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周年記念事業の募金・寄付をどう集める?趣意書・特設サイト・動画・広報の作り方

周年記念事業では、記念式典、記念誌、記念動画、周年サイトなどとあわせて、募金・寄付プロジェクトが行われることがあります。

特に、大学、学校法人、病院、医療法人、財団、公益法人、文化施設などでは、創立100周年、開学100周年、開院100周年、設立50周年などの節目に、施設整備、教育研究、奨学金、医療機器、地域貢献、次世代育成を目的とした記念募金が実施されます。

周年記念募金は、単に「寄付をお願いします」と伝えるだけでは集まりにくいものです。

なぜ今寄付が必要なのか、何に使うのか、誰の未来につながるのか、どのように感謝を伝えるのかを、分かりやすく発信する必要があります。

そのためには、趣意書、募金パンフレット、寄付募集動画、特設Webサイト、OB・OGへの発信、芳名掲載、銘板、感謝状、進捗報告などを組み合わせた広報設計が大切です。

この記事では、周年記念事業の募金・寄付プロジェクトについて、税務や制度の専門解説ではなく、広報・クリエイティブ側の視点から、趣意書、パンフレット、動画、特設サイト、進捗発信の作り方を解説します。

周年記念募金・寄付プロジェクトとは

周年記念募金・寄付プロジェクトとは、創立、開学、開院、設立などの節目に合わせて行う寄付募集の取り組みです。

周年を機に、これまで支えてくれた卒業生、OB・OG、保護者、患者、地域住民、会員、関係企業、寄付者に向けて、次の時代に必要な事業への支援を呼びかけます。

創立・開学・開院・設立周年に合わせて行う

周年記念募金は、次のような節目で行われることが多くあります。

  • 大学の創立100周年
  • 学校法人の開学100周年
  • 病院の開院100周年
  • 医療法人の設立周年
  • 財団・公益法人の設立周年
  • 文化施設・美術館の開館周年
  • スポーツ団体・地域団体の創立周年

周年は、寄付を呼びかける理由を伝えやすいタイミングです。

過去への感謝と、未来への投資を同時に伝えられるからです。

施設整備・教育研究・医療・地域貢献に使われる

募金の使途は、団体の性質によって変わります。

  • 新校舎・新施設の整備
  • 図書館・講堂・アリーナの整備
  • 奨学金基金
  • 教育研究環境の充実
  • 医療機器の導入
  • 病院施設の整備
  • 地域医療・地域貢献事業
  • 文化活動・展示環境の整備
  • 次世代育成事業

寄付者は、「何に使われるのか」が分かるほど支援しやすくなります。

単なる資金集めではなく、未来への共感を集める広報プロジェクト

周年記念募金は、単なる資金集めではありません。

創立からの歩みを振り返り、現在の課題を共有し、これから実現したい未来に共感してもらう広報プロジェクトです。

そのため、金額や口数だけでなく、ストーリー、写真、動画、代表者メッセージ、利用者や学生の声、進捗発信が重要になります。

どのような団体で行われるか

周年記念募金は、さまざまな団体で実施されます。

特に、教育、医療、文化、公益性の高い分野では、周年事業と寄付募集が連動しやすくなります。

大学・学校法人

大学や学校法人では、創立100周年、開学100周年などの節目に、教育研究環境の整備、奨学金、施設整備を目的とした募金が行われます。

卒業生、保護者、教職員、企業、地域関係者に向けて、未来の学生のための支援を呼びかけます。

病院・医療法人

病院や医療法人では、開院周年や創立周年に合わせて、医療機器、施設整備、地域医療、研究、人材育成を目的とした寄付募集を行うことがあります。

患者や地域住民、医師会、OB・OG、関連大学、企業に向けて、地域医療を支える意義を伝えることが大切です。

病院・医療法人の周年記念事業については、こちらの記事も参考になります。

財団・公益法人・文化施設

財団、公益法人、美術館、文化施設、スポーツ団体などでも、周年を機に寄付を募ることがあります。

文化活動、研究活動、施設維持、次世代育成、地域貢献など、支援の目的を分かりやすく伝える必要があります。

商工会議所・協会・組合

商工会議所、協会、組合などの団体でも、周年事業に合わせて協賛金や寄付を募る場合があります。

会員や関係団体に向けて、式典、記念誌、記念動画、未来宣言などと連動して発信できます。

商工会議所・協会・組合の周年記念事業については、こちらの記事も参考になります。

募金・寄付で伝えるべきこと

周年記念募金で大切なのは、寄付を依頼する前に、必要な情報を分かりやすく伝えることです。

寄付者は、目的や使途、信頼性、感謝の形が分からないと支援しにくくなります。

なぜ今必要なのか

まず伝えるべきことは、「なぜ今、寄付が必要なのか」です。

周年だから募金するのではなく、次の時代に向けて必要な施設、教育、医療、研究、地域貢献があるから支援をお願いする、という流れにしましょう。

何に使うのか

使途はできるだけ具体的に示します。

  • 新施設の建設
  • 既存施設の改修
  • 奨学金基金
  • 医療機器の整備
  • 研究環境の充実
  • 学生・患者・利用者支援
  • 地域貢献事業

「教育研究の充実」だけでは抽象的です。

できる範囲で、どのような未来につながるのかを具体化しましょう。

目標金額と募集期間

募金では、目標金額と募集期間を明確に示します。

ただし、金額だけを大きく見せるのではなく、なぜその金額が必要なのかを説明することが重要です。

可能であれば、プロジェクト別の使途や内訳も示すと納得感が高まります。

寄付方法

寄付方法は分かりやすく案内しましょう。

  • Webフォーム
  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • 払込取扱票
  • 窓口受付
  • 法人寄付
  • 個人寄付

寄付したいと思った人が迷わないように、申し込み導線を簡潔にすることが大切です。

税制上の扱いへの案内

寄付では、税制上の扱いを案内する場合があります。

ただし、税務については個別条件によって異なるため、記事や広報物で断定しすぎないよう注意が必要です。

詳しい内容は、各団体の担当窓口、税理士、所轄機関、公式資料へ案内する形が安全です。

寄付者への感謝

寄付者への感謝をどう伝えるかも重要です。

  • 礼状
  • 感謝状
  • 芳名掲載
  • 銘板
  • 記念誌掲載
  • 式典での顕彰
  • 寄付報告書の送付

寄付者が「支援してよかった」と感じられる設計にしましょう。

進捗と報告

募金は、募集開始時だけでなく、途中経過と終了後の報告も大切です。

現在の寄付額、件数、達成率、使途報告、御礼記事を定期的に発信することで、信頼感が高まります。

趣意書の作り方

周年記念募金では、趣意書が重要な役割を持ちます。

趣意書は、寄付をお願いするための説明文であり、募金プロジェクトの考え方を伝える中心資料です。

趣意書に入れたい内容

  • 代表者挨拶
  • 創立・開学・開院からの歩み
  • 現在の課題
  • 未来ビジョン
  • 募金の目的
  • 寄付金の使途
  • 目標金額
  • 募集期間
  • 寄付方法
  • 顕彰・芳名掲載
  • 問い合わせ先

代表者挨拶で信頼を作る

趣意書の冒頭には、理事長、学長、院長、代表理事などの挨拶を入れることが多くあります。

形式的な挨拶だけでなく、なぜこの募金を行うのか、どのような未来を目指しているのかを、具体的に伝えましょう。

歩みと未来をつなげる

周年募金では、過去の歩みと未来の計画をつなげることが大切です。

創立からどのような歴史を重ねてきたのか。

これからどのような施設、教育、医療、研究、地域貢献を実現したいのか。

この流れが分かると、寄付の必要性が伝わりやすくなります。

使途を抽象的にしすぎない

「教育研究の充実」「地域貢献の推進」だけでは、寄付者が具体的なイメージを持ちにくい場合があります。

新施設、奨学金、医療機器、研究環境、学生支援など、できるだけ具体的に示しましょう。

固すぎる文章だけにしない

趣意書は正式な文書ですが、固すぎる文章だけでは読み進めにくくなります。

代表者の思い、学生や職員の声、利用者の未来、地域への貢献などを入れることで、読み手が共感しやすくなります。

募金パンフレットの作り方

募金パンフレットは、趣意書の内容を分かりやすく整理し、寄付者に手渡しできる資料です。

郵送、同窓会、式典、説明会、訪問時に使いやすい形にしましょう。

パンフレットに入れたい内容

  • 周年ロゴ・タイトル
  • 代表者メッセージ
  • 創立からの歩み
  • 募金の目的
  • 使途の説明
  • 完成イメージ・写真
  • 目標金額
  • 寄付方法
  • 寄付後の流れ
  • 顕彰・芳名掲載
  • よくある質問
  • 問い合わせ先
  • QRコード

写真と図解を使う

寄付の目的は、文章だけでなく写真や図解で伝えると分かりやすくなります。

現在の施設、課題になっている場所、整備後のイメージ、学生や職員の姿、地域での活動を写真で見せると、支援の意味が伝わりやすくなります。

寄付方法を迷わせない

パンフレットで重要なのは、寄付方法を分かりやすくすることです。

Webフォーム、振込、払込用紙、法人寄付、問い合わせ先を整理し、どの手順で寄付すればよいかを明確にしましょう。

QRコードでWebへ誘導する

紙のパンフレットには、寄付ページや特設サイトへのQRコードを入れましょう。

紙で思いを伝え、Webで申し込みや詳細確認につなげる設計にすると、寄付導線が作りやすくなります。

寄付募集動画の作り方

周年記念募金は、動画との相性が良いプロジェクトです。

施設整備の必要性、学生や職員の声、地域への貢献、未来の姿は、文章だけでは伝わりにくいことがあります。

動画にすることで、寄付が何につながるのかを直感的に伝えられます。

寄付募集動画に入れたい内容

  • 代表者メッセージ
  • 創立からの歩み
  • 現在の課題
  • 施設や設備の現状
  • 学生・職員・利用者の声
  • 寄付によって実現したい未来
  • 完成イメージ
  • OB・OGへの呼びかけ
  • 寄付方法の案内

代表者メッセージを入れる

寄付募集動画では、代表者の言葉が重要です。

理事長、学長、院長、代表者が、自らの言葉で募金の目的を伝えることで、プロジェクトへの信頼感が生まれます。

学生・職員・利用者の声を入れる

寄付が誰の未来につながるのかを伝えるには、実際に関わる人の声が有効です。

学生、教職員、医療スタッフ、利用者、卒業生、地域関係者の言葉を入れることで、寄付の意味が具体的になります。

3分版・30秒版を作る

寄付募集動画は、用途別に長さを分けると使いやすくなります。

動画の種類 長さの目安 使い方
本編動画 3〜5分 特設サイト、説明会、式典、同窓会で上映
短尺動画 30〜60秒 SNS、メール、Web広告、サイネージで活用
代表者メッセージ 1〜3分 寄付ページや同窓会向けに掲載
進捗報告動画 1〜2分 御礼、途中報告、完成報告に活用

周年動画の基本的な考え方については、こちらの記事も参考になります。

式典や同窓会でも上映できる構成にする

寄付募集動画は、Web掲載だけでなく、記念式典、同窓会、OB・OG会、説明会、学内イベントでも上映できます。

そのため、映像の冒頭でプロジェクトの趣旨がすぐ伝わる構成にしておくと使いやすくなります。

特設Webサイト・寄付ページの作り方

周年記念募金では、特設Webサイトや寄付ページが重要です。

パンフレットや動画を見た人が、詳細を確認し、寄付申し込みへ進む場所になるからです。

寄付ページに入れたい内容

  • 募金の趣旨
  • 代表者メッセージ
  • 募金概要
  • 使途
  • 目標金額
  • 募集期間
  • 現在の進捗
  • 寄付方法
  • 芳名掲載・顕彰
  • よくある質問
  • 寄付募集動画
  • お知らせ
  • 進捗報告
  • 問い合わせ先

寄付フォームへの導線を分かりやすくする

寄付ページでは、寄付フォームや申し込み方法への導線を分かりやすくしましょう。

「寄付する」「申し込み方法を見る」「資料を請求する」など、次に何をすればよいかが分かるボタンや案内を用意します。

進捗が見えるページにする

募金プロジェクトでは、進捗の見せ方が重要です。

目標金額、現在の寄付額、件数、達成率、年度別実績などを更新すると、取り組みが動いていることが伝わります。

ただし、更新が止まると逆に不安を与えることがあります。

更新頻度や担当者を決めておきましょう。

動画・パンフレット・FAQをまとめる

寄付ページには、動画、パンフレットPDF、趣意書、FAQをまとめておくと便利です。

郵送や口頭説明だけでは伝えきれない情報を、Webで補足できます。

周年サイトの基本的な考え方については、こちらの記事も参考になります。

OB・OG・卒業生への発信

大学、学校法人、病院、団体の周年募金では、OB・OGや卒業生への発信が重要になります。

過去に在籍していた人、学んだ人、働いた人、支えてきた人に、周年の意味を届ける必要があります。

同窓会・OB会と連携する

卒業生やOB・OGに届けるには、同窓会やOB会との連携が欠かせません。

会報、メール、郵送、同窓会イベント、記念式典、SNSを組み合わせて発信しましょう。

世代別にメッセージを変える

卒業生やOB・OGは、世代によって関心が違います。

若い世代にはSNSやWeb、現役世代にはメールや動画、年配世代には郵送や会報が届きやすい場合があります。

一つの媒体だけに頼らず、世代に合わせて伝え方を変えましょう。

思い出と未来をつなげる

OB・OGへの発信では、懐かしさだけでなく、未来への支援につなげることが大切です。

「自分が学んだ場所を、次の世代へ残す」「自分が働いた病院の未来を支える」という文脈を作ると、寄付の意味が伝わりやすくなります。

動画メッセージを活用する

代表者や卒業生、OB・OGからの動画メッセージを活用する方法もあります。

文章だけでは伝わりにくい思いや感謝を、映像で届けられます。

芳名掲載・銘板・感謝状の考え方

周年記念募金では、寄付者への感謝をどう形にするかも大切です。

芳名掲載、銘板、感謝状、記念誌掲載、式典での顕彰など、さまざまな方法があります。

主な顕彰方法

  • Web芳名録
  • 記念誌への掲載
  • 施設内銘板
  • 感謝状
  • 記念品
  • 式典での紹介
  • 寄付報告書への掲載

掲載同意を必ず確認する

芳名掲載では、個人名や法人名を公開することになります。

掲載を希望しない人もいるため、申し込み時に掲載可否を確認しましょう。

氏名、法人名、金額、所在地など、何を掲載するのかも明確にしておく必要があります。

金額別の扱いを決める

寄付額に応じて、感謝状、銘板、記念誌掲載、式典での顕彰を分ける場合があります。

金額別の扱いを設ける場合は、基準を分かりやすく示しましょう。

不公平感が出ないように、事前にルールを整理しておくことが大切です。

感謝を一度で終わらせない

寄付者への感謝は、受け取った時だけで終わらせないことが大切です。

進捗報告、完成報告、活用報告を届けることで、寄付がどのように役立ったのかを伝えられます。

目標金額と進捗の見せ方

周年記念募金では、目標金額と進捗の見せ方が重要です。

目標が大きいほど、なぜその金額が必要なのかを丁寧に説明する必要があります。

目標金額の根拠を示す

目標金額は、単に大きな数字を掲げるだけではなく、根拠を示しましょう。

  • 施設整備費
  • 設備導入費
  • 基金造成
  • 奨学金原資
  • 研究支援
  • 地域貢献事業

できる範囲で、使途別の内訳を示すと納得感が生まれます。

現在の寄付額・件数・達成率を見せる

進捗発信では、現在の寄付額、件数、達成率を分かりやすく示します。

数字を公開することで、取り組みの透明性が高まります。

ただし、更新頻度が低いと古い情報に見えてしまうため、定期的な更新が必要です。

年度別・期間別に報告する

長期の募金プロジェクトでは、年度別や期間別の報告も有効です。

「今年度の寄付実績」「累計額」「件数」「主な使途」をまとめると、支援の広がりが伝わります。

御礼記事を出す

一定の節目で、寄付者への御礼記事を出しましょう。

目標の一部達成、年度末、式典後、施設完成時など、感謝を伝えるタイミングを作ることが大切です。

広報・進捗発信の方法

周年記念募金は、募集開始時だけ発信して終わりではありません。

継続的に進捗を伝えることで、寄付者との関係を保ち、新たな支援にもつながります。

公式サイト・ニュースで発信する

公式サイトや周年特設ページでは、募金開始、進捗、御礼、使途報告、完成報告を掲載します。

情報が一箇所にまとまっていると、寄付を検討する人にも分かりやすくなります。

SNSで短く知らせる

SNSでは、長文よりも短く分かりやすい投稿が向いています。

寄付募集動画、学生や職員の声、施設整備の進捗、御礼メッセージなどを短く発信できます。

会報誌・メールマガジンで届ける

卒業生、OB・OG、会員、関係者には、会報誌やメールマガジンで定期的に発信しましょう。

Webを見ない層にも情報を届けるには、紙媒体や郵送も有効です。

プレスリリースを活用する

大きな周年募金、目標金額の発表、施設整備、記念式典、寄付実績の報告などは、プレスリリースで発信できる場合があります。

地域メディアや業界紙に向けて、募金の社会的意義を分かりやすく伝えましょう。

プレスリリースの基本的な考え方については、こちらの記事も参考になります。

イベント・式典で紹介する

記念式典、同窓会、OB・OG会、講演会、地域イベントで募金プロジェクトを紹介する方法もあります。

動画を上映したり、パンフレットを配布したり、代表者から直接呼びかけたりすることで、Webだけでは届かない層にも伝えられます。

周年募金で注意すべきこと

周年記念募金では、信頼を損なわないための注意点があります。

広報の見せ方だけでなく、使途、同意、更新、問い合わせ対応まで丁寧に設計しましょう。

税務を断定しない

寄付には税制上の扱いが関係することがあります。

ただし、個人、法人、団体の種別や制度によって扱いが異なるため、広報物で断定しすぎないようにしましょう。

必要に応じて、公式資料、専門家、担当窓口へ案内する形にします。

使途を曖昧にしない

寄付者は、支援したお金が何に使われるのかを知りたいと考えます。

「記念事業に活用します」だけでは曖昧です。

施設整備、奨学金、医療機器、研究、地域貢献など、できるだけ具体的に示しましょう。

目標だけを大きく見せない

大きな目標金額は、プロジェクトの規模を伝える一方で、根拠が見えないと遠い話に見えることがあります。

目標金額の背景や使途別の説明を加えることが大切です。

更新が止まる

寄付ページや特設サイトの更新が止まると、プロジェクトが動いていないように見えることがあります。

進捗報告、御礼、イベント報告、完成報告など、更新計画を作っておきましょう。

寄付者への御礼が弱い

寄付者への御礼が形式的すぎると、支援した実感が薄くなります。

礼状、感謝状、芳名掲載、進捗報告、完成報告などを通じて、感謝を継続的に伝えましょう。

芳名掲載の同意不足

芳名掲載や銘板では、個人名や法人名を公開することになります。

掲載可否を確認せずに公表しないよう注意しましょう。

問い合わせ先が分かりにくい

寄付を検討する人が質問しやすいように、問い合わせ先を明確にします。

電話、メール、担当部署、受付時間、資料請求フォームなどを分かりやすく掲載しましょう。

進捗報告がない

寄付を受けた後、使途や成果が報告されないと、信頼が下がることがあります。

寄付金がどのように使われ、何が実現したのかを、写真や動画、記事で報告しましょう。

あわせて確認したい関連記事

周年記念募金・寄付プロジェクトは、周年事業全体、病院周年、団体周年、記念動画、周年サイト、記念誌、資料保存、リブランディング、メディア対応と組み合わせて考えると進めやすくなります。準備段階では、以下の記事もあわせて確認しておくと安心です。

周年記念募金・寄付プロジェクトのチェックリスト

最後に、周年記念募金・寄付プロジェクトを準備するときのチェックリストをまとめます。

基本方針

  • 募金・寄付を行う目的を決めた
  • 何周年の記念事業かを明確にした
  • 寄付金の使途を整理した
  • 目標金額を決めた
  • 募集期間を決めた
  • 対象者を整理した
  • 税務・制度面の確認先を整理した

趣意書・パンフレット

  • 代表者挨拶を準備した
  • 創立からの歩みを整理した
  • 現在の課題を説明した
  • 未来ビジョンを示した
  • 使途を具体的に書いた
  • 寄付方法を分かりやすくした
  • QRコードや問い合わせ先を入れた

動画・Web

  • 寄付募集動画を作るか決めた
  • 代表者メッセージを撮影するか決めた
  • 学生・職員・利用者の声を入れるか決めた
  • 特設Webサイトを作るか決めた
  • 寄付フォームへの導線を確認した
  • FAQを用意した
  • 進捗報告の更新体制を決めた

OB・OG・関係者への発信

  • 同窓会・OB会との連携を確認した
  • 会報誌やメールでの発信を準備した
  • 郵送資料を用意した
  • SNSでの発信計画を作った
  • 式典やイベントで紹介する方法を決めた
  • 世代別の発信方法を検討した

顕彰・御礼

  • 芳名掲載の有無を決めた
  • 掲載同意の確認方法を決めた
  • 銘板を作るか決めた
  • 感謝状を用意するか決めた
  • 金額別の顕彰基準を整理した
  • 御礼記事や報告書の発信を決めた

進捗・報告

  • 現在の寄付額を公開するか決めた
  • 寄付件数を公開するか決めた
  • 達成率の見せ方を決めた
  • 年度別報告を行うか決めた
  • 完成報告・使途報告の方法を決めた
  • 寄付者への継続的な御礼方法を決めた

よくある質問

Q. 周年記念募金では、まず何を準備すべきですか?

A. まずは、募金の目的、使途、目標金額、募集期間、対象者、寄付方法を整理しましょう。そのうえで、趣意書、パンフレット、特設Webサイト、寄付募集動画、進捗発信の計画を作ると進めやすくなります。

Q. 趣意書には何を書けばよいですか?

A. 代表者挨拶、創立からの歩み、現在の課題、未来ビジョン、募金の目的、使途、目標金額、募集期間、寄付方法、顕彰・芳名掲載、問い合わせ先を入れると基本構成になります。形式的な文章だけでなく、なぜ支援が必要なのかを分かりやすく伝えることが大切です。

Q. 寄付募集動画は必要ですか?

A. 必須ではありませんが、作る価値は高いです。代表者メッセージ、学生・職員・利用者の声、施設や設備の現状、寄付によって実現したい未来を映像で伝えることで、寄付の意味が伝わりやすくなります。式典、同窓会、Web、SNSでも活用できます。

Q. 芳名掲載では何に注意すべきですか?

A. 個人名や法人名を公開するため、掲載同意を必ず確認しましょう。氏名、法人名、金額、所在地など、何を掲載するのかも明確にしておく必要があります。掲載を希望しない寄付者への配慮も大切です。

Q. 募金の進捗は公開した方がよいですか?

A. 公開できる場合は、現在の寄付額、件数、達成率、年度別実績を発信すると信頼感が高まります。ただし、更新が止まると古い情報に見えるため、更新頻度や担当者を決めておくことが大切です。

まとめ|周年記念募金は、未来への共感を集める広報プロジェクト

周年記念事業の募金・寄付プロジェクトは、単に資金を集める取り組みではありません。

創立、開学、開院、設立の歩みを振り返り、現在の課題を共有し、次の時代に必要な施設、教育、医療、研究、地域貢献への共感を集める広報プロジェクトです。

そのためには、趣意書、募金パンフレット、寄付募集動画、特設Webサイト、OB・OGへの発信、芳名掲載、銘板、感謝状、進捗報告を一体で設計することが大切です。

特に、寄付募集動画や特設サイトは、寄付の目的や未来像を分かりやすく伝えるうえで効果的です。

また、募金開始時だけでなく、途中経過、御礼、完成報告、使途報告まで発信することで、寄付者との信頼関係を築けます。

周年記念募金は、過去への感謝と未来への投資をつなぐ取り組みです。

制度や税務だけでなく、なぜ必要なのか、誰の未来につながるのかを、言葉・写真・動画・Webで丁寧に伝えていきましょう。

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トビガスマルでは、岡山県新見市を拠点に、周年式典、周年動画、記念映像、周年サイト、記念誌、プレスリリースなど、周年事業の企画と発信をサポートしています。

周年記念募金では、制度や税務だけでなく、寄付の目的をどう伝えるか、趣意書やパンフレットをどう見せるか、動画やWebでどう共感を作るかが重要です。

  • 周年記念募金の趣意書やパンフレットを分かりやすくしたい
  • 寄付募集動画を制作したい
  • 特設サイトや寄付ページを整えたい
  • OB・OGや卒業生に届く発信を作りたい
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そのような段階からご相談いただけます。

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