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社員総会の企画・進行方法|方針発表・表彰・懇親会までの作り方

社員総会は、経営方針や事業計画を全社員に共有し、組織の一体感を高めるための社内イベントです。

年度初めのキックオフ、半期総会、全社会議、表彰式、懇親会などと組み合わせて開催されることも多くあります。

社員総会というと、経営陣が数字や方針を説明する会議のように思われがちです。

しかし、実際には、社員の納得感を高め、次の目標へ向けて気持ちを切り替え、部門を越えた交流や称賛の場を作る重要な企業イベントです。

代表挨拶、方針発表、事業報告、部門発表、表彰式、MVP発表、オープニング映像、社員インタビュー、懇親会、オンライン配信などを組み合わせることで、単なる説明会ではなく、社員が「次に何をするか」を持ち帰れる場になります。

この記事では、社員総会の企画・進行方法について、目的の整理、プログラム構成、方針発表、表彰式、懇親会、映像・音響・照明、オンライン・ハイブリッド配信、当日の運営まで解説します。

社員総会とは

社員総会とは、経営方針、事業報告、今後の目標、表彰、社内メッセージなどを全社員に共有する社内イベントです。

会社によっては、全社会議、キックオフミーティング、方針発表会、年度総会、社員大会、社内表彰式などの名称で行われることもあります。

全社員に方針や成果を共有する場

社員総会の基本的な役割は、会社の方針や成果を全社員に共有することです。

  • 今期の振り返り
  • 来期の方針
  • 経営目標
  • 重点施策
  • 部門ごとの成果
  • 表彰・称賛
  • 社員へのメッセージ

日常業務では、経営方針や会社全体の動きが見えにくいことがあります。

社員総会は、社員が会社全体の方向性を理解するための重要な機会です。

キックオフ・全社会議・表彰式と近い

社員総会は、キックオフ、全社会議、表彰式と近い性格を持っています。

年度初めに行えばキックオフ、期末に行えば事業報告会や表彰式、半期ごとに行えば方針共有と進捗確認の場になります。

会社の規模や目的に合わせて、名称や内容を調整するとよいでしょう。

単なる会議ではなく、行動につなげる場

社員総会は、資料を説明して終わる会議ではありません。

社員が会社の方向性を理解し、自分の仕事と結びつけ、次の行動に移れるようにすることが大切です。

そのためには、経営陣の一方的な説明だけでなく、映像、表彰、事例紹介、社員の声、懇親会などを組み合わせ、参加感のある場にする必要があります。

社員総会を開催する目的

社員総会を企画するときは、最初に開催目的を明確にしましょう。

目的が曖昧なまま進めると、方針発表、表彰、懇親会、映像演出がばらばらになってしまいます。

経営方針を共有する

社員総会の大きな目的は、経営方針の共有です。

代表や経営陣が、今後の方向性、重点施策、事業環境、社員に期待することを伝えます。

単にスライドを読むのではなく、なぜその方針なのか、社員の仕事にどう関係するのかを分かりやすく伝えることが大切です。

事業報告を行う

前期や今期の成果を共有することも重要です。

  • 売上・利益
  • 主要プロジェクト
  • 顧客満足度
  • 採用・組織体制
  • 新規事業
  • 改善活動
  • 各部門の成果

数字だけでなく、背景や現場の努力を伝えると、社員の納得感が高まります。

社員の一体感を高める

社員総会は、普段は別々の部署や拠点で働く社員が、同じ方向を向くための機会です。

全社員が同じメッセージを受け取り、会社の現在地と目標を共有することで、一体感を作りやすくなります。

表彰・称賛を行う

社員総会では、年間MVP、営業表彰、プロジェクト表彰、チーム表彰、永年勤続表彰などを行うことがあります。

成果を上げた社員やチームを全社で称えることで、モチベーション向上につながります。

表彰は、受賞者だけでなく、周囲の社員にも「会社が何を評価しているのか」を伝える場になります。

部門間交流を促す

社員総会後に懇親会や交流企画を行うことで、部門間のコミュニケーションを促せます。

普段関わりが少ない社員同士が話す機会を作ることで、社内連携が生まれやすくなります。

次の目標へ切り替える

社員総会は、過去の振り返りと同時に、次の目標へ気持ちを切り替える場です。

最後に、来期方針、重点テーマ、代表メッセージ、エンディング映像などを置くと、次の行動につながりやすくなります。

社員総会で行う主なプログラム

社員総会のプログラムは、会社の目的や規模によって変わります。

基本的には、方針共有、事業報告、表彰、交流の4つを軸に考えると組み立てやすくなります。

代表挨拶

社員総会の冒頭では、代表や社長からの挨拶を行うことが多くあります。

会社の現在地、社員への感謝、今後の方針、期待する行動を伝える重要な時間です。

方針発表

来期方針、中期計画、重点施策、事業戦略を発表します。

経営層だけでなく、事業責任者や部門長が登壇する場合もあります。

事業報告

前期の成果や課題を共有します。

数字の報告だけでなく、成功事例、失敗からの学び、顧客の声、現場の取り組みを入れると伝わりやすくなります。

部門発表

各部門が取り組みや成果を発表する時間です。

営業、制作、管理、開発、マーケティング、人事など、部門ごとの役割を社内に共有できます。

表彰式

社員総会の中でも盛り上がりやすいプログラムです。

年間MVP、営業成績、チーム貢献、改善提案、新人賞、永年勤続など、会社の価値観に合った表彰を設計します。

社員インタビュー

社員の声を入れることで、総会が経営陣だけの場になりにくくなります。

受賞者インタビュー、若手社員の声、プロジェクトメンバーの座談会などを入れる方法があります。

オープニング映像

社員総会の冒頭にオープニング映像を流すと、会場の空気を作れます。

年間の振り返り、会社のビジョン、社員の表情、プロジェクトの成果を映像で見せると、総会らしい特別感が生まれます。

周年動画の考え方も、社員総会のオープニング映像に応用できます。

グループワーク

方針を聞くだけで終わらせず、社員が考える時間を入れる方法もあります。

新方針を自部署でどう実行するか、チームで何を変えるかを話し合うことで、行動につながりやすくなります。

懇親会

社員総会後に懇親会を行うと、総会で共有した内容をもとに社員同士が交流できます。

乾杯、食事、チーム交流、表彰者との会話、新入社員紹介などを組み合わせると、社内イベントとしての満足度が高まります。

まず決めるべき基本方針

社員総会を成功させるには、細かい演出を考える前に、基本方針を整理することが大切です。

目的を決める

まず、社員総会で何を達成したいのかを決めましょう。

  • 経営方針を共有したい
  • 社員の一体感を高めたい
  • 表彰でモチベーションを上げたい
  • 新体制を発表したい
  • 部門間交流を促したい
  • 来期の行動につなげたい

目的が明確になると、プログラムの優先順位も決めやすくなります。

参加対象を決める

誰が参加する社員総会なのかを整理します。

  • 全社員
  • 役員・管理職
  • 正社員のみ
  • パート・アルバイトも含む
  • 内定者・新入社員も含む
  • グループ会社も含む
  • オンライン参加者も含む

参加対象によって、会場規模、配信方法、表現、懇親会の設計が変わります。

開催形式を決める

社員総会には、いくつかの開催形式があります。

形式 特徴 向いているケース
リアル開催 会場に社員が集まる 一体感や交流を重視したい場合
オンライン開催 配信で参加する 拠点が多い、移動が難しい場合
ハイブリッド開催 会場と配信を組み合わせる 本社会場と遠方拠点をつなぎたい場合
録画配信 後日視聴できる 勤務シフトがある会社、全員同時参加が難しい場合

会場を決める

リアル開催の場合は、会場選びが重要です。

人数、ステージ、スクリーン、音響、照明、控室、受付、懇親会会場、アクセスを確認しましょう。

式典会場の確認項目は、社員総会にも応用できます。

配信の有無を決める

遠方拠点や在宅勤務者がいる場合は、オンライン配信やハイブリッド配信を検討します。

配信を行う場合は、会場音声、スライド共有、カメラ台数、質疑応答、録画アーカイブまで考えましょう。

表彰の有無を決める

表彰式を入れるかどうかで、社員総会の雰囲気は大きく変わります。

表彰を入れる場合は、表彰基準、受賞者発表方法、登壇導線、表彰状、記念品、写真撮影を早めに整理します。

懇親会の有無を決める

社員総会後に懇親会を行うかどうかも重要です。

懇親会を行う場合は、総会本編から自然に移行できるように、会場、時間、乾杯、料理、交流企画を設計しましょう。

社員に何を持ち帰ってほしいかを決める

社員総会の最後に、社員に何を持ち帰ってほしいのかを決めておくことが大切です。

「会社の方向性を理解してほしい」のか、「次の目標に向けて動いてほしい」のか、「自部署の役割を考えてほしい」のかによって、クロージングの言葉や演出が変わります。

社員総会の進行例

社員総会の進行は、目的や規模によって変わります。

ここでは、方針発表、事業報告、表彰、懇親会を含む基本的な流れを紹介します。

時間 内容 ポイント
13:00 受付開始 名簿確認、資料配布、誘導
13:30 開会 司会挨拶、注意事項
13:35 オープニング映像 会場の空気を作る
13:40 代表挨拶 会社の現在地と方針を伝える
14:00 事業報告 成果と課題を共有する
14:30 部門発表 各部門の取り組みを紹介する
15:10 休憩 配信・会場の切り替え確認
15:25 表彰式 受賞者紹介、登壇、写真撮影
16:10 来期方針 次の行動につなげる
16:30 クロージング 代表メッセージ、締め
17:00 懇親会 乾杯、交流、締めの挨拶

進行表や司会台本の作り方は、周年式典のノウハウも参考になります。

長くなりすぎないようにする

社員総会は、内容を詰め込みすぎると長くなります。

経営方針、事業報告、部門発表、表彰、懇親会をすべて入れる場合は、時間配分を慎重に決めましょう。

休憩と切り替えを入れる

長時間の社員総会では、休憩が必要です。

休憩を、会場転換、表彰準備、配信確認、登壇者入れ替えの時間として使うこともできます。

最後に次の行動を示す

社員総会の最後には、社員が次に何をすべきかを分かるようにしましょう。

来期方針、重点テーマ、部門ごとの行動、代表メッセージを整理して締めると、総会後の行動につながりやすくなります。

方針発表を伝わる内容にする方法

社員総会の中心になるのが、方針発表です。

しかし、数字やスライドが多すぎると、社員に伝わりにくくなります。

スライドを詰め込みすぎない

方針発表では、スライドに情報を詰め込みすぎないことが大切です。

細かな数字や文章をすべて載せると、社員は読むことに集中し、話の内容が入りにくくなります。

重要なメッセージを絞り、詳細資料は別途共有する方法もあります。

数字だけでなく背景を伝える

売上、利益、KPIなどの数字は重要です。

ただし、数字だけを見せても、社員が自分ごととして理解しにくい場合があります。

なぜこの結果になったのか、何が良かったのか、どこに課題があるのかを背景とともに伝えましょう。

社員の行動に落とす

方針発表で大切なのは、社員が自分の行動に落とし込めることです。

「会社として何を目指すか」だけでなく、「各部門で何を変えるのか」「現場で何を意識するのか」まで示すと、総会後の行動につながります。

映像や事例を使う

方針を伝えるときに、映像や事例を使うと理解しやすくなります。

顧客の声、現場の取り組み、成功事例、プロジェクトの裏側を映像で見せると、抽象的な方針が具体的になります。

代表の言葉を整理する

代表挨拶や方針発表では、言葉の整理が重要です。

長い話をそのまま伝えるのではなく、今年のテーマ、社員への期待、変えるべきこと、守るべき価値を明確にしましょう。

表彰式の作り方

社員総会の中で、表彰式は特に印象に残りやすいプログラムです。

社員の努力や成果を全社で称えることで、受賞者だけでなく、周囲の社員のモチベーションにもつながります。

表彰基準を明確にする

表彰で最も大切なのは、基準の明確さです。

売上だけなのか、行動評価なのか、チーム貢献なのか、改善提案なのかによって、社員の受け止め方が変わります。

  • 年間MVP
  • 営業表彰
  • 新人賞
  • チーム賞
  • プロジェクト賞
  • 改善提案賞
  • カルチャー賞
  • 永年勤続表彰

社員が納得できる表彰にするには、なぜその人やチームが選ばれたのかを説明することが大切です。

受賞者紹介を丁寧に作る

受賞者の名前を呼んで賞状を渡すだけでは、表彰の価値が伝わりにくくなります。

受賞理由、成果、周囲からのコメント、プロジェクトの背景を紹介すると、会場全体が受賞を理解しやすくなります。

登壇導線を確認する

表彰式では、登壇、授与、礼、写真撮影、降壇の流れを事前に確認します。

受賞者がどこから登壇し、どこに立ち、誰から表彰状を受け取り、どこへ戻るのかを決めておきましょう。

表彰状・記念品を準備する

表彰状、トロフィー、記念品、花束、賞金などを準備します。

表彰状の氏名、部署名、役職、賞名に誤りがないか、必ず複数人で確認しましょう。

受賞者コメントを入れる

受賞者コメントを入れると、表彰式がより印象的になります。

ただし、全員に長く話してもらうと時間が伸びるため、代表者コメントにする、コメント時間を決めるなどの調整が必要です。

表彰者紹介動画を作る

表彰者紹介動画を作ると、表彰式に演出感が出ます。

受賞者の仕事風景、チームメンバーのコメント、成果の紹介を短くまとめることで、会場全体が受賞者を称えやすくなります。

社員の納得感を大切にする

表彰式は、受賞者だけのためではありません。

社員全体に「会社はどのような行動を評価するのか」を伝える場です。

表彰基準と受賞理由を丁寧に説明することで、社員の納得感が高まります。

懇親会の作り方

社員総会後の懇親会は、社員同士の交流を深める大切な時間です。

総会本編で共有した方針や表彰の余韻を、自然な交流につなげることができます。

総会後の空気を変える

社員総会本編が真面目な内容であれば、懇親会では少し空気を変えることが大切です。

BGM、照明、司会のトーン、会場レイアウトを変えるだけでも、交流しやすい雰囲気になります。

乾杯と締めの挨拶を決める

懇親会では、乾杯挨拶と締めの挨拶を誰に依頼するかを決めておきます。

役員、部門長、表彰者、若手社員など、会の目的に合う人を選びましょう。

乾杯挨拶の考え方は、周年式典の懇親会にも近いです。

交流企画を入れる

懇親会では、ただ食事をするだけでなく、交流が生まれる企画を入れると効果的です。

  • 部署混合テーブル
  • チーム対抗クイズ
  • 新入社員紹介
  • 表彰者インタビュー
  • プロジェクトメンバー紹介
  • 写真スライド上映
  • 抽選会

ただし、企画を詰め込みすぎると、自由に話す時間がなくなります。

新入社員や中途入社社員を紹介する

社員総会は、新入社員や中途入社社員を全社に紹介する機会にもなります。

本人の負担にならない範囲で、短い紹介や一言コメントを入れると、社内に馴染みやすくなります。

表彰者との交流を作る

懇親会では、表彰者を改めて紹介したり、受賞者と話せる時間を作ったりする方法もあります。

表彰式で終わらせず、成果や取り組みを他の社員が知る機会になります。

懇親会まで含めて進行表を作る

懇親会も、社員総会の一部として進行表を作りましょう。

乾杯、食事、企画、締め、退場、二次会案内まで整理しておくと、当日の混乱を防げます。

映像・音響・照明で注意すること

社員総会では、映像・音響・照明の準備が重要です。

方針発表、表彰式、映像上映、オンライン配信のすべてに関わるため、事前確認を怠ると当日の印象に大きく影響します。

スライド投影

社員総会では、スライド投影が多く使われます。

スクリーンサイズ、解像度、文字サイズ、会場後方からの見え方を確認しましょう。

文字が小さすぎると、会場参加者にも配信参加者にも伝わりにくくなります。

マイク

代表挨拶、方針発表、表彰者コメント、質疑応答、司会進行に合わせてマイクを準備します。

  • 登壇者用マイク
  • 司会用マイク
  • 受賞者コメント用マイク
  • 質疑応答用マイク
  • 配信用音声

会場では聞こえていても、配信では聞こえないことがあります。

配信がある場合は、会場音声と配信用音声を分けて確認しましょう。

BGM・表彰SE

オープニング、表彰、入退場、懇親会ではBGMや効果音を使うことがあります。

音量が大きすぎると司会の声が聞こえにくくなり、小さすぎると演出効果が弱くなります。

BGM・マイク・動画音声の音量差については、こちらの記事も参考になります。

オープニング映像

オープニング映像を流す場合は、事前に再生テストを行いましょう。

映像形式、音声、解像度、会場スクリーン、暗転タイミング、司会のコメントを確認します。

映像上映前の確認項目は、こちらの記事も参考になります。

会場スクリーン

会場が広い場合、スクリーンが小さいと後方の社員が見えにくくなります。

大人数の社員総会では、メインスクリーンに加えて、サブスクリーンやモニターを設置する方法もあります。

照明

登壇者の顔が暗いと、会場でも配信でも印象が弱くなります。

ステージ照明、登壇者の立ち位置、スクリーンとの明るさのバランスを確認しましょう。

リハーサル

社員総会では、必ずリハーサルを行いましょう。

代表挨拶、スライド送り、映像上映、表彰者登壇、BGM、マイク受け渡し、配信切り替えを確認します。

特に表彰式は、リハーサルをしておくと当日の進行が安定します。

オンライン・ハイブリッド社員総会

拠点が複数ある会社や、在宅勤務者が多い会社では、オンライン・ハイブリッド社員総会を行うことがあります。

会場にいる社員とオンライン参加者の両方が参加しやすい設計が必要です。

拠点参加を想定する

本社会場と支社・営業所をつなぐ場合は、拠点ごとの視聴環境を確認しましょう。

会議室のスクリーン、スピーカー、マイク、ネット回線、参加人数を事前に確認します。

Zoom・Teams配信

オンライン配信では、ZoomやTeamsなどを使うことが多くあります。

登壇者の映像、スライド共有、会場カメラ、音声、チャット、録画設定を事前に確認しましょう。

会場音声が最重要

ハイブリッド開催では、音声が最も重要です。

会場では聞こえていても、オンライン参加者には聞こえにくいことがあります。

登壇者、司会、表彰者、質疑応答の音声が配信にきちんと入るか確認しましょう。

配信音声の基本については、こちらの記事も参考になります。

質疑応答の方法を決める

オンライン参加者がいる場合は、質疑応答の方法を決めておきましょう。

  • 会場マイクで質問する
  • チャットで質問を受ける
  • 事前質問を集める
  • 司会が代表して読み上げる
  • 匿名質問を受け付ける

質問方法が曖昧だと、オンライン参加者が置いていかれやすくなります。

表彰者の遠隔参加

受賞者が遠方にいる場合は、オンラインで表彰に参加することもあります。

画面表示、コメント、賞状の後日送付、記念写真の代替方法を決めておきましょう。

録画アーカイブ

勤務シフトや業務都合で参加できない社員がいる場合は、録画アーカイブを用意する方法があります。

ただし、社内情報が含まれるため、公開範囲、視聴期限、ダウンロード可否を決めておきましょう。

社内イベントとして失敗しやすいポイント

社員総会は、準備不足だと「長い会議」「経営陣だけが話す場」になってしまうことがあります。

社内イベントとして成功させるには、社員目線で設計することが大切です。

長すぎる

内容を詰め込みすぎると、社員の集中力が続きません。

発表時間を絞り、詳細資料は後日共有するなど、メリハリをつけましょう。

経営陣だけが話す

経営陣の方針発表は重要ですが、それだけでは社員が受け身になりがちです。

社員インタビュー、表彰、部門発表、グループワーク、懇親会を入れることで、参加感を作れます。

社員が受け身になる

社員総会は、聞くだけの場になりやすいです。

質問、投票、チャット、ワーク、アンケート、交流企画などを入れると、社員が参加しやすくなります。

表彰基準が不透明

表彰基準が分かりにくいと、不公平感につながることがあります。

なぜその人やチームが表彰されたのか、受賞理由を丁寧に伝えましょう。

音響・映像トラブル

マイクが入らない、スライドが映らない、動画の音が出ない、配信音声が聞こえないと、社員総会の印象が大きく下がります。

事前リハーサルと予備データの準備が大切です。

映像トラブル対策については、こちらの記事も参考になります。

懇親会への導線が悪い

社員総会本編が終わってから懇親会までの移動や待ち時間が長いと、空気が切れてしまいます。

会場移動、受付、乾杯、料理提供の流れを事前に確認しておきましょう。

配信参加者が置いていかれる

ハイブリッド開催では、会場参加者だけが盛り上がり、オンライン参加者が置いていかれることがあります。

配信先にも音声、映像、チャット、質問、表彰の見え方が伝わるように設計しましょう。

あわせて確認したい関連記事

社員総会は、周年式典の進行、スタッフ配置、音響、映像上映、配信、懇親会、社員参加のノウハウを応用できます。準備段階では、以下の記事もあわせて確認しておくと安心です。

社員総会の準備チェックリスト

最後に、社員総会を準備するときのチェックリストをまとめます。

基本方針

  • 社員総会の目的を決めた
  • 参加対象を整理した
  • 開催形式を決めた
  • 会場を決めた
  • オンライン・ハイブリッド配信の有無を決めた
  • 表彰式の有無を決めた
  • 懇親会の有無を決めた
  • 社員に何を持ち帰ってほしいかを決めた

プログラム

  • 開会時間を決めた
  • オープニング映像の有無を決めた
  • 代表挨拶の時間を決めた
  • 方針発表の内容を整理した
  • 事業報告の担当者を決めた
  • 部門発表の有無を決めた
  • 表彰式の流れを作った
  • クロージングの内容を決めた

表彰式

  • 表彰の種類を決めた
  • 表彰基準を明確にした
  • 受賞者リストを確認した
  • 受賞理由を整理した
  • 表彰状・記念品を準備した
  • 登壇導線を確認した
  • 受賞者コメントの有無を決めた
  • 写真撮影のタイミングを決めた

映像・音響・配信

  • スライド投影を確認した
  • マイク本数を確認した
  • BGM・効果音を準備した
  • オープニング映像をテストした
  • 配信用音声を確認した
  • カメラ台数を決めた
  • 録画アーカイブの有無を決めた
  • リハーサル日程を決めた

懇親会

  • 懇親会会場を決めた
  • 乾杯挨拶を依頼した
  • 料理・飲み物を決めた
  • 交流企画の有無を決めた
  • 新入社員紹介の有無を決めた
  • 締めの挨拶を依頼した
  • 総会本編から懇親会への導線を確認した

当日運営

  • 受付担当を決めた
  • 司会台本を作った
  • 登壇者の控室を確認した
  • スタッフ配置を決めた
  • タイムキーパーを決めた
  • 緊急連絡先を共有した
  • 予備PC・予備データを準備した
  • 終了後アンケートを準備した

よくある質問

Q. 社員総会では何を行うことが多いですか?

A. 代表挨拶、経営方針発表、事業報告、部門発表、表彰式、MVP発表、オープニング映像、社員インタビュー、グループワーク、懇親会などを行うことが多くあります。会社の目的に合わせて組み合わせます。

Q. 社員総会とキックオフミーティングの違いは何ですか?

A. 明確に分かれていない場合もあります。社員総会は全社員に方針や成果を共有する総合的な場、キックオフミーティングは新年度や新プロジェクトの開始に向けて気持ちを切り替える場として使われることが多いです。

Q. 社員総会に表彰式は入れた方がよいですか?

A. 入れる価値は高いです。成果を上げた社員やチームを全社で称えることで、モチベーション向上につながります。ただし、表彰基準や受賞理由を明確にし、社員が納得できる設計にすることが大切です。

Q. 社員総会をオンラインやハイブリッドで開催できますか?

A. 開催できます。遠方拠点や在宅勤務者がいる場合は、オンライン・ハイブリッド開催が有効です。ただし、会場音声、スライド共有、カメラ、質疑応答、配信参加者の見え方を事前に確認する必要があります。

Q. 社員総会で映像は必要ですか?

A. 必須ではありませんが、オープニング映像、年間振り返り動画、表彰者紹介動画、社員インタビューなどを入れると、会場の空気を作りやすくなります。方針や成果を印象的に伝える演出として有効です。

まとめ|社員総会は、方針を行動に変える社内イベント

社員総会は、経営方針や事業報告を共有するだけの会議ではありません。

社員が会社の現在地を理解し、成果を称え合い、次の目標に向けて行動を切り替えるための社内イベントです。

代表挨拶、方針発表、事業報告、部門発表、表彰式、オープニング映像、社員インタビュー、懇親会を組み合わせることで、社員の納得感と一体感を高められます。

また、オンライン・ハイブリッド開催を行う場合は、会場音声、配信映像、質疑応答、アーカイブまで丁寧に設計することが大切です。

社員総会は、周年式典と近いノウハウを活かせる一方で、毎年発生する可能性がある企業イベントです。

一度きりの会議としてではなく、社員のモチベーションと組織の行動につながる場として企画しましょう。

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