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JC・YEGの周年を地域事業にする方法|式典だけで終わらせない市民参加型企画

JC・YEGの周年事業というと、記念式典や祝賀会を思い浮かべる方が多いかもしれません。

OB・OG、歴代会長、歴代理事長、来賓、行政、関係団体を招き、これまでの歩みに感謝を伝える。

記念誌を作る。

周年動画を上映する。

祝賀会を開く。

そうした周年の形は、もちろん大切です。

しかし、周年を関係者だけで祝って終わらせるのは、少しもったいないです。

JC・YEGは、地域と深く関わる青年団体です。

であれば、周年は会場の中だけで完結させるのではなく、地域の人が参加できる事業にすることもできます。

子どもに職業体験を届ける。

若者とまちの未来を考える。

地域産業を知ってもらう。

観光や商店街に人の流れを作る。

防災、子育て、環境、交通などの地域課題に向き合う。

このように、周年を「地域に何かを残す機会」として設計することができます。

この記事では、JCを青年会議所、YEGを商工会議所青年部として扱います。

どちらも地域の青年リーダーや青年経済人が活動する組織ですが、組織の成り立ちや運営母体は異なります。

そのため、本文では「JC・YEG」と並べて扱いながらも、青年会議所と商工会議所青年部を混同しないように整理して解説します。

この記事では、JC・YEGの周年を地域事業にする方法について、式典だけで終わらせない市民参加型企画の考え方、子ども・若者・地域産業・観光・まちづくり・地域課題に何を残すか、式典とのつなげ方、周年動画・記念誌・周年サイトへの展開まで解説します。

JC・YEGの周年は、式典だけで終わらせない

周年事業では、どうしても式典や祝賀会の準備に意識が向きます。

来賓を誰にするか。

OB・OGにどう案内するか。

式典の進行をどう組むか。

記念誌を作るか。

周年動画を上映するか。

祝賀会の会場をどこにするか。

どれも必要な準備です。

しかし、周年の価値は、式典当日の成功だけで決まるものではありません。

関係者に喜ばれる周年から、地域に残る周年へ

周年式典は、これまで支えてくれた関係者に感謝を伝える場です。

一方で、JC・YEGの周年は、地域に何を残すかを考える機会にもできます。

関係者に喜ばれる周年も大切です。

ただし、それだけでは「内輪の節目」で終わってしまうことがあります。

地域の子ども、若者、事業者、市民、行政、学校、団体が関わる周年にできれば、周年事業は単なるお祝いではなく、地域事業になります。

周年は、地域に開く理由を作りやすい

JC・YEGが地域事業を行うとき、周年は非常に使いやすい理由になります。

「創立〇周年を迎えるにあたり、地域への感謝を形にしたい」

「これまでの活動を地域に還元したい」

「次の時代に向けて、地域の未来を一緒に考えたい」

このような説明ができるため、行政、学校、企業、団体、市民に協力を呼びかけやすくなります。

式典と地域事業は分けて考えてよい

市民参加型の周年事業を行う場合、式典と同じ日にすべてを詰め込む必要はありません。

式典は関係者向けに行い、別日で市民参加型イベントを行う方法もあります。

たとえば、次のような組み合わせです。

  • 周年式典+子ども向け職業体験イベント
  • 周年式典+若者未来会議
  • 周年式典+地域産業フェア
  • 周年式典+まち歩きイベント
  • 周年式典+防災・環境・子育てなどの地域課題イベント

式典と地域事業を無理に一体化しようとせず、それぞれの目的を整理することが大切です。

市民参加型の周年記念事業とは

市民参加型の周年記念事業とは、関係者だけで完結するのではなく、地域の人が参加できる形で行う周年事業です。

主役は、主催団体だけではありません。

子ども、学生、保護者、地域事業者、市民、行政、学校、団体など、地域の人が関わることで、周年の意味が広がります。

市民参加型は、にぎやかにすることだけではない

市民参加型というと、ステージイベントや屋台を並べることを想像するかもしれません。

もちろん、フェスやマルシェ形式も一つの方法です。

しかし、市民参加型の周年事業は、単に人を集めてにぎやかにすることだけではありません。

大切なのは、地域の人が参加することで、地域に何が残るかです。

  • 子どもが地元企業を知る
  • 若者が地域の未来を考える
  • 市民がまちの魅力を再発見する
  • 地域事業者同士がつながる
  • 行政や団体と連携が生まれる
  • 地域課題を共有するきっかけになる

このような成果を意識すると、市民参加型の周年事業は、単なるイベントではなくなります。

周年のテーマを地域へ広げる

周年事業には、必ずテーマがあります。

たとえば、感謝、継承、挑戦、未来、地域貢献、次世代育成などです。

そのテーマを、団体内だけで完結させず、地域へ広げることができます。

「感謝」をテーマにするなら、地域の人へ感謝を還元するイベントにする。

「未来」をテーマにするなら、子どもや若者と地域の未来を考える。

「継承」をテーマにするなら、地域産業や職業を次世代に伝える。

このように、周年テーマを地域事業へ変換していくことが大切です。

参加者を誰にするかで内容が変わる

市民参加型周年事業では、誰に参加してほしいのかを最初に決めましょう。

  • 子ども
  • 中高生
  • 大学生
  • 若手社会人
  • 子育て世代
  • 地域事業者
  • 商店街
  • 観光客
  • 地域住民
  • 行政・学校・団体

対象者が変われば、会場、時間帯、広報方法、協力先、必要なスタッフも変わります。

「市民向け」と大きくまとめすぎず、誰に何を届ける周年なのかを明確にすることが重要です。

なぜJC・YEGの周年と地域事業は相性がいいのか

JC・YEGの周年は、地域事業と相性が良いです。

それは、もともとJC・YEGが地域と関わる活動を行っている組織だからです。

地域の青年リーダーが集まっている

JC・YEGには、地域で事業を行う経営者、後継者、若手リーダー、専門職、地域活動に関わる人たちが集まっています。

そのため、地域の企業、商店、学校、行政、団体とつながりを持っている会員も少なくありません。

市民参加型の周年事業では、この人的ネットワークが大きな力になります。

単会の事業が地域課題と接続しやすい

JC・YEGの事業は、地域課題と接続しやすい特徴があります。

  • 地域経済
  • 会員企業の成長
  • 子ども・若者育成
  • まちづくり
  • 観光
  • 商店街活性化
  • 防災
  • 環境
  • 事業承継

周年をきっかけに、これらのテーマを地域の人と一緒に考えることができます。

周年なら協力を得やすい

通常年度の事業では、協力依頼が難しい相手でも、周年記念事業であれば話を聞いてもらいやすくなる場合があります。

行政、学校、企業、商工団体、地域団体、メディアに対して、周年を理由に協力を依頼できます。

ただし、周年だから何でも協力してもらえるわけではありません。

相手にとっても意味がある企画にすることが必要です。

地域に開くことで、JC・YEGの価値も伝わる

市民参加型の周年事業は、地域に貢献するだけでなく、JC・YEGの活動を知ってもらう機会にもなります。

普段、JC・YEGが何をしているのか分からない人も少なくありません。

地域事業として周年を開くことで、活動の意義、会員の姿、地域への思いを伝えやすくなります。

地域に何を残すかで企画を決める

市民参加型の周年事業を考えるとき、最初に企画名や内容から考えると、アイデアが散らばりやすくなります。

まず考えるべきなのは、「地域に何を残すか」です。

集客ではなく、残るものを考える

イベントでは、どうしても来場者数が気になります。

もちろん、多くの人に来てもらうことは大切です。

しかし、周年事業では、来場者数だけを評価軸にしない方がよいです。

大切なのは、イベント後に何が残るかです。

  • 子どもが地元企業を知った
  • 若者が地域に関心を持った
  • 地域事業者のつながりが生まれた
  • 市民の声が集まった
  • 地域課題が見える化された
  • 翌年度以降も続けられる事業の種ができた

このような成果を最初に設定すると、企画の方向性がぶれにくくなります。

対象者と残したい価値をセットで決める

対象者だけを決めても、企画はまだ弱いです。

「誰に、何を残すか」をセットで考えましょう。

対象者 残したい価値 企画例
子ども 地元の仕事を知る 職業体験、ものづくり体験
若者 地域の未来を自分ごとにする 未来会議、プレゼン大会
地域事業者 横のつながりを作る 産業フェア、マルシェ
市民 まちの魅力を再発見する まち歩き、写真投稿企画
地域全体 課題を共有する 防災、子育て、交通、環境イベント

単年度で終わるか、継続につなげるかを決める

周年記念事業として一度だけ実施するのか、翌年度以降も続ける種にするのかも決めておきましょう。

一度きりの記念イベントとして行う場合でも、記録を残せば次の周年担当者の参考になります。

継続を目指す場合は、次年度以降の担当委員会、行政・団体との役割分担、予算、運営体制まで考える必要があります。

子どもに残す周年事業

子どもを対象にした周年事業は、地域に未来を残す企画として分かりやすいです。

JC・YEGの会員が持つ仕事や企業のネットワークを生かし、子どもたちに地域の仕事や大人の姿を見せることができます。

職業体験イベント

地元企業や会員企業がブースを出し、子どもたちが仕事を体験する企画です。

  • 建設業の道具体験
  • 飲食店の接客体験
  • ものづくり体験
  • 写真・動画撮影体験
  • 販売体験
  • 金融・保険・不動産などの仕事紹介

子どもにとっては、地元にどんな仕事があるのかを知る機会になります。

会員企業にとっても、自社の仕事を地域に伝える機会になります。

キッズフェスタ

子ども向けの体験ブース、ステージ、遊び、学びを組み合わせたイベントです。

周年記念事業として実施する場合は、ただ遊べるイベントにするのではなく、地域の仕事、文化、防災、環境、食、ものづくりなどの要素を入れると意味が出ます。

未来のまち作文・絵画企画

子どもたちに「未来のまち」をテーマに作文や絵を募集する企画です。

作品は、周年式典会場、商店街、公共施設、周年サイトなどで展示できます。

子どもたちの視点を通じて、地域の未来を考えるきっかけになります。

子ども記者プロジェクト

子どもたちが地域の企業や大人に取材する企画です。

JC・YEGの会員企業、地元商店、地域活動団体などを取材し、記事や動画として発信します。

周年事業の記録にもなり、子どもたちに地域を知る機会を届けられます。

若者に残す周年事業

若者を対象にした周年事業では、地域の未来を自分ごとにしてもらうことが重要です。

中高生、大学生、若手社会人と一緒に、地域の可能性や課題を考える企画が向いています。

若者未来会議

地域の若者とJC・YEGメンバーが一緒に、まちの未来を考える企画です。

テーマは、観光、仕事、学校、交通、商店街、子育て、地域イベントなど、地域に合わせて設定します。

意見を聞くだけで終わらせず、提案内容を周年サイトや記念誌に掲載したり、翌年度事業の材料にしたりすると、意味のある取り組みになります。

学生プレゼン大会

中高生や大学生が、地域を良くするアイデアを発表する企画です。

審査員にJC・YEGメンバー、行政、学校、企業が入ることで、若者と地域の大人がつながる場になります。

優秀案を翌年度以降の事業として試験的に実施できれば、周年事業が実際の地域活動につながります。

地元就職・起業トーク

YEGの場合、会員企業のネットワークを生かして、地元就職や起業をテーマにした企画も考えられます。

地元で働く大人のリアルな話を若者に届けることで、地域に残る選択肢、戻ってくる選択肢、起業する選択肢を考えてもらえます。

若者まちづくりワークショップ

若者が地域課題を出し合い、解決アイデアを考えるワークショップです。

重要なのは、ワークショップで出た意見を記録し、次に使える形で残すことです。

その場限りの意見交換で終わらせず、報告書、動画、Web記事、政策提言の材料として整理しましょう。

地域産業に残す周年事業

YEGやJCの会員には、地域で事業を行う人が多くいます。

その強みを生かすなら、地域産業に光を当てる周年事業が向いています。

地元企業フェア

地域の企業や店舗がブースを出し、自社の商品、サービス、仕事を紹介する企画です。

一般市民向けに行えば、地域にどんな会社があるのかを知ってもらえます。

学生向けに行えば、地元就職やキャリア教育にもつながります。

産業体験ブース

展示だけでなく、体験できるブースを作ると参加しやすくなります。

  • 地元食品の試食
  • ものづくり体験
  • 建設・土木の道具体験
  • 物流・運送の仕事紹介
  • 農業・林業・製造業の体験
  • 動画・写真・デザイン体験

地域産業を、難しい説明ではなく体験として伝えられます。

商店街回遊イベント

商店街や中心市街地と連携し、まちを歩いてもらう企画です。

スタンプラリー、クーポン、限定メニュー、写真投稿キャンペーン、まち歩きガイドなどを組み合わせる方法があります。

周年をきっかけに、地域の店舗に人の流れを作ることができます。

事業承継・後継者トーク

地域産業の未来を考えるなら、事業承継や後継者をテーマにしたトークイベントも有効です。

若手経営者、後継者、創業者、移住起業者などが登壇し、地域で事業を続ける意味を語ります。

周年事業として行うことで、団体の歴史と地域経済の未来をつなげられます。

観光・まちづくりに残す周年事業

観光やまちづくりをテーマにした周年事業では、地域の魅力を再発見することが目的になります。

市民にとって当たり前になっている場所や文化も、企画の見せ方によって新しい価値になります。

まち歩きイベント

地域の歴史、商店街、観光資源、産業遺産、自然、文化施設を巡るまち歩きイベントです。

JC・YEGメンバー、地域ガイド、学生、市民団体と連携して実施できます。

周年のテーマと組み合わせるなら、「このまちの未来を考えるまち歩き」「地域産業を巡るまち歩き」「歴史と新しい挑戦を知るまち歩き」などが考えられます。

地域資源発掘ツアー

市民や若者と一緒に、地域資源を探す企画です。

観光地だけでなく、地元の人しか知らない場所、昔からある店、工場、自然、文化、食、人物に光を当てます。

集めた情報は、周年サイトやSNS、記念誌、動画に展開できます。

写真投稿キャンペーン

市民に地域の写真を投稿してもらう企画です。

ハッシュタグを決め、地域の風景、仕事、商店街、子どもたちの姿、好きな場所などを投稿してもらいます。

投稿された写真は、周年式典、周年サイト、記念動画、フォトスポット、展示に活用できます。

ただし、写真の使用許可や肖像権の扱いは、事前にルールを決めておきましょう。

公共空間を使った実験企画

公園、駅前、商店街、広場、公共施設などを使い、市民が集まる実験企画を行う方法もあります。

キッチンカー、マルシェ、音楽、展示、ワークショップ、子ども向け体験などを組み合わせることで、まちの使い方を試す機会になります。

周年をきっかけに、公共空間の新しい使い方を地域に提案できます。

地域課題に残す周年事業

周年を地域課題に向き合う機会にすることもできます。

派手なイベントではなくても、地域にとって意味のある周年事業になります。

防災イベント

地域の防災意識を高めるイベントです。

防災体験、避難所体験、非常食体験、親子防災教室、地域防災マップ作りなどが考えられます。

JC・YEGの会員企業、行政、消防、学校、地域団体と連携しやすいテーマです。

子育て支援イベント

子育て世代に向けたイベントも、地域に残る周年事業になります。

親子向け体験、子育て相談、地域の子育て支援団体紹介、子どもの遊び場づくり、地元企業による親子ブースなどが考えられます。

多世代交流イベント

子ども、若者、子育て世代、高齢者が交流するイベントです。

地域の昔話、仕事の話、食文化、遊び、ものづくり、音楽などを通じて、多世代がつながる場を作ります。

周年事業として行うことで、地域の過去・現在・未来をつなぐ企画になります。

清掃・環境活動

清掃活動や環境活動も、周年記念事業として実施できます。

ただし、単なる清掃で終わらせるのではなく、地域の環境課題を知る機会、子どもたちへの学習機会、企業や団体の連携機会にすると意味が深まります。

市民アンケート・政策提言につなげる

JC・YEGらしさを出すなら、市民の声を集めて提言につなげる方法もあります。

イベント会場でアンケートを行い、地域の課題や未来への意見を集めます。

その結果を報告書にまとめ、行政や関係団体へ共有すれば、周年事業が地域の未来を考える材料になります。

式典と市民イベントをどうつなげるか

市民参加型の周年事業を行う場合、式典と地域イベントをどうつなげるかを考える必要があります。

式典は格式を重視する場であり、市民イベントは参加しやすさを重視する場です。

目的が違うため、無理に同じ構成にしない方がよい場合もあります。

別日開催にする

最も整理しやすいのは、式典と市民イベントを別日にする方法です。

式典はOB・OG、来賓、関係者向けに行い、市民イベントは別の日に地域向けとして開催します。

準備は大変になりますが、それぞれの目的に合った設計ができます。

同日開催で時間帯を分ける

同じ日に開催する場合は、時間帯を分ける方法があります。

午前に市民イベント、午後に記念式典、夕方に祝賀会という構成です。

この場合、会場導線、スタッフ配置、撤収時間、来賓対応、市民向け案内を丁寧に設計する必要があります。

式典内で地域事業を報告する

市民イベントを先に実施し、その成果を周年式典で報告する方法もあります。

子どもたちの作品、若者の提案、地域アンケートの結果、参加者の声、当日の映像を式典で紹介できます。

式典が単なるお祝いではなく、地域に何を残したかを共有する場になります。

市民イベントの成果を記念動画に入れる

市民参加型イベントの様子を撮影し、周年動画に入れる方法もあります。

式典で上映する映像に、地域の人が参加する姿を入れることで、周年の意味が広がります。

周年式典の進行や周年動画の上映については、こちらの記事も参考になります。

周年動画・記念誌・周年サイトへの展開

市民参加型の周年事業は、実施して終わりにせず、記録して発信することで価値が高まります。

周年動画、記念誌、周年サイトに展開すると、地域に残るコンテンツになります。

周年動画に展開する

市民参加型イベントは、周年動画と相性が良いです。

子どもが体験する姿、若者が意見を出す姿、地域事業者がブースを出す様子、市民がまちについて話す場面は、映像として伝わりやすい素材になります。

式典で上映する周年動画に入れるだけでなく、イベント後のダイジェスト動画としてSNSやWebに公開することもできます。

記念誌に展開する

市民参加型事業の内容は、記念誌にも掲載できます。

単会の歴史だけでなく、周年年度に地域と何を行ったかを残すことで、記念誌が未来につながる内容になります。

参加者の声、写真、実施レポート、実行委員長のコメント、地域からのメッセージを掲載すると、読み応えが出ます。

周年サイトに展開する

周年サイトを作る場合は、市民参加型事業の特設ページを作ることができます。

イベントの概要、開催レポート、写真、動画、参加者の声、今後への展開を掲載すれば、周年後も見返せる記録になります。

市民向けの情報発信にも向いています。

自治体周年の考え方も参考になる

JC・YEG主催の周年と自治体周年は、主催者は違います。

しかし、市民参加、地域の未来発信、シビックプライド、記念動画、周年サイトなどの考え方は参考になります。

自治体周年の市民参加企画や記念動画の考え方については、こちらの記事も参考になります。

市民参加型周年事業の広報で注意すること

市民参加型の周年事業では、広報も重要です。

関係者向けの案内だけでは、地域の人に届きません。

「周年です」だけでは市民に届きにくい

主催者にとって周年は大切な節目です。

しかし、市民にとっては「〇周年です」と言われても、自分に関係があるかどうか分かりにくい場合があります。

市民向けの広報では、周年であることよりも、参加者にとってのメリットを分かりやすく伝えましょう。

  • 子どもが地元の仕事を体験できる
  • 若者がまちの未来について発表できる
  • 地域の企業や商品を知ることができる
  • 家族で楽しめる
  • 地域課題について一緒に考えられる

チラシ・SNS・学校・地域団体を使い分ける

市民向け広報では、複数のルートを使い分けます。

  • チラシ
  • Instagram・Facebook
  • 学校への案内
  • 商工会議所・行政・団体からの告知
  • 地元メディアへの情報提供
  • 会員企業からの案内

子ども向けなら学校や保護者への案内、若者向けならSNSや学校との連携、地域事業者向けなら商工団体や会員企業のネットワークが有効です。

写真・動画の使用許可を事前に整える

市民参加型イベントでは、写真や動画を撮影する機会が多くなります。

周年動画、記念誌、Webサイト、SNSで使う可能性がある場合は、撮影と掲載のルールを事前に決めておきましょう。

受付、申込フォーム、会場掲示、チラシなどで、撮影について案内しておくと安心です。

市民参加型周年事業のチェックリスト

最後に、JC・YEGの周年を地域事業にするときのチェックリストをまとめます。

企画段階

  • 周年を式典だけで終わらせない方針を共有した
  • 地域に何を残すかを決めた
  • 対象者を決めた
  • 子ども・若者・産業・観光・地域課題のどこに寄せるかを決めた
  • 単年度で終わる企画か、継続につなげる企画かを決めた

連携先

  • 行政との連携を確認した
  • 学校や教育関係者への相談を行った
  • 地域企業・商店・団体への協力依頼を行った
  • 会員企業の役割を整理した
  • OB・OGや関係団体の関わり方を決めた

運営

  • 会場を決めた
  • 雨天時対応を決めた
  • スタッフ配置を作った
  • 受付・誘導・安全管理を決めた
  • 子ども向け企画の場合は保護者対応を決めた
  • 事故・けが・体調不良時の対応を確認した

広報

  • 市民向けに分かりやすいタイトルを付けた
  • 周年である理由と参加メリットを整理した
  • チラシ・SNS・学校・地域団体の告知ルートを決めた
  • 地元メディアへの情報提供を検討した
  • 申込方法や問い合わせ先を明確にした

記録・展開

  • 写真・動画の撮影体制を決めた
  • 撮影・掲載の許可ルールを整えた
  • 周年動画に使う素材を決めた
  • 記念誌や周年サイトへの掲載内容を決めた
  • イベント後のレポートや報告方法を決めた
  • 翌年度以降に引き継ぐ内容を整理した

あわせて確認したい関連記事

JC・YEGの周年を地域事業にする場合は、周年イベント全体の企画、自治体周年、市民参加型の記念動画、周年式典、周年動画、記念誌、周年サイトとあわせて考えると整理しやすくなります。

よくある質問

Q. JC・YEGの周年は式典だけではだめですか?

A. 式典だけでも問題ありません。OB・OGや来賓に感謝を伝える場として、記念式典は大切です。ただし、周年を地域に何かを残す機会にしたい場合は、市民参加型の地域事業を組み合わせると、周年の価値が広がります。

Q. 市民参加型の周年事業では、何から考えればよいですか?

A. 最初に考えるべきなのは、企画名ではなく「地域に何を残すか」です。子どもに地元の仕事を知ってもらうのか、若者と未来を考えるのか、地域産業を発信するのか、地域課題に向き合うのかを決めると、企画が整理しやすくなります。

Q. 式典と市民イベントは同じ日に行うべきですか?

A. 必ず同じ日に行う必要はありません。式典は関係者向けに行い、市民イベントは別日に開催する方法もあります。同日に行う場合は、時間帯を分け、会場導線やスタッフ配置を丁寧に設計することが大切です。

Q. 子ども向けの周年事業では何に注意すべきですか?

A. 安全管理、保護者対応、受付、会場導線、写真・動画の撮影許可を事前に整えることが大切です。体験ブースを行う場合は、道具や機材の扱い、スタッフ人数、けがや体調不良時の対応も確認しておきましょう。

Q. 市民参加型周年事業は、周年動画や記念誌に使えますか?

A. 使えます。子どもや若者、地域事業者、市民が参加する様子は、周年動画、記念誌、周年サイトに展開しやすい素材になります。イベントを実施して終わりにせず、写真・動画・参加者の声・実施レポートとして残すことが大切です。

まとめ|JC・YEGの周年は、地域に何を残すかで価値が変わる

JC・YEGの周年は、記念式典や祝賀会だけで終わらせる必要はありません。

もちろん、OB・OGや来賓に感謝を伝える式典は大切です。

しかし、周年を地域に開けば、子ども、若者、地域産業、観光、まちづくり、地域課題に向き合う事業にすることができます。

大切なのは、最初に「地域に何を残すか」を決めることです。

子どもに地元の仕事を知ってもらう。

若者と地域の未来を考える。

地域産業の魅力を発信する。

まちの魅力を再発見する。

防災、子育て、環境、交通などの地域課題に向き合う。

その目的が明確になれば、市民参加型の周年事業は単なるイベントではなく、地域に残る取り組みになります。

そして、実施した内容を周年動画、記念誌、周年サイトに展開すれば、周年後にも残るコンテンツになります。

周年を、関係者だけで祝う一日にするのか。

地域の人が参加し、次の活動につながる事業にするのか。

その設計によって、周年の価値は大きく変わります。

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