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創立記念・周年式典の乾杯挨拶|誰に頼む?長さ・文例・依頼方法

創立記念式典や周年式典の祝賀会では、乾杯挨拶が場の空気を切り替える大切な役割を持ちます。

式典では、代表挨拶、来賓祝辞、表彰、記念映像、記念講演など、かしこまった進行が続きます。

その後、祝賀会や懇親会に入る場面で乾杯挨拶を行うことで、参加者の緊張が少し和らぎ、お祝いの場が始まります。

ただし、乾杯は短いプログラムだからこそ、当日の進行ミスが起きやすい場面でもあります。

誰に乾杯挨拶を頼むのか。何分くらい話してもらうのか。司会からどう紹介するのか。グラスはいつ配るのか。ノンアルコール対応はできているか。

こうした準備があいまいなままだと、乾杯の直前に会場がざわついたり、参加者がグラスを持って待ち続けたり、来賓の紹介で失礼が起きたりすることがあります。

この記事では、創立記念式典・周年式典の乾杯挨拶について、誰に頼むべきか、適切な長さ、文例、依頼方法、司会紹介、グラス配布のタイミング、当日の注意点を実務目線で解説します。

周年式典の乾杯挨拶は何のためにあるか

乾杯挨拶は、単に「乾杯」と発声するためだけのものではありません。

創立記念式典や周年式典では、式典から祝賀会・懇親会へ空気を切り替える役割があります。

式典本編では、代表挨拶、来賓祝辞、表彰、記念講演など、参加者が静かに聞く時間が中心になります。

一方、祝賀会や懇親会では、食事や歓談を通じて、来賓、取引先、社員、関係者が交流します。

乾杯挨拶は、その切り替えの合図です。

  • 式典から祝賀会へ空気を切り替える
  • 来賓・取引先・社員を一つの場にまとめる
  • お祝いの会食や懇親を始める合図になる
  • 主催者と関係者への敬意を示す
  • 今後の発展を願う言葉を共有する

乾杯挨拶は、代表挨拶や来賓祝辞ほど長く話すものではありません。

短い言葉で、祝意、感謝、今後の発展を伝え、気持ちよく乾杯につなげることが大切です。

乾杯挨拶は誰に頼むべきか

周年式典の乾杯挨拶で最も迷いやすいのが、誰に頼むかです。

社長が行うのか、来賓にお願いするのか、主要取引先に頼むのか、社内役員に任せるのかによって、式典の印象が変わります。

依頼相手 向いている場面 注意点
社長・代表者 社内中心の式典、小規模な会 主催者挨拶と内容が重複しやすい
来賓・主賓 取引先や関係者を招く格式ある式典 早めの依頼と肩書き確認が必要
主要取引先 長年の関係性を示したい場合 祝辞担当者との重複に注意する
業界団体・商工団体関係者 公的な印象を持たせたい場合 席次や紹介順との整合性が必要
社内役員・OB 社内色を強めたい場合 内輪感が強くなりすぎないようにする

大切なのは、乾杯者の人選が、式典全体の関係性と合っていることです。

来賓を多く招く格式ある祝賀会であれば、主賓や主要な来賓にお願いすることが多くなります。

社内中心の記念式典や、社員と家族中心の会であれば、社長や役員が行っても自然です。

ただし、代表挨拶、来賓祝辞、乾杯挨拶が同じ人に集中しないように注意しましょう。

社長が乾杯する場合・来賓に頼む場合の違い

乾杯挨拶は、誰が行うかによって意味合いが変わります。

社長が行う場合と、来賓にお願いする場合の違いを整理しておきましょう。

社長が乾杯する場合

社長や代表者が乾杯挨拶を行う場合は、社内向け、小規模、カジュアル寄りの式典に向いています。

社員中心の周年会、社内懇親会、家族参加型の記念行事などでは、社長が乾杯まで行うことで、会の流れが分かりやすくなります。

ただし、代表挨拶をすでに行っている場合は、内容が重複しないように注意が必要です。

代表挨拶では周年への思いや方針をしっかり話し、乾杯挨拶では短くお礼を述べて発声する程度にすると、全体が引き締まります。

来賓に乾杯を頼む場合

取引先、行政関係者、業界団体、商工団体などの来賓を招く祝賀会では、来賓に乾杯挨拶をお願いすることがあります。

外部の方に乾杯をお願いすることで、式典に格式が出ます。

また、主催者と来賓との関係性を示す場にもなります。

ただし、来賓にお願いする場合は、必ず事前に依頼しましょう。

当日急にお願いするのは失礼にあたることがあります。

主要取引先に頼む場合

長年の取引関係を大切にしたい場合は、主要取引先の代表者に乾杯をお願いすることもあります。

会社の歴史を支えてくれた関係先への敬意を示すことができます。

ただし、来賓祝辞を別の方にお願いしている場合は、役割のバランスに注意しましょう。

祝辞、乾杯、締めの挨拶を誰にお願いするか、全体の役割分担を整理しておくことが大切です。

乾杯挨拶の長さは何分が適切か

乾杯挨拶の長さは、基本的に1〜2分程度が適切です。

長くても3分程度に収めるとよいでしょう。

乾杯前は、参加者がグラスを持って待っている状態です。

ここで挨拶が長くなると、会場の空気が重くなり、料理提供や懇親会の進行にも影響します。

乾杯挨拶は祝辞ではない

乾杯挨拶は、来賓祝辞や代表挨拶とは役割が違います。

会社の歴史や今後の方針を詳しく話す必要はありません。

周年へのお祝い、主催者への敬意、今後の発展を願う言葉を短くまとめ、乾杯の発声につなげます。

乾杯者には事前に目安時間を伝える

乾杯を依頼するときは、「1〜2分程度でお願いできますでしょうか」と目安を伝えておくと安心です。

特に来賓や取引先にお願いする場合、短めでよいことを伝えておかないと、祝辞のように長く準備されることがあります。

式典全体の進行を守るためにも、依頼時に時間の目安を伝えておきましょう。

乾杯挨拶の基本構成

乾杯挨拶は、短くても構成があります。

何を話せばよいか迷う場合は、次の流れで考えるとまとめやすくなります。

  1. 自己紹介・主催者との関係
  2. 周年へのお祝い
  3. 主催者・関係者への敬意
  4. 今後の発展を願う言葉
  5. 乾杯の発声

たとえば、来賓が乾杯する場合は、最初に主催者との関係を簡単に述べ、周年のお祝いを伝えます。

その後、会社や団体の今後の発展を願い、「それでは皆様、ご唱和をお願いいたします。乾杯。」とつなげます。

難しい言葉を並べるよりも、聞いている人が自然に乾杯へ入れる短い挨拶にすることが大切です。

乾杯挨拶の文例

ここからは、創立記念式典・周年式典で使いやすい乾杯挨拶の文例を紹介します。

会社名、周年年数、相手との関係に合わせて調整してください。

来賓が行う乾杯挨拶の文例

ただいまご紹介にあずかりました、〇〇株式会社の〇〇でございます。

本日は、株式会社〇〇様の創立〇〇周年、誠におめでとうございます。

長年にわたり地域に根ざし、着実に歩みを重ねてこられたことに、心より敬意を表します。

本日ご出席の皆様とともに、この節目をお祝いできますことを大変うれしく思います。

それでは、株式会社〇〇様のますますのご発展と、本日ご参会の皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯いたします。

乾杯。

取引先が行う乾杯挨拶の文例

ただいまご紹介いただきました、〇〇株式会社の〇〇でございます。

株式会社〇〇様におかれましては、創立〇〇周年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。

長年にわたりお付き合いをいただく中で、皆様の誠実なお仕事ぶりと、地域やお客様を大切にされる姿勢に、いつも学ばせていただいております。

これからもますますご発展されますことを祈念いたします。

それでは、株式会社〇〇様の創立〇〇周年を祝し、また本日お集まりの皆様のご健勝を願いまして、乾杯。

社長が行う乾杯挨拶の文例

皆様、本日はご多用のところ、当社創立〇〇周年記念式典ならびに祝賀会にご出席いただき、誠にありがとうございます。

ここまで歩んでこられましたのは、お客様、取引先の皆様、地域の皆様、そして社員一人ひとりの支えがあってこそです。

本日は限られた時間ではございますが、感謝の気持ちを込めて、皆様とともにこの節目を分かち合えればと思います。

それでは、当社の次の歩みと、本日ご出席の皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯。

社内向けの乾杯挨拶文例

皆さん、本日は創立〇〇周年の節目に集まっていただき、ありがとうございます。

この〇〇年を支えてきたのは、現場で日々仕事に向き合ってくれている皆さんの力です。

今日は、これまでの歩みに感謝しながら、これからの会社についても語り合える時間にしたいと思います。

それでは、これまでの感謝と、次の〇〇年への新たな一歩を込めて、乾杯。

地域関係者が行う乾杯挨拶の文例

ただいまご紹介いただきました、〇〇の〇〇でございます。

株式会社〇〇様、創立〇〇周年、誠におめでとうございます。

長年にわたり、この地域で事業を続け、地域の発展にもご尽力されてきたことに、心より敬意を表します。

これからも地域とともに歩まれ、ますますご発展されますことを祈念しております。

それでは、株式会社〇〇様の創立〇〇周年を祝し、皆様のご健勝とご多幸を願いまして、乾杯。

短めの乾杯挨拶文例

株式会社〇〇様、創立〇〇周年、誠におめでとうございます。

これまでの歩みに敬意を表しますとともに、今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

それでは、皆様ご唱和をお願いいたします。

乾杯。

フォーマルな乾杯挨拶文例

ただいまご紹介にあずかりました、〇〇でございます。

本日は、株式会社〇〇様の創立〇〇周年記念式典ならびに祝賀会が、このように盛大に開催されますこと、心よりお祝い申し上げます。

貴社が長年にわたり築いてこられました信頼と実績に、深く敬意を表します。

今後ますますのご隆盛と、本日ご参会の皆様のご健勝を祈念いたしまして、乾杯の発声をさせていただきます。

乾杯。

乾杯挨拶の依頼はいつするか

乾杯挨拶を来賓や取引先にお願いする場合は、できるだけ早めに依頼しましょう。

目安としては、開催の1〜2か月前にはお願いしておくと安心です。

招待状を送るタイミングや、出席確認のタイミングに合わせて依頼すると、相手も準備しやすくなります。

当日突然お願いしない

乾杯挨拶は短いとはいえ、公式な場での挨拶です。

当日突然お願いするのは、相手に負担をかけるだけでなく、失礼にあたる場合があります。

特に来賓、取引先、行政関係者、団体役員などにお願いする場合は、事前依頼が基本です。

依頼時に伝えること

乾杯挨拶を依頼する際には、次の内容を伝えておきましょう。

  • 式典名
  • 開催日時
  • 会場
  • 乾杯挨拶をお願いしたいこと
  • 挨拶時間の目安
  • 参加者の顔ぶれ
  • 紹介時の肩書き
  • 当日の進行順
  • 控室や集合時間

あわせて、肩書き、氏名の表記、読み方も確認しておくと安心です。

乾杯挨拶の依頼メール文例

ここでは、乾杯挨拶をお願いする際のメール文例を紹介します。

実際には、電話や対面でお願いした後に、確認メールとして送る形にすると丁寧です。

社外向けの依頼メール文例

件名:創立〇〇周年記念式典における乾杯のご発声のお願い

〇〇株式会社
〇〇〇〇様

平素より大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

このたび弊社では、令和〇年〇月〇日に創立〇〇周年記念式典ならびに祝賀会を開催する運びとなりました。

つきましては、誠に恐縮ではございますが、祝賀会の開会にあたり、〇〇様に乾杯のご発声をお願いできないかと考えております。

お時間は1〜2分程度を予定しております。

ご多用のところ恐れ入りますが、ご検討いただけますと幸いです。

当日の進行やお時間につきましては、改めて詳細をご案内いたします。

何卒よろしくお願い申し上げます。

取引先向けの依頼メール文例

件名:周年記念祝賀会での乾杯ご発声のお願い

〇〇株式会社
代表取締役 〇〇〇〇様

いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

弊社創立〇〇周年記念式典ならびに祝賀会の開催にあたり、長年お力添えをいただいております〇〇様に、祝賀会冒頭の乾杯のご発声をお願いできればと存じます。

当日は、式典終了後の祝賀会開始時に、1〜2分ほどお言葉を頂戴し、乾杯のご発声をお願いする流れを予定しております。

ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、お引き受けいただけますと幸いです。

詳細につきましては、改めてご連絡申し上げます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

社内役員向けの依頼メール文例

件名:周年記念懇親会での乾杯挨拶のお願い

〇〇専務

お疲れさまです。〇〇です。

〇月〇日に開催予定の創立〇〇周年記念式典後の懇親会にて、乾杯のご発声をお願いできればと思っております。

式典終了後、懇親会開始のタイミングで、1分程度お話しいただき、乾杯につなげていただく流れです。

当日の進行表と参加者情報は、改めて共有いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

電話後の確認メール文例

件名:乾杯ご発声の件/創立〇〇周年記念式典

〇〇株式会社
〇〇〇〇様

平素よりお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

先ほどはお電話にて、創立〇〇周年記念式典の件をご快諾いただき、誠にありがとうございました。

当日は、祝賀会開始時に乾杯のご発声をお願いできればと存じます。

日時:令和〇年〇月〇日 〇時〇分〜
会場:〇〇ホテル 〇〇の間
お願いする内容:乾杯のご発声
お時間の目安:1〜2分程度

当日の進行表や控室等の詳細につきましては、改めてご案内いたします。

何卒よろしくお願い申し上げます。

司会からの紹介文例

乾杯挨拶では、司会からの紹介も重要です。

肩書きや氏名を間違えると失礼にあたるため、事前に確認した表記を台本に入れておきましょう。

乾杯者紹介の文例

それでは、祝賀会の開会にあたりまして、乾杯のご発声を頂戴いたします。

乾杯のご発声は、〇〇株式会社 代表取締役 〇〇〇〇様にお願いいたします。

〇〇様、どうぞよろしくお願いいたします。

グラス準備の案内文例

皆様、恐れ入りますが、お手元のグラスをお持ちください。

お飲み物のご準備はよろしいでしょうか。

それでは、乾杯のご発声をお願いいたします。

乾杯後の着席案内文例

ありがとうございました。

皆様、どうぞご着席ください。

それでは、しばらくの間、ご歓談とお食事をお楽しみください。

懇親会開始の案内文例

ただいまより、祝賀会を開宴いたします。

本日は限られた時間ではございますが、皆様どうぞごゆっくりお過ごしください。

グラスはいつ配るか

乾杯挨拶で意外と重要なのが、グラスをいつ配るかです。

グラスが全員に行き渡っていない状態で乾杯に入ると、会場がざわつきます。

一方で、早すぎるタイミングで配ると、式典中にグラスや瓶の音が響いたり、飲み物がぬるくなったりすることもあります。

祝賀会開始前に全席セットする

ホテルや式場で祝賀会を行う場合は、開始前にグラスを全席にセットしておく方法があります。

着席形式の祝賀会では、この方法が最もスムーズです。

ただし、来賓席、主賓席、ノンアルコール希望者の席は事前に確認しておきましょう。

乾杯挨拶の直前までに配る

式典からそのまま祝賀会に移る場合は、乾杯挨拶の直前までにグラスを配る必要があります。

司会の進行、会場スタッフの配膳、音響担当のタイミングを合わせておきましょう。

グラス配布中は会場がざわつきやすいため、進行表に余裕を持たせることが大切です。

ノンアルコール対応を忘れない

周年式典には、車で来場する方、未成年、妊娠中の方、アルコールを飲まない方も参加する場合があります。

乾杯用の飲み物は、アルコールだけでなく、ノンアルコールドリンクやソフトドリンクも用意しておくと安心です。

  • ノンアルコールビール
  • ウーロン茶
  • ジュース
  • 炭酸水

乾杯は、お酒を飲むことが目的ではありません。

全員が無理なく参加できるようにすることが大切です。

当日の流れ

乾杯挨拶は短いプログラムですが、当日の流れを決めておくことで、進行がスムーズになります。

基本的な流れ

  1. 司会が祝賀会開始を案内する
  2. 会場スタッフがグラスの準備を確認する
  3. 司会が参加者にグラスを持つよう案内する
  4. 乾杯者を紹介する
  5. 乾杯挨拶を行う
  6. 乾杯の発声
  7. 拍手
  8. 司会が着席を案内する
  9. 会食・懇親開始

乾杯者が席から登壇する場合は、登壇導線も確認しておきましょう。

マイクの位置、司会との距離、グラスを持つタイミングも事前に決めておくと安心です。

進行表に入れておきたい項目

  • 乾杯者の氏名・肩書き
  • 司会紹介文
  • グラス配布完了の確認
  • 乾杯者の登壇タイミング
  • マイク位置
  • 乾杯後の着席案内
  • 料理提供開始のタイミング

乾杯後すぐに料理提供や歓談に移る場合は、会場スタッフとの連携も重要です。

やってはいけない乾杯挨拶の進行

乾杯挨拶は短いからこそ、準備不足が目立ちます。

次のような進行ミスには注意しましょう。

当日急に依頼する

乾杯挨拶を当日急にお願いするのは避けましょう。

短い挨拶でも、公式な場での発声には準備が必要です。

特に来賓や取引先にお願いする場合は、事前依頼が基本です。

グラスが配られていない

乾杯の発声直前に、グラスが行き渡っていないと会場が混乱します。

司会が紹介に入る前に、会場スタッフとグラスの準備状況を確認しましょう。

乾杯者の肩書きを間違える

来賓や取引先を紹介する際、肩書きや会社名を間違えると失礼にあたります。

司会台本には正式名称、役職、氏名、ふりがなを入れておきましょう。

挨拶が長すぎる

乾杯挨拶が長すぎると、参加者がグラスを持ったまま待つ時間が長くなります。

依頼時に、1〜2分程度でお願いしたいことを伝えておきましょう。

祝辞と内容が重複する

来賓祝辞と乾杯挨拶の内容が重なると、参加者には長く感じられます。

祝辞をお願いする方と乾杯をお願いする方を分ける、または乾杯は短くするなど、役割を整理しましょう。

来賓順位と人選が合っていない

来賓が複数いる場合、誰に祝辞をお願いし、誰に乾杯をお願いし、誰に締めをお願いするかは慎重に決める必要があります。

席次や紹介順と大きく矛盾しないようにしましょう。

乾杯後の料理提供が止まる

乾杯後に料理や飲み物の提供が遅れると、会場の空気が止まってしまいます。

乾杯後すぐに歓談へ入れるよう、会場スタッフとタイミングを共有しておきましょう。

ノンアルコール・未成年対応を忘れる

全員がアルコールで乾杯できるとは限りません。

車で来場する方、未成年、アルコールを控える方への配慮として、ノンアルコールドリンクやソフトドリンクを用意しておきましょう。

乾杯挨拶チェックリスト

最後に、創立記念式典・周年式典で乾杯挨拶を準備する際のチェックリストをまとめます。

人選・依頼

  • 乾杯挨拶を誰に頼むか決めた
  • 代表挨拶・来賓祝辞・締めの挨拶との役割分担を整理した
  • 乾杯者に事前依頼した
  • 挨拶時間の目安を伝えた
  • 肩書き・氏名・読み方を確認した

台本・進行

  • 司会台本に乾杯者紹介文を入れた
  • グラス準備の案内文を入れた
  • 乾杯後の着席案内を入れた
  • 乾杯者の登壇導線を確認した
  • マイクの位置を確認した

会場・飲み物

  • グラスをいつ配るか決めた
  • 乾杯用ドリンクの種類を決めた
  • ノンアルコールドリンクを用意した
  • 来賓席・主賓席の飲み物を確認した
  • 会場スタッフと配膳タイミングを共有した

当日確認

  • 乾杯者の到着を確認した
  • 乾杯者へ当日の流れを説明した
  • グラスが全員に行き渡っているか確認した
  • 司会と会場スタッフで合図を決めた
  • 乾杯後の料理提供や歓談開始の流れを確認した

よくある質問

Q. 周年式典の乾杯挨拶は誰に頼むのがよいですか?

A. 社内中心の会であれば社長や役員、来賓や取引先を招く格式ある祝賀会であれば主賓や主要来賓、長年の関係を示したい場合は主要取引先にお願いすることがあります。代表挨拶や来賓祝辞との役割分担を考えて決めましょう。

Q. 乾杯挨拶の長さは何分くらいが適切ですか?

A. 基本は1〜2分程度です。長くても3分程度に収めるとよいでしょう。乾杯前は参加者がグラスを持って待っているため、祝辞のように長く話す必要はありません。

Q. 乾杯挨拶はいつ依頼すればよいですか?

A. できれば開催の1〜2か月前には依頼しておくと安心です。来賓や取引先にお願いする場合は、招待状送付や出席確認のタイミングに合わせて、早めに依頼しましょう。当日突然お願いするのは避けた方がよいです。

Q. 社長が代表挨拶と乾杯挨拶の両方をしてもよいですか?

A. 社内中心の小規模な会であれば問題ありません。ただし、代表挨拶と乾杯挨拶の内容が重複しないように注意しましょう。代表挨拶では周年への思いや方針を話し、乾杯挨拶は短く感謝を述べて発声する程度にするとよいです。

Q. 乾杯用のグラスはいつ配ればよいですか?

A. 祝賀会開始前に全席へセットしておくか、乾杯挨拶の直前までに配るのが基本です。グラスが行き渡っていない状態で乾杯に入ると進行が乱れるため、司会紹介の前に会場スタッフと準備状況を確認しましょう。

まとめ|乾杯挨拶は短くても式典進行を左右する大切な場面

創立記念式典や周年式典の乾杯挨拶は、短いプログラムですが、祝賀会や懇親会の空気を作る大切な役割があります。

誰に頼むか、何分話してもらうか、司会がどう紹介するか、グラスをいつ配るかを事前に決めておくことで、当日の進行はスムーズになります。

乾杯挨拶は、代表挨拶や来賓祝辞のように長く話す必要はありません。

周年へのお祝い、主催者への敬意、今後の発展を願う言葉を短くまとめ、気持ちよく乾杯につなげることが大切です。

また、来賓や取引先に乾杯をお願いする場合は、事前依頼、肩書き確認、挨拶時間の目安共有を忘れないようにしましょう。

グラス配布、ノンアルコール対応、会場スタッフとの連携まで整えておくことで、参加者全員が気持ちよく祝賀会に入れます。

乾杯挨拶を文例だけで済ませず、式典全体の流れの中で設計しておくことが、周年式典を落ち着いて進めるポイントです。

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周年式典では、代表挨拶や来賓祝辞だけでなく、乾杯挨拶、祝賀会の開始、グラス配布、懇親会の進行、記念撮影、映像上映まで含めた設計が大切です。

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周年式典を一度きりの行事で終わらせず、参加者にとって気持ちよく記憶に残る時間になるよう、一緒に整えていきましょう。

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