こんにちは。合同会社トビガスマル代表の廣瀬です。
トビガスマルでは、周年事業のサポートを行っています。
最近では、企業周年や団体周年の演出として、オリジナルソングを使いたいというご相談も少しずつ増えています。
さらに、AI音楽生成サービスのSunoを使えば、企業周年のオリジナルソングを作れるのではないか、と考える方もいるのではないでしょうか。
この記事では、企業周年にオリジナルソングを作る意味、Sunoで周年ソングを作るメリット、式典や周年動画での活用方法、そして商用利用や著作権まわりの注意点について解説します。
企業周年では、周年動画、記念式典、記念誌、周年サイト、ノベルティなど、さまざまな企画が行われます。
その中で、オリジナルソングは少し特別な存在です。
映像や写真は目で見るものですが、音楽は耳に残ります。
式典のオープニングで流れる曲。
周年動画のエンディングでかかる曲。
社員全員で口ずさめるサビ。
記念式典が終わったあとも、ふと耳に残るメロディ。
こうした音楽は、企業周年の記憶を強く印象づける力があります。
最近では、SunoのようなAI音楽生成サービスを使うことで、専門的な作曲経験がなくても、歌詞や曲調のイメージから楽曲案を作れるようになっています。
ただし、企業周年で使う場合は、単に「AIで曲が作れるから使ってみよう」という考えだけでは不十分です。
企業名を入れるのか。
式典で流すのか。
周年動画に組み込むのか。
WebサイトやYouTube、SNSで公開するのか。
社員が歌うのか。
商用利用や権利関係は大丈夫なのか。
こうした点を整理したうえで活用する必要があります。
目次
- 1 企業周年にオリジナルソングを作る意味
- 2 Sunoとは?AIで音楽を生成できるサービス
- 3 Sunoで企業周年ソングを作るメリット
- 4 企業周年ソングに入れたい歌詞の要素
- 5 Sunoで周年ソングを作るときのプロンプト例
- 6 企業周年でSunoを使うときの注意点
- 7 周年式典でオリジナルソングを使う場面
- 8 周年動画とオリジナルソングを連動させる方法
- 9 AI生成曲をそのまま使うか、人の手で整えるか
- 10 企業周年ソングを作るときの進め方
- 11 企業周年にオリジナルソングを使うときの失敗例
- 12 企業周年オリジナルソングでよくあるご相談
- 13 まとめ|Sunoは周年ソングの入口になるが、企業周年では設計が大切
- 14 企業周年の映像・式典演出・オリジナルソング活用をご検討中の方へ
企業周年にオリジナルソングを作る意味
企業周年にオリジナルソングを作る意味は、単に式典を華やかにすることだけではありません。
周年のテーマや会社の想いを、音楽として共有できることに価値があります。
企業周年では、代表挨拶や記念動画、式典演出を通して、これまでの歩みや未来へのメッセージを伝えます。
そこにオリジナルソングが加わると、言葉だけでは伝えきれない感情や一体感を表現しやすくなります。
式典の印象に残りやすい
周年式典では、開会、代表挨拶、来賓祝辞、記念動画上映、表彰、閉会など、さまざまなプログラムがあります。
その中で音楽は、会場の空気を作る役割を持ちます。
たとえば、式典のオープニングで周年テーマに合わせた曲を流すと、参加者の気持ちを自然に式典へ向けることができます。
エンディングでオリジナルソングを流せば、式典の締めくくりに余韻を残せます。
特に、社員や関係者にとって意味のある歌詞が入っていると、単なるBGMではなく、周年の記憶として残りやすくなります。
社員や関係者が同じメッセージを共有しやすい
周年事業では、会社が何を大切にしてきたのか、これから何を目指すのかを共有することが大切です。
しかし、理念やビジョンを文章で伝えるだけでは、少し硬く感じられることもあります。
オリジナルソングにすることで、会社の想いやメッセージをやわらかく伝えることができます。
たとえば、
- お客様への感謝
- 社員への感謝
- 地域とのつながり
- 創業時から大切にしてきた想い
- 次の10年へ向かう姿勢
こうした要素を歌詞に入れることで、周年のメッセージが共有しやすくなります。
社歌とは違い、周年のテーマに合わせて作れる
企業の音楽というと、社歌を思い浮かべる方もいるかもしれません。
社歌は会社の理念や一体感を表現するものですが、周年ソングは少し役割が違います。
周年ソングは、特定の節目に合わせて作ることができます。
たとえば、
- 創業50周年の感謝を伝える曲
- 100周年に向けた未来志向の曲
- 社員へのメッセージを込めた曲
- 地域とのつながりを表現する曲
- 周年動画のエンディング専用の曲
このように、周年のテーマに合わせて自由に設計できるのが特徴です。
Sunoとは?AIで音楽を生成できるサービス
Sunoは、テキストプロンプトや歌詞をもとに楽曲を生成できるAI音楽生成サービスです。
ジャンル、雰囲気、歌詞、ボーカルの有無などを指定して、短時間で楽曲案を作ることができます。
これまでオリジナルソングを作るには、作詞家、作曲家、編曲家、ボーカリスト、レコーディングなど、さまざまな工程が必要でした。
もちろん、本格的な楽曲制作では今でも人の手による制作が重要です。
一方で、SunoのようなAI音楽生成サービスを使えば、最初のアイデア出しやデモ制作を短時間で試せるようになります。
企業周年ソングのたたき台作りに使いやすい
Sunoは、完成品を一発で作るというより、方向性を探るためのたたき台として使いやすいサービスです。
たとえば、
- 明るい周年ソングにするか
- 感動的なバラードにするか
- 社員参加型の曲にするか
- 周年動画のエンディングに合う曲にするか
- 企業らしい落ち着いた曲にするか
こうした方向性を複数試すことができます。
社内で検討する際にも、「この雰囲気が近い」「この歌詞は少し違う」「もっと未来感を出したい」といった議論がしやすくなります。
ただし企業利用では権利と品質確認が必要
Sunoで曲を作れるからといって、企業周年でそのまま使ってよいとは限りません。
企業周年では、式典上映、Web掲載、YouTube公開、SNS投稿、採用動画、営業資料など、利用範囲が広がることがあります。
そのため、商用利用、公開範囲、著作権、クレジット表記、社内承認などを事前に確認する必要があります。
Suno公式ヘルプでは、無料プランで作成した楽曲は個人・非商用利用向けであり、有料プランで作成した楽曲には商用利用権が付与されると説明されています。
ただし、実際の利用前には必ず最新の公式ヘルプや利用規約を確認してください。
Sunoで企業周年ソングを作るメリット
Sunoを企業周年ソングづくりに活用するメリットはいくつかあります。
特に、初期段階のアイデア出しや、社内検討用のデモ制作には向いています。
短時間で複数の曲案を試せる
企業周年ソングを作るとき、最初から方向性が決まっているとは限りません。
明るい曲がよいのか。
感動的な曲がよいのか。
社歌のようにしっかりした曲がよいのか。
式典のエンディングに合う曲がよいのか。
社員が口ずさみやすい曲がよいのか。
Sunoを使えば、こうした方向性を短時間で複数試すことができます。
いきなり本制作に入る前に、社内でイメージを共有しやすいのは大きなメリットです。
歌詞やテーマを周年に合わせて作れる
企業周年ソングでは、歌詞が重要です。
既存の楽曲を使う場合、メロディは良くても、自社の周年テーマに合わないことがあります。
Sunoを使う場合、会社の歩みや周年テーマに合わせて歌詞を作ることができます。
たとえば、
- 創業からの歩み
- 支えてくれたお客様への感謝
- 社員へのメッセージ
- 地域とのつながり
- 未来へ進む決意
を歌詞に入れることができます。
ただし、AIが作った歌詞をそのまま使うと、どこか一般的で抽象的な表現になることもあります。
企業周年で使うなら、自社らしい言葉に整えることが大切です。
式典の雰囲気に合わせた曲調を検討できる
周年式典といっても、雰囲気は会社や団体によって異なります。
格式あるホテルで行う式典。
社員中心の温かい式典。
地域関係者を招く式典。
若手メンバーが多い団体の周年。
映像演出を重視した華やかな式典。
それぞれに合う音楽は違います。
Sunoでは、ポップ、バラード、ロック、アコースティック、オーケストラ風、ゴスペル風など、さまざまな方向性を試すことができます。
式典全体の空気に合わせて曲調を検討できる点は、周年演出において大きな利点です。
社内検討用のデモ曲を作りやすい
オリジナルソングを作る場合、社内で説明するのが難しいことがあります。
「感動的な曲にしたい」
「未来感のある曲にしたい」
「社員が歌えるような曲にしたい」
と言葉で説明しても、人によってイメージが違います。
Sunoでデモ曲を作れば、実際に聴きながら議論できます。
「このサビの雰囲気は良い」
「歌詞はもっと会社らしくしたい」
「式典には少し軽すぎる」
「動画のエンディングには合いそう」
といった判断がしやすくなります。
企業周年ソングに入れたい歌詞の要素
企業周年ソングで大切なのは、会社らしい言葉を入れることです。
AIで作る場合でも、人が歌詞の方向性をしっかり設計する必要があります。
会社の歩み
周年ソングには、会社の歩みを感じさせる言葉を入れるとよいです。
ただし、年表のように具体的な出来事を詰め込みすぎると、歌詞として重くなります。
「創業の小さな一歩」
「積み重ねた日々」
「仲間と越えた時間」
「この町で続いてきた道」
といった形で、歩みを象徴する言葉にすると歌詞にしやすくなります。
支えてくれた人への感謝
企業周年で欠かせないのが感謝です。
お客様、取引先、社員、地域、OB・OG、協力会社など、会社は多くの人に支えられて続いています。
周年ソングでは、感謝を直接的に入れてもよいです。
たとえば、
- ありがとう
- 支えてくれた
- ともに歩んだ
- 出会えたこと
- つながる想い
といった言葉です。
ただし、「感謝しています」だけでは一般的になりやすいため、誰に対する感謝なのかを整理しておくと、より自社らしい歌詞になります。
地域やお客様とのつながり
地域企業や地方企業の周年ソングでは、地域とのつながりを入れると温かみが出ます。
企業が長く続いてきた背景には、地域の支えやお客様との関係があります。
たとえば、
- この町で育った
- 地域とともに歩んだ
- お客様の笑顔に支えられた
- 暮らしのそばにあり続けた
といった表現が考えられます。
社員へのメッセージ
企業周年ソングは、社外向けだけでなく、社員向けのメッセージにもなります。
社員が聴いたときに、自分たちの仕事や会社の歩みに誇りを持てる内容にすることが大切です。
たとえば、
- 一人ひとりの手でつないできた
- 仲間と進む
- 今日の仕事が未来になる
- 次の世代へ渡していく
といった言葉が使えます。
未来へのビジョン
周年ソングは、過去を振り返るだけではなく、未来へ向かう曲にしたいところです。
特に式典のエンディングで使うなら、前向きな余韻を残すことが大切です。
たとえば、
- 次の一歩へ
- 未来へつなぐ
- 新しい道を照らす
- これからもともに
- まだ見ぬ明日へ
といった表現です。
Sunoで周年ソングを作るときのプロンプト例
Sunoで企業周年ソングを作る場合、プロンプトの設計が重要です。
「周年ソングを作って」だけでは、一般的な曲になりやすいです。
会社の年数、雰囲気、用途、歌詞に入れたい要素、曲調を具体的に指定しましょう。
感動的な周年式典向けプロンプト
創業50周年を迎える地域企業のための、温かく感動的なJ-popバラード。社員、お客様、地域への感謝を込めた歌詞。式典のエンディングで流せるような、前向きで涙を誘う雰囲気。サビでは「ありがとう」と「未来へつなぐ」というメッセージを印象的に入れる。
このプロンプトは、式典の締めくくりに向いています。
代表挨拶や記念映像のあとに流す場合、感謝と未来へのメッセージを軸にすると相性が良いです。
社員参加型の明るい周年ソング向けプロンプト
会社の30周年を記念した、社員みんなで歌える明るいポップソング。親しみやすく、前向きで、サビを覚えやすい曲。歌詞には、仲間、挑戦、感謝、これからの未来という要素を入れる。式典や社内イベントで流せる楽しい雰囲気。
社員参加型にしたい場合は、メロディの覚えやすさが重要です。
あまり複雑な曲よりも、サビが口ずさみやすい曲が向いています。
周年動画のエンディング向けプロンプト
企業の周年記念動画のエンディングで使う、壮大で前向きな楽曲。過去の歩みを振り返ったあと、未来へ進んでいく希望を感じる曲。感動的だが重すぎず、社員やお客様への感謝が伝わる歌詞。映像のラストに合うように、サビで大きく広がる構成。
周年動画で使う場合は、映像の展開に合わせやすい曲にする必要があります。
サビの盛り上がりを動画のラストに合わせると、印象に残りやすくなります。
地域企業らしさを出すプロンプト
地方で長く続く企業の創業70周年を記念した、温かく誠実な雰囲気のオリジナルソング。地域の人々、お客様、社員への感謝を表現する。派手すぎず、落ち着いたアコースティック調。歌詞には、町、つながり、積み重ね、未来へという言葉を自然に入れる。
地域企業の場合、派手すぎる曲よりも、誠実で温かい曲調が合うことがあります。
企業の雰囲気に合わせて指定しましょう。
社歌風にしすぎないプロンプト
企業周年のためのオリジナルソング。ただし昔ながらの社歌のように硬くせず、現代的で自然なJ-pop風にする。社員やお客様への感謝、これまでの歩み、これからの挑戦を歌詞に入れる。式典でも動画でも使いやすい、爽やかで前向きな曲。
周年ソングは、社歌のように格式を出すこともできますが、硬くなりすぎると使いにくくなる場合があります。
式典後にSNSや動画で活用したいなら、自然に聴ける曲調を意識するとよいです。
企業周年でSunoを使うときの注意点
Sunoは便利なサービスですが、企業周年で使う場合には注意点があります。
特に、商用利用、著作権、社外公開、社内承認については慎重に確認しましょう。
無料プランと有料プランで利用条件が異なる
Suno公式ヘルプでは、無料プランで作成した楽曲は個人・非商用利用向け、有料プランで作成した楽曲には商用利用権が付与されると説明されています。
企業周年での利用は、基本的に商用利用に該当する可能性が高いです。
たとえば、
- 周年式典で流す
- 企業の公式YouTubeに掲載する
- 周年動画に組み込む
- SNSで公開する
- 採用動画や営業資料に使う
といった場合は、事前に利用条件を確認する必要があります。
無料プランで作った曲を企業の公式発信に使うのは避けた方が安全です。
商用利用権と著作権保護は別に考える
有料プランで作成した曲に商用利用権があるとしても、それがそのまま著作権保護を保証するという意味ではありません。
AI生成物の著作権については、国や地域、利用方法、生成過程によって考え方が変わる可能性があります。
企業周年で使う場合は、商用利用できるかどうかに加えて、どの範囲で独占的に使えるのか、他社と似た曲が生成される可能性はないか、著作権登録や管理が必要か、といった点も考える必要があります。
特に、公式動画や広告、テレビCM、大規模なキャンペーンで使う場合は、専門家への確認も検討しましょう。
他社名・既存曲・有名アーティスト風の指定は避ける
Sunoでプロンプトを作るとき、既存曲や有名アーティストに寄せすぎる指定は避けましょう。
たとえば、
- 特定の有名アーティスト風
- 既存曲に似せる
- 有名なCMソング風
- 他社ブランド名を含める
といった指定は、権利やブランド上の問題につながる可能性があります。
企業周年で使う曲は、自社の言葉とテーマから作ることが大切です。
「〇〇風」ではなく、「温かい」「前向き」「地域に根ざした」「式典のエンディングに合う」といった雰囲気で指定するとよいです。
歌詞に社外秘や個人情報を入れない
AIサービスに入力するプロンプトや歌詞には、社外秘情報や個人情報を入れないようにしましょう。
たとえば、
- 未発表の新規事業名
- 機密性の高い取引先名
- 個人名
- 社内だけで共有される情報
- 公開前のキャンペーン内容
は避けた方が安全です。
企業周年ソングでは、公開して問題のない言葉だけを使うことが大切です。
式典・Web公開・SNS利用の範囲を事前に確認する
周年ソングは、最初は式典内だけで使う予定でも、後からWebやSNSに公開したくなることがあります。
そのため、最初から使用範囲を整理しておきましょう。
- 式典会場内のみで使用する
- 周年動画に組み込む
- 公式サイトに掲載する
- YouTubeに公開する
- SNSで使用する
- 採用動画や営業資料に再利用する
利用範囲によって、確認すべき権利や社内承認の範囲が変わります。
周年式典でオリジナルソングを使う場面
企業周年ソングは、作って終わりではありません。
どの場面で使うかによって、曲の作り方も変わります。
開場中のBGM
開場中のBGMとして使う場合は、強すぎない曲が向いています。
参加者が受付を済ませ、席に着き、開会を待つ時間に流すため、会話の邪魔にならないことが大切です。
歌詞入りの曲よりも、インストゥルメンタル版の方が使いやすい場合もあります。
オープニング映像
式典の始まりにオープニング映像を流す場合、オリジナルソングを組み合わせると印象的です。
ただし、オープニングでは参加者の気持ちを引き込む必要があります。
曲の冒頭にインパクトがあるか。
映像のテンポと合っているか。
式典の雰囲気に合っているか。
ここを確認しましょう。
周年動画のエンディング
オリジナルソングが最も使いやすいのは、周年動画のエンディングです。
会社の歩みを振り返ったあと、未来へ向かうメッセージとともに曲が流れると、余韻が残ります。
特にサビの部分に、感謝や未来への言葉が入っていると印象的です。
社員登壇や表彰シーン
永年勤続表彰や社員登壇の場面でも、オリジナルソングを使うことができます。
ただし、歌詞が強すぎると司会や名前の読み上げとぶつかる場合があります。
表彰シーンでは、インスト版や控えめなBGMとして使うのがおすすめです。
フィナーレ・退場シーン
式典の最後にオリジナルソングを流すと、参加者の記憶に残りやすくなります。
閉会挨拶の後、退場時に流す。
集合写真後に流す。
懇親会への移動時に流す。
こうした使い方もできます。
式典後のダイジェスト動画
式典後にダイジェスト動画を作る場合、オリジナルソングは非常に相性が良いです。
当日の表情、拍手、記念撮影、代表挨拶、上映シーンなどを短くまとめ、オリジナルソングに乗せることで、周年の雰囲気を伝えやすくなります。
SNSや公式サイトで公開する場合にも使いやすいです。
周年動画とオリジナルソングを連動させる方法
企業周年ソングを最も効果的に使う方法の一つが、周年動画との連動です。
動画と音楽が合っていると、見た人の印象に残りやすくなります。
先に動画のテーマを決める
曲を作る前に、動画のテーマを決めることが大切です。
たとえば、
- 会社の歴史を振り返る動画
- 代表メッセージ中心の動画
- 社員インタビュー中心の動画
- お客様への感謝を伝える動画
- 未来へのビジョンを示す動画
動画のテーマによって、必要な曲調や歌詞は変わります。
先に曲を作ってから動画を合わせるより、伝えたいテーマを決めたうえで曲を設計する方がまとまりやすくなります。
歌詞とナレーションの役割を分ける
周年動画では、ナレーションやインタビュー音声が入ることがあります。
そこに歌詞入りの曲を重ねると、言葉と言葉がぶつかることがあります。
たとえば、社員インタビューの後ろで歌詞入りの曲を大きく流すと、どちらも聞き取りにくくなります。
歌詞入りの曲は、映像の冒頭やエンディングに使う。
インタビュー中はインスト版を使う。
ナレーション部分では音量を下げる。
このように、役割を分けることが大切です。
サビを式典の印象的な場面に合わせる
オリジナルソングを周年動画で使う場合、サビの位置が重要です。
サビは、最も印象に残る部分です。
そこに、
- 創業時の写真
- 社員の集合写真
- 代表メッセージ
- 未来へのビジョン
- 感謝の言葉
を合わせると、映像の印象が強くなります。
映像編集では、曲の盛り上がりに合わせて構成を考えることが大切です。
社員インタビューと曲を重ねすぎない
周年動画では、社員インタビューが重要な場面になることがあります。
その場合、曲が主張しすぎると、社員の言葉が伝わりにくくなります。
社員インタビューでは、言葉を聞かせることを優先しましょう。
音楽はあくまで支える役割です。
必要に応じて、歌詞のないバージョンや、音量を抑えたBGMを使うとよいです。
式典後にSNS用短尺動画へ展開する
周年ソングは、式典本番だけでなく、式典後の発信にも活用できます。
たとえば、周年ソングのサビに合わせて、15秒から60秒程度の短尺動画を作る方法があります。
- 式典ダイジェスト
- 社員メッセージ動画
- 周年サイト用動画
- SNS投稿用リール
- 採用向けショート動画
に展開できます。
ただし、SNSやYouTubeで使う場合は、利用条件や権利確認を必ず行いましょう。
AI生成曲をそのまま使うか、人の手で整えるか
Sunoで生成した曲は、そのまま使える場合もあります。
しかし、企業周年で使うなら、人の手で整えることをおすすめします。
Sunoはたたき台として使いやすい
Sunoは、方向性を探るには非常に便利です。
短時間で複数案を作れるため、社内でイメージを共有しやすくなります。
ただし、AI生成曲は、自社らしさが薄い場合もあります。
歌詞が一般的すぎる。
企業名の入れ方が不自然。
曲の展開が式典に合わない。
サビが長すぎる。
終わり方が動画と合わない。
こうしたことはよくあります。
歌詞は会社の言葉に直す必要がある
企業周年ソングで大切なのは、会社らしい言葉です。
AIが作った歌詞は、きれいではあっても、どこか抽象的になることがあります。
「未来へ進もう」
「ありがとうを届けよう」
「夢をつなごう」
といった言葉だけでは、どの会社にも当てはまりそうな歌詞になってしまいます。
そこに、自社の歩み、地域性、事業内容、代表メッセージ、社員の言葉を反映させることで、周年ソングとして意味が出てきます。
式典上映では音質・尺・展開の調整が必要
式典で使う場合、音楽の品質も大切です。
会場の音響設備で流したときに聞き取りやすいか。
音量差が大きすぎないか。
イントロが長すぎないか。
式典の進行に合う尺になっているか。
エンディングが自然に終わるか。
こうした点を確認する必要があります。
特に周年動画に組み込む場合は、映像の尺に合わせて編集が必要になります。
映像に合わせるなら編集が欠かせない
曲が良くても、映像と合っていなければ印象に残りにくくなります。
周年動画では、写真、インタビュー、ナレーション、テロップ、式典映像などが組み合わさります。
その中で音楽をどう使うかは、編集の大切な要素です。
曲のどこを使うか。
サビをどこに合わせるか。
インタビュー中は音量をどう下げるか。
最後の余韻をどう作るか。
ここまで考えることで、周年ソングは動画の中で生きてきます。
企業利用では確認・承認フローを作る
AI生成曲を企業周年で使う場合は、社内承認の流れも大切です。
- 誰がSunoで生成するのか
- どのプランで作成するのか
- 利用条件を誰が確認するのか
- 歌詞に問題がないか誰が確認するのか
- 社名や商品名の使用を誰が承認するのか
- Web公開してよいか誰が判断するのか
を整理しておきましょう。
企業周年ソングを作るときの進め方
企業周年ソングは、思いつきで作るより、手順を決めて進める方がうまくいきます。
周年のテーマを決める
まず決めるべきは、周年のテーマです。
感謝を伝える周年なのか。
未来への挑戦を示す周年なのか。
社員の一体感を高める周年なのか。
地域とのつながりを表現する周年なのか。
テーマが決まると、曲調や歌詞の方向性も決まります。
歌詞に入れる言葉を整理する
次に、歌詞に入れたい言葉を整理します。
たとえば、
- 会社名
- 周年年数
- 周年スローガン
- 代表メッセージ
- 社員への感謝
- お客様への感謝
- 地域名
- 未来への言葉
です。
ただし、入れすぎると説明的な歌詞になります。
歌詞に入れる言葉と、動画やナレーションで伝える言葉を分けることが大切です。
Sunoで複数案を作る
テーマと言葉が整理できたら、Sunoで複数案を作ります。
最初から一曲に絞らず、曲調を変えて試すとよいです。
- 感動的なバラード
- 明るいポップス
- 落ち着いたアコースティック
- 壮大なオーケストラ風
- 社員が歌いやすい曲
を試して、式典や動画に合う方向性を探します。
社内で方向性を確認する
AI生成曲は、社内での受け止め方に差が出ることがあります。
「新しくて面白い」と感じる人もいれば、「企業周年には少し軽い」と感じる人もいるかもしれません。
だからこそ、早い段階で社内確認を行いましょう。
代表者、周年担当者、広報担当、式典担当、動画制作担当などで聴き比べ、方向性を決めます。
式典や動画に合わせて編集する
曲の方向性が決まったら、式典や動画に合わせて編集します。
必要に応じて、
- イントロを短くする
- サビだけ使う
- インスト版を作る
- エンディングを自然にする
- 動画の尺に合わせる
といった調整を行います。
使用範囲と権利関係を確認する
最後に、使用範囲と権利関係を確認します。
式典会場だけで使うのか。
Webサイトに掲載するのか。
YouTubeに公開するのか。
SNSで使うのか。
採用動画や営業資料に使うのか。
使い方によって確認すべき範囲が変わります。
Sunoの最新の公式ヘルプや利用規約、社内規定を必ず確認しましょう。
企業周年にオリジナルソングを使うときの失敗例
企業周年ソングはうまく使えば印象に残りますが、使い方を間違えると違和感が出ることもあります。
歌詞が抽象的すぎて会社らしさがない
AI生成曲でよくあるのが、歌詞がきれいだけれど会社らしさがないケースです。
「未来へ進もう」
「ありがとうを届けよう」
「夢をつなごう」
といった言葉だけでは、どの会社にも当てはまってしまいます。
企業周年で使うなら、その会社だからこその言葉を入れる必要があります。
曲調が式典の雰囲気に合っていない
明るすぎる曲、軽すぎる曲、感動を狙いすぎた曲など、式典の雰囲気に合わない場合があります。
企業周年では、参加者の年齢層、会場、式典の格式、会社の雰囲気を考えることが大切です。
周年動画のナレーションと歌詞がぶつかる
歌詞入りの曲を周年動画全体に流すと、ナレーションやインタビューとぶつかることがあります。
言葉を聞かせたい場面では、歌詞のないBGMにするなど、音の設計が必要です。
権利確認をせずにWeb公開してしまう
企業公式サイトやYouTube、SNSで公開する場合は、利用条件の確認が欠かせません。
特に無料プランで作った曲を企業利用することは避けるべきです。
また、利用規約は変わる可能性があるため、公開前に最新情報を確認しましょう。
式典当日の音響確認が不足している
曲が完成していても、式典会場で正しく流れなければ意味がありません。
音が小さい。
低音が強すぎる。
歌詞が聞き取れない。
映像と音がずれる。
こうしたトラブルを防ぐため、必ず本番環境でリハーサルを行いましょう。
企業周年オリジナルソングでよくあるご相談
Q. Sunoで作った曲を企業周年式典で使えますか?
A. 利用条件を満たしていれば使える可能性があります。ただし、企業の周年式典は商用利用にあたる可能性が高いため、Sunoの有料プランで作成した楽曲か、最新の利用規約上問題がないかを確認してください。
Q. 無料プランで作った曲を会社の式典に使ってもよいですか?
A. Suno公式ヘルプでは、無料プランで作成した楽曲は個人・非商用利用向けとされています。企業周年式典や公式発信での利用は避け、必ず最新の利用条件を確認することをおすすめします。
Q. AIで作った曲を周年動画に入れてもよいですか?
A. 利用条件と社内承認を確認したうえで、周年動画に組み込むことは検討できます。ただし、Web公開やYouTube掲載、SNS投稿を行う場合は、利用範囲に問題がないか確認が必要です。
Q. 歌詞に会社名を入れてもよいですか?
A. 自社名を入れることは可能ですが、歌詞として自然かどうか、社外公開して問題がないかを確認しましょう。また、取引先名や個人名、未公開情報は安易に入れない方が安全です。
Q. 社員みんなで歌う周年ソングにできますか?
A. できます。ただし、社員が歌うことを前提にするなら、メロディの覚えやすさ、キーの高さ、歌詞の分かりやすさが重要です。AIで作ったデモをもとに、人が歌いやすい形へ調整することをおすすめします。
Q. 式典後にSNSやYouTubeで公開できますか?
A. 公開できるかどうかは、Sunoの利用条件、作成時のプラン、社内承認、映像内に映る人物や資料の許可などによって変わります。公開前に、必ず利用範囲と権利関係を確認しましょう。
まとめ|Sunoは周年ソングの入口になるが、企業周年では設計が大切
SunoのようなAI音楽生成サービスを使えば、企業周年のオリジナルソングを短時間で作ることができます。
歌詞や曲調を指定しながら、複数の案を試せるため、周年ソングのたたき台作りにはとても便利です。
しかし、企業周年で使う場合は、ただ曲を作るだけでは不十分です。
大切なのは、何を伝える曲なのかを決めることです。
会社の歩みを伝えるのか。
お客様への感謝を伝えるのか。
社員へのメッセージを込めるのか。
地域とのつながりを表現するのか。
次の未来へ進む姿勢を示すのか。
この軸が決まっていないと、どれだけきれいな曲でも、会社らしさのない周年ソングになってしまいます。
また、Sunoを企業利用する場合は、商用利用、著作権、公開範囲、社内承認を必ず確認する必要があります。
無料プランで作った曲を企業の公式発信に使うことは避け、最新の公式ヘルプや利用規約を確認したうえで進めましょう。
周年ソングは、式典のBGMとしても、周年動画のエンディングとしても、SNS用動画としても活用できます。
ただし、そのためには、曲と映像、式典演出、音響、公開方法まで一体で考えることが大切です。
Sunoは、企業周年ソングの入口になります。
しかし、記憶に残る周年演出にするためには、AIで作った曲をどう設計し、どう整え、どう使うかが重要です。
企業周年の映像・式典演出・オリジナルソング活用をご検討中の方へ
トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、企業周年や団体周年の映像制作、式典演出、上映サポートを行っています。
企業周年にオリジナルソングを取り入れる場合、曲だけを考えるのではなく、式典全体や周年動画との連動が大切です。
どの場面で流すのか。
周年動画のどこに入れるのか。
歌詞とナレーションはぶつからないか。
会場音響で問題なく流せるか。
式典後にSNSやWebで活用するか。
こうした点まで考えることで、周年ソングは一日限りの演出ではなく、企業の記憶に残るコンテンツになります。
- 企業周年動画の企画・制作
- 周年式典の演出設計
- オープニング映像・エンディング映像制作
- AI生成曲を活用した周年演出の相談
- 式典当日の上映サポート
- 周年動画と音楽の編集・尺調整
- 式典後のSNS・Web用動画への展開
「企業周年でオリジナルソングを使ってみたい」
「Sunoで作った曲を周年動画に活用したい」
「式典のオープニングやエンディングに音楽演出を入れたい」
「AI生成曲を使う場合の注意点を整理したい」
そのような段階からご相談いただけます。
企業周年は、これまでの歩みを振り返り、支えてくださった方へ感謝を伝え、未来へ進むための大切な節目です。
その節目の時間を、映像と音楽で記憶に残るものにしていきましょう。
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