こちらの記事も参考になります。

短い動画にも分ける

式典用の長めの動画だけでなく、SNS用に短い動画へ分けると広報に使いやすくなります。

  • 30秒の活動紹介
  • 若手会員インタビュー
  • 奉仕活動ごとの短編動画
  • 周年式典後のダイジェスト
  • 会員募集向けの短い動画

一本の動画で終わらせず、周年後も使える素材として設計しましょう。

市民参加企画を組み込む

ロータリークラブの周年を広報に活かすなら、市民参加企画も有効です。

地域の人が参加することで、ロータリーの活動を体験として知ってもらえます。

奉仕活動を体験できる企画

市民参加企画では、ロータリーの奉仕活動を体験できる形にすると伝わりやすくなります。

  • 地域清掃活動
  • 親子向け防災教室
  • 健康チェックイベント
  • 子ども向け職業体験
  • 留学生との交流会
  • 福祉・環境をテーマにしたワークショップ

「ロータリーの活動を見てください」ではなく、「一緒に体験してください」という形にすると、地域との距離が縮まります。

地域団体と連携する

市民参加企画は、ロータリークラブ単独で行う必要はありません。

行政、学校、福祉団体、NPO、商工団体、医療機関、地域メディアなどと連携できます。

連携先があると、企画の信頼性が高まり、広報の広がりも生まれます。

参加者の声を記録する

市民参加企画を行う場合は、参加者の声を記録しましょう。

感想、写真、短いインタビュー、アンケート結果は、周年後の広報に活用できます。

ただし、写真や動画を使う場合は、撮影・掲載許可のルールを事前に決めておく必要があります。

SNSで周年を発信する

周年広報では、SNSも重要です。

式典の当日告知だけでなく、準備段階から継続して発信すると、地域に届きやすくなります。

周年までのカウントダウン投稿

周年式典までの期間に、カウントダウン投稿を行う方法があります。

  • 創立からの歩み
  • 歴代の奉仕活動
  • 会員紹介
  • 若手会員の声
  • 地域団体からのメッセージ
  • 式典準備の裏側
  • 周年記念事業の紹介

一度にまとめて発信するよりも、少しずつ投稿する方が認知が広がりやすくなります。

写真だけでなく短い説明を入れる

SNSでは、写真だけでは活動の意味が伝わらないことがあります。

投稿には、短い説明を入れましょう。

  • いつ行った活動か
  • 誰のための活動か
  • どのような成果があったか
  • なぜロータリーが取り組んでいるのか

内部向けの報告ではなく、地域の人に伝える意識で書くことが大切です。

ロータリー用語を避ける

SNSでは、ロータリー用語を使いすぎないようにしましょう。

会員向けなら通じる言葉でも、外部の人には分かりにくい場合があります。

略語や専門用語よりも、地域の人に伝わる言葉を選びます。

式典後も投稿する

周年広報は、式典前で終わりではありません。

式典後には、開催報告、写真、動画、参加者の声、メディア掲載、今後の活動予定を投稿しましょう。

周年後の発信があることで、活動が一過性で終わらず、次の広報につながります。

地元メディアに取り上げてもらう

周年を地域に知ってもらうには、地元メディアへの情報提供も有効です。

新聞、ケーブルテレビ、地域情報サイト、ラジオ、自治体広報、商工団体の広報などが考えられます。

メディアが取り上げやすい切り口を作る

「周年式典を開催します」だけでは、メディアにとって取り上げにくい場合があります。

メディア向けには、地域との関係が分かる切り口を用意しましょう。

  • 創立〇周年を機に地域向け展示を開催
  • 周年記念事業として子ども向け奉仕活動を実施
  • 若手会員が地域の未来について発信
  • 長年続けてきた奉仕活動の成果を紹介
  • 地元団体と連携した市民参加企画を開催

地域にとっての意味を整理すると、記事にしてもらいやすくなります。

プレスリリースを作る

メディアに情報を届ける場合は、プレスリリースや案内文を作ります。

記載したい内容は次の通りです。

  • クラブ名
  • 周年の年数
  • 記念事業の目的
  • 開催日時
  • 会場
  • 主な内容
  • 地域にとっての意味
  • 取材可能な場面
  • 写真提供の可否
  • 問い合わせ先

プレスリリースの考え方については、こちらの記事も参考になります。

取材しやすい資料を用意する

メディアに来てもらう場合は、取材しやすい資料を用意しましょう。

  • クラブの概要
  • これまでの主な奉仕活動
  • 周年事業の目的
  • 当日の進行表
  • 撮影可能な場面
  • 代表者コメント
  • 写真素材

取材側が短時間で理解できるように準備することが大切です。

若手会員インタビューを活用する

ロータリークラブの周年広報では、若手会員の声が重要です。

地域の人や入会候補者にとって、同世代や若い会員の言葉は参考になります。

「なぜ入会したのか」を聞く

若手会員には、入会のきっかけを聞きましょう。

  • なぜロータリーに入会したのか
  • 入会前はどんな印象を持っていたか
  • 入ってみて印象は変わったか
  • どの活動が印象に残っているか
  • 仕事や地域との関わりにどう活きているか

入会候補者にとって、リアルな声になります。

仕事と奉仕のつながりを見せる

ロータリークラブには、さまざまな職業の会員がいます。

若手会員インタビューでは、仕事と奉仕活動がどうつながっているのかを聞くと、クラブの魅力が伝わりやすくなります。

「地域の人と出会えた」

「自分の仕事だけでは見えない課題を知った」

「先輩会員から学ぶことが多い」

こうした言葉は、会員増強にもつながります。

動画・記事・SNSに展開する

若手会員インタビューは、周年動画だけでなく、Web記事やSNS投稿にも展開できます。

1本の長いインタビューを撮影し、短い動画や投稿に分けると、周年後も使える広報素材になります。

周年動画のインタビュー質問例については、こちらの記事も参考になります。

周年を会員増強につなげる

周年広報は、会員増強にもつながります。

ただし、最初から入会を強く押し出しすぎると、営業的に見えてしまうことがあります。

まずは、地域に活動を知ってもらうことを優先しましょう。

入会候補者が知りたいことを用意する

ロータリーに興味を持った人が知りたいのは、理念だけではありません。

  • どんな人が参加しているのか
  • どんな活動をしているのか
  • どのくらいの頻度で集まるのか
  • 若い世代でも参加しやすいのか
  • 仕事と両立できるのか
  • 見学できるのか

周年サイトやパンフレットに、こうした情報を整理しておくと親切です。

見学導線を作る

周年をきっかけにロータリーへ関心を持った人が、次に何をすればよいかを明確にしましょう。

  • 例会見学の案内
  • 問い合わせフォーム
  • 担当者の連絡先
  • 活動紹介ページ
  • SNSアカウント

興味を持った人が迷わない導線を作ることが大切です。

会員募集ではなく、参加の入口を見せる

「会員募集」と大きく打ち出すより、まずは参加の入口を見せる方が自然な場合もあります。

奉仕活動への参加、公開例会、地域イベント、活動報告会など、入会前にクラブの雰囲気を知ってもらえる機会を作りましょう。

周年式典と広報企画をどうつなげるか

広報企画を行う場合でも、周年式典とのつながりは大切です。

式典と広報が別々に動くと、全体のメッセージがぼやけることがあります。

式典で広報企画を紹介する

周年式典の中で、地域向け展示や市民参加企画、奉仕活動紹介動画について紹介しましょう。

来賓や会員にも、クラブが地域に向けて何を発信しているのかが伝わります。

式典会場に展示を置く

式典会場の受付付近やロビーに、活動紹介パネルを置く方法があります。

来賓や会員が開会前や休憩時間に見られるため、クラブの歩みや奉仕活動を自然に伝えられます。

周年動画で広報メッセージを入れる

周年動画の中に、地域へのメッセージを入れる方法もあります。

「これまで地域とともに歩んできたこと」

「これから地域にどのように貢献していくか」

このメッセージがあると、動画は式典演出だけでなく、広報素材としても使いやすくなります。

ロータリークラブの周年式典で必要な準備については、こちらの記事も参考になります。

周年動画・記念誌・周年サイトへの展開

周年広報は、式典当日だけで完結させないことが大切です。

周年動画、記念誌、周年サイトに展開することで、地域に長く伝えることができます。

周年動画に展開する

周年動画では、クラブの歴史、奉仕活動、会員の声、地域関係者の言葉を組み合わせます。

式典上映用の動画だけでなく、Web公開用、SNS用、入会案内用にも編集できるようにしておくと活用の幅が広がります。

周年記念誌に展開する

記念誌では、歴史や年表だけでなく、地域で行ってきた奉仕活動を整理しましょう。

奉仕活動の写真、支援先の声、会員インタビュー、地域団体からのメッセージを入れると、外部にも伝わる記念誌になります。

周年サイトに展開する

周年サイトは、地域の人にロータリーを知ってもらう入口になります。

式典の案内だけでなく、活動紹介、奉仕の記録、会員インタビュー、動画、写真、今後の活動予定を掲載できます。

周年後も残る広報資産として設計しましょう。

自治体周年動画の考え方も参考になる

ロータリークラブと自治体では主催者が違います。

しかし、地域の歴史、市民、未来を映像で伝えるという考え方は参考になります。

地域向けの周年動画を作る場合は、自治体周年動画の構成も見ておくと整理しやすくなります。

ロータリー周年広報チェックリスト

最後に、ロータリークラブの周年を広報に活かすためのチェックリストをまとめます。

企画段階

  • 周年を広報機会として位置づけた
  • 地域に何を知ってもらうかを決めた
  • 会員向けと地域向けの目的を分けた
  • 公共イメージ向上の評価指標を決めた
  • 会員増強への導線を考えた

コンテンツ準備

  • 過去の奉仕活動を整理した
  • 写真・動画を集めた
  • 活動紹介パネルを作った
  • 奉仕活動紹介動画を企画した
  • 若手会員インタビューを準備した
  • 地域関係者の声を集めた

広報準備

  • ロータリー用語を分かりやすく言い換えた
  • SNS投稿計画を作った
  • 地元メディア向け資料を作った
  • プレスリリースを準備した
  • 写真・動画の使用許可を確認した

式典連動

  • 式典会場に展示を置くか決めた
  • 周年動画に地域向けメッセージを入れた
  • 来賓や地域団体への紹介方法を決めた
  • 記念誌に奉仕活動紹介を入れた
  • 周年サイトに活動紹介ページを作った

周年後

  • 式典後の開催報告を投稿した
  • 写真・動画を整理した
  • メディア掲載を記録した
  • 問い合わせや反応を確認した
  • 例会見学や入会案内につなげた
  • 次年度以降の広報に引き継いだ

あわせて確認したい関連記事

ロータリークラブの周年を広報に活かす場合は、ロータリー周年式典、周年動画、記念誌、周年サイト、インタビュー、プレスリリース、地域向け動画の考え方をあわせて確認すると整理しやすくなります。

よくある質問

Q. ロータリークラブの周年を広報に活かすとはどういう意味ですか?

A. 周年式典を会員や来賓だけで祝う場にせず、地域の人にロータリーの活動を知ってもらう機会として設計することです。地域向け展示、奉仕活動紹介動画、市民参加企画、SNS発信、地元メディアへの情報提供などを組み合わせることで、公共イメージ向上につなげられます。

Q. 周年式典と広報企画は別に考えてもよいですか?

A. 別に考えても構いません。ただし、式典と広報企画のメッセージはそろえることが大切です。式典では関係者へ感謝を伝え、広報企画では地域に活動を知ってもらうなど、役割を分けながら全体のテーマを統一しましょう。

Q. ロータリーを知らない人向けには、何を伝えるべきですか?

A. まずは「この地域で何をしているクラブなのか」を伝えることが大切です。奉仕活動、青少年支援、奨学金、地域団体との連携、国際奉仕などを、写真や動画、具体的なエピソードで紹介しましょう。ロータリー用語には説明を添えると伝わりやすくなります。

Q. 周年広報は会員増強にもつながりますか?

A. つながる可能性があります。ただし、最初から入会を強く押し出すより、まずは活動を知ってもらうことが大切です。若手会員インタビュー、活動紹介動画、例会見学案内、問い合わせ先を整えることで、関心を持った人が次の行動を取りやすくなります。

Q. 地元メディアに取り上げてもらうには何を準備すればよいですか?

A. 周年の年数だけでなく、地域にとって意味のある切り口を用意しましょう。奉仕活動の実績、市民参加企画、若手会員の声、地域団体との連携などを整理し、開催概要、取材可能な場面、代表者コメント、写真素材、問い合わせ先をまとめておくと取材しやすくなります。

まとめ|ロータリークラブの周年は、地域に活動を知ってもらう広報機会になる

ロータリークラブの周年は、会員や来賓で祝うだけの行事ではありません。

地域の人に、ロータリーが何をしている団体なのかを知ってもらう広報機会にできます。

大切なのは、評価軸を少し変えることです。

会員や来賓が満足したか。

式典が滞りなく進んだか。

記念誌や祝賀会が整っていたか。

それに加えて、地域でロータリーを知る人が増えたかを考えましょう。

地域向け展示を作る。

奉仕活動紹介動画を作る。

市民参加企画を行う。

SNSで発信する。

地元メディアに情報提供する。

若手会員インタビューを公開する。

周年サイトに活動の記録を残す。

これらを組み合わせることで、周年は内輪の式典ではなく、地域にロータリーの価値を伝える機会になります。

良い活動をしていても、伝わらなければ地域には届きません。

周年は、その活動を地域に届けるための大きな節目です。

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